月夜の美人


 

2016年3月11日 (金曜日)

 

月夜の美人

 


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デンマンさん。。。 どういうわけで“月夜の美人”を持ち出してきたのですか?


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あのねぇ~、夕べ久しぶりに谷崎潤一郎の『刺青(しせい)』を読んだのですよ。。。 小百合さんも読んだことがあるでしょう?

いいえ、私は入墨が嫌いなので、喰わず嫌いで『刺青』をまだ読んだことがないのですわ。。。

この作品は谷崎の処女作なのですよ。。。 けっこう有名です。。。 1966年に映画にもなったのですよ。


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あらっ。。。 なんだか ヤ~らしい映画ですわねぇ~。。。 もしかして成人映画ではないのですか?

いや。。。 日本を代表する作家の作品が原作ですからねぇ。。。 けっしてアダルト映画ではありません。。。 でもねぇ~、上の映画で見るよりも原作を読んだ方がよっぽど素晴らしさが解りますよ。

デンマンさんは映画を観なかったのですか?

あのねぇ~、上の映画は原作の素晴らしさを伝えてないのですよ。

あらっ。。。 その原作の素晴らしいところってぇ、どういうところなのですか?

小百合さんのために、ちょっとだけ書き出しますから読んでみてください。

刺青


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清吉(せいきち)という若い刺青師(ほりものし)の腕ききがいた。
刺青会(ほりものかい)で好評を博す刺青の多くは彼の手になるものであった。
元浮世絵師の渡世をしていただけに、刺青師に堕落してからの清吉にもさすがに画工らしい良心と鋭敏さとが残っていた。

 (中略)

彼の年来の宿願は、光輝ある美女の肌を得て、それへ己の魂を刺(ほ)り込むことであった。
その女の素質と容貌にはいろいろの注文があった。

ただ美しい顔、美しい肌のみでは満足できなかった。
まだ見ぬ人の姿かたちを心に描き、3,4年は空しく憧れながらも彼はなおその願いを捨てずにいた。

ちょうど4年目の夏のとある夕べ、深川の料理屋平清(ひらせい)の前を通りかかったとき、彼はふと門口に待っている駕籠(かご)の簾(すだれ)の陰から、真っ白な女の素足のこぼれているのに気がついた。
鋭い彼の目には、人間の足はその顔と同じように複雑な表情をもって映った。

その女の足は、彼にとっては尊い肉の宝玉であった。


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親指から起こって小指に終わる繊細な五本の指の整い方、江ノ島の海辺で獲れる薄紅色の貝にも劣らぬ爪の色合い、珠(たま)のような踵(きびす)のまる味、清冽(せいれつ)な岩間の水が絶えず足下を洗うかと疑われる皮膚の潤沢(じゅんたく)。

この足を持つ女こそは、彼が長年たずねあぐんだ、女の中の女であろうと思われた。
清吉は躍り立つ胸をおさえて、その人の顔が見たさに駕籠のあとを追いかけたが、二、三町行くと、もうその影は見えなかった。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


谷崎潤一郎・作 『刺青』より

駕籠の簾から女の足がこぼれているのを見て、清吉はこれぞ自分の求めていた女だと確信したのですわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。

つまり、清吉はフット・フェティッシュなのですわねぇ~。。。 要するに、美しい女の足に異常なまでの魅力を感じてしまう。。。 上の文章を読むと、女の足の表現が異常なまでに細やかに、そして情熱的に書いてありますわァ~。

小百合さんは、そんな風に感じるのですか?

だってぇ、上の文章を読めば、そうとしか考えられないではありませんかァ~! それで、清吉は その女性と会うことができたのですか?

