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行田遠野物語

2017年5月27日

 

行田遠野物語

 


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百六十

 

オマクは身近に起きることであって、特別なことではない。
佐々木喜善(きぜん)君が幼少の頃。
土淵村の光岸寺という寺が火災に遭って焼け落ちた。
そこで寺を建て直すことにになり、土淵村字山口に住む、慶次郎という大工が棟梁となって、新築工事が始まった。

ある日。午休みの時間。
四、五十人からの大工が休憩を取っていた。

そこに、十六、七の美しい娘が潜り戸を抜けて入ってきた。
居合わせた大工たちは一斉に娘を見た。

それから娘が何処へ行ったのか、どういう訳か誰にもわからない。
だが、入って来たところは全員がはっきりと見た。

頭(かしら)の慶次郎は、
「今のは俺の家の隣の、小松の家の娘だ。 ずうと傷風(しょうかん)の病で苦しんでいるから、こんな処に来られる訳がない。 それではとうとう死ぬのか」
と言った。

娘は翌日死んだ。

その場に居合わせた大工の一人、古屋敷徳平(ふるやしき とくへい)という人の話である。
古屋敷氏もその娘の姿を見ている。

 


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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


14-15ページ 『遠野物語拾遺 retold』
著者: 京極夏彦 柳田國男
2014年 第1刷発行
発行所: 株式会社 KADOKAWA

デンマンさん。。。 “行田遠野物語”というのは行田物語と遠野物語を合わせたお話ですか?


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だいたい、そういう話です。。。 真由美ちゃんは、『遠野物語』というのを読んだことがある?

ありませんわァ~。。。 わたしはあまり本を読まない人なのですゥ。。。うふふふふふふ。。。

あのねぇ~、『遠野物語』というのは けっこう有名な物語なのですよ。。。

もしかして、『源氏物語』といい勝負ですかァ~?

いや。。。 『源氏物語』と比べることは出来ないでしょう! 全く違う種類の物語ですよ。。。 クジラとモンシロチョウを比べるようなものですよ。。。

遠野物語


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『遠野物語』(とおのものがたり)とは、柳田國男が明治43年(1910年)に発表した岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集である。

遠野地方の土淵村出身の民話蒐集家であり小説家でもあった佐々木喜善より語られた、遠野地方に伝わる伝承を柳田が筆記、編纂する形で出版され、『後狩詞記』(1909年)『石神問答』(1910年)とならぶ柳田國男の初期三部作の一作。
日本の民俗学の先駆けとも称される作品である。

遠野物語における遠野、あるいは遠野郷とは、狭義には藩政時代の旧村が明治の町村制によって編制された遠野、松崎、綾織、土淵、附馬牛、上郷、を指すが、広義には上閉伊郡宮守村、釜石市橋野町、上閉伊郡大槌町、下閉伊郡川井村などの隣接地域も含まれ、その地で起きたとされる出来事も取り上げられている。

内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、臨死体験、あるいは祀られる神とそれを奉る行事や風習に関するものなど多岐に渡る。
作成過程で3つの原稿が存在し、佐々木の話を都度書き記すかたちで作られた草稿にあたる毛筆本、実際に遠野に赴き、自ら得た見聞を加えて人名、地名、数字などの事実関係を補完して作られた喜代司書本。
毛筆本の段階では107話であったが喜代司書本の段階で12話が追加され119話となった。

そして喜代司書本をもとに初稿が印刷され、初稿を再考し、一部伏字となっていた固有名詞などに手を加えられ完成本となった。
これら3つの原稿は、長野県松本市で政治家を務めていた池上隆祐が昭和7年に『石神問答』の刊行に対する記念として『石』の特集号を発行した際、折口信夫、金田一京助らの署名を入れた特装本を柳田へ贈った事に対する謝礼として柳田より池上へ贈られた。
池上の没後に遺族より遠野市へ寄贈され、それ以降は遠野市立博物館が保管している。

『遠野物語』の反響により、昭和10年(1935年)には各地から寄せられた拾遺299話を追加した『遠野物語増補版』が発表された。

 


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出典: 「遠野物語」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あらっ。。。 日本の民俗学の先駆けとも称される作品なのですわねぇ~。。。 でも、ずいぶん昔の物語ですねぇ~。。。

とにかく、けっこう有名ですよ。。。 僕は大学生の時に初めて読みました。。。 『遠野物語』の反響により、昭和10年(1935年)には各地から寄せられた拾遺299話を追加した『遠野物語増補版』が発表された、とあるように愛読者が多いのですよ。。。

デンマンさんが上に引用した本はバンクーバー図書館で借りたのですか?

そうです。。。 本棚を覗いていたら たまたまタイトルが目に入ったので、すぐに借りたのですよ。。。

つまり、『遠野物語増補版』に更に追加されたお話が載っているのですか?

そういうことです。。。 でも、新しく付け加えられた話ばかりじゃなくて、古い話でも本に載らなかったものも含まれているのですよ。。。 『遠野物語拾遺』も柳田國男がまとめたもので、上の本は『遠野物語拾遺 retold』というタイトルで京極夏彦が2014年にまとめて出版したものです。。。

。。。で、どういうわけでデンマンさんは上のお話を引用したのですか?

あのねぇ~、僕は上の話を読んだ時に、なぜか引っかかるものがあった。

何が引っかかったのですか?

小松の家の娘、仮にお菊さんとして。。。 このお菊さんがなぜお寺に現れなければならなかったのか?


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でも。。。、そのことを“オマク”と言うのでしょう?

手っ取り早く言えば、そういうことなのですよ。。。 

オマク


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柳田の著書『遠野物語拾遺』によれば、岩手県遠野地方では、「生者や死者の思いが凝って出歩く姿が、幻になって人の目に見える」ことを「オマク」と称し、その一例として傷寒(急性熱性疾患)で重体なはずの娘の姿が死の前日に、土淵村光岸寺の工事現場に現れた話を挙げている。

『遠野物語』に関して柳田の主要情報源だった佐々木喜善は、このときまだ幼少で、柳田は目撃現場にいた別の人物からこの例話を収録したとしており、佐々木当人は「オマク」という言葉は知らず、ただ「オモイオマク」(おそらく「思い思はく」)と言う表現には覚えがあることを鈴木棠三が尋ね出している。

能登半島では「シニンボウ(死人坊)」といって、数日後に死を控えた者の魂が檀那寺へお礼参りに行くという。

こうした怪異はほかの地域にも見られ、特に戦時中、はるか日本国外の戦地にいるはずの人が、肉親や知人のもとへ挨拶に訪れ、当人は戦地で戦死していたという伝承が多くみられる。

また昭和15年(1940年)の三重県梅戸井村(現・いなべ市)の民俗資料には前述の『曾呂利物語』と同様の話があり、深夜に男たちが火の玉を見つけて追いかけたところ、その火の玉は酒蔵に入り、中で眠っていた女中が目覚めて「大勢の男たちに追いかけられて逃げて来た」と語ったことから、あの火の玉は女の魂とわかったという。


出典: 「遠野物語」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

つまり、“オマク”というのは生者や死者の思いが凝って出歩く姿が、幻になって人の目に見えることなのですよ。。。

お菊さんの思いが凝って出歩く姿が、幻になって人の目に見えたのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。 でもねぇ~。。。 どのような思いが凝ったのか? その事については何も書いてない。。。

その事がデンマンさんには気になったのですか?

その通りですよ。。。 でもねぇ~、お菊さんがどのような思いに凝ったのか? それが僕に判ったのです。

マジで。。。?

もちろんですよ。。。 真由美ちゃんを呼び出してまで話をするのだから、真面目な話です。。。

分かりましたわ。。。 ぜひ聞かせてください。。。

あのねぇ~、真由美ちゃんにはまだ話してないけれど、実は僕(長男)の弟(次男)が今年(2017年)4月24日の午前7時頃に亡くなったのですよ。。。

あらっ。。。 冗談でなくてぇ~。。。?

もちろん冗談じゃありません! このような事を冗談で言えるはずがない!

それで、そのお話というのは。。。?

僕が弟(三男)の正造に書いた手紙を まず読んでください。。。

2017年4月24日 月曜日

 

昨夜、正造さんから 突然の喜代司(きよし)さんの死亡の知らせを受け、
全く予期していなかったので驚きました。

体は以前と比べれば弱っているとは言うものの
少なくとも まだ2年か3年ほどは生きているだろうと予測していたので
死亡の知らせは青天の霹靂でした。

考えてみると、2月4日のお袋の死が喜代司さんに生きることの儚(はかな)さと
希望を失わせたのでしょうね。。。

 


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高校生の頃電車に飛び込み自殺をしようと試みたことがあったけれど、
「俺が死んだらかあちゃんが悲しむだろうなァ~。。。」
そう思って思いとどまったということを お袋から聞かされた覚えがあります。

そう言う訳で私も去年の11月に帰省した時に、
「お袋よりも先に死ぬことだけはしないように。。。」と喜代司さんに言おうと思ったのですが。。。
つい、言う機会を逃してしまいました。

しかし、喜代司さん自身にも、お袋よりも先に亡くなって悲しませたくないという気持ちがあったのでしょう!
だから、お袋が2月4日に亡くなって2ヶ月後に 喜代司さんが追うようにあの世に逝ったのです。

寂しく一人でお墓に入っているお袋の話し相手にでもなろうと思って
お袋のそばに逝ったのだと。。。 そんな風に思えてきました。

そのように思うと喜代司さんの死が不憫ではなく、
なんだか心温まるようにも思えます。

ところで、4月28日の午後5時にお通夜をやるそうですが、
夕べ、よくよく考えた挙句、日本へ戻ってお通夜に参加することはやめます。

親父(オヤジ)さんの葬式にも出なかった。
私は、もともとお通夜とか葬式という行事に意味を見出していないのです。。。

それで、親父さんが入院中には20日間ほぼ毎日見舞いに行田中央総合病院に通いました。
親父さんとは 生前あまり話をしませんでしたが、その20日間には、
20年分ぐらいの話をしたように思います。

「死んで花実が咲くものか」と昔の人は言いましたが、
死んでから、お通夜やお葬式をしても、意味がないと思うのは、そういうためです。
お袋が亡くなったときに、日本へ戻り 通夜と葬式に参加したのは例外中の例外でした。
30年以上お葬式に出たことがない!

喜代司さんとも、お袋が亡くなった時に食事を一緒にしたり、
会ってそれなりに語り合えたことはよい思い出ができたと思います。

そういうわけで、もう20年ほど前から遺書を書き換えていますが、
つねに、自分の葬式は要らない。。。
遺体はバンクーバーの大学の医学部に寄付。
そのようにか固く決めています。

正造さんに、すべてを任せきって、自分が何もしないということを
心苦しく、我侭だとは思いますが、
通夜と葬式だけが亡くなった者を“ともらう”、というものでもないでしょう!

心の内でお袋に対しても、喜代司さんに対しても、充分に“ともらう気持ち”を持っています。
通夜や葬式は私にとって、形式だけの 時間と金を無駄にする行為に見えて、時には滑稽にも思えてきます。

仏教が葬式仏教になって、お葬式に100万円以上がかかるというのは、滑稽としか言えず、
正式にすると400万円もかかるというのは馬鹿バカしく思えてなりません。

 


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坊さんに、合計で60万円も包むのは、さらに滑稽としか思えません。。。
「坊主まるもうけ!」とは、昔の人はよく言ったものです!

そういうわけで、今回の喜代司さんのお通夜と葬式には出ませんので、
親戚の人たちには、当たり障りのないように正造さんからよろしくお伝えください。

喜代司さんの葬式は、バンクーバーで私なりに心の内で“ともらいたい”と思います。

墓参りなども、私は全く信じておりません。
今年の秋には、これまでどおり行田に帰省して また食事を一緒にしながら語り合いましょう。。。

 


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喜代司さんのお骨も、親父とお袋のお骨と並んで 仲良くお墓の中に入っていることでしょうから、
その時には、例外中の例外で、お墓参りをしてあげようと思います。
心の内のお墓参りのつもりです。

ちなみに、お袋のお通夜と葬式に昨年亡くなった叔父・泰夫さんの奥さんの安子さんが
あれほど体が弱っているのに、参加してくれたのには、本当に驚きでした。
当時、お礼に伺おうと思っていたのに、ついつい行きそびれてしまいました。

今年の秋、もし健在であれば、蓮華寺にお墓参りした後で
安子さんを お見舞いしたいと思います。

 


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勝手ではありますが、そのようなわけで喜代司さんの通夜とお葬式には欠席します。
あしからず。。。

 

追伸:

たまたま、2016年10月6日の手紙を読みなおしたら
(フラッシュ・メモリーに下書きが保存されている)
次のように書いてありました。


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「もし、喜代司さんが2,3日間自宅に

戻れるような機会があるなら、

私と喜代司さんの二人で 那須高原へ旅行して

由香里ちゃんが働いている「自在荘ホテル」で

泊まろうと予定しています。

喜代司さんにとっても、いい思い出になるでしょう。。。」

残念ながら旅行ができるほどの体調ではありませんでした。

このことがマジで心残りです。

叔母の多佳子さんに電話で連絡するようなことがあれば、よろしく お伝えてください。

 

デンマンより

あらっ。。。 喜代司さんが4月24日に亡くなったのですか? 全く知りませんでしたわァ~。。。

真由美ちゃんも僕もバンクーバーにいるし、2月のお袋の葬式のために 二人とも日本へ戻ったのですよ。。。 それから2ヵ月後に 喜代司さんが逝った。。。 正直な話、「またかよう!」と僕は不謹慎にも声を上げてしまいましたァ。。。 お袋の葬式に参列した親戚や、知人や、友人や関係者に正造さんが喜代司さんの死亡通知を出せば、おそらく多くの人が僕が感じたような「またかよう!」という思いに捕らわれるはずですよう。。。

それで、デンマンさんは私には告げなかったのですか?

