ごくねつと夕顔


 
2011年5月27日 (金曜日)
 
 
ごくねつと夕顔
 
 

 

Subj:小百合さん、おはよう!

バンクーバーは新緑の季節になりましたよ。

きゃはははは。。。

From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date:Fri, May 20, 2011 11:26 am.
Pacific Daylight Saving Time
日本時間:5月21日(土曜日)午前3時26分

小百合さん元気ですか?
バンクーバーは新緑の季節になりましたよ。
今朝も歩いてと図書館にやってきました。
街路樹がお日様の光に照らされて葉っぱが輝いて見えますよ。

新芽の匂いなのか?
葉緑素の匂いなのか?
春らしい香りが漂ってきて
5月の新緑を嗅覚で感じ取れます。
きゃはははは。。。

ロブソン・スクエアにUBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)のダウンタウンキャンパスを作っていて
美術館の裏のロブソン・ストリートが今年の1月から工事中ですよ。
なんだか良く分からないけれど、簡単な工事のようなのに、なかなか完成しない。
ストリートの地下に学生のための本屋を作っているようなのだけれど、
道路をすっかり掘り返して、また道路を作り直しましたよ。
工事はゆっくりやっているけれど、歩行者のために交通止めにしないところがカナダらしいと思うよね。
日本だったら、歩行者も通行止めにしてしまうと思うんだよ。

美術館の裏のオープンエア・カフェは開いてますよ。
でもねぇ、近くには工事中の防護柵とか作業機械や機材が散らかっているので、
「カフェは営業しています」という看板を歩道の防護柵に貼り出していても
お客は作業中の無様な景観に愛想を尽かしているのか!?
人っ子一人も見あたりませんよ。

当然だよね。
工事現場の上のカフェテラスでコーヒーを飲んでも
埃が空気中に漂っている感じで
ロマンも癒しも全く感じられないのですよ。

でもねぇ、工事が終わったら晴れ渡ってルンルン気分の初夏の空の下で小百合さんとベーグルサンドイッチを食べながらウィンナーコーヒーを飲めたらパラダイスにいるような気分になれると思うのです。
きゃははははは。。。

ところで、僕のパソコンは相変わらずダウンしたままですよ。
しばらく新しいパソコンは買わないつもりです。

どうして。。。?

あのねぇ~、良く考えてみると、バンクーバー図書館のパソコンを使っていた方が健康にもいいし、効率よく記事が書けるのですよ。

なぜ。。。?

パソコンがいつでも身近にあると、ダラダラ、ダラダラとパソコンの前に座って、のんびりと思いつくままに記事を書くから、結構時間がかかる。
だから、連続して8時間ぐらいパソコンのスクリーンを見続けることもありましたよ。

でもねぇ、1日にネットをする時間が3時間と決められると、
予定を立てて手順を決めて記事を書かねばならない。
ネットに接続してないパソコンは、図書館でならいつでも使える。
だから、家で下書きを書いて、記事がまとまったら図書館に行き、記事ファイルを作って
予約したネット時間になると、専用パソコンに向かって記事を投稿する。

Vancouver Library

Entrance Area

食事に家に帰ると、食後はのんびりしながら、図書館から借りてきた本を読む。
読みながら記事のネタを思いつくことも多い。

図書館まで歩いてゆくから往復1時間の散歩になる。
だから、健康にもいいんだよね。
そう言う訳で、しばらくは新しいパソコンを買うのを見合わせたのですよ。

小百合さんは、まだ子供の事でオツムを悩ませているのですか?
たまには子供の事も忘れて栃木の田舎の山の家でのんびりとしてみたら?
コケの世話をするのもいいし、
お月さんを見ながら露天風呂に入るのもいいし、
あるいは1週間ぐらい伊豆や軽井沢でのんびりしてくればいいのですよ。

親がなくても子は育つと言うからね。
子供のことであんまり心配すると逆効果になることもあるよ。
だから、心配はほどほどにして、小百合さんの人生をより豊かなものにするような活動を考えてみてね。

