セレブの小百合さん


 
2010年11月14日 (日曜日)
 
 
セレブの小百合さん
 
 
不自遊空間
 
 

Subj:小百合さん、おはよう!

栃木の田舎も紅葉が盛りだろうね。

きゃはははは…

From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date:Wed, Nov 10, 2010 2:29 pm
Pacific Standard Time
日本時間:11月11日(木)午前7時29分

 

千代田町のインドカレーに旧吹上町のインドカレー。
小百合さんがカレーにハマっていたとは。。。?!
振り返れば栃木の「山の家」で僕の創作カレー(ラヴィオリカレー)を作ったことがあったよ!
あれは、もう2年前だね。
8Kg $5.99(500円)のロング・グレインの米をバンクーバーからわざわざ持って行ったものでした。
タイ米に似ているといって「旨いわ。カレーにすごく合うわね」と小百合さんは言ってた。食べ慣れた僕にとって、それ程旨いとは思わなかったけれど。。。

僕がわざわざ作ったので社交辞令かと思っていたけれど今年の10月に帰省した時に2度もインドカレーを食べたことを思えば、あの時のラヴィオリカレーを小百合さんはマジで旨いと思って食べたんだね。
きゃはははは。。。。

思い出を食べる軽井沢タリアセン夫人と食べたインドカレー。
あのでかい“ナン”を懐かしく思い出しています。

ところで旧吹上町の「印度市場」で昼食に印度カレーを食べる前に待ち合わせたインターネットカフェ「自遊空間」ではゴタゴタがあったのですよ!
あの店は全国展開しているネットカフェのチェーン店だという。
本社は東京にあるそうだ。
北海道にも同じ名前の店があるとか。。。
そもそも、この店を見つけたのはJR北鴻巣駅の近くに住んでいる叔母の家へ自転車をこいで行ったときだった。
県道ルート66から左に折れて国道17号をのんびりとこいで行ったら「印度市場」を左に見てから5分程こいだ所に4階建ての薄水色のビルが左側に建っていた。
国道に面しているビルの壁には“インターネット24時間”と書いてある。
しかし、“会員制”とは書いてない。

これまで、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロスアンゼルス、バンクーバー、上海、香港、。。。とネットカフェでパソコンを使ってきたけれど会員制のネットカフェなんて一つもお目にかからなかった。
だから、日本でも、会員などにならずにすぐに使えるものだと思った。
でも、残念ながら、そうではなかった。

自動車免許証も持たずに家を出たので身分証明書になるものがない。
実家に取りに戻ったら往復で一時間もかかる。
フロントの女の子に話しても埒(らち)が開かないので店長と話したいと言ったら、店長は店に居ない。
電話で呼び出してもらって、かなり執拗に説明したのだけれど店長は「規則だから会員手続きをしなければ使えません」と言う。

前日、小百合さんに電話して待ち合わせ場所に指定したものだから仕方なく、もう一度実家に戻ってパスポートと免許証を持参した。
合計2時間のロスタイム!

「栃木県からやって来られた藤島小百合さんですか?」
フロントの係員が初対面の小百合さんに向かって丁重に尋ねたのには、そのような経緯があったのですよ。
小百合さんに会費200円と最初の30分利用料金280円、合計480円を払わせるのは迷惑をかけるし、無駄なことだと思い事情を話して、小百合さんが来たら僕のブースまで係員に呼びに来てもらったのでした。

「どうして私のことを知っていたのかしら?」
午前中にやって来るお客は2,3人だったから小百合さんを見分けるのに時間がかからなかったのですよう。
それに小百合さんの容姿や容貌などを話していましたからね。。。
きゃはははは。。。

ところで、このメールは、今、バンクーバー市立図書館の無料のパソコンで書いてます。
無料で一日2時間まで使うことができます。
でも、記事を投稿するには不十分。
帰宅してからウェストエンドのコミュニティ・センターの分館で、もう一時間使えるように予約したばかりです。

小百合さんのパソコンはダウンして使えないんだったね。
最近、日本でも図書館で無料でネットを使えるようだから時間があるときにメールボックスを覗いてみてね。
じゃあね。

デンマンさん。。。 どうして「自遊空間」でパソコンを使う気になったのですか?