出会わないと物語になりませんからね。。。 次のような出会いがあるのですよ。

清吉の憧れの心地が、激しい恋に変わってその年も暮れ、5年目の春も半ば老い込んだある日の朝であった。

清吉のなじみの辰巳芸伎(たつみはおり)から使いがよこされた。
使いの娘は、近々に私の妹分としてお座敷へ出るが、私のことも忘れずに、この娘も引き立ててやってくれと認(したた)めてある手紙を渡した。

清吉はしげしげと娘の姿を見守った。
年のころは16か7かと思われたが、その娘の顔は、不思議にも長い年月を色里に暮らして、何十人の男の魂をもてあそんだ年増のようにものすごく整っていた。


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それは国中の罪と財(たから)との流れ込む都の中で、何十年の昔から生き代わり死に代わったみめ麗しい多くの男女の夢の数々から生まれ出るべき器量であった。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


谷崎潤一郎・作 『刺青』より

あらっ。。。 なんだか すごく魅力的な女性の写真ですわねぇ~。。。 デンマンさんも、このような女性が好みなのですかァ~?

いや。。。 僕はどちらかと言えば、純日本的な女性よりも ギリシャ女神のようなタイプがいいのですよ。 うへへへへへへ。。。

分かります。。。 分かります。。。 ジューンさんのような方がいいのですわねぇ~。。。


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こういう時にジューンさんの写真を持ち出さないでくださいよ。。。 せっかく、ネット市民の皆様と日本的な情緒に浸っているのに、日本的な雰囲気がぶち壊されてしまうでしょう!

だってぇ~、デンマンさんが「純日本的な女性よりも ギリシャ女神のようなタイプがいい」と、言うから気を利かせてジューンさんの写真を持ち出してきたのですわ。

とにかく、今日はジューンさんの出番じゃないのですよ。

。。。で、どう言うわけで“月夜の美人”と“刺青”が関係あるのですか?

ちょっと次の対話を読んでみて下さい。

山の家と露天風呂


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小百合さんが書いているように“山の家”は、人里離れた山深い所にあるようです。


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やっぱり冬は寒いのでござ~♪~ましょうか?

行田とそれ程変わらないと思うけれど、山深い所にあるようですからね。だから、冬になると小百合さんが書いているように“久しぶりの山は家の中が寒く冷蔵庫のようです”。。。と言う事になるのでしょうね。

それにしても欅の木を切り出してマキにするのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんには無理でしょうねぇ~?

あたくしだって。。。、あたくしだってぇ~、やれ!と言われればやりますわよゥ。


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小百合さんは、やれ!と言われずに、自ら進んでやっているのですよ。山で欅を切り出して軽トラックの荷台に積んで、このような山道を2往復する訳ですよ。僕は思うのだけれど、小百合さんは、もう10年以上も前からLOHAS的な生活に馴染んでいたようですよ。LOHASが流行語になってから始めた生活ではないのですよね。しかも、軽トラック2台分も欅の木を女手一つで切り出すのですからね。そうやって、トラックの荷台に積んで、上のような山道を運転して“山の家”に運ぶ訳ですよ。だから、車は絶対に必要になりますよね。

それで、マキをくべる生活でござ~♪~ますか?


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だから、当然、僕は上のような情景を想い浮かべるのですよ。うへへへへ。。。

いやですわあああぁ~。。。また、小百合さんにおばさんパンツを穿かせて暖炉の前に立たせたのですかア~?

こうしてみると。。。なんですねぇ~。。。結構、ロマンチックですよねぇ~? 

デンマンさんがコラージュしてでっち上げた写真を元に妄想しているだけですわあああぁ~

いや、妄想ではありませんよ。マキを暖炉にくべるだけではなくて風呂もマキで沸かすようですよ。

ホントでござ~♪~ますか?

何しろ小百合さんの山の家の風呂は露天ですよ。マキで沸かすより他にないでしょう?

それで。。。それで。。。小百合さんはその露天に裸ではいるのでござ~♪~ますかア?