そうです。。。 真由美ちゃんだって忙しいのだし。。。 僕だけが葬式に出るか?出ないか?決断をすれば、それで十分ですよ。。。

分かりましたわ。。。 それで、お菊さんのお話ですけれど。。。 喜代司さんが亡くなった事と関係あるのですか?

もちろん、時代も場所も違うし 直接の関係はありません。。。 でもねぇ~、お袋が永眠している蓮華寺のお墓の前で お菊さんがお線香を手向けている姿が僕の夢に出てきたのですよ。。。

あらっ。。。 マジで。。。?

わざわざ真由美ちゃんを呼んでまで、悪い冗談を飛ばすわけには行きません。。。 ホントの話です。。。

それで、夢の中でデンマンさんがお菊さんに その理由を尋ねたのですか?

そうですよ。。。

。。。で、お菊さんは何と答えたのですか?

次のように答えたのです。。。


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ここでデンマンさんとお目にかかるのも、何かのご縁だと思いますわァ~。。。

僕もまさか、蓮華寺のデンマン家の墓の前でお菊さんと会えるとは思いませんでした。。。 いったい、どういうことですかァ?

喜代司さんがお母様を追うようにして亡くなられるお姿をお見かけしましたので、私事とは思えなくて、土淵村からここまでやって来てしまったのですわァ。。。

それは、また どうして。。。?

実は、私の母が半年ほど前に肺結核で亡くなりました。。。 デンマンさんもご承知のとおり、当時 肺結核は打つ手のない死病であり、この病によって若くして命を落とす人がたくさんおりました。。。 母は手内職の夜なべの仕事がたたって、それで結核に冒されたようです。。。 父と私は悲しみにくれました。。。 母の死で父はずいぶんと気弱になったと見え、1ヶ月もしないうちに今度は父の病状が急激に悪化して、寝たきりになってまもなく亡くなったのです。。。

それは気の毒なことでした。。。 お葬式がちょうど僕の母と弟が重なったように お菊さんの家でもお父さんとお母さんが相次いで亡くなられたのですねぇ~。。。

そうです。。。 それだけに、喜代司さんがお母様を追うようにして亡くなられるお姿をお見かけして 身につまされたのでした。。。

そうですか。。。 遠野物語では土淵村の光岸寺という寺が火災に遭って焼け落ち、寺を建て直すことにになり、土淵村字山口に住む、慶次郎という大工が棟梁となって、新築工事を始めたのですよねぇ。。。


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そうですわ。。。

そんなある日、お菊さんがお寺にやって来て、その姿を棟梁や、一緒に働いていた大工たちが見かけたというのです。。。 でも、それからお菊さんが何処へ行ったのか、どういう訳か誰にもわからないということなのですよ。。。

もちろん、それは生身(なまみ)の私ではありません。。。 私は、その時 傷風(しょうかん)の病で苦しんでいましたから、歩くこともままなりませんでしたわ。。。

それなのに、どうして あの人たちはお菊さんの姿を見かけたのですかァ?

それは、私が苦しさのあまり このまま苦しんで亡くなるのならば、早く父と母のところに行きたいと強く念じたからだと思いますわァ。。。

なるほど。。。 「生者や死者の思いが凝って出歩く姿が、幻になって人の目に見える」ことを「オマク」と言うらしいですけれど。。。 お菊さんの苦しみがそれほどひどかったということですかァ?

そうです。。。 早く父と母のところに行って3人でまた団欒を共にしたいと思ったのですわ。。。

なるほど。。。 それでお菊さんの生霊(いきりょう)がお父さんとお母さんの眠るお墓に歩いていったのですねぇ~。。。

そういうことだと思いますわァ。。。 もしかして。。。、もしかして。。。、デンマンさんは、この事もブログに書くのですかァ~?

いけませんかァ~?

別にかまいませんけれど、ブログを読むネット市民の民様が信じてくれるでしょうか?

あのねぇ~、お菊さんの時代にも“信じる者は救われる!”という昔からの言い伝えがあったと思うのですよ。。。

ええ。。。、そう言えば、そのような事を何度か母が言っていたのを思い出しましたわァ。 

だから、僕がお菊さんのことを書けば“救われたい”と思う人は信じてくれるはずです。。。 少なくとも真由美ちゃんだけは信じてくれるはずですから。。。

マジで、こういう夢を見たのですかァ~?

嘘やデタラメでこのような長い記事を書けると思いますか?

デンマンさんなら書くと思いますわァ~。。。 うふふふふ。。。

あのねぇ~、夢の中でも 真由美ちゃんだけは信じてくれると思っていたのですよ。。。

でも。。。、でも。。。、夢と現実は違いますわァ。。。 (モナリザの微笑)

つまり、真由美ちゃんは僕の見た夢を信じないのですかァ~?

そこまで言われたら、信じないわけにはゆきませんよねぇ~。。。 信じることにしますわァ。。。 (再びモナリザの微笑)


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【デンマンの独り言】


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真由美ちゃんの母親は 僕の従妹です。。。

つまり、僕の母親は真由美ちゃんにとって大伯母にあたります。


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僕の母親が亡くなる2年ほど前に真由美ちゃんと一緒に撮った写真です。

ところで、真由美ちゃんは、ノース・バンクーバーでホームステーしながら
VCC (Vancouver Community College)にかよって
パン職人・ベーグル職人の勉強と実習に励んでいました。

去年(2016年)の9月に卒業式を終えて、
現在、バンクーバー市内の旨いベーグルを提供するカフェ・レストランで働いています。

忙しい時間を割いて、真由美ちゃんも僕の母親の葬式には参列してくれました。

学生時代には、先生やクラスメートとの英会話には、まごつくことがあったそうです。
外国語というのは習得するのが実に大変です。

あなたは英会話を勉強してますか?
できれば、英語を話している国へ行って英会話を勉強するのが一番です。

でもねぇ~、英会話を勉強する方法に王道はありません。
人それぞれです。。。
自分に合った勉強法を見つけるのが、英会話の上達の早道だと僕は思いますね。

同じことを同じように勉強しても、人によって上達が違うのですよ。
僕の経験で言っても、人によって、語学の才能というのはまちまちです。

太田将宏老人のように、40年もカナダに住んでいるのに
英会話が満足にできずに 6人に成りすまして日本語でブログにコメントを書きなぐって余生を過ごす人もいます。

なかには、日本語を忘れてしまうほど、英語にどっぷりと浸かってしまう人もいます。
20年以上英語圏で英語を話してますけれど、
僕は、漢字を忘れることはあっても、日本語を忘れることはありません。

もちろん、今でも、英語を話すよりも日本語を話す方が楽に話せます。
僕自身は語学の才能があるとは思ってませんが、
僕が、カナダ人と笑いながら話しているのを聞いていると、
真由美ちゃんには さっぱり 何を話しているのか解らないと言うのですよね。

僕がペラペラと英語を話しているように見えるのだそうです。
早くデンマンさんのように 英語がしゃべれるようになりたい、と真由美ちゃんは言います。

しかし、僕は、常に、英語を日本語のように しゃべれたら いいなと思っているのですよ。
外国語を母国語のように話すのは、本当に難しいと思います。

いずれにしても、真由美ちゃんは小さい頃からの夢が叶ってぇバンクーバーにやって来たのです!


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ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


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世界で最も住みやすい街バンクーバー


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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんが バンクーバーにやって来たのは 2008年の元旦の2週間ほど前でした。

クリスマスをバンクバーで過ごして、それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのです。


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上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は確か2度ぐらいでした。 

水の中の方が暖かかったのです。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

では、また興味深い、面白い記事を書くつもりです。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
じゃあね。


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If you’ve got some time,

Please read one of the following artciles:


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『サンタ マユミちゃん』

『お汁粉@海外』

『お汁粉@カナダ』

『支払いでトラブル』

『風邪で甘えてる場合じゃねぇ~!』

『バレンタインのお菓子』

『結婚、仕事、人生』

『命の力だね』

『英語と真由美ちゃん』

『海外に目を向ける』

『カーネギーホールじゃないよ』

『やる気があれば道は開ける』

『ニャンニャンと人生』


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『ピラミス@美術館』

『夢のバンクーバー』

『バンクーバーの屋上で』

『オランダ移住』

『カナダ移住の夢』

『ディープコーヴ』

『浴衣のバンクーバー』

『黒豚テリマヨ』

『イタリアのベーグルとサルサ』

『花火大会』

『乙女老い易く学成り難し』

『真由美ちゃん@英語』

『真由美ちゃんダントツ』

『日本よい国天国だ!』

『やっぱりどこか狂ってる』

『日本で再会』


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『乙女力@宇都宮』

『いい出会いの連鎖』

『笑顔の乞食おばさん』

『ニュートンの暗い秘密』

『新年@バンクーバー』

『スープキッチン@新年』

『猫と癒し』

『猫と犬と癒し』

『大通りde水の滑り台』

『イルカとワンちゃん』

『カワウソ@スタンレー公園』

『生パンツ系男子とベトナム兵』

『愛と癒しの涙』

『ダンスとノーベル賞』

『おもてなし』

『思い出ポロポロ』

『ロブソンの5月』


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『ネットが不倫を連れて来る』

『ペットと良心』

『夢のデニッシュ』

『パンツァネッラ』

『12歳少女の短命』

『行田の伯母さん』

『パン職人修行』

『タイムマシーン』

『ルンルンdeサルサ』

『天国のワンちゃん』

『万の風になって』

『プロシュット』


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『なせば鳴る音楽』

『日本人女学生行方不明』

『日本人女学生死亡』

『ガレット』

『那須高原の紅葉』

『希望とロマン』

『錯視 錯覚』

『マンボ@バンクーバー』

『オリーブオイル』

『スコーンとプディング』

『5月のロブソン』

『病院食の間違い』

『プレミアム・ジャパン』

『自然の摂理を無視すると…』

『夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン』

『パリ風カフェ』

『どこか狂ってるわ』


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舞踏会 明子

2017年2月13日

 

舞踏会 明子

 


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旧ソビエト連邦時代のグルジア出身の

アルメニア人音楽家アラム・ハチャトゥリアンの作曲した

仮面舞踏会はミハイル・レールモントフの戯曲

『仮面舞踏会』を題材にした音楽作品で、

当初は劇音楽として作曲されたが、

後に作者本人によって管弦楽のための

組曲に編成された。

この組曲の最初の“ワルツ”に合わせて

ヒロインのナターシャ・ロストワが

初めての舞踏会でアンドレイ・ボルコンスキー公爵と

踊るのだけれど、このシーンが

デンマンの心を最も捉(とら)えたのでした。


ケイトーは明子さんじゃなくて真由美ちゃんと舞踏会で踊ったのォ~?


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ん。。。? 僕が明子さんじゃなくて真由美ちゃんと舞踏会で踊ったのですかァ~。。。

私が質問しているのよ。。。 真由美ちゃんとケイトーが踊っている写真が上の中にあるじゃない!

あのねぇ~、それらしい写真がないと面白くないので、真由美ちゃんと僕の写真を貼り付けたのですよ。。。

じゃあ、明子さんというのは、いったい誰なのよゥ?

ちょっと次のリストを見て欲しいのです。。。


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『拡大する』

これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の1月22日の日本時間で午後2時9分から午後2時39分までの30分間の「生ログ」です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しいのですよ。。。

あらっ。。。 1月22日の午後2時31分に Yahoo!で画像検索して『美しい日本語』を読みにやって来たのねぇ~。。。

そういうことです。。。

“美しい日本語”と舞踏会が どのように関係しているのォ~?

あのねぇ~、「リファラ」のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。。。


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

あらっ。。。 「舞踏会 明子」と入れてYahoo!で画像検索したのねぇ~。。。

そうなのですよ。。。  78,500件ヒットするのだけれど、画像検索したネット市民は赤枠で囲んだ写真をクリックしたのです。。。 すると次のページが出てきます。


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『拡大する』

『美しい日本語』

あらっ。。。 この写真の女性が“明子”さんなのォ~?

いや。。。 この女性は明治時代に実在した皇族の女性ですよ。。。 たまたま“舞踏会”という雰囲気にふさわしいと思って記事に載せたのだけれど、明子さんではありません。。。 検索したネット市民は、明らかに芥川龍之介が書いた「舞踏会」という作品に出てくる“明子”さんを探していたようです。。。

芥川龍之介 「舞踏会」


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(略) …が、鹿鳴館の中へはいると、間もなく彼女はその不安を忘れるような事件に遭遇した。
と云うは階段のちょうど中ほどまで来かかった時、二人は一足先に上って行く支那の大官に追いついた。
すると大官は肥満した体を開いて、二人を先へ通らせながら、呆れたような視線を明子へ投げた。

初々しい薔薇色の舞踏服、品好く頸へかけた水色のリボン、それから濃い髪に匂っているたった一輪の薔薇の花—実際その夜の明子の姿は、この長い辮髪(べんぱつ)を垂れた支那の大官を驚かすべく、開化の日本の少女の美を遺憾なく具えていたのであった。 (中略)


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二人が階段を上り切ると、二階の舞踏室の入口には、半白の頬髯(ほおひげ)を蓄えた主人役の伯爵が、胸間に幾つかの勲章を帯びて、路易(ルイ)15世式の装いを凝らした年上の伯爵夫人と一緒に、大様(おおよう)に客を迎えていた。
明子はこの伯爵でさえ、彼女の姿を見た時には、その老獪(ろうかい)らしい顔のどこかに、一瞬間無邪気な驚嘆の色が去来したのを見のがさなかった。

人の好(い)い明子の父親は、嬉しそうな微笑を浮かべながら、伯爵とその夫人とへ手短に娘を紹介した。
彼女は羞恥と得意とを交(かわ)る交(がわ)る味わった。
が、その暇にも権高(けんだか)な伯爵夫人の顔立ちに、一点下品な気があるのを感づくだけの余裕があった。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


72-74ページ
『日本人が忘れてしまった美しい日本語』
著者: 佐藤 勝 
2002年8月19日 第1版発行
発行所: 株式会社 主婦と生活社

「舞踏会」は大正9年1月に発表された芥川が書いた短編なのですよ。 鹿鳴館での舞踏会の一夜を描いた前半と、32年後の秋の日を描いた後半とから成り立っているのです。 前半は、明治19年11月3日、今で言えば天皇誕生日に、鹿鳴館での舞踏会にデビューした数え年17歳の明子が経験した忘れえぬ一夜の物語なのです。 上の部分は、その前半の一部です。 明子さんがマジで美しいので彼女を見た「主人公の伯爵」の「老獪らしい顔」にさえ「無邪気な驚嘆の色」が表れてしまうというのですよ。

。。。で、後半は?