あのねぇ、話せば長くなるのですよ。

長いお話を手短に話してくださいな。

分かりました。まずねぇ、僕の実家にはパソコンが無い。

でも、どなたかがケイタイを持っているでしょう?

弟がケイタイを持っているけれどネットでウェブページを見るようなサービスを受けてない。

確か、去年(2009年)までは富士山が見える久下橋の近くの漫画喫茶「ミルミル」で記事を投稿していましたよね?

そうです。今年も行田市に帰省した時に自転車に乗って「ミルミル」へ行ったのですよ。そしたら駐車場入り口はロープが張られて閉鎖されていた。コンクリートの隙間から雑草が50センチほど伸びていました。閉店してから少なくとも半年がたっているような感じでしたよ。

お店は破産して潰れてしまったのですか?

破産したかどうか?調べてないけれど、もう商売していないことだけは確かだった。店の内部は空っぽでした。

他の「ミルミル」の店は。。。?

JR熊谷駅近くの「ミルミル」に電話したら「この電話番号は現在使われていません」というメッセージが返ってきましたよ。

インターネットカフェは、不景気で儲からないので店仕舞いするお店が増えているのかしら?

たぶん、そうでしょう。ウェブページが見られるようなサービスを契約すればケイタイでネットができるし、ブログも更新できる。それに自宅にパソコンが無くても図書館で無料でパソコンが使えるようになっている所が増えている。小百合さんだって栃木県の自動車免許証を見せて行田市の市立図書館でパソコンを30分使ったことがあったよね。

そうでしたわ。デンマンさんが免許証を持たずに実家を出たので私の免許証を見せたのですわ。

だから、お金を出してまでネットカフェでネットをする必要がなくなってきているのですよう。

だったら、デンマンさんも図書館でブログを更新すればよいではありませんか?

あのねぇ、そうしたいのだけれど30分や1時間では僕の記事は長いから、とても投稿できないのですよ。少なくとも3時間から4時間はかかる。

。。。で、タウンページでネットカフェを探したのですか?

そうです。JR熊谷駅前にありましたよ。漫画喫茶「マンブー(MANBOO)!」というのですよ。

だったら「マンブー」で待ち合わせればよかったのではありませんか?

あのねぇ、「自遊空間」で小百合さんと待ち合わせたのには理由がある。

どんな。。。?

まず、トータル的に料金が安くなる。実家には車が無いから秩父鉄道の行田市駅から熊谷駅まで電車で行く。片道300円。往復で600円。6時間パックの利用料金が1450円。合計で2050円になる。それに比べて「自遊空間」へは自転車で30分から40分。6時間パックで1500円。つまり、電車賃だけ安くなる。

所要時間は。。。?

自転車で「自遊空間」へ行くのも、電車を使って「マンブー」へ行くのも時間的にはほぼ同じなのですよ。

それで切符代をケチって「自遊空間」を待ち合わせ場所にしたの?

そうですよ。それに「印度市場」がすぐそばにある。そこで小百合さんと一緒に本場のインドカレーを食べるという目的があった。だから、他のネットカフェでは駄目なのですよ。

それで会員になるために、わざわざパスポートと免許証を実家に取りに戻ったのですか?

そうなのですよ。小百合さんと待ち合わせの場所にした都合上、他のネットカフェに場所を替えるわけにはゆかない。小百合さんもインドカレーを期待しているようだからドタキャンできない。「マンブー」のポイントカードに僕の名前が書いてあるので、そのカードでも名前が確認できるじゃないか!と言ったのだけれど、それでは駄目でした。

それでデンマンさんは諦めたのですか?

いや、僕は粘りましたよ。店長の神尾さんは何が何でも規則どおりにやろうとする。「入り口の案内板には氏名を証明するものを提示してください」と書いてある。パスポートとか自動車免許証とは書いてない。だから、ポイントカードでもいいではないか!