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あのねぇ~、卑弥子さん。。。、そのような分かりきったことを尋ねないでくださいよゥ。露天だからって服を着たまま入る女性は居ませんよ。

でも、最近は“湯あみ着”と言うムームーのようなモノができているのでござ~♪~ますわ。そういうモノを身につけて混浴の露天風呂に入る女性が多くなったのでござ~♪~ますわよ。

でも、小百合さんは一糸もまとわず全裸ではいるのですよ。

どうして。。。、どうして、デンマンさんはご存知なんですの?

僕は直接、小百合さんに聞いたのですよ。夜は全く風呂の周りには囲いをしないそうですよ。

それで昼間は。。。?

誰か人の気配がするような時には“よしず”で囲うことがあるという事です。でもねぇ、ほとんど人がやって来ないそうです。

でも、もしデンマンさんのように覗きに来る人が居たらどうするのでござ~♪~ますか?

やだなあああぁ~。。。まるで僕が卑弥子さんが風呂に入るのを覗いているような言い方ではないですか?

。。。んで、デンマンさん以外で覗きに来る人が居たらばどうするのですか?

だから上の小百合さんのメールの中に愛犬ゴンと書いてあるでしょう?


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この愛犬がすごいのでござ~♪~ますか?

そうなんですよ。これが土佐犬で熊のようにでかい犬なんですよ。小百合さんの愛犬のゴンが覗きに来るエロい愚か者を退治してくれるそうです。

じゃあ。。。デンマンさんでも覗きに行く気がしなくなるのでござ~♪~ますわねぇ。。。うふふふふ。。。

【デンマンの独り言】

あのねぇ、僕には不思議な才能があるのですよ。
どのようにすごい土佐犬でもブルドッグでも、
僕が笑顔を見せて近づいてゆくと、
どういうわけか狂ったように吠えていた犬も泣き止んでしまうのですよ。

そうして、僕が頭をなでると、
クーンと可愛らしく泣いて僕の手を舐め始めるのですよ。
うしししし。。。

だから、小百合さんが風呂に入っている時に、
僕が小百合さんのヌードを鑑賞しようと露天風呂に近づいても
愛犬のゴンは僕に吠えないのですよう。

でも、この事は卑弥子さんの前では言いません。
言ったら、必ず小百合さんにメールを書いて僕に気をつけろ!と書くのですよ。
だから、あなたも、卑弥子さんには告げ口しないでくださいね。

あなたと僕の秘密ですよ。
うしししし。。。


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『ニューヨークの混浴露天風呂』より
 (2008年5月22日)

卑弥子さんとデンマンさんが対話している中には、“月夜の美人”と“刺青”が関係あるということは全く出てこないではありませんかァ!

確かに、僕と卑弥子さんの対話の中には“刺青”は出てきません。。。 でもねぇ~、見れば分かるように“月夜の美人”が出ているでしょう!


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これは私が山の家の露天風呂に入っているところですか?

そうですよ。。。 小百合さんが月夜の晩に 気分良く露天風呂に浸(つか)かっているところですよ。

でも、私は“刺青”などしていませんわァ~。

あのねぇ~、どうして僕が谷崎潤一郎の『刺青』を持ち出してきたのか?。。。 それには深いわけがあるのですよ。。。 ちょっと次の対話を読んでみてください。

長恨歌の魅惑

英文法の先生で、とてもユニークな先生が居ましたよ。ユニークと言っても、このエピソードがあったから、僕はこの先生がユニークだと思うようになったのですよう。寺田先生と呼ぶ事にします。僕は名前を忘れてしまったのですよ。思い出せません。まだ入学して日の浅い頃でした。春から夏になる頃の話です。

その寺田先生は女性でござ~♪~ますか?

もちろん、男の先生ですよ。女性の先生は一人も居ませんでした。当時、埼玉県の有名校は別学だったのですよ。熊校(県立熊谷高校)は男子校でした。

その先生は、どのような感じの先生でござ~♪~ますか?