後半では、上の場面から32年後の秋の日の事が書かれているのです。 つまり、大正7年の秋なのです。 汽車の中で青年小説家が明子さんと一緒になる。 その時、32年前の舞踏会の思い出を小説家に語るのです。

その思い出というのが上のエピソードの中の老獪(ろうかい)な顔をした伯爵のことですか?

違うのですよ。 実は、伯爵に出会った後で明子さんはフランス海軍将校と踊るのです。 そのフランス人が明子さんの美しさを「ワットオの画の中の御姫様のよう」だと言うのです。

ワットオというのはフランス人の画家なのォ~?

実は、ワットオという呼び方は大正時代の呼び方だったらしい。 ウィキペディアで調べたらアントワーヌ・ヴァトー(Antoine Watteau: 1684年10月10日 – 1721年7月18日)のことですよ。 


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300年前に活躍していた画家です。 Watteau は次のような女性の絵を描いたのです。


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ケイトーも、こういうタイプの女性が美しいと思うの?

いや。。。 僕が思っている「美しい女性」のタイプとはかなり違いますよ。

ケイトーが想っている「美しい女性」のタイプってぇ、どういうタイプなのォ~?

例えば、イタリア映画 “I girasoli (Sunflower)” に出てきたロシア人 (Masha) を演じた Ludmila Savelyeva (リュドミラ・サベーリエワ) のような女性ですよ。


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I girasoli – TRAILER

Henry Mancini

Love theme from SUNFLOWER

Ludmila Savelyeva (リュドミラ・サベーリエワ) のような女性が「美しい女性」なのォ~? つまり、ケイトーは白人女性志向なのねぇ~?

違いますよ。 たまたま Watteau の描いた絵にフランス女性が出てきたから白人の女性を取り上げたまでですよ。

日本人だったら。。。?

そうですねぇ~。。。 日本人だったら次のような可愛らしい舞妓さんですよ。

あらっ。。。 ケイトーってぇ、どちらかと言えば幼い感じの女性が好みなのねぇ~。。。? もしかしてロリコンじゃないのォ~?

やだなあああァ~。。。 ロリコンじゃありませんよう! シルヴィーはダイアンも幼い感じを与える女性だと思うわけぇ~?


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どちらかと言えばダイアンも熟女と言うよりは幼い感じを与える女性だと思うわ。

でも、いくらなんでもオッパイの感じといい、ヒップのムキムキした感じといい。。。 ロリコンとは違うでしょう!?

とにかく、ケイトーの美人観はフランス人将校とはだいぶ違ってるわよねぇ~。。。

その通りですよ。 僕もかなり違っていると意識しましたよ。

それで、明子さんはその将校と忘れられない思い出があるのォ~?

いや。。。 その夜、鹿鳴館で会っただけですよ。 ただ、二人でバルコニーに出て「ほとんど悲しい気を起こさせるほどそれほど美し」い花火を見ながら言葉を交わすのです。

どのような。。。?

「私は花火のことを考えていたのです。 我々の生(ヴィ)のような花火の事を」とフランス人の将校は言うのです。 花火は一瞬美しく輝いて永遠に真暗な闇の中に沈んでゆくので、そこにフランス人将校は「我々の生(ヴィ)」の象徴を見ていたと言いたかったのですよ。 つまり、人形のように美しい明子も、一瞬輝いて闇に消えてゆく。。。 美しさとはそのようなものと芥川は捉(とら)えていたのですよ、多分。。。 おそらく芥川がフランス人の口を借りて、そのように言わせたのですよ。

ただ、それだけのことですか?

そうです。 フランス人将校と明子さんとの間にそれ以上の発展はない。 ただ、物語を読んでゆくと僕はハッとしてある驚きを感じたのですよ。

どのような。。。?

明子さんの話を聞きながら、小説家は話の中の海軍将校がピーエル・ロティである事を知るのです。

あの『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』を書いた作家ですか?

そうです。 芥川は短編の中で49歳の明子さんに次のように言わせているのですよ。


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存じて居りますとも。 Julien Viaud (ジュリアン・ヴィオ)と仰有る方でございました。


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あなたも御承知でいらっしゃいましょう。 これはあの『お菊夫人』を御書きになった、ピエール・ロティと仰有る方の御本名でございますから。。。


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「お菊」さんのモデルになった「オカネ」さん


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ケイトーにとってぇ、明子さんが鹿鳴館でピエール・ロティに出会ったということがそれほどの驚きなのォ~?

あのねぇ~、ピエール・ロティは1885年と1900~1901年の二度、日本へやって来ているのですよ。 鹿鳴館のパーティに出たのは1885年に日本へやって来た時なのです。 でもねぇ~、『お菊夫人』の中では芥川が『舞踏会』で書いているようなことは言ってないのですよ。

どのよなことを言ってるのですか?

鹿鳴館でダンスを踊る日本人を「しとやかに伏せた睫毛の下で左右に動かしている、巴旦杏(アーモンド)のようにつり上がった眼をした、大そうまるくて平べったい、小っぽけな顔」「個性的な独創がなく、ただ自動人形のように踊るだけ」「何と醜く、卑しく、また何とグロテスクなことだろう!」と書いている。

あらっ。。。 ピエール・ロティは日本人に対して蔑視に近い念を抱いていたということじゃない!?

だから、そのように言う評論家も多いのですよ。 でもねぇ、もしピエール・ロティが『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』を書かなかったら、ヨーロッパやアメリカでの日本女性の人気はなかったのですよ。

でも、「(鹿鳴館でダンスを踊る日本人は)何と醜く、卑しく、また何とグロテスクなことだろう!」と書いているのでしょう?

でもねぇ~、そういう悪い事ばかりを書いているわけじゃない。 ヨーロッパ人やアメリカ人が読んだら、「日本へ行って、ぜひとも日本のきれいな女性とロマンスを味わいたい」というような夢を膨らませるようなことも書いている。

マジで。。。?

もちろんですよ。 あの有名なプッチーニのオペラ『蝶々夫人 (Madame Butterfly)』も。。。、また最近では、1989年9月20日にロンドンのウエストエンドで初演されたミュージカル『ミス・サイゴン (Miss Saigon)』も、ピエール・ロティの『お菊夫人(Madame Chrysanthème)』をストーリーのベースにしているのですよ。

Madame Butterfly

Miss Saigon

でも、ピエール・ロティがそれほどの影響をマジで与えたのかしら?

じゃあねぇ~、駄目押しのエピソードをシルヴィーのために、ここに載せますよ。 読んでみてください。


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チェーホフは2月に日露戦争がはじまったあとの明治37(1904)年7月15日(グレゴリ暦)に亡くなった。
その3日前の友人あての手紙で、日本が戦争に敗北するのを予想して、「悲しい思いにかられている」と記した。
そして死の床についたとき、ぽつんと「日本人」(単数形)と呟いたという。
夫人のクニッペルがちょっとシャンパンを口に含ませた。
するとチェーホフはドイツ語ではっきりと医師に「Ich sterbe」(死にます)といい、それから夫人の顔を見て微笑んで「長いことシャンパンを飲んでいなかったね」と語りかけ、静かに横になり、眼をつむり、そのまま永遠の眠りについた。
午前3時であった。

まるで一場の芝居をみるようであるが、日本に来たこともないチェーホフが、死の床で日本と日本人にたいして何やらの想いを吐露しているようで、すこぶる不思議ではないか。

ところが、そのナゾが中本信幸氏の『チェーホフのなかの日本』(大和書房)を読むことでスパッと解けた(ような気がする)。

明治23(1890)年の春、彼はサハリン(樺太)への長途の旅にでた、その帰り道の途中のこと。
ときは6月26日、ところは中国と国境が接しているアムール河ぞいのブラゴヴェシチェンスクである。
ここで何事かが起こった。

翌27日、チェーホフは友人の作家スヴォーリンに手紙を書いているそうな。
「……羞恥心を、日本女は独特に理解しているようなのです。
彼女はあのとき明かりを消さないし、あれやこれやを日本語でどういうのかという問いに、彼女は率直に答え……ロシア女のようにもったいぶらないし、気どらない。
たえず笑みを浮かべ、言葉少なだ。
だが、あの事にかけては絶妙な手並みを見せ、そのため女を買っているのではなくて、最高に調教された馬に乗っているような気になるのです。
事がすむと、日本女は袖から懐紙をとりだし『坊や』をつかみ、意外なことに拭いてくれます。
紙が腹にこそばゆく当たるのです。
そして、こうしたことすべてをコケティッシュに、笑いながら……」
と書き綴ってきて、最後に記すのである。

「ぼくはアムールに惚れこんでいます。
2年ほどここで暮らせたらもっけの幸いと思うのです。
美しく、広々として、自由で、暖かい。
スイスやフランスでも、このような自由を1回も味わったことはありません」
アムール河畔でのたった一夜の契り。
だが「ぼくはアムールに惚れこんでいる」とまでいう。

当時、シベリア沿海州には、日本人の“からゆきさん”が多くいたことは記録にも見えている。
その中の一人が、チェーホフに優しさと暖かさというイメージ(夢)を抱かせ、その想いがふくらみ、ついに名作『桜の園』を生ましめた。
「庭は一面真っ白だ。 …… 月光に白く光るんだ」(ガーエフ)、
「すばらしいお庭、白い花が沢山」(ラネーフスカヤ)、
こうした日本の桜の純白の美しさを教えたのは、実に、その言葉少なな日本女であった。


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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


237-239ページ
『ぶらり日本史散策』
著者: 半藤一利 
2010年4月15日 第1版発行
発行所: 株式会社 文藝春秋

つまり、チェーホフがアムール河ぞいのブラゴヴェシチェンスクで日本人の「からゆきさん」に会ったのはピエール・ロティの『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』の影響だと言いたいのォ~?

その通りですよ。 チェーホフは1890年の4月から12月にかけて当時流刑地として使用されていたサハリン島へ「突然」でかけたのですよ。

どうして。。。?

あのねぇ~、ピエール・ロティの『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』が出版されたのは1887年なのですよ。

つまり、チェーホフは『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』を読んで、それでサハリン(樺太)への長途の旅の帰り道にアムール河ぞいのブラゴヴェシチェンスクに立ち寄り日本人の「からゆきさん」に会ったと。。。?

その通りですよ。 『Madame Chrysanthème (お菊夫人)』には、それほどの影響力があったということです。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたはオペラ『蝶々夫人』を観たことがありますか?

もし、興味があったらここに2時間のオペラを貼り出しますので、

時間があったら観てください。。。


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ところで、シルヴィーさんのことをもっと知りたかったら次の記事を読んでください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』

『宮沢りえと床上手な女』

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』

『アダムとイブは何を食べたの』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事


平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
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『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
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■ “JAGEL – Soft Japanese Bagel”


(linger65.gif)

■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』


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エロエロ源氏物語

2015年5月18日

 

エロエロ源氏物語

 


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デンマンさん。。。 どうして またエロい源氏物語を取り上げるのでござ~ますかァ?


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いけませんかァ~?

だってぇ~、5月4日に次の記事を書いたばかりじゃござ~ませんかア!


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『光源氏もビックリ』

あのねぇ~、上の記事を書いたからなのか? それとも、他の理由なのか? とにかく、次の『エロい源氏物語』が読まれているのですよ。


(ame30208e.png)

『実際の記事』

あらっ。。。 どうして。。。、どうして。。。、『エロい源氏物語』が読まれているのでござ~ますか?

やっぱり、多くのネット市民の皆様がエロい源氏物語を期待しているのですよ。

そのような事があってよいものなのでしょうか?

でも、とにかく、それが事実なのですよ。

その証拠でもあるのでござ~ますか?

もちろんですよ。。。 次のリストを見てください。


(ame50516d.png)

『拡大する』

これはアメブロの僕のブログの5月10日から16日までの1週間の「人気記事リスト」ですよ。 赤枠で囲んだ4番に注目してください。 個別の記事では『エロい源氏物語』がダントツで読まれているのです。

『エロい源氏物語』に興味を感じて読むということは『源氏物語』を侮辱しているようなものでござ~ますわア。。。 こう見えても あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している身でござ~♪~ますわア。。。 なんだかァ、あたくしまでが虚仮(コケ)にされているような気がしてきましたわァ~。。。

卑弥子さん。。。、それは ちょっと考えすぎですよ。

でも。。。、でも。。。、 どのようにして『エロい源氏物語』を探し当てたのでござ~ますか?