そうです、そうです。。。小百合さんは軽井沢タリアセン夫人なのですから。。。
じゃあね。

時間があったら次の記事を読んでみてね。
小百合さんへのメールを使ってますよ。

『運命を天に任せて』

2011年5月2日8:24 AM

タグ: マグニチュード, 福島原子力発電所, 運命を天に任せて, 自然災害, 自然災害被災者, 震源地, 被災者救援, 大地震, 大津波, 津波

カテゴリー: アクセス解析, アメーバブログ, デンマンさんが登場, ニュース・時事問題, バンクーバー, 環境汚染・自然破壊, 自然・環境・植物, 行田市, 卑弥子さんが登場, 国際化・グローバル化, 国際協力・国際支援, 地球物理・宇宙科学, 地震・津波・自然災害, 小百合さんが登場, 小百合物語, 日本人・日本文化・生活様式

URL: http://wp.me/pKmp5-1Lf

デンマンさん。。。美術館の裏のカフェテラスはそれほど良いところなのですか?

今はロブソン・スクエアが工事中だからカフェテラスから見る眺めは良くないのですよ。 でもねぇ、工事が終えたら、また素晴らしくなりますよ。

私も、そのうちバンクーバーへ行く機会があったら、ぜひデンマンさんとベーグルをいただきながらウィンナコーヒーを飲みたいですわ。

マジで。。。?

何度も何度も聞かされているので、なんとなくその気になってきましたわ。 うふふふふふ。。。

子供の事で心配するのもほどほどにして気分転換にバンクーバーの新鮮な空気を吸いにきてくださいよ。 癒されますよ。

。。。で、どうして「ごくねつ」を持ち出したのですか?

『愛の夕顔(2011年5月18日)』

あのねぇ、「愛の夕顔」を読み返していたら、次の箇所に出会ったのですよ。

別れた後、彼女から受け取ったハガキには、別れたことへの葛藤、妻として母として生きようと決心しながらも力が及ばなかったことへの後悔などが綿々と綴られていました。 私はすぐに、自分のことをもっと知ってもらいたい旨の返事を書きましたが、それきり手紙も何も来なくなってしまいました。 私は彼女の決意の堅さを感じながらも、かえってあの人を追いかけていきたい気持ちが強くなっている自分に気がつきました。

8月下旬の夕暮れ、私はじっとしていられなくなり、神戸のあの人の家を訪ね、私の気持ちを伝えましたが、彼女の決意は変わらないようでした。 帰るとき、階段に降りようと二人が向かいあった瞬間、二人の身体に、同時になにか恐ろしいものが走ったのを感じたのです。 そのとき互いに理性を越えて飛びつきたかったに違いありません。 でも、私たちはそれをしませんでした。 そこに私たちの今日までの愛情の形式があったといえます。

 (中略)

私が23歳の夏の初めでした。 7つ年上のあの人の美しさはもはや私には絶対的なもので、それ以上のものはありませんでした。 深遠で情熱を含んだ静かな強さが私を苦しくするほどに執着させ、話すときは当たり前の口調でしたが、互いの目の中に互いの運命の暗示をいつも読んでいたように思われます。 私の心はどんなことがあっても彼女を失いたくないという切ない願いでいっぱいになりながらも、いつか彼女を見失うのではないかという不安がつきまとい、私は人が不倫のために自殺する気持ちをはじめて理解しました。

(注: イラストはデンマン・ライブラリーから
赤字はデンマンが強調)


93 – 94ページ
『天の夕顔』 中河与一・著
「あらすじで読む日本の名著 No.2」
編著者: 小川義男
2003年11月13日 第2刷発行
発行所: (株)樂書館

『愛の夕顔(2011年5月18日)』に掲載

この箇所が「ごくねつ」と関係あるのですか?

もちろんですよ。 上の文章から受けたイメージはやはり「軽井沢タリアセン夫人」ですよ。

それはデンマンさんが、そう思いたいだけですわ。

いや。。。小百合さんが上の文章をじっくりと読めば、やっぱり「軽井沢タリアセン夫人」のイメージが想い浮かぶと思うのですよ。

浮かびませんわ。

そんなにはっきりと断定しないでくださいよ。 僕がせっかくロマンチックな気分になっているのだから。。。「あの人の美しさはもはや私には絶対的なもの…」というあたりは。。。もう「軽井沢タリアセン夫人」ですよ。

デンマンさんが勝手に、そう決め付けているだけですわ。 それ以上しつこく決め付けると白けますわよ。

小百合さんは意外に冷たく突き放すのですね?

