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額田王の歌

2017年10月9日

 

額田王の歌

 


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デンマンさん。。。 どういうわけで“額田王の歌”を取り上げるのでござ~♪~ますか?


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実は、僕は額田王の歌を取り上げようとは思ってなかったのですよ。。。

だから、どうして額田王の歌を話題にするのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。


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『拡大する』

これはDenman Blog の日本時間で10月7日の午前2時8分現在の記録です。。。

バンクーバーでは何時だったのですか?

日本の方が16時間進んでいるので、10月6日の午前10時8分です。。。 この時間に上の記録を見て 額田王の歌を取り上げることにしたのですよ。。。 リファラ(リンク元URL) の赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しいのです。。。

これは中国の検索エンジンでしたよねぇ~。。。 そのリンクをクリックすると どのような検索結果が出てくるのでござ~ますか?

次のような結果が表示されます。


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

『愛憎と三輪山』

あらっ。。。 「額田王、近江国に下る時に作る歌、井戸王(ゐのへのおほきみ)の即ち和(こた)ふる歌」と入れて検索したネット市民がいたのですわねぇ~。。。 もしかして、また香港に住んでいるガーリンさんが検索したのでござ~ますかァ?

そうです。。。 どうして、ガーリンさんだと判ったのですか?

だってぇ~、上の検索結果のリストに 何度も登場したガーリンさんの写真が出ているではありませんかァ!


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『拡大する』

卑弥子さんは記憶力が抜群ですねぇ~。。。 ガーリンさんは 上の検索結果の赤枠で囲んだ『愛憎と三輪山』を読んだのですよ。。。


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『愛憎と三輪山』

でも。。。、でも。。。、ガーリンさんは日本の古典が理解できるほど日本語に詳しいのですか?

あのねぇ~、以前にも書いたけれど、劉嘉玲(ラウ・ガーリン)さんは香港中文大学で英語と日本語を勉強したのですよ。。。 


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だから、英語も日本語もかなり話せます。。。 で、将来 女優を目指しているのです。。。

マジで。。。?

現在、香港演芸学院で本格的に演劇を勉強しているのです。。。 


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近い将来、香港ばかりでなく、日本とハリウッドでもデビューしようと頑張っているのです。。。


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つまり、ガーリンさんは いずれ日本にもやって来るのでござ~ますか?

そのつもりなのですよ。。。 だから、日本のことにもマジで関心を持っている。。。

。。。で、どういうわけで額田王の歌をネットで探したのでござ~ますか?

ガーリンさんの友達が「額田王、近江国に下る時に作る歌」には、秘密がこめられている、と言ったらしいのです。。。

それで、その秘密を探るためにネットで検索したのですか?

そういうことです。。。

検索した結果、デンマンさんの記事に出くわしたというのですかァ?

その通りです。。。 で、次の箇所を読んで、謎が解けたとメールを寄越したのです。。。

僕は中学校の歴史の時間に“大化の改新”について学んだことがありました。
僕はとりわけ歴史が好きなわけではなかった。数学とか物理の方が好きだった。
本当に歴史が面白くなったのは社会人になって、松本清張さんとか司馬遼太郎さんの歴史小説を読むようになってからのことです。

でも、中学校の歴史の時間は面白かった。先生が歴史が好きな事が良く分かった。その話し方も熱を帯びて、僕は引き込まれるように聞き入ってしまうことも多かった。
“大化の改新”の話しも面白く聞いたものでした。
今から思えば、その先生は後に天智天皇になる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の熱烈なファンだったようです。

大化の改新を日本史の上でも大変重要な出来事として評価していたし、この皇子に関しては、ベタ褒(ほ)めにしていたものです。
先生の話を聞いて、確かにすばらしい人物だと言う事が僕にも良く理解できたものでした。
だから、僕も、中大兄皇子は聖徳太子よりもすばらしい人物だと思っていたものでした。

ところが、高校の古文の時間に額田女王の歌を読んだ。
僕にしてみれば、あれほどすばらしい中大兄皇子を選ばずに、額田女王は、後に天武天皇になる大海人皇子(おおあまのおうじ)を選んだ。
僕にはこの点が理解できなかった。
古文の先生も、その辺のところは良く説明しなかった。

そういうわけで、この事は僕には謎めいた事としてずっと後まで不思議な事としてオツムの片隅に残っていた。
ところが、高校を卒業して20年ほどたった頃に、僕は次の歌に出くわしました。


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金木(かなき)つけ

わが飼ふ駒は

引き出せず

わが飼ふ駒を

人見つらむか

これは孝徳天皇が詠(よ)んだ歌です。分かりやすいように背景を説明します。
天智天皇と実の妹は恋愛関係にあったという歴史学者が居ます。

僕は、そのような事もありうるとは思っていますが、天智天皇と実の妹が“恋愛”していたとは思いません。
一口で言えば、天智天皇は女性にモテルようなタイプではなかったからです。