簡単なことですよ。 次のリストを見てください。


(ame50430c.png)

『拡大する』

これはアメブロの僕のブログの4月24日から30日までの1週間の「人気検索キーワード」のリストなのですよ。 赤枠で囲んだキーワードに注目してください。

あららあああっ。。。 “エロい”と“源氏物語”を入れて検索したのですわねぇ~。。。 この人たちはヤ~らしい性格なのですわねぇ~。。。

あのねぇ~、“エロい源氏物語”をネットで探しているネット市民を“ヤ~らしい”と決め付けるのは 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授らしくないですよ。

じゃあ、どのように言えば よろしいのでござ~ますかァ~?

だから、「源氏物語の中にエロチックなエピソードを読みたいと思っているネット市民の皆様がたくさんいるのでござ~ますわねぇ~」と言えばいいのですよ。

ちょっと言葉を変えただけで、言っていることは“ヤ~らしい”ネット市民が大勢居るということではござ~ませんかア!

そのように言ってしまっては、身も蓋もありませんよ。。。 あのねぇ~、人間は根本的に3つの欲望に支配されているのです。。。 つまり、色欲、金銭欲、それに食欲。。。 だから、多くのネット市民の皆様が“エロチックなエピソード”を読みたいと思っても、けっして“ヤ~らしい”わけではないのですよ。 言わば、極めて人間的なことです。

でも、人間は食べるために生きているのでも、セックスをするために生きているのでも、お金をためるために生きているのでもありませんわ。

じゃあ、何のために生きているのですか?

だから、文化的な生活と教養に満ちた生活をするためでござ~ますわよう。。。 それこそが、人間を他の動物たちと分けている マジで人間らしい特徴ですわよう。 だからこそ、あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~♪~ますわア。。。

なるほど。。。、なるほど。。。、僕は卑弥子さんの言う事も もっともだと思いますよ。。。 でもねぇ~、きれい事だけを見ていても人生はつまらないのですよ。

要するに、“ヤ~らしい”ものも見ないとつまらないと、デンマンさんは言うのでござ~ますかア?

いや。。。 僕が言っているわけじゃないのですよ。。。 上のリストの検索キーワードを見れば そうとしか考えられない!

それで、いったい何のために、デンマンさんは今日の記事を書き始めたのでござ~ますか?

だから、ネットでちょっと確かめてみようと思って。。。

何を。。。?

次のように検索してみたのですよ。 「源氏物語 エロい」と入れてGOOGLEで検索すると、僕の記事が引っかかるのかどうかと。。。?


(gog50517a.png)

『現時点での検索結果』

134,000件ヒットするのですよ。 色のついた枠で囲んであるのが僕が投稿した記事です。 赤枠で囲んだタイトルをクリックすると次の記事が出てきます。


(wp50109e.png)

『実際の記事』

緑の枠で囲んだタイトルをクリックすると、ダントツで読まれた『エロい源氏物語』が出てくるのですよ。


(ame30208e.png)

『実際の記事』

青枠で囲んだあるのはツイッターの呟きですわねぇ~。。。

そうです。。。 クリックすると次の画面が出てきます。


(twi50517a.png)

『実際のページ』

ハッシュタグの#エロい源氏物語を入れてTWITTERで検索した結果ですわね。

そうです。。。

。。。で、この事を確かめるために、今日の記事を書き始めたのですか?

いや。。。 もちろん、これだけのためじゃありません。

他に何をお話しになるのでござ~ますか?

ちょっと次の検索結果を見てください。


(gog50517b.png)

『現時点での検索結果』

あらっ。。。「なぜエロい源氏物語を探すのか」と入れてGOOGLEで検索してみたのですわねぇ~。。 うふふふふふふ。。。

そうなのですよ。。。

それは、ネット市民の皆様がエロいお話を読みたいからなのでしょう?

もちろん、そうなのだけれど、決まりきった理由以外にも 何か他に理由があるかもしれないと思ったわけですよ。。。 ちょっと青枠で囲んだ箇所に注目してください。

これはGOO の「教えて!」のページですわねぇ~。。。

そうです。。。「源氏物語の持つ意味ってなんでしょう?」というタイトルなのですよ。。。 クリックすると次のような質問が書いてあったのです。

質問者:tarecolo
質問日時:2002/03/22 18:21

こんにちは。
先日(といっても年始)、「千年の恋 ひかる源氏物語」を見に行った話を友人にしたら、
彼は「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」と言われました。


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確かにそういわれると身も蓋もないのですが…

私は「女性が書いたはじめてのかな文学の長編小説である」という歴史的意味があると解釈している
(この認識自体が間違ってたらどうしよう…)のですが、
あの物語の凄さについて、友人を納得させられるよい回答がありましたら教えて下さい。


『GOO の「教えて」のページ』より

あらっ。。。 「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」というような愚かな事を言う男子が居るのでござ~ますわねぇ~。。。

あのねぇ~、「千年の恋 ひかる源氏物語」を見て面白がる女の子を見ると、多くの男は、たぶん そのような事を言うと思うのですよ。


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あたくしも上の映画を観ましたけれど、実に興味深い、素晴らしい映画だと思いましたわ。 「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」というような愚かな事を言った男子は、たぶんアダルト映画だけしか観たことがないのだと思いますわ。

ウルトラマンとか、ポケモンなんかも観ていると思いますよ。

そういうものばかり観ているから『源氏物語』が理解できないのですわよ。。。 それで、どのような回答が書いてあったのでござ~ますか?

次のような素晴らしい回答が寄せられたのですよ。

回答者:amrthyst
回答日時:2002/03/24 01:34

源氏物語には、まず何といっても千年を超えて読み継がれてきた点だけを見ても、
そこに極めて人間にとって洋の東西や文化の違い、
時代をも凌駕する「普遍性」を宿しているという点だけでも素晴らしい価値があります。

ホメロスの叙事詩やギリシャ神話は、基本的には男女間のもつれが戦争に発展したものですし、
ゼウスなんて人間といわず女神といわず手をだしまくっています。
エロス・タナトスというギリシャ由来の哲学原理がありますが、
性=生命の基本的で最も重要な活動であり、
それを抜きにして人間の生涯や文化を語ることがそもそもナンセンスです。

恋愛や性愛の描写は、それが匂わせる程度のものから露骨なものまで「無いものを探す方が困難」ですし、
「エロ小説」と、少なくとも訳文すら読みもしないで、決め付けている態度の方に問題があるのではないでしょうか。


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もう一つは源氏物語に関して膨大な研究と視点が提示され、
それだけ様々な観点から掘り下げられているという点に於いても、
この女性の手になる物語が、光源氏という現実にはありえない一見完璧な存在を主人公としながら、
非常に人間と人間同士がふれあい、共に生きていくうえでの苦悩や感情など、
「生」そのものを奥深く、ある種非常に冷静に掘り下げ描いていて、
それがかえって浮き彫りのリアリティで「人」とその奥深い精神世界・生命の姿を読者に伝えているからにでしょう。

ユング・フロイト的観点からの分析も可能ですし、
当時の最高レベルの知識・教養階層であった平安貴族たち、
そして当時の日本人が持っていた仏教と神道をないまぜにした、
宗教観や人生観の理解も重要です。
人生50年以下の時代の話なのですから。

加えて、この物語は当時の平安貴族の知的レベルで読むためには、
まず当時までの中国文化・歴史・漢詩・漢文の知識が必要です。

次に記紀・万葉等の上代からの文化教養と日本の歴史。歴史的事件や神話的故事。
それから当時の仏教・神道・陰陽道といったものから派生する、
時間・地理・色などあらゆる事物に対する現代との視点の違いや慣習の違い。
全編に詠まれる和歌には、こうした教養の土台がないとその真の意味や深い裏の意味を理解し得ないものばかりです。

和歌一つも単に現代の詩人のように、
自分の感情を吐露しているだけではないのです。
源氏の君が須磨に半ば流刑のような形で流れていくのも、
それは須磨・西国でなければならないのです。

当時の人々にとって、神戸以西というのは、出雲文化圏であり、
出雲を支配する大国主大神は冥界の支配者であり、
西国というのは一種の死後世界的なイメージがあったのです。
また仏教の西方浄土にも通じます。

罪穢れを犯した人間は、西国に赴くことで「死に」罪科を冥界に洗い流してきて、
さらに成長・パワーアップして「蘇える(黄泉かえる)」のです。
源氏の君も須磨以降、栄華を極めていきます。
また源氏の君の六条院という住まいの作りや庭木の配置など細部に渡って、
陰陽道的な知識やそこから派生するエピソードが描かれています。

源氏物語は別名を「紫の物語」「ゆかりの物語」とも呼ばれますが、
紫という色が、非常に高貴で神聖な色であると同時に、
淫らさや性愛・官能といった意味合いを当時から持つ色であること、
赤と蒼の混合色であり、非常に染色技術上も不安定な色であることから、
「ゆらぎの色・狭間の色」とも呼ばれていて、
常に仏教的な厭世観と恋愛や母への思慕と言った聖俗の感情の間でゆらぐ源氏や紫の上と言った人物達、
ひいては「人間」そのものの象徴色でもあるのです。
「ゆかり」は紫の字をあてることもあり、高貴な血縁・血筋をも意味しています。


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こうした、非常に高度な知的レベルと教養が基礎知識にないと、
理解できない内容が作品の土台ともなっているのが源氏物語なのです。

当時の平安人・日本人がいかに、高度な知的レベルを「一般常識」として備えていたかを考えると、
現在の文化・芸術とは比較にならない程の価値を備えた作品であると言えます。

こうした幾重にも重層的な内容と価値を持ち、
また新たな読み方・観点をいまだに与え続ける作品は世界的に見ても極めて希少です。
単純な善悪二元論的内容ではないからというのも大きな要因でしょう。

価値などというものは、結局は後世の人間が勝手につけているものに過ぎませんが、
少なくともきちんと代表的な訳文だけでも読んでから、
エロ小説か否かを判断してもらう方が早いと思います。
現代の歌謡曲の方が、文章内容だけならよっぽど「エロ」だと思いますよ。


『GOO の「教えて」のページ』より

あらっ。。。 なかなか奥の深い事をかいていますわねぇ~。。。

あれっ。。。 この回答者は卑弥子さんじゃなかったのですかァ~?

あたくしではござ~ませんわァ。

僕は、てっきり卑弥子さんが回答したのだと思いましたよ。。。 だから、この記事を書く気になったのですよう。。。 上の回答を書いたのは卑弥子さんじゃなかったのですかァ~。。。 ちょっとガッカリしたなァ~。。。

でも、あたくしも上の回答者と同感でござ~ますわァ。 現代の歌謡曲の方が、文章内容だけならよっぽど「エロ」だと思うのでござ~ますわァ。

だけどねぇ~、僕はちょっと期待はずれだったのですよ。

どうしてで ござ~ますか?

「源氏物語の持つ意味ってなんでしょう?」というタイトルに引き込まれて、僕は興味津々(しんしん)ですべての回答を読んでみたのですよ。 でもね、どの回答も重要な事を見落としていたのですよ。

その重要な事とは。。。?

次のことですよ。 かつて卑弥子さんと語り合ったのです。 思い出してください。

だいたい、あたくしはデンマンさんがおっしゃる源氏物語が“摂関文学”だ!という決め込みには大反対なのですわ。

あのねぇ~、NHKの番組でも源氏物語は当時の摂関政治と密接に関係していると言っているのですよ。 次の表を見てください。


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紫式部が活躍する寸前の宮中では一条天皇が健在だった。 当時の実力者である藤原道隆は娘の定子を女御として入内させた。 この定子は、後に中宮となるのですよ。 父の兼家が死ぬと、藤原道隆は後を継いで関白となる。 朝政を主導するのだけれど、僅か5年ほどで病に倒れ、嫡男の伊周を後任の関白にと願うけれど、伊周は内大臣のまま亡くなってしまう。 つまり、定子は宮中での後ろ盾を失ってしまうのですよ。 

後ろ盾を失うと どうなるのでござ~ますか?

定子は宮中でイジメにあったのですよ。

まさかァ~?

まさかじゃないですよ。 それが当時のイジメの構造だったのです。 そこに付け込んで裏で動いていたのが藤原道長だった。 卑弥子さんも知ってのとおり 定子はイジメにあって、とうとう尼さんになって出家してしまう。

それで藤原道長は どうしたのでござ~ますか?


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藤原道長は娘の彰子を一条天皇の中宮にした。 ところが一条天皇は定子の事が忘れられない。 それで、また定子を宮中に入れて中宮とした。 要するに、一条天皇にとって彰子は少女っぽくって面白くない。 それで定子のことばかり愛している。 彰子の父親である道長には、この事が面白くない。 宮中で権力を握るためには、なんとかして一条天皇が彰子を好きになってくれないと困る。 つまり、彰子が一条天皇の子供を生んでくれないと外祖父として権力を握る事ができない。 それで雇ったのが紫式部だったのですよ。

でも、それは違うと思いますわ。

どうして。。。?

ちょっと源氏物語の宮中の表を見てくださいまし。


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源氏物語の中では、このようになっているのですわ。 桐壺更衣が定子で藤壺更衣が彰子だと デンマンさんは言うのでしょう?

その通りですよ。

だとしたら、源氏物語の主人公・光源氏が藤原道長の 言わば敵である定子、つまり、物語の中の桐壺更衣と帝(みかど)の皇子にするのは、可笑しいのではござ~ませんか? 

あのねぇ~、主人公の光源氏を藤壺更衣、つまり、現実の宮中の彰子と帝の子供にするのか? あるいは適陣の定子と帝の子供にするのか? それは、たいした問題じゃない! 要点は、源氏物語を読んで面白い物語にすることが重要なのですよ。

どういうことでござ~ますか?