山岳部の顧問をしている先生でした。また、油絵を描くのが趣味でしたよ。どちらかと言えば寺田先生は、あまりパッとしない先生なのですよ。40代だったでしょうか。。。山岳部の顧問と言う響きから山男か?というと、そういう印象でもない。がさつな感じでもない。そうかと言って繊細で洗練されている印象でもない。ざっくばらんで自然体、と言う感じでしたね。

。。。んで、どのような事があったのでござ~♪~ますか?

いつものように、とりわけ変わった事もなく授業は進んでいったのですよ。僕は、寺田先生の教え方がうまいと思った事もなく、とりわけ魅力的な授業をする先生だ、と思ったこともない。いわば、いつもどおりにマンネリ化した、興味のあまり感じられない授業を進めていましたよ。

それで。。。?

ふと、先生は窓の外に眼をやったのですよ。当時の校舎は木造で、僕のクラスは学校で最も古い昭和の初期に建てられた木造平屋の教室だったのですよ。寺田先生は、しばらく黙って外を見ていた。生徒の幾人かは、オヤっと思って先生の目線の行き着くところを見定めるような風でした。でも、ほとんどの生徒は無関心に教科書を見たりノートに落書きをしているようでした。僕は先生が何を見ているのだろか?と思って窓の外を見たのだけれど、僕の座席からでは窓の外の風景は垣根と空だけしか見えない。

それで。。。?

先生は、感極まったように言ったものですよ。

“う~ん。。いい尻をしているなあぁ~”

つまり、先生は窓の外を通る女性を眺めていたのですか?

そうですよ。生垣(いけがき)の向こうは砂利道になっていて、そこを女性が歩いてゆくのが見えたのでしょうね。僕の座席からでは人が通る様子は全く見えないのですよ。先生は窓辺に立っていたから見えたのでしょう。

それで。。。?

“オイ、いいケツだとよォ~” クスクスっと笑って、僕の後ろに居た原島君などは、ポルノ雑誌を見たようなエロい笑いをもらしながら、僕の背中を小突(こづ)いたものですよ。教室の、そこここで、くすくす笑いが起こりました。先生も皆に聞こえるような声を出した事に初めて気づいたかのようにニヤニヤしながら、教壇の方に歩いてゆきました。

デンマンさんは、どう思ったのでござ~♪~ますか?

女性の尻を見て、その素晴しさに感極まるような感嘆を漏らす人が僕以外にもやっぱり居るものだ、と僕は半ば同志に巡り会ったような気持ちでしたよ。

つまり、高校1年生のデンマンさんは、すでに女性のお尻を見て“う~~ん。。。いい尻をしているなあぁ~。。。”と、感嘆したことがあったのでござ~♪~ますか?

ありましたよ。声には出さなかったけれど、まさに声に出てしまうほど感嘆したことが何度もありましたよ。

。。。んで、そのように感嘆してしまう素晴しいお尻って、一体、どのようなお尻なのでござ~♪~ますか?

これは個人、個人によってだいぶ違うと思うのですよゥ。美意識の問題ですからねぇ。でも、卑弥子さんが僕にマジで尋ねるのならば、僕はシャロンさんの次の写真を見せる他に思い浮かびませんよう。


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うふふふふ。。。このようなお尻が素晴しいのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんは、同性として何か感じるものはないのですか?

確かにシャロンさんは、きれいな方だとは思いますわ。でも、特にお尻に魅力を感じる事はござ~♪~ませんわ。

そうですかぁ~。。。でも、着こなしがセクシーだとか。。。そのように思うことはありませんか?

う~♪~ん。。。確かに、着こなしが洗練されていると思いますわ。でも、芸能人の写真を見るようで、身近な美しさを感じませんわ。

なるほどねぇ~。。。そういうものですかぁ~。。。確かに人体の一部に感じる魅力は人によって違うのでしょうね。寺田先生も、クスクス笑う生徒を見て次のように言ったものですよ。

“まだ、君らには分からないかもしれないなぁ~”

「いえ、先生、僕には分かりますよ」 僕は手を上げて寺田先生に、そう言いたい衝動に駆られたものですよう。

そのようなエピソードがあったので、デンマンさんは寺田先生がユニークだと思うようになったのでござ~♪~ますか?