だってぇ、私は女学生の頃冷たい女になろうとしていたのですわ。

でも、今では人を愛せるようになったのでしょう?

そのように素面(しらふ)で「人を愛せるようになった」なんて言うのを耳にすると、また白けるのですわ。

小百合さんは、ずいぶんと白けるのが好きなんですね? (微笑)

好きではありませんわ。 デンマンさんが白けさせるのですわよ。。。で「ごくねつ」の説明がまだありませんけれど。。。

あのねぇ、小百合さんが女学生の頃冷たい女になろうとした、というのはとても興味深いですよ。 それに、小百合さんが小さな頃はずいぶんと育てにくい子供だったというのも、妙に面白い。

でも、その事が「ごくねつ」と関係あるのですか?

ありますよ。 僕は『愛の夕顔』を読んでから小百合さんと語り合った『麻布散歩』を読んだのですよ。 そこに「ごくねつ」が出てくるのですよ。

私が舶来グルメだなんて そんな! そんな…?
本当のグルメは飲茶は行きませんよ
ふかひれ や あわび 北京ダックを食べにいくのです。

日本で食べる北京ダックは高いらしいよね?
バンクーバーなら一人分4ドルか5ドルですよう。
3人で食べて15ドルぐらいでしたよう。
ロブソンストリートの“漢(ハン)”が安くてうまかった。

小百合さんがバンクーバーにやって来たら、
一緒に食べに行こうね。
そう言えば、しばらく北京ダックを食べてなかった。

なんだか、急に北京ダックが食べたくなってきましたよう。
うしししし。。。

バーガーキングなんていわず、フォアグラを分厚く
切ったのを ソテーして食べてるんですよ。

うん、うん、うん。。。
ジューンさんが仔牛とフォアグラのローストをリクエストしたけれど、
これって、グルメの食べ物?
うしししし。。。

『ジューンさんの仔牛とフォアグラ・エピソード』

行田のゼリーフライが まずくて食べられなかったとしても きっと 時々 買いにいくでしょう。
ただ その時を忘れないよう、思い出を買いにいくのです。

ゼリーフライが苦くて 口に合わなかったとしても
それは そうゆう物体として体に入れるでしょう。
食べるとか味わう とか でなくて。

“思い出を食べるグルメ”の小百合さんですからね。。。
分かります。。。分かりますよう。。。

“思い出の大仏”を食べましょうね。

朝ごはん はおいしいと思わず
ねむいのに無理に食べるというイメージで
学生の時からダメです。

たぶん 小学校の時も やっとでしたよ
ばー(おばあちゃん) が困って、パンにしてくれて
どうにか 1枚 たべて、 絶対味噌汁は飲みません。
熱くて 寝起きになんて 飲めません。

ばー は食べないと 体がもたないよ。ご飯を食べると
ごくねつ が出て 体が ぽかぽか 温まるんだよ。
と 私に朝ご飯を食べさせる その仕事は大変
だったと いま 思いますが、
そのうち 中学 高校と 絶対食べませんでした。

小百合さんは育てるのが難しい女の子だったのだろうねぇ~
小百合さんからは、おっとりとした優しいイメージを僕は感じることが多いのだけれど、かつて、小百合さん自ら、“気の強いところがある”と意外な事を言ったので、朝食がダメ、と言うのもその表れなのかな?
そう思っていますよう。

僕の知らない気の強い面を持ってるのでしょうね?

“そんなカワイイわけないでしょう!”

小百合さんがそう書いていたけれど、
小百合さん自ら、“気の強いところがある”と意外な事を言うほどだから、自分の意識の中では“気の強い女”としての自負があるのかもね?
可愛い女よりは、むしろ気の強い女だと、小百合さんはそんな風に思っているのかもしれないね。


『麻布散歩(2011年3月13日)』より

「ごくねつ」を説明するために、これほど長く引用したのですか?