つまり、“源氏物語”は言わば日本版“千夜一夜物語”なのですよ。


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紫式部に面白い物語を書いてもらって、その物語を彰子が一条天皇に読んで聞かせる。 すると、その物語の面白さに惹かれて一条天皇が毎晩のように彰子のベッドルームにやって来る。 そうすれば一緒にベッドに入る機会も多くなるのですよ。 実際、そうやって、やがて敦成(あつひら)親王が生まれたのですよ。 つまり、藤原道長は紫式部に源氏物語を書かせて本来の目的、つまり、彰子に天皇との間に皇子を生ませるという目的を達成したのですよ。

その確証でもあるのでござ~ますか?

確証はないけれど、状況証拠ならばありますよ。

その状況証拠とは。。。?

現在に読み継がれている、これほど有名な源氏物語の作者の実名さえ、その没年さえ後世に伝わってない。 現在のわれわれは作者が“紫式部”だとしか知らない。 紫式部は謎めいているのですよ。 卑弥子さんも不思議だとは思いませんか?

そうですわね。 言われてみれば。。。 でも、その当時の女性は、ほとんどすべての女性が無視されていたのが普通でしたわ。

でもねぇ~、源氏物語は世界的にも有名な物語ですよ。 紫式部の実名も、没年も、謎に包まれているのは、彼女が宮中の舞台裏、つまり、藤原道長の陰謀を知りすぎていたからですよ。 だから、源氏物語が完成し、道長の陰謀が成就され、彼の目的を達成させると、紫式部は“知りすぎた者”として抹殺されないまでも、不遇な余生を送らされたのですよ。

つまり、紫式部は藤原道長の陰謀の一端を担っていたとデンマンさんはおっしゃるのでござ~ますか?

その通りですよ!

だから、わたしは何が何でも文学を歴史に結びつけるデンマンさんの解釈が嫌なのですわ。


『卑弥子の源氏物語』より
(2013年10月27日)

つまり、紫式部は藤原道長に利用されて『源氏物語』を書かされたと言うのでござ~ますかァ~?

そうですよ。。。

そのようなことをデンマンさんはマジで信じ込んでいるのでござ~ますかァ~?

あのねぇ~、もしそうでなかったら、紫式部の実名や没年も、はっきりと記録に残っているはずなのですよ。

つまり、紫式部は陰謀を知りすぎた女として歴史から静かに消えてゆく運命だったと。。。?

その通りですよ。。。 そうであるならば、紫式部が消え入るように姿を消していったということが よく理解できるのですよ。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたは どう思いますか?

わたしはDVD で1951年に作られた「源氏物語」を観ましたわ。


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日本語の会話が わたしにはちょっと難しかったのですけれど、
日本の平安時代の男女の恋愛が 少しは理解できて、
たいへん面白く観ることができました。

平安時代の女性は、かなり自由に恋愛ができたのですわね。

ところで、エロい源氏物語もいいですけれど、
たまには古代の日本についても考えてください。

あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ お読みください。
では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』

『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』

『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

『兄妹の恋のつづき』

『源氏物語エロいの?』

『酒が行って着物目変境』

『日本は外人に乗っ取られたの?』

『ん?ヒトラーはベジタリアン?』

『ふるさとの選挙と黒い霧』

『ハマグリにハマる』

『ハマグリの誘惑』

『ハマグリの足跡を追って』

『芭蕉と遊女』

『光源氏もビックリ』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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芭蕉と遊女

2015年4月8日

 
 
 
 
芭蕉と遊女
 
 
 

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デンマンさん。。。 芭蕉と遊女が出会って離れられないような関係になったと言うのでござ~ますか?


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あれっ。。。 卑弥子さんは、そのようなエピソードを聞いたことがあるのですか?

ござ~♪~ませんわァ。。。 だから、デンマンさんに尋ねているのですわ。

僕も、そのようなエピソードを これまでに聞いたことがないのですよ。

それなのに、どういうわけで「芭蕉と遊女の出会い」というタイトルにしたのでござ~ますかァ?

あのねぇ~、夕べ本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。


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ほんのちょっとした事でもおそろしい事はあるものです。

ほんのちょっとした、たとえば「も」が「と」とかわっただけでももう全部の意味ばかりでなく、芭蕉といった様な大人物まで、もう一度考え直してみなければならなくなるのはおそろしい事です。

一つ家に遊女も寝たり萩と月

その「遊女も」を「遊女と」と直したら、忽ち人生観まで変わってしまいます。

この一句の意味は、華やかな花の様な存在も世の中にはあるだろうが、自分は淋しい秋を友として生きている、遊女は見えずただ萩と月がある、それでもそういう色々の物が一緒にまじって暮らしているのが世の中というものだ、と云えば云える様な、孤独のあきらめがにじみ出ています。

が、もしミスプリントで、「遊女と」になっていたら、萩も月も、狸までうかれ出て、芭蕉と一緒に狂っている様なお祭気分になってしまいます。

おかしなものです。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
イラストはデンマン・ライブラリーより)


34ページ 『たしなみについて』
著者: 白洲正子
2013年10月10日 第8刷発行
発行所: 株式会社 河出書房新社

つまり、上の小文を読んでデンマンさんは芭蕉が遊女と一つ屋根の下で寝ただろうと言うのでござ~ますか?

そのとおりですよう。

でも、そうであったなら、白洲正子さんが言っているように芭蕉の人生観を見直さねばならなくなるのですわ。 しかも、もし芭蕉が遊女と一つ屋根の下で寝たとしたら、萩も月も、狸までうかれ出て、芭蕉と一緒に狂っている様なお祭気分になってしまうと、言っているのでござ~ますわァ。

あれっ。。。 卑弥子さんも、そう思うのですか?

だってぇ、俳人の芭蕉さんが遊女と狸と一緒になってお祭気分で踊りだすなんて考えられないですわ。

でもねぇ~、「遊女も」という元のままの俳句を解釈しても、僕には「遊女は見えずただ萩と月がある」とは考えられない! 「一つ家に遊女も寝」ているとしか考えられないのですよ。

でも、それでは、白洲正子さんが言っているように芭蕉が遊女と狸と一緒に踊りだしてしまうのですわ。

だから、それが白洲正子さんの独断と偏見なのですよ。 たとえ遊女と一つ屋根の下に寝たからといって、ただそれだけの事を針小棒大に解釈して、芭蕉が凡人のように遊女と狸と一緒に踊りだし、下らない人間になりさがってしまうとは思えない。

つまり、デンマンさんは、どうしても、芭蕉が遊女と一つ屋根の下で寝たとしか考えられないのでござ~ますか?

あのねぇ~、卑弥子さんも、もう一度じっくりと俳句を味わいながら読んでみてください。

一つ家に遊女も寝たり萩と月

どのように読んだとしても、一つ家に遊女も寝たのですよ。 そうじゃなければ、「遊女」を持ち出した意味がない! 

だってぇ~、それだと芭蕉は“スケベじいさん”になってしまうのですわァ。

あのねぇ~、もしもですよゥ、“スケベじいさん”を描くのであれば、次のような俳句になるのですよ。

一つ褥(しとね)遊女も寝たり萩と月

「褥」とは「布団」あるいは「寝床」の意味ですよ。 このような句であれば、当然、芭蕉がスケベ心を起こして遊女と寝たかもしれない。 でもねぇ~、「一つ褥」じゃなくて「一つ家」になっている。 遊女と芭蕉の間にはかなりの距離があるのですよ。 要するに一つ家の中でも一緒の布団に寝たわけじゃない。

そうだとして、それでは、デンマンさんは どのような情景を思い浮かべるのですか?

だから、次のようなやり取りが芭蕉と遊女の間に交わされたのですよ。


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芭蕉: 旅のものですが、どうやら道に迷ってしまったらしく、もうすぐ日が暮れます。 宿を探すにも、どうもこの辺りには一軒もそれらしいものは見当たらず、探しあぐねていたら、この草庵を見かけたというわけです。

遊女: そうでございますか。。。 それはお困りでしょう。

芭蕉: もし差し支えなければ、今夜、軒下でもお借りして夜露をしのぎたいと思うのですが、ご拝借できるでしょうか?

遊女: 軒下では、夜露をしのぐにも ご不自由しますもの。。。 むさくるしい草庵ではございますが、宜しければ どうぞおあがりくださいませ。。。

芭蕉: しかし、それではあまりにも不躾(ぶしつけ)と言うもの。。。 旅は慣れておりますので、軒下で結構でございます。

遊女: いえいえ、お見かけすれば、お年を召しておられますし、軒下では寒さもきびしゅうございます。。。お風邪を召したら、この先、長旅はきびしゅうございます。 “袖振り合うも他生の縁”と申します。 どうそ、ご遠慮なさらずにおあがりくださいませ。

芭蕉: しかし、このような老体(ろうたい)が上がりこんでは、ご家族に迷惑をかけるというもの。。。

遊女: こう申しては何ですが、あたくしは囲われ者。。。、主人は留守をしております。 独り者ゆえ、他の誰にも気兼ねはご無用でございます。 何もおもてなしはできませぬが、夜露をしのぐには、このあばら家も充分にお役に立つことと存じます。 さあ、どうぞ ご遠慮なさらずにおあがりくださいませ。。。

芭蕉も、この遊女の親切に甘えて草庵に上がらせてもらったわけですよ。

それで一つのお布団に一緒に寝たのでござ~ますか?

やだなあああァ~。。。 それじゃあ、“スケベじじい”が狸と遊女と一緒になって踊ってしまって俳句にならないのですよ。 そうじゃなくて、粗末な草庵だけれども、ちゃんと衣文掛(えもんか)けかなんかで芭蕉の爺さんとはちゃんと仕切りを設けたのですよ。


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つまり、別々に寝たのでござ~ますか?

当然でしょう! この遊女は卑弥子さんのように積極的ではなかったのですよう!

あらっ。。。 あたくしは、それほど積極的でしょうかしら!

何を言っているのですか? 卑弥子さんは、もう忘れてしまったのですか? 次のような事があったのを思いだしてくださいよ。

“痘痕(あばた)も笑窪(えくぼ)!”

卑弥子さんだって、このような諺があるのを知っているでしょう?

もちろん知っていますわア。

だったら、僕が愛しているアンナさんが気持ち良さそうに日光浴をしながら、ウトウトと無造作に両足を広げていても、その姿が、僕の目に天使のような寝姿と映っていることが理解できるでしょう。。。決して醜い姿でも、ヤ~らしい姿でもないのですよう。素晴しいイメージとして僕の脳裏に焼きついたのですよう。


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つまり。。。デンマンさんにとって、そのエロい姿が懐かしい思い出のイメージになっているのでござ~♪~ますか?

そうですよう。忘れようとしても忘れることのできない僕の思い出の中で強烈に燦燦(さんさん)と輝いているイメージなのですよう。

。。。んで、もしも、その相手が好きな女性でないとしたら、どうなるのでござ~♪~ますか?

多分、みっともない姿だと思うでしょうね。あるいは、はしたない姿だと思って、目を背(そむ)けたくなるでしょうね。美しいと言うよりも、醜い、二度と見たくないイメージとして、おぞましい嫌悪感だけが残るでしょうね。

分かりましたわ。。。ようやく分かりましたわ。。。なるほどねぇ~。。。

ん。。。? なんだか。。。、なんだか。。。、しみじみと語る卑弥子さんのその語り口には実感がこもっているけれど。。。何を。。。何をそれほどまでに理解したと言うのですか?

箱根の事でござ~♪~ますわよう。

ん。。。?また。。。また。。。卑弥子さんは箱根の事を持ち出すのですか?


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そうでござ~♪~ますわ。だってぇ~、あたくしがせっかく「鶴の舞」をデンマンさんにご覧に入れたのに、デンマンさんは無感動どころか、その後で、あたくしを無視しようとなさったのですわ。

卑弥子さんを僕が無視したと。。。?

そうでござ~♪~ますわア。この「鶴の舞」を好きな殿方にご覧に入れれば、その方の心を引き寄せてしまうという言い伝えのある取って置きの秘法でござ~♪~ますわ。ところが、その晩、あたくしがデンマンさんとお布団を並べて寝物語をしようとしたら、デンマンさんはあたくしのお布団とデンマンさんのお布団の間に“ついたて”を立ててしまったのでござ~♪~ますわ。

また。。。、また、卑弥子さんは、その話を持ち出すのですかぁ~?

だってぇ~、ヨガの秘法も効き目がなかったのでござ~♪~ますわア。。。あたくしは清水(きよみず)の舞台から飛び降りるつもりで。。。決死の覚悟をしてデンマンさんに、あたくしのむき出しの姿をお目にかけたのでござ~♪~ますわア。ところが。。。、ところが、アンナさんのヌードにはデンマンさんが呆れるほどのこだわりを示したのにィ~、あたくしの“おヌード”には拒絶反応を示したのでござ~♪~ますわア。これは。。。これは。。。デンマンさんの上の理論に従うのであれば、あたくしの「鶴の舞」を“はしたない姿”だと見下して目をそむけたのでござ~♪~ますわ。醜い姿、もう二度と見たくない醜態(しゅうたい)だと思ったのでござ~♪~ますわね?

やだなあああぁ~。。。もうずいぶん前の事ですよう。

アンナさんの事は20年も前の事ですわ。それから比べれば箱根の事は、つい最近の出来事でござ~♪~ますう。。。んもお~~ あたくしは、女として。。。アンナさんと変わらぬ女としてデンマンさんに侮辱されたような気がいたしますわ。

あのねぇ~、卑弥子さんは、かなりオーバーに反応してしまっていますよう。。。。それも。。。それも。。。卑弥子さんの誤解ですよう。

誤解ではありませんってばあああぁ~。。。んもお~♪~!