そうですよ。思っていても、なかなか生徒の前で口に出せるものではないですよ。それを自然体で感嘆し、自然に口に出す。凡人には、なかなかできない事だと僕はその時に思ったものですよ。考えてみたら、寺田先生は油絵をやりましたからね、当然デッサンなどで女性のヌードを描いていたと思うのですよ。

つまり、生垣の外を歩く女性を、寺田先生はヌードをデッサンするような目で眺めていたと。。。デンマンさんは、そう思うのでござ~♪~ますか?


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そうですよ、常日頃から美術的に女性の美しさを見出そうとしているような習慣ができていない限り、授業中に窓から見えた女性の尻の美しさに感嘆できる人はまず居ないですよ。しかも、生徒の前で、自然に感嘆の言葉を漏らすのですからね。

その事がデンマンさんには、とっても感動的だったのでござ~♪~ますか?

そうですよ。ちょうど女性の美しさの話題が出たので、僕はもう一つ心に残るエピソードを思い出しましたよ。

また、女性のお尻でござ~♪~ますか?

いや、今度のエピソードは女性の体の一部ではありませんよ。歴史的に超有名な美人の話ですよ。

クレオパトラでござ~♪~ますか?

いや、中国の楊貴妃ですよ。このエピソードは、高校1年生の時の漢文の先生のことです。名前がどうしても思い出せません。仮に大島先生としましょう。当時50才を越していたと思うのですよ。校長先生にしても可笑しくないような貫禄のある先生でした。小柄な先生でしたが、威厳があって、どこと無く近寄りがたいオーラを感じたものですよ。

つまり、あまり親しみを感じるようなお人柄ではなかったのでござ~♪~ますわね?

そうです。見た目は怖い感じでしたよ。でも、大島先生は教え方が実にうまかった。これほど情熱を込めて教える先生を僕は見たことがありませんでしたよ。

デンマンさんは、何をそれほどまでに感動したのでござ~♪~ますか?

大島先生の『長恨歌』の授業ですよ。今でも一週間前の出来事のように鮮明に思い浮かべる事ができますよ。

どう言う所がそれ程素晴しかったのでござ~♪~ますか?

この先生自身が、若い頃『長恨歌』の授業に感銘を受けて漢文の先生になろうと決めた、と言うのですよ。 だから、とりわけ『長恨歌』には思い入れがあったのでしょうね。 実際、素晴しい授業でしたよ。 僕も引き込まれるように、この先生の熱のこもった説明に魅了されたものでした。 まるで人間国宝級の講談師が講釈をしているような熱の入れ方なのですよ。 卑弥子さんも『長恨歌』を知っているでしょう?

もちろん、名前だけは知っておりますわ。 でも、あたくしの専門は平安時代の源氏物語でござ~♪~ますから、中国文学はイマイチでござ~♪~ますわ。 おほほほほ。。。


『武蔵と卑弥子さん』より
(2009年6月20日)

つまり、大島先生の熱のこもった『長恨歌』を聴いて、デンマンさんは高校時代に感銘を受けたのですか?

そうですよ。。。

いったい『長恨歌』のどこにそれほどの感銘を受けたのですか?

次の部分ですよ。

デンマンの気に入った箇所


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漢皇重色思傾國、御宇多年求不得
楊家有女初長成、養在深閨人未識
天生麗質難自棄、一朝選在君王側
回眸一笑百媚生、六宮粉黛無顏色
春寒賜浴華清池、温泉水滑洗凝脂
侍兒扶起嬌無力、始是新承恩澤時
雲鬢花顏金歩搖、芙蓉帳暖度春宵
春宵苦短日高起、從此君王不早朝
承歡侍宴無閒暇、春從春遊夜專夜
後宮佳麗三千人、三千寵愛在一身