それで。。。?

神尾さんは、やっぱり駄目だと言う。

それで、デンマンさんはどうしたのですか?

世界のどのネットカフェでも会員制というのは無かった。どうして「自遊空間」は会員制で無ければならないのか?そう尋ねたのですよ。

そしたら。。。?

東京都の条例で決められているので会員制にしていると言うのですよ。「愚かな事を言わないでよう!ここは東京都じゃない!埼玉県じゃないか!どうして東京都の条例を埼玉県に通用させようとするのか?」

店長の神尾さんは何と答えたのですか?

東京都の条例に従って全国の店の規則を作ったので吹上店でも利用規則に従って欲しい、と言うのですよ。

。。。で、デンマンさんは何と言ったのですか?

だったら、本社の秘書課長さんに話がしたいので電話に出るように言ってくれ、と僕は言ったのです。そしたら、「それは社内規定でできない」と言う。

それで。。。?

「あのねぇ、神尾さん。。。三波春夫さんは“お客さまは、神様です”と言ったのですよ。あなたも聞いたことがあるでしょう?それにねぇ、アメリカでもカナダでも“Customeres are a king.”という言い方があるのですよ。あなたの会社だってお客さんが居るから商売になるのでしょう!ネットカフェは、この不景気の中でつぶれる店がたくさん出てきている。あなたのように客の要求に対して何もかも拒むような態度では遅かれ早かれ、この店も閉店に追い込まれるのが目に見えている。とにかく、あなたでは話にならないから埼玉県を統括している責任者と話をさせてくれませんか?」

デンマンさんは、そんな事まで言ったのですか?

これはごく一部ですよ。要約して言ったまでで。。。実は、、その10倍の言葉を尽くして滔々と僕の言い分を喋り捲ったのですよう。時には感情的になってカウンターを手でビシビシと叩いたりして、かなり激しい口調でしゃべったのですよ。そばで見ていた女性フロント係りは呆れた表情を浮かべていました。「ヤ~な客が居るもんだわ!」苦々しい表情を浮かべていましたよ。うへへへへへ。。。

デンマンさん。。。笑い事ではありませんわ。常識的な日本人は、そこまで言いませんわ。。。

僕は常識的ではないかもしれない。でもねぇ、太田さんだって次のように書いていた。

Ludwig van Beethoven

(1770-1827)

抑圧からの開放。これは、常に現代的、現在的である。ただ、その開放がDon Fernandoの鶴の一声では成らぬことを知るのには、人類は、未だ、一世紀余りを要した。さもなくば、この作品中にDon Fernandoのせいにはすまい。そもそも、彼といえども、なんらの見通しのない時代には、強固の意志に貫かれた、信仰にも近いような信念なくしては、理想などは持ち得ないではないか。その意味では、共和主義者Beethovenは古典であった

現代であること、現代人であることは、必ずしも幸いなことではない。今、ソヴィエト社会主義連邦共和国や東欧諸国で起きている事態、あれは何であろうか。この様にして、この二十世紀最大の実験は無に帰するのであろうか。それでは、革命に血を流した勇敢なる闘士は浮かばれないであろう。それこそ、Stalinismeによる犬死に、それで終わるのであろうか。

犬死、と言えば、先の太平洋戦争で散った兵士の死もまた、すべて犬死であった。遺族は、それぞれに、戦死者に何らかの意味を見出したいと思い、それもまた当然すぎる心情ではあるが、私は、敢えて言いたい、それは犬死であったと。それである故にこそ、その無意味な悲惨を繰り返してはならない、と。犬死と言う認識ではなかったら、その悲惨さは権力によって薄められるのである。はっきり言おう。遺族団体は、現在、政府に媚びる圧力団体に堕落しているではないか。

言うべきことが言える間に、言うべきことは、きちんと言う、それしかできない私である。また、私は共産主義者でもないが、それを強調するまでもあるまい。

それにしても、私の知る限り、Beethovenの失恋の相手は、貴族の令嬢ばかりであった。奇妙な共和主義者ではあった、と思わざるを得ない。しかしながら、彼のmessageは、いまだ有効である。