『衝撃の角度』より
(2008年6月1日)

僕の物語に登場する遊女は卑弥子さんのように積極的ではなかったのですよ。 だから、芭蕉との間に ちゃんと“衣文掛け”を立てて、プライバシーを保ったわけですよ。 だから、芭蕉にも俳句を一句ひねりたいという気持ちにさせたわけですよ。

つまり、お互いに禁欲状態になると俳句の一つや二つをひねり出したいという気持ちになるのでござ~ますか?

その通りですよ。 芭蕉は 意外にも優雅で親切でおしとやかな遊女の情に感じ入って、遊女のすやすやと眠る吐息を聞きながら 庭先に見える萩とお月さんを見あげて俳句を詠んだのですよ。


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あらっ。。。 そういうことだったのでござ~ますか?

あれっ。。。 卑弥子さんは急に素直になりましたね? 僕の解釈をそのまま信じるのですか?

だってぇ~、どこかに書いてあったものをデンマンさんは ご自分で解釈したようにしてお話になったのでしょう。。。 うふふふふふ。。。

要するに、僕が創作した物語は、誰かの真似だと言うのですね?

そうですわ。

あのねぇ~、実は、僕はこの記事を書く前に調べてみたのですよ。

だから、ネットで調べたお話をここに書いたのでしょう?

違うのですよ。 ネットで調べたら次のような説明がありました。


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新潟から富山への道は、北陸一の難所と言われる親不知子不知(おやしらずこしらず)を越えなければならない。

しかも、行く手には日本海へ注ぐ川が幾筋も横たわり、芭蕉はつまずいて派手に転んだのか、衣服をびしょ濡れにしてしまった。

ようやくたどり着いた市振の宿で、新潟から伊勢に詣でるという隣室の遊女から「旅の道連れにしてくれないか」と頼み込まれる一幕があった。

不憫とは思いつつも断った芭蕉は、こう詠んでいる。

一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月


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不思議な巡り合わせで宿をともにした遊女と自らの取り合わせを「萩と月」に喩えた名句。

しかし、芭蕉の創作という指摘も多い。

曾良の日記に記述が無いことや、新潟から伊勢に出る場合には富山を通らず長野から中山道へ抜けるのが普通だといった理由があげられている。


(写真とイラストはデンマンライブラリーから)

『芭蕉名句選(富山)』より

つまり、上の句が芭蕉の創作だとしても、芭蕉と遊女は一夜の宿をともにしたのですよ。 一つの布団に寝たわけではなかったけれど、一つ屋根の下で夜をすごしたのです。 要するに二人の間に何らかの会話がない限り、句の中に遊女を持ち出す意味がない!

白洲正子さんが解釈したような「遊女は見えずただ萩と月がある」ということではなく、遊女との会話のかなに芭蕉は何か心に残るものを感じたのですか?

そうですよ。 新潟から伊勢に詣でるという隣室の遊女から「旅の道連れにしてくれないか」と頼み込まれる。 ただそれだけの事ではないはずですよ。。。 つまり、二人は何らかの身の上話などもしたでしょう。。。 その余韻が芭蕉に上の句を作らせたのですよ。 僕は、そう思いますねぇ~。


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【初出: 2014年4月24日 『芭蕉と遊女の出会い』


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ですってぇ~。。。
あなたは、どう思いますか?

元禄7(1694)年5月、芭蕉は寿貞尼の息子である次郎兵衛を連れて江戸を発ち、伊賀上野へ向かいました。

途中大井川の増水で島田に足止めにあいます。

その後湖南や京都へ行き、7月には伊賀上野へ戻りました。

9月になって奈良そして生駒暗峠を経て大坂へ赴きました。

大坂行きの目的は、門人の之道と珍碩の二人が不仲となり、その間を取り持つためだったそうです。

当初は若い珍碩の家に留まり諭しましたが、彼は受け入れず失踪してしまうのござ~ますわ。

この心労が健康に障ったとも言われ、体調を崩した芭蕉は之道の家に移ったものの10日夜に発熱と頭痛を訴えます。

20日には回復して俳席にも現れましたが、29日夜に下痢が酷くなって伏し、容態は悪化の一途を辿ります。

10月5日に御堂筋の花屋仁左衛門の貸座敷に移り、門人たちの看病を受けました。

8日、「病中吟」と称して次の有名な句を詠みます。

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る


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上の句が事実上最後の俳諧となりました。

病の床で芭蕉は推敲し「なほかけ廻る夢心」や「枯野を廻るゆめ心」とすべきかと思案したそうです。

10日には遺書を書きました。

そして12日申の刻(午前4時頃)、松尾芭蕉は息を引き取ったのでござ~ます。

13日、遺骸は陸路で近江義仲寺に運ばれ、翌日には遺言に従って木曾義仲の墓の隣に葬られたそうです。

焼香に駆けつけた門人は80名。

300余名が会葬に来たということでござ~ますう。


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芭蕉さんのために、このきれいな古代蓮を お墓に捧げますわ。

ほんとうにきれいでしょう!?

2000年の眠りから覚めて咲き出した お花ですわァ。

古代蓮もいいですけれど、たまには古代の日本についても考えてくださいまし。
あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ お読みください。
では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』

『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』

『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

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『源氏物語エロいの?』

『酒が行って着物目変境』

『日本は外人に乗っ取られたの?』

『ん?ヒトラーはベジタリアン?』

『ふるさとの選挙と黒い霧』

『ハマグリにハマる』

『ハマグリの誘惑』

『ハマグリの足跡を追って』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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愛という名の心の旅路

2014年5月3日

 
 
 
 
愛という名の心の旅路
 
 
  

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あんたのために詩を書こうと
考えるなんて
あの頃には思いもしなかった

何年たったんだろう
あんたがわたしの部屋へ
突然やってきた日から

気づかなかったよ
ただの友達だと思ってたのに
ホントは好きだったなんて

もう会えないよ
わたしももう大人だから
今さら何も言えないよ

だけど今もあんたが好き
ガキくさい話だって笑ってよ
遠い遠い昔のことだもんね

同窓会にも行かないよ
わたしはまるっきり変わってしまって
あんただって大人だもんね

憶えてるかな
忘れちゃったよね
わたしのことなんて


『片思い』より
(2014年4月28日)
【即興の詩】


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めれちゃん。。。片思いの追憶に浸っているのかァ~?


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あきまへんかァ~?

かまへんけど、昔の事を思い出して切ない気持ちに浸っていてもしょうないやんかァ~。。。

そやかてぇ~、思い出すものは どうしようもあらへんでぇ~。。。 あんさは、昔の切ない思いに浸るようなことはあらへんのォ~?

もちろん、あるがなァ~。。。

たとえば。。。?

次の“文学少女”を思い出すねん。。。

私は骨の髄まで

文学少女なのです


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「文学少女」は普通の小説である。
探偵小説壇には普通の小説に似たものを書く人も多いけれど、その気迫において「文学少女」までいたっている作品は非常に少ないのではないかと思う。
短い短編の中に類型ではあるが、しかし決して通常人ではない一人の文学少女の生涯が、簡潔に、しかし溢れる「情熱」と「自尊心」とをもって描かれている。

 。。。

僕はかつて、「日本探偵小説傑作集」の序文で、探偵作家諸君の作風を紹介したことがあるが、その中で木々高太郎君だけは、少し見誤っていたことを告白しなければならない。
彼の文学執心には医学者の余技以上のものがある。単なる精神分析作家ではない。
文学心に燃ゆること、探偵小説界彼の右に出(い)ずるものもないほどであることが、だんだん分かってきた。

僕は彼の作品に、スリルまでに高められた「情熱」と「自尊心」とを感じる。
それが人を打たぬはずはない。
「文学少女」でいえば、わざと学校の答案を間違って書くというくだり、
「恋愛は二人のことだけれど文学は孤独の業である」というくだり、
大心池(おおころち)博士が具体的表現ということから女主人公の文学素質を看破するくだり、
有名な小説家に自作を剽窃(ひょうせつ)されて怒るよりも喜ぶという心理、
その謝礼金の小切手を夫が費消(ひしょう)したことを知って、突如としてメチルアルコールを買いに行くあたりの描写、
そして、女主人公が獄中で一躍流行作家となる運命。

「先生、痛みなどは何でもありません。私は始めて人生を生きたいという希望に燃えて来ました。

(中略)

文学というものは、なんという、人を苦しめ、引きちぎり、それでも深く生命の中へと入って消すことのできないものでしょう。
でも、私はもう七度(たび)も生まれてきて、文学の悩みを味わいたいのです。
私は骨の隋まで文学少女なのです」

これは女主人公が普通の人には堪えられぬ程の骨の痛みに堪えながら、大心池先生に叫ぶ言葉であるが、僕はそれを作者木々高太郎の絶叫ででもあるように錯覚して、快い戦慄を禁じえなかったのである。

そして…

「お願いが一つあるのです。。。それは私はもう一度生まれてきて、文学をいたします。そしたら、やっぱり先生が見出してくださいますわね」
「。。。ミヤが心の内で、先生に接吻しているのを許してください」

…とやせ細った手を上げたが、それは先生を身近く招くためではなくて、近づこうとする先生を、近づかぬように制するためであった。

…という幕切れの、パッと消えてゆく情熱の花火が、消え行く刹那、たちまちその色彩を一変して見せるかのごとき、すっきりしたあの味。

僕は木々高太郎君が、「情熱」の作家であることを知っていた。
しかし彼のより以上の特徴が自尊心の作家であるということをハッキリ認識したのはつい三四ヶ月以来である。
僕は以前からも、それを漠然と感じて、「気迫」という言葉で言い表わしていたが、「自尊心」というのがもっと適切である。


pp.511-513 「文学少女」より
『江戸川乱歩全集 第25巻 鬼の言葉』
監修: 新保博久・山前譲
2005年2月20日 初版1刷発行
発行所: 株式会社 光文社

『文学少女と孤独』に掲載
(2009年5月26日)

あんさん。。。 これは、「文学少女」という小説の話やん。


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そうやァ~。。。 

わたしは現実の女性の思い出の事を言うてますねん。

そやから、まず上の「文学少女」という小説を持ち出したのやがなァ~。。。これには続きがあるねん。

どないな続きやねん?

わては 初めて読んだとき、乱歩先生の感動と戦慄が生々しく伝ってきたのやがなァ~。。。ヒロインの激痛やとか、文学にハマってしもうた、その情熱や、苦しみ。。。そして、ヒロインと大心池先生との会話。。。乱歩先生が味わった感動が、わてにもマジで伝わってきたのやでぇ~。

会話ってぇ~、どこが あんさんの心に訴えたん?

次のところやがなァ~。


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「お願いが一つあるのです。。。

それは私はもう一度生まれてきて、

文学をいたします。

そしたら、やっぱりデンマンさんが

見出してくださいますわね」

「。。。めれんげが心の内で、

デンマンさんに接吻しているのを

許してください」

…とやせ細った手を上げたが、

それはデンマンを身近く招くためではなくて、

近づこうとするデンマンを、

近づかぬように制するためであった。

うしししし。。。ここの所を読んで、わては涙がにじみ出てくるほどに感動したのやでぇ~

あんさん!。。。 また、妄想してますやん! なんで わたしが あんさんと心の内で接吻せなあきまへんのォ~?

あのなァ~、めれちゃん。。。 めれちゃんは、もう忘れてしもうたらしいけど、わてとめれちゃんはネットで“愛という名の心の旅路”をたどったのやでぇ~。。。

ホンマかいなァ~。。。?

長くなるけれど、ちょっと次の対話を読んでみィ~なァ~。。。

カミュの「ペスト」


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めれちゃんとの「指きり」のつもりで

カミュの「ペスト」を読み出したけれど

マジで、しんどいねぇ~

うへへへへ。。。

この本をかつてボクちゃんが

投げ出した気持ちが

よみがえりましたよう。

love interest

が皆無に等しい!

つまり、“この人を大切にしたいなあぁ~”

と思わせるような登場人物が

作品の中に見当たらない。

ボクちゃんの読み方が

表面的だからだと思うけれど、

でも、小説家と言うのは

ミーちゃんハーちゃんの関心も

ひきつけなければならない!

そう考えるとき、たとえば、

ムルソーのガールフレンド(?)の

マリーのような人物を

登場させて欲しいよね。


(marie03.jpg)

とにかく、全部読みますよう!

今回は決して投げ出しませんからね。

でも、カミュがこの作品を書いたのは

テレビがなかった時代ですよう。

今時、このようなトロい作品を書いたら

読んでもらえないような気がします。

うしししし。。。

英語で読んでいるのだけれど、

言葉の問題じゃないのですよう。

39ページまで読みました。

めれちゃんとの「指きり」がなければ

ボクちゃんは投げ出しますよう。

書評をかなり読んでいるので

筋も、カミュが言いたい事も

すっかり分かっているつもりになっているから、

なおさら退屈しています。

でも、絶対に全部読みますう。

\(@_@)/ キャハハハ。。。

めれちゃんの心を読むつもりで。。。

同時に読み始めた

大岡信の『拝啓 漱石先生』が

面白くなってきましたよう。

これは日本語です。

第1部の65ページまでは、

全くつまらない漱石研究の本だと思って

ボクちゃんは投げ出すところでしたよう。

こんな下らない書評をよく書けるなぁ~

そう思ってすっかり馬鹿にして

投げ出すところでしたよう!