漢の皇帝は美女を得たいと望んでいた。
しかし長年の治世の間に求めても得ることができなかった。

楊家の娘はようやく一人前になるころである。
深窓の令嬢として大切に育てられ、周囲には知られていなかった。

天性の美は自然と捨て置かれず、
ある日選ばれて王の側に上がった。

視線をめぐらせて微笑めば百の媚態が生まれる。
これには後宮の美女の化粧顔も色あせて見えるほどだ。

春まだ寒いころ、華清池の温泉を賜った。
温泉の水は滑らかに白い肌を洗う。


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侍女が助け起こすとなよやかで力ない。
こうして晴れて皇帝の寵愛を受けたのであった。

やわらかな髪、花のような顔、歩みにつれて金のかんざしが揺れる。
芙蓉模様のとばりは暖かく、春の宵を過ごす。

春の宵はあまりに短く、日が高くなって起き出す。
これより王は早朝の執政を止めてしまった。

王の意を受けて宴に侍って途切れる暇もない。
春には春の遊びに従い、夜は夜で王の側に一人で侍る。

後宮には三千人の美女がいたが、
三千人分の寵愛をいまや一身に受けている。


出典: 「長恨歌」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

楊貴妃が華清池の温泉に入る様子を なんとも魅惑的に 大島先生は目に見えるように語ったのですよ。。。 僕も、なんだかワクワクしながら聴いたものです。

それでデンマンさんも、いつか必ずや楊貴妃のような女性が温泉に入るのを見てみたいと心に決めたのですか?

そうですよ。。。 それはちょうど『刺青』の清吉がこの足を持つ女こそは、長年たずねあぐんだ、女の中の女であろうと心に決めたようなものですよ。

つまり、翌年 デンマンさんが山の家を訪れた時に、私が月夜の晩に露天風呂に入っていたのを覗き見ていたのですか?

いや。。。 僕は別に覗き見たわけではないのですよ。。。 小百合さんの愛犬のゴンが“ク~ン、ク~ン”という妙な泣き方をしていたので、どうしたのかな?と思って見ると、小百合さんが露天風呂に入っているのをじっと見つめるようにして泣いていたのですよ。。。 それで僕も居間のガラス戸を開けて、ゴンのそばによって露天風呂の方に目をやると、小百合さんが洗い場に出て手桶から体に上がり湯をかけているところだった。


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僕とゴンはその姿に しばらく呆気(あっけ)にとられたように見とれていたものですよ。

あらっ。。。 そんなことがあったのですか?。。。 全く気づきませんでしたわァ~。。。 つまり、この事を言うために、わざわざ谷崎潤一郎の『刺青』を持ち出してきたのですか?

いや。。。 そればかりではありません。。。 次のリストを見てください。


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これは僕の Denman Blog の 3月11日までの1年間の「人気記事リスト」なのですよ。。。 赤枠で囲んだ記事に注目してください。。。 個別の記事では 小百合さんが登場する『40代女性のヌード』が 2番目によく読まれているのですよ。


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『床上手な女の7つの見分け方』



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『40代女性のヌード』

分かるでしょう?。。。 ネット市民の皆様の中にも、小百合さんの姿に 華清池の温泉に入る楊貴妃の姿を偲ぶ人たちがいるのですよ。

それは、デンマンさんが、そう思い込んでいるだけですわァ~。。。


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたは どう思いますか?

小百合さんの姿に、華清池の温泉に入る楊貴妃の姿を偲ぶ人たちがいる、と思いますかァ~?

確かに、『40代女性のヌード』は たくさんのネット市民の皆様に読まれているようですわ。

でも、あたくしの おヌードもたくさんの人たちに人気が出ているのでござ~ますわァ。

あなたは信じられないでしょう?

ちょっと次のお写真を見てくださいまし。。。


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どうでござ~ますかァ?
毎日ジムに通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわ。

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、
最後には上のようなおヌードになるのですわよう。
信じてくださいましなァ~。。。

ところで、小百合さんがどうして「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)

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