あのねぇ~。。。「ごくねつ」だけを取り出しても無意味なのですよ。 その言葉が使われた背景を示さない限り「ごくねつ」のありがたみが分からない。

「ごくねつ」ってぇ、それほどありがたい言葉なのですか?

だから、それを僕は調べ始めたのですよ。 「ごくねつ」なんてぇ、僕は聞いたことがなかったのです。 でもねぇ~、小百合さんの「ばー」が言うのを聞くと、ありがたい言葉のように思えたのですよ。

それでデンマンさんは調べてみたのですか?

そうなのですよ。 いろいろ調べてみたのだけれど、結局次のような意味なのですよ。

ごく‐ねつ【極熱】

①きわめてあついこと。また、はなはだしい暑さ。
「―の太陽」

②大焦熱地獄のこと。
ごくねつじごく【極熱地獄】


『GOO 国語辞書』より

つまり、国語辞書で調べる限りは面白くもなんともないのですよ。

じゃあ、別にありがたくも何ともない言葉なのですわね?

でもねぇ、上の「ごくねつ」の箇所を読むと、味噌汁を熱いと言って飲まない子供の頃の育てにくい小百合さんに向かって、おばあさんが何とかして食べさせようとしている心遣いや愛情が見えるのですよ。

ごくねつ が出て

体が ぽかぽか 温まるんだよ。

それで、僕までが「ごくねつ」にありがたみを感じてしまい、こうして国語辞書で調べてみる気持ちになってしまったのですよ。 うへへへへへ。。。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~。。。
確かに「ごくねつ」って、めったに耳にしない言葉でござ~♪~ますわ。
なんとなく、おばあさん言葉のようにも思われるのです。

でも、上の文章を読んでいると、デンマンさんがおっしゃったように
おばあさんの温かい心遣いや愛情が見えてくるようです。
あなたも、そう思いませんか?

とにかく次回も面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

デンマンさんの次の記事を読みました。

『性愛の未来(2011年5月21日)』

その中で黒澤監督の『夢』が紹介されてますけど、

楽しい映画でしたわ。

わたしは「鴉(カラス)」のエピソードが

一番気に入りました。

美術館で主人公が、あの有名な

「吊り橋」の絵をみているのです。

やがて、その絵の中に主人公が入ってゆくのです。

川で洗濯しているフランス人の女性が

活き活きと動き始めます。

「絵描きのゴッホ先生はどこにいるのでしょうか?」

「ああ。。。あの人ならばさっき畑の方に歩いてゆきましたよ。

でもねぇ、ちょっとオツムがいかれているから気をつけてね」

女たちが笑い転げます。

ゴッホは「カラスのいる麦畑」に居ました。

ショパン「雨だれの前奏曲」が流れているのが

印象的でした。

黒澤監督の映画もいいですけれど、

わたしは寅さんの映画も好きですわ。

嫌いな人に言わせると、

“あんなワンパターンの映画のどこがいいの?”

と言います。

でも、そのリフレーンがいいのですよね。

歌でも同じ言葉やリズムの繰り返しが

イヤではなく、むしろ快く響く事ってありますよね。

寅さん映画のテーマの繰り返しは

例えて言えば、歌のリフレーンのように快く響きます。

基本的には人情喜劇なんですよね。

寅さんという「非日常」を登場させることによって、

社会や家庭、人間が持っている普遍的な悩みを

浮き彫りにさせ、家族のあり方や人間の生き方を

考えさせてくれるのですよね。

そう思いませんか?

自分の恋は成就しなくとも、

結果的に周りを幸せにする寅さんは、

ピエロとして描かれています。

寅さんという自由人は、

平凡な人にも幸せな気分を味合わせてくれるような

化学で言う“触媒(しょくばい)”ですよね。

自分は変わらないのに相手が変わって行く

“幸せの触媒”です。

ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような

恋物語がありますわ。

関心があったらぜひ次のリンクをクリックして

じっくりと読んでみてくださいね。

『平助さんが卑弥子さんに

恋をしたのがウンのつき』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

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