ところが第二部、68ぺーじからの

『漱石と「則天去私」』になって、

面白くなってきた。

この著者の大岡信という男は

ボクちゃんは知らなかったのだけれど、

1931年生まれの詩人で

評論家と言うことだよ。

今でも生きているみたいだ。

やっぱり人生経験をつんでいるんだね。

本もたくさん読んでいる。

充分に読み応えがあると感心しながら

漱石先生を見直しているところです。


(natsume.jpg)

このことについては、後で

『小百合物語』で書こうと思っています。

■ 『夫婦関係 (2008年8月2日)』

■ 『ロマンと悪妻 (2008年7月31日)』

■ 『女と味噌汁 (2008年7月29日)』

めれちゃんも楽しみにしていてね。

『ペスト』は、とにかくしんどい小説です。

でも、次女猫の“ねね”を

思い浮かべながら

ゆっくりと読むつもりですよう。

うしししし。。。

♪┌(・。・)┘♪ キャハハハ。。。

本当に、あの“ねね”は

熟睡しているよねぇ~。


(cat110.jpg)

今夜は、僕も熟睡しよっとォ~。。。

うへへへへ。。。

by デンマン

2008/07/26 6:18 AM



(merange12.jpg)

あらららら…
「ペスト」しんどいですか…

あの素っ気ない文章がダメかなあ

わたしの友人は、『異邦人』の始めの
「ママンが死んだ」
という文章だけで、
脱力してしまうらしいです…

ペストの登場人物は、
皆、ルポルタージュ風に
描かれているので、
感情移入しづらいかも

なのにわたしは、あの本で泣いてしまいます

変人かなあ(´・Д・`)ショボ

by めれんげ

2008/07/29 3:37 PM



(foolx.gif)

81ページまで(約3分の1)読み進んで行ったけれど、

感情移入できる人物がまだ現れていません。

かなりしんど~♪~い。

でも、後の3分の2の中に

きっとボクちゃんの感情移入できる人物が

現れてくるのではないか?

そう、期待しながら読むことにしますよう。

やはりフランス語で読む方が

読み応えがあると思うけれど、

フランス語だと、

辞書と首っ引きでないと読めないからね、

余計しんどくなってしまうよう。

でも、マジで最後まで読みます。

『孫が読む漱石』と

『拝啓 漱石先生』は面白かった。

ためになった。

『ペスト』も、何かしら記事に書けるだけの

題材が見つかるだろうとは思います。


(camus22.jpg)

とにかく、カミュはノーベル賞作家なんだから。。。

\(@_@)/ キャハハハ。。。

by デンマン

2008/07/29 6:21 PM

 


(merange42.jpg)

「ペスト」に登場するのは、
ほとんどが男性ですよね

わたしは、読みかたとしては、
ちょっと邪道ですが、
勝手に空想をふくらませて、
登場人物に恋をするんです…

わたしのお気に入りは
タルーです(*´д`*)

by めれんげ

2008/07/30 1:38 AM



(foolw.gif)

うん、うん、うん。。。。

登場人物に恋をするねぇ~

確かに、そういう人物が出てこないと

小説読んでいても、つまらないよねぇ。

日活ロマンポルノの「軽井沢夫人」

の佳子!


(miwa100.jpg)

高田美和さんが演じているのだけれど、

35歳当時の美和さんが実に素晴しい!

日本女性の繊細なヌード!

すってきィ~♪~♪~ !!!

こういう女性を僕ちゃんならば『ペスト』に

登場させるのですよう!

確かに、邪道ですよう!

デンマン!!日活ロマンポルノと『ペスト』

を一緒にするなあああぁ!

ノーベル賞選考委員から

怒鳴られてしまいますよう!

うへへへへ。。。

\(@_@)/ キャハハハ。。。

『ペスト』は、とにかくテレビの無い時代に

書かれたんだよね。

今時、あんな小説を書いたら、

本を放り出されて、

みなテレビを見てしまいますよう。

めれちゃんのお気に入りは

タルーねぇ。。。?

う~~ん。。。?

英語の本では Tarrou だね?

夕べは81ページから

84ページまで読んだけれど、

82ページに出て来ましたよう!

ホテルに居るんだよね。

早い時期には登場しなかったような気がする。

だから、僕はこの人物について、

ほとんど分からない。

僕は、 Doctor Rieux の

視点から物語を見ているような気がする。

これまでの人物で最も感情移入できるのは

この人ですよう。

言わば、主人公のような人物ですからね。

これまで84ページ読んできて

面白いと思った人物は

自殺をしそこなって助けられた男。

Cottard ですよう。

この男は、自殺に失敗して

今では、生きる気持ちで居るのだけれど、

ペストで死んでしまうのだろうか?

これから、どうなってゆくのか?

興味が湧いてきましたよう。

それから、“語り手”の正体が

本の最後で分かることになっているのだけれど、

ん。。。?“語り手”。。。?

確かに、 Narrator と言う

単語が2,3度見えたけれど、

特に、語っている部分があるようには見えない!

Doctor Rieux が語り手のようなんだよね。

この医者が物語を進めているように

僕には見えるのですよう。

その辺の事も、どう言う事なのか?

これからどうなるのか。。。?

そう思いながら夕べも読んだけれど、

イマイチ!

81ページから84ページまで読み進んで、

つまらなくなったので本を閉じました。

日活ロマンポルノの高田美和さんが

夢に出てくればいいなあああぁ~~

そう思いながら次女猫の“ねね”のように

ぐっすりと熟睡しました。


(cat110.jpg)

♪┌(・。・)┘♪ キャハハハ。。。

ついに美和さんは夢には出て来なかった。

その代わり、めれちゃんが出てきて

僕ちゃんにキスしてくれました。

うへへへへ。。。

そうなればイイなって。。。

そう思っただけ!

\(^Д^)/ギャハハハハ。。。。

by デンマン

2008/07/30 4:50 AM



(merange31.jpg)

タルーは、とてもカッコイイです!
初めて「ペスト」を読んだ後、
しばらくは、タルーの事で頭がいっぱいでした!

リウーには、イマイチ関心がないです…
内面的な描写が少ない気がするのです
それは、彼の手記のような形をとっているからでしょうが…

コタールは興味深い人物ですね!
考えていることが、見え見えで、
こういう人物に下される運命は、
どんなものか?
目が離せません!

読み終えたときに、感想を話しあえたら、
とても楽しいですね♪

by めれんげ

2008/07/30 12:02 PM



(kato3.gif)

Doctor Rieux は、

日本語では「リウー」と言うんだぁ~

僕のオツムの中ではリュウ(竜)と

読んでいましたよう。

。。。んで、Cottard は「コタール」ね。

僕のオツムでは「コタードゥ」と英語読みでしたよう。

タルーはめれちゃんにとって、

そんなにかっこいいの?

僕にとっては、影の薄い存在ですよう。

まだ、本の中で出てきたばっかりだから

印象が薄いのだと思うよう。

それにしても、めれちゃんがタルーと書いた

前の晩に、僕は82ページでTarrouに

出会っていたのだよう。

だから、すぐに“タルー”と読むに違いないと

思ったものですよう。

“以心伝心”というのか、

なんだか不思議だよね。

テレパシーかな。。。?

僕は Tarrou を“太郎”とオツムの中では

読んでいましたよう。

うしししし。。。

うん、うん、うん。。。

『ペスト』を全文読むつもりでいるけれど、

めれちゃんに感想を書く楽しみが増えましたよう。

めれちゃんとは、かなり違った角度から

本を読んでいるような気がします。

あまり面白そうでないのだけれど、

めれちゃんと、こうして話していたら、

読む意欲が湧いてきましたよう。

でも、一気に読むだけの気力が

湧いて来ないんだよねぇ~。

気力をみなぎらせるための

脱力が足りないのだと思うよう!

うへへへへ。。。

次女猫のねねが居れば、

一緒に脱力できるのだけれどねぇ~、

バンクーバーと大阪では離れ過ぎているから、

ねねを迎いに行くわけにも行きません。

そう言う訳で、脱力せずに

ゆっくり読みますね。

じゃあねぇ~。

ヽ(´ー`)ノキャハハハ。。。

by デンマン

2008/07/30 2:36 PM



(woman14.jpg)

タルーがなぜカッコイイか…
それは、読み進むうちに
見えてくると思います♪

しかし。
タルー=太郎とは…
笑ってしまいました

「ペスト」が終わったらラディゲの「肉体の悪魔」でも読もうかと考えています(^ω^)

by めれんげ

2008/07/31 6:03 PM



(foolw.gif)

レイモン・ラディゲ(Raymond Radiguet)ねぇ~

めれちゃんは、本当によく本を読むねぇ~

感心させられるよう。

とにかく、小学生の頃から

「チャタレー夫人の恋人」を読んで、

それで、16歳で桜の花びらを

散らしてしまったのだから。。。

んも~~。。。

めれちゃんは文学少女だったんだよねぇ~

かなり、早熟だったのやでぇ~

ほんまに、おどろき、ためいきィ~、さんしょのきィ~

このラディゲも、早熟だったのですよう。14歳の頃、

『肉体の悪魔』のモデルとされる

年上の女性と出会い、

勉強しなくなって、不登校!

そのために学校を放校処分になるんやでぇ~。

えらいこっちゃぁ~~

とにかく、『肉体の悪魔』は、

彼の自伝的要素が強い作品だよね。

でも、本人は、あくまでも

フィクションだと言っていたらしい。

なぜ。。。?

ところで、めれちゃんだって、早熟な上に、

かずかずの恋愛体験を持っている。

その体験に基づいて小説を書けば、

直木賞、芥川賞は、当然のようにもらえるんやでぇ~

だから、ノーベル文学賞を目指してねぇ~。

めれちゃんの書く恋愛小説は

絶対に面白いと思う。

なぜならば、江戸川乱歩のような

エログロナンセンス的な要素が

必ず入り込むだろうと

僕ちゃんには思えるから。。。


(cat110.jpg)

でも、その前に次女猫のねねを

モデルにして小説を書いてね。

絶対に面白いものが出来上がると思うよう。

それに、めれちゃんのおばあちゃんを

モデルにした小説も。。。

めれちゃんが小説を書くことに没頭すれば、

日本文学に新しい気風を

吹き込む事ができるのに。。。

ボクちゃんは、めれちゃんの才能を

信じていますからねぇ~。

ぜひ、書いておくれましなぁ。

ほんまに、たのむでぇ~

じゃあねぇ。

\(*^_^*)/キャハハハ。。。

by デンマン

2008/07/31 8:07 PM



(tantra20.jpg)

「肉体の悪魔」は、
ずっと前に読んだのですが、
やたらおもしろかったことをおぼえています

わたし、最近書けないんです(ノд<。)゜。
めれんげサバイバルで書いていた
「猫小町手習い日記」も
全然進まないし…

スランプかな?

by めれんげ

2008/07/31 11:22 PM



(toohot.gif)

うん、うん、うん。。。

そういうことって、あるでぇ~

パソコンが使えんちゅうことがぁ、

よけいに、めれちゃんの気分を

落ち込ませとるんやでぇ~

一番ええのんわぁ、使えなくなった

パソコンを使えるようにするこっちゃぁ

友達にパソコンの詳しい奴が

おるんとちゃいまっかぁ~

ほなら、その奴にお願いして

直してもらうんやわぁ。

そう言う訳にはゆきしませんかぁ~?

わてが大阪におるんなら、

めれちゃんとこに飛んでいって

直してあげるんやけどォ~、

バンクーバーじゃぁ、次女猫のねねのように

宙にぶら下がって大阪に飛んでゆく訳にも

ゆきしませんがなぁ~。

ほんまにィ、じれったいこっちゃぁ~

そう言う訳やから、

今は、たくさんの短歌を詠(よ)んで、

その間に、たくさんの本も読んで

小説書くために、めれちゃんは

気力をみなぎる脱力をすることやでぇ~

つまり、勉強する時間が

たくさん持てるというこっちゃぁ~

そやないかいなぁ~?

そんな風に考えてみィ~なぁ~

人間万事塞翁が馬!やぁ~

あせってみても仕方ないやろうゥ。

そやさかい、気をらくゥ~に持って

あんじょうやっておくれやすゥ~

そうゆうわけやぁでぇ~、

ほんなら、マジでさいならぁ~

ヽ(´ー`)ノキャハハハ。。。

by デンマン

2008/08/01 9:48 AM


『指きり』のコメント欄より
(旧・『即興の詩』サイトは閉鎖

『文学少女と孤独』に掲載
(2009年5月26日)

これだけ読めば、めれちゃんも わての言いたい事が分かるやろう? 昔の事を思い出して切ない気持ちに浸っていてもしょうないやんかァ~。。。 そういう時間があるのやったら、小説書くために、めれちゃんは気力をみなぎらせる脱力をすることやァ。

つまり、その事を言うために、これだけ長い対話を引用しやはったん?

そればかりとちゃうでぇ~。。。 この記事をここまで読みはった人も、前向きに“愛という名の心の旅路”に旅立つのやないかいなァ~。


(laugh16.gif)

【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

ですってぇ~。。。
あなたはどう思いますか?
“愛という名の心の旅路”に旅立つ用意ができましたァ~?