出典:14ページ 『間奏曲集ー主題なき変奏』(作品2)
著者:太田将宏 初版:1994年1月 改定:2006年6月
Les Interludes – Variations sans Sujet – Opus 2
by Masahiro Ota

『ベートーベン白熱教室(2010年11月10日)』に掲載

デンマン注:写真はデンマンが貼り付けました。強調のための赤字もデンマンが施(ほどこ)しました。

分かるでしょう!?太田さんだってぇ本の中で言うべきことは言うべきだと言ってるのですよ。

それで、どうなったのですか?

言うべきことは言わねばならないと思ったから続けましたよ。「第一、この店は不誠実だよ!何度も言うように、これまで10年近く、世界のネットカフェに立ち寄ったけれど会員制のネットカフェなんて一つも無かった!この店のビルの壁には『インターネット24時間』と書いてあるけれど『会員制』とはどこにも書いてない!神尾さん!。。。この店の落ち度だとは思いませんか!国際化にもなってない!不誠実な広告になってる!それに、お客第一のサービス精神の欠如ですよ!」

それだけ。。。?

いや、まだ続けましたよ。「あのねぇ、まさか会員制とは思わなかったから、僕はこの店を待合場所に指定して僕のクライアントと会うことにしているのですよ。ビルの壁に『会員制』と書いてあれば初めからこの店に来なかった!『誇大広告』ならぬ『不誠実広告』のために僕はクライアントに迷惑をかけることになってしまう!クライアントは僕に会うためにこの店にやって来ると会員手続料金200円、最初の30分の利用代金280円、合計480円を払わなければならない。神尾さん!あなたがクライアントの立場ならムカつくでしょう?」

それで、デンマンさんは私がお金を払わなくても会えるようにフロントの係員にデンマンさんを呼びにゆかせたのですか?

そうですよ。小百合さんだって無駄な480円を払いたくなかったでしょう?

そうですわね。

ビルの壁に「会員制」と書いてなかったから不都合が生じたのですよ。そう言う訳でフロント係りに滔々と話して便宜を図ってもらったのです。

そう言う訳だったのですわね?道理でフロント係りは、ずいぶんと低姿勢だったですわ。まるでセレブを迎えるように私を丁重に扱いましたわ。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~。。。
確かに東京都条例に基づいて全国チェーン店の利用規約を作るのはお客様のことを考えない会社本位の勝手な考え方だと思うのでござ~♪~ますわ。
利用者は埼玉県や宮城県や北海道の市民ですよね。
東京都条例を地方にまで広げるというのは“地方を大切にしましょう”という政治的・社会的な風潮に逆行するものですわ。

しかも、ケイタイでブログの更新や検索までできるようになりました。
ネットカフェを使う利用者は、ますます少なくなるでしょう。
デンマンさんのように“飛び込みのお客様”を大切にしない限り、今後、ネットカフェは商売にならないと思うのでござ~♪~ます。
あなたは、どう思いますか?

とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいましねぇ。
では、またぁ~。。。

 
メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

わたしの知る限り、

バンクーバーのダウンタウンには

会員制のネットカフェは一つもありません。

ウェストエンドには韓国系カナダ人が

経営するネットカフェが圧倒的に多いです。

ケータイでブログが更新でき

検索もできるのでネットカフェを利用する

お客が年々減っているようです。

図書館だけではなく

トラベルエージェントの事務所までが

お客さんを呼び寄せるために無料で

インターネットを使えるようにしています。

つまり、ネットカフェを使わなくても

無料でインターネットが使えるような環境が

整いつつあります。

おそらく、会員制のネットカフェは

消滅してゆく運命にあるような気がします。

あなたは最近ネットカフェを使ったことがありますか?

多分、ないでしょう!?

ところで、デンマンさんが

小百合さんの記事をまとめました。

ぜひ、次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

『夢とロマンを持って前向きに生きる

小百合さんの物語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。


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