しかも、実の妹を本当に愛していたなら、孝徳天皇に監視役として嫁がせるようなことは、初めから決してしないと僕は信じているからです。
孝徳天皇は中大兄皇子(後の天智天皇)の叔父にあたります。
つまり、皇子の母親の弟です。

大化の改新をやり遂げた中大兄皇子と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が相談して、いろいろな事情から、中大兄皇子がすぐに天皇にならない方が良いという事になり、後ろから操りやすい叔父を天皇にしたのです。
その監視役として皇子は妹をこの叔父に嫁がせました。
ところが、だんだんとこの叔父が皇子の言うことを聞かなくなった。

大化の改新より8年後の653年、孝徳天皇は遷都の問題で中大兄皇子と対立します。
孝徳天皇は都は現在の難波のままでよいと言うのですが、中大兄皇子は強引に大和へ都を移してしまいます。

孝徳天皇は天皇とはいえ、実権は中大兄皇子が握っています。
つまり、孝徳天皇は実権を持たないお飾り天皇です。

しかし、いかに傀儡(かいらい)とはいえ、天皇です。
しかも皇子の母親の実の弟(叔父)です。
その天皇を皇太子に過ぎない中大兄皇子が置き去りにしたのです。

その時、皇子は実の妹の間人(はしひと)皇后を無理やり連れて行ってしまったのです。
もちろん、これは僕の解釈ですが。。。


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確かに事情はよく分かる。

しかし、結局お前は、夫であり、叔父である、私よりも、実の兄である、中大兄皇子の言うことに従って、私を見捨ててゆく。


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人の世は、決してそういうものではないと私は思う。

だが、今となっては、嘆いたところで仕方がなかろう。


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間人(はしひと)皇后は無理矢理連れて行かれたのだから、それも仕方がないのだろう。
孝徳天皇は、そのように諦めたのでしょうね。

僕がここで言いたい事は、政治と言うのは政治力、言い換えれば、権力だけで推し進めてもうまく行くものではないですよね。
結局、その政治家の人間性が問題になってきます。

ここで中大兄皇子の人間性を詳しく述べる事はしません。
関心のある人は次の記事を読んでください。

『定慧(じょうえ)出生の秘密』

要するに、中大兄皇子には実行力とやる気があるので、中臣鎌足がこの皇子と組んで実行したのが大化の改新だった。
しかし、もともと鎌足が目をつけたのは孝徳天皇になる軽皇子(かるのみこ)の方だったのです。

でも、実行力とやる気がイマイチだった。
それで、中大兄皇子の方と組むと言う経緯(いきさつ)があったのです。

何事かを起こすには、やはり実行力とやる気ですよね。
しかし、政治を行うと言うことになると人間性が問題になってきます。

この人間性を象徴する意味で僕は上の歌を引き合いに出したのです。
つまり、中大兄皇子(天智天皇)は、このようは非情な事をする人です。

この天智天皇の政治や生い立ちを調べてゆくうちに、いろいろな事が分かってきました。

『天武天皇と天智天皇は同腹の兄弟ではなかった』

『天智天皇は暗殺された』

『天智天皇暗殺の謎』

僕が、この人物を調べながら感じた事は、天智天皇の人間としての非情さが浮き彫りにされてゆくんですよ。
それで、ハタっ。。。と思い当たったのが額田女王の歌だったわけです。
20年ぶりで額田女王の歌を調べなおしてみました。

すると、ジグゾーパズルの抜けていた箇所が埋め合わされてゆくように、天智天皇の人間像が額田女王の歌からも、よりはっきりと浮かび出てくるのです。
額田女王が、なぜ中大兄皇子ではなく大海人皇子を選んだのか?
20年以上、僕のオツムの片隅で不思議であったこの謎が氷解してゆくような思いでした。

額田女王は建前で“性の平等”を詠(うた)っていたのです。
でも、本音では天智天皇の政治を嘆いていたんですよね。
つまり、批判していたのです。

額田女王は、やはり人間を見極める目を持っていた才媛だったのです。
僕はそう思ったものですよ。

額田女王の相手になる人物は、二人とも後に天皇になる人物です。
言ってみれば政治的人物です。

だから、政治的な背景を無視して人物を選んだとしたら、その女性は余程の愚か者としか言いようがありません。
しかし、額田女王は“美しく、才知にあふれ、強く情熱的な女性”だった。
どの解説書を読んでも、この女性が愚かだったとは書いていません。


『性と愛と批判』より
(2006年5月8日)

あらっ。。。 デンマンさんは11年前に、こんな事を書いていたのでござ~ますかァ?