ところで、 めれんげさんの旧・『即興の詩』サイトは残念ながら閉鎖されましたが
長い休止期間の後で、新しい『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もない時の 検索結果では 3,960,000件中の 9位でした。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

でも、現在では トップに躍り出ています。
検索エンジン最適化をいつも考えて頑張っている人には
「どうしたら、そんなに上位に掲載されるのォ~?」と不思議に思えたり羨ましく思えるかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。
次のリンクをクリックして読んでみてください。

『おばさんの下着に見るSEO』

ところで、デンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


(hand.gif)


(surfing9.gif)

メチャ面白い、

ためになる関連記事


(linger49.gif)


■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(vanc700.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』


(ebay5.jpg)

『めれちゃんと性具』

『めれちゃんの恥じらい』

『めれんげの郎女』

『めれちゃんの不満』

『下着 あそこ』

『花火の愛と小さな赤い花』

『めれちゃん、元気出して!』

『めれちゃんとカフカ』

『めれちゃんと詩と下着』

『めれちゃんの人気』

『めれちゃん、お呼びですやん!』

『平成の悲しい実話』

『乱交パーティーとめれちゃん』

『居酒屋とめれちゃん』

『立ち上がるめれちゃん』

『愛にあふれる未来』

『乱交パーティーと表現者』

『めれちゃん@天国と地獄』

『めれちゃんとにこちゃん』

『塩野七生とめれちゃん』

『午前4時の薄着の女』

『地球の最後に』

『めれちゃんと愛のピアノ』

『めれちゃんとサビーナ』

『どMなの?』

『愛は大海原を越えて』

『2度目の火あぶり』

『ニーチェとエロい画像』

『ニーチェとめれちゃん』

『ニーチェと吉田兼好』

『めれちゃん、すごいね』

『めれちゃん、おはよう』

『夏目漱石と南方熊楠』

『めれちゃん、どうちたのォ~?』

『めれちゃんの悦び』

『性愛サイトとめれちゃん』

『Myぬこが便秘で…』

『Myぬこの愛と恋愛』

『寂しがり屋のめれちゃん』

『くだる本とくだらない本』

『腑に落ちる話』

『めれちゃん、落ち込んでるの?』

『フルトヴェングラーの愛』

『忘れられない愛の言葉』

『死に向かう心の旅路』

『イメージの魅惑と衝撃』

『フルトヴェングラーと芭蕉』


(june24b.jpg)

こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


(beach02.jpg)


(byebye.gif)

ニーチェと吉田兼好

2014年1月23日

 
 
ニーチェと吉田兼好
  

(nietzsche9.jpg)


(yoshida2.jpg)


(rengex5.jpg)


(merange12.jpg)

デンマンさん。。。 あんさんは、どないなわけで わたしの写真をニーチェと吉田兼好の下に貼り付けはったん?


(kato3.gif)

もちろん、めれちゃんとニーチェと吉田兼好が関係あるからやんかァ~。。。

そないなアホらしい事を言うても ネット市民の皆様は信用せ~へんでぇ~。。。

どないなわけで信用せ~へんと めれちゃんは思うのやァ~?

そやかてぇ、あんさん。。。 知名度が違いすぎるやんかァ~!

ん。。。? 知名度が違いすぎるゥ~?

そうですう。 ニーチェと吉田兼好についての本は 近くの本屋さんへ行けば見つけることができますけど、わたしについての本はありしまへんがなァ。

確かに、本屋さんには めれちゃんに関する本はないやろなァ。。。 そやけど、ネットでは めれちゃんの知名度はマジで高まっておるのやでぇ~。。。

ホンマかいなァ~。。。?

わては、ウソと めれちゃんの尻はつかんようにしておるねん。。。 うへへへへへ。。。

そないな げびた笑いは浮かべんようにして欲しいねん。。。 それで、わたしがネットで知名度を高めている証拠でもありますのォ~?

もちろんやがなァ~。。。 わては根拠の無い事は言わんように、書かんようにしておるねんでぇ~。。。

前置きは どうでもいいさかいに、はよう その根拠とやらを見せておくれましなァ~。。。

そんなら次のリストを見て欲しいねん。


(ame40119d.gif)

これはアメブロのわてのブログの1月19日の「人気記事リスト」やねん。 見れば分かるように次の記事がダントツで読まれておるねん。


(ame40119e.gif)

『実際の記事』

これはニーチェが人気があるからやと思うわァ。

わては、そればかりやないと思うねん。 ちょっと次のリストも見て欲しい。


(ame40119b.gif)


『即興の詩』サイト

『午前4時の薄着の女』

これはアメブロのわてのブログの1月19日の「リンク元URL」のリストやねん。 赤枠で囲んだ5番に注目して欲しい。

あらっ。。。 5番の URL は わたしの『即興の詩』サイトやないの!?

その通りやがなァ! つまり、めれちゃんの『即興の詩』サイトから わての記事を読みにやって来たというわけやがなァ。 それに緑の枠で囲んだ1番に注目して欲しいねん。

「お気に入り」と「ブックマーク」のページから 469人のネット市民の皆様が あんさんのブログにやって来たということやのォ~?

その通りやァ。 1月19日のアクセスの記録を見て欲しい。


(ame40119.gif)

あらっ。。。 午前3時から4時までの1時間に あんさんオブログを訪れたネット市民の皆様がダントツですやん。 草木も眠る丑三(うしみ)つ時に 106人ものネット市民の皆様が起きて あんさんのブログを読みにやって来たというのは いったいどういうわけやのォ~?

それは 次のツイッターの記録を見ると すぐに解るねん。


(twi401221.gif)

『実際のページ』

これは TWILOG.ORG というてなァ、わての Twitter での呟きを自動的にブログにしてくれるアプリなのやがなァ。

あらっ。。。 あんさんは 1月19日の午前3時25分から午前3時47分まで 8回呟いてますやん。 つまり、その呟きを見て あんさんのブログにやって来やはったネット市民の皆様が 106人もおったと言うことやのォ~?

まさに、その通りやがなァ~!

。。。で、午前8時から9時までの1時間の2番目のピークはどういうわけやのォ~?

それは次の『ニーチェとめれちゃん』のページを見れば すぐに解るねん。


(ame40119e.gif)

『実際の記事』

上のページのタイトルのすぐそばに記録された投稿時刻を見て欲しいねん。

あらっ。。。 午前8時46分に投稿してますやん。

その通りやァ。

つまり、あんさんが投稿するのを待って 92人のネット市民の皆様が『ニーチェとめれちゃん』を読みにやって来たと あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ! つまり、ニーチェも めれちゃんも興味をそそる話題ということやァ。

そやけど、ニーチェが興味をそそる話題かもしれへんけど、わたしの人気が ネット市民の皆様の興味をそそったとは思われへん。

さよかァ~。。。 めれちゃんが そないに言うのやったら、次の検索結果を見たらええやん。


(gog40119.gif)

『現時点での検索結果』

あらっ。。。 わたしの『即興の詩』がトップとランナーアップに躍り出されてますやん。

そうやろう! そやから、わてが言うたやないかいなァ! 。。。 ネットでは めれちゃんの知名度が高まってるねん。 めれちゃんが『即興の詩』を再開した去年の7月頃には 9位だったのやでぇ~。。。


(gog30703.gif)

ホンマですやん。 月日の経つのは早いものですなァ!。。。

そういうこっちゃ。

。。。で、わたしが検索結果のトップに躍り出たことと、ニーチェと吉田兼好が どないなわけで関係していると あんさんは言わはるのォ~。。。?

あのなァ~、それに答えるには もう一度検索結果を見て欲しいねん。


(gog40119.gif)

めれちゃんは次のように書いてるのやでぇ~。。。


(renge62c.gif)

知っている人は知っている

「即興の詩」を、再開いたしました!

愛とか恋とかを、語ってみようと思います。

こないに書いているのやがなァ~。。。

つまり、ニーチェも吉田兼好も愛とか恋とかを、語ってますのォ~。。。?

語っているのやがなァ~!

マジで。。。?

そやから、言うたやないかいなァ~。。。 わては、ウソと めれちゃんの尻はつかんようにしておるねんと。。。 うへへへへへ。。。

同じことを2度言うて欲しくあらへん。。。 それよりも、はよう ニーチェと吉田兼好が愛と恋について どないに語っているのか 示して欲しいわァ~。。。

さよかァ~。。。 めれちゃんが そないに言うのやったら、引用するさかいに、じっくりと読んだらええやん。


(yoshida2.jpg)

兼好の女性関係はどうであったか。
『徒然草』の中からは、兼好は、なかなか足をつかませない。
しかしこれだけ感受性が豊かで繊細な心根の人物であるのだから、かなり恋愛をしたことは推察できる。

色好(この)まざらん男(をのこ)は、いとさうざうしく、

玉のさかづきの当(そこ)なき心地ぞすべき


恋愛をしない男は、もの足らないもので、底のない玉の盃のようなものだ (第3段)

『徒然草』の冒頭にこの言葉が出てくるから、兼好が、色恋を嫌っていたとは考えられない。
ただし、この言葉は、兼好の自戒の前説として出てくるもので、結論は、女性に対して軽々しいと思われない態度が望ましいというものである。
兼好は、恋愛そのものよりも、恋をしてそれが成就されないわびしさを好んでいたフシがある。
恋をした人が露で袖を濡らしながらあちこちさまよい歩き、あげくの果てひとり寝をするのが趣がある、としている。

世の人の心まどはす事、色欲にはしかず


世間の人の心を惑わせるもので、色欲に及ぶものはない (第8段)

恋を好むのはいいが、色欲はよくないとするのも、兼好の自戒であった。
久米(くめ)の仙人が洗濯女の白い足に心惑わされて神通力を失った逸話をあげている。

兼好の好みの女性像は第32段に登場する。
ここでは、ある高貴な人の愛人の思い出について書いている。
男が家から出るのを見送った後、兼好が物陰からしばらく様子を見ていると、その女は、

妻戸をもう少し押しあけて、月を見ている様子である。
これがもし、客を送ってすぐに戸を閉めて奥へ入ってしまったら、さぞ残念だったであろう。
彼女は私が見ているのを知らないから、自然に行った動作なのだ。
このように奥ゆかしい態度がとれるのは、ただ平素の心がけによるのだろう。

と言う。

一方、こういうことも述べている。

妻(め)といふものこそ、男(をのこ)の持つまじきものなれ


妻というものは、男が持ってはならないものだ (第190段)

恋愛はいいが、結婚して、妻を持ってはいけない。
このへんの屈折は兼好ならではの炯眼(けいがん)で、「恋愛すれども結婚せず」が兼好の流儀だった。


(tsuredure3.jpg)

NHK まんがで読む古典

徒然草 19段前半

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


113-116 ページ 
『転ばぬ先の転んだ後の 「徒然草」の知恵』
著者: 嵐山光三郎
2012年4月10日 第1刷発行
発行所: 株式会社 集英社

なるほどォ~。。。 あんさんは、兼好さんのように 極めて禁欲的な恋愛が好みやのねぇ~!?

めれちゃんは そう思うのかァ~?

そやかて、あんさんが引用した箇所は 兼好さんの極めて禁欲的な恋愛の趣を述べたところですやん。

さよかァ~。。。 めれちゃんは、そないに思うたのかァ~。。。? わては、たまたま めれちゃんの次の愛の詩を思い出したのやがなァ~。。。

濡れる身体


(tantra20.jpg)
 

あなたの熱さを感じる

強く深く・・・

濡れる身体に

吐息が熱い

このままでいて

離れないで

あなたの中で

とけてしまいたい

もっと強く深く・・・
 
 
by めれんげ

2010.01.21 Thursday 11:10


『即興の詩 濡れる身体』より
旧「即興の詩」は閉鎖

『愛に濡れて…』に掲載
(2010年1月25日)

これってぇ、マジで熱烈な愛欲の詩やんかァ~。。。! わては めれちゃんの愛欲に圧倒されてしもうたのやがなァ~。。。

つまり、あんさんは わたしが兼好さんの理想的な愛に反して 色欲に夢中になっていると言わはるのォ~。。。?

いや。。。 わては何も言うておらんでぇ~。。。

そやけど、兼好さんの文章を持ち出してきてから、上のわたしの詩を持ち出したということは、暗に わたしの恋愛が色欲に左右されていると あんさんは言おうとしてますやん。

それは ちゃうと思うんでぇ~。。。

どこがちゃうねん? わたしは あんさんの熱い吐息を感じながら 濡れる身体の奥深いところで あんさんと一緒に溶けてしまいたいほどの歓喜に しびれておりましたのやでぇ~。。。 うふふふふ。。。

そやけどなァ~、めれちゃんが尊敬しているニーチェは 次のように言うてるのやでぇ~。。。

愛の成長に体を合わせる


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性欲に身を任せてしまうのはすこぶる危険だ。
というのは、性欲だけが二人の絆となってしまい、本来の本当の絆であるべき恋愛が忘れ去られてしまうからだ。

愛というのは、ちょっとずつ成長していくものだ。
それより先に性欲を追い越させてはならない。

愛の発達に少しだけ遅れて性欲がともなうくらいがちょうどいい。

そうすると、相手も自分も深い愛を体とともに感じることができるのだから。
それは心も体も同時に幸せになるということでもある。

『善悪の彼岸』 ニーチェ


159 『超訳 ニーチェの言葉』
訳者: 白取春彦
2010年3月20日 第11刷発行
発行所: 株式会社ディスカバー・トゥエンティワン

つまり、わたしが愛を、ちょっとずつ成長させてゆく前に 性欲を追い越させてしまったと あんさんは言わはるのォ~。。。? わたしは。。。 わたしは。。。心も体も同時に幸せになっておらんと、あんさんは言わはるのォ~。。。?

ちゃうねん。 わては。。。 わては。。。 何も言うとらんでぇ~。。。 ニーチェのおっさんが そのように言うてるのやがなァ~。。。


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【レンゲの独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたも ニーチェのおっさんが言うように「愛が、ちょっとずつ成長する前に 性欲を追い越させない」ようにしてますかァ~?

吉田兼好もニーチェのおっさんも なんだか恋愛には消極的ですよねぇ~。
めれんげさんのように 熱くなって欲しいものですわ。 うふふふふ。。。

ところで、長い休止期間の後で、めれんげさんは『即興の詩』サイトを再開しました。
猫ちゃんたちが登場する記事も書いてます。


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『猫たちに詫びる』

(2013年7月15日)

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?
ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


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『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


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メチャ面白い、

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こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


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