いけませんか? うししししし。。。

笑っている場合じゃござ~ませんわァ~。。。 つまり、額田王が詠んだ長歌と反歌は、実は、天智天皇が詠んだものだったのでござ~ますかァ~?

そうですよ。。。 だから、『万葉集』の編纂者だった大友家持が わざわざ子供の頃の自分の家庭教師だった山上憶良が書いた『類聚歌林』を持ち出してきて、「近江国に遷都した時に、三輪山をご覧になって天智天皇がお作りになったお歌である」と引用したのですよ。。。 更に、『日本書紀』まで持ち出してきて、「天智天皇の6年3月19日」、つまり、653年に大和から近江に遷都したと確認している。

でも、デンマンさんが書いた上の記事では、大化の改新より8年後の653年、孝徳天皇は遷都の問題で中大兄皇子と対立し… 孝徳天皇は都は現在の難波のままでよいと言うのですが、中大兄皇子は強引に大和へ都を移してしまったのですわねぇ~。

そうです。。。 孝徳天皇は天皇とはいえ、実権は中大兄皇子(後の天智天皇)が握っていたのです。 つまり、孝徳天皇は実権を持たないお飾り天皇だったのですよ。 しかし、いかに傀儡(かいらい)とはいえ、天皇です。 しかも中大兄皇子の母親の実の弟、つまり皇子の叔父さんです。 それなのに、孝徳天皇を皇太子に過ぎない中大兄皇子が置き去りにしたのです。 しかも、皇子は実の妹の間人(はしひと)皇后を無理やり連れて行ってしまったのです。

あらっ。。。 天智天皇は、ずいぶんと酷(ひど)い事をなさったのでござ~ますわねぇ~。。。 でも、それは653年の出来事で 上の三輪山のお歌は 667年に天智天皇が詠んだお歌でござ~ますわァ。

だから、大和から近江に都を移すにあたって、14年前の653年に、無理やり叔父さんを難波に置き去りにして、叔父さんの妻になっていた実の妹を無理やり連れてきたことを思い出しながら、三輪山を、つまり、大和の都を振り返って詠んだのが 上の長歌と反歌ですよ。 意味は次のようになります。


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三輪山には いろいろな思い出がある。

だから、こうして大和を去るにあたって、見えなくなるまで

幾たびも幾たびも眺めてゆきたい山だ……

しかし、つれなくも その三輪山を雲が 隠してしまった。

想えば、14年前に、私もつれないことをしたものだ。


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無理やり叔父さんを難波に置き去りにして、

叔父さんの妻になっていた実の妹を無理やり連れだしてきたのだ。


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こうして、三輪山を 雲が隠しているのは、

その時の報(むく)いなのかもしれない。

でも、あの時は そうするより仕方がなかったのだ。

 


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ガーリンさんはここまで読んできて額田王の歌の秘密が理解できたとメールで書いて寄越したのですよ。。。

マジで。。。?

あれっ。。。 卑弥子さんは信じられないのですか?

だってぇ~、お話が余りにも とっぴでござ~ますわァ~。。。

あのねぇ~、昔の人は“信じる者は救われる!”と言ったのですよ。。。 だから、卑弥子さんも素直に信じて救われてねぇ~。。。


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたは信じることができましたか?

とにかく、デンマンさんがずいぶんと調べてお話をこじつけたようですわァ~。。。

ところで日本の古代にも、あるいは平安時代にも あなたの知らないミステリアスな面白いお話があるのですわよう。。。

あなたのために平安史、古代史の興味深い記事を用意しましたわァ。

ぜひ お読みくださいねぇ~。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 

ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


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『下衆のかんぐり』

『桓武天皇のママがネットで』

『ござが天皇とGOOGLE』

『一敗が三人に!』

『行田の黒い霧をはらう』

『ペルシャ人が飛鳥に』

『小柴垣草子』

『後白河上皇ダントツ』

『ブスと美人』

『死んでも生きてる』

『失意の太田将宏』


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『オルフェと聖徳太子』

『源氏物語とおばさんパンツ』

『霊仙はなぜ毒殺されたの?』

『紫式部が地獄へ』

『破戒僧円載』

『アショーカ王の愛と苦悩』

『どら平太の世界』

『三四郎とデンマンさん』

『ヒトラーの姪』

『ゴヤと三島由紀夫』

『仏陀とキリストと娼婦』


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『ズロースと戦争』

『伊藤若冲ブーム?』

『ブッダと物理学』

『加藤清正ブーム?』

『愛憎と三輪山』

『松原智恵子 お尻ペンペン』

『坂本龍馬は流れ者か?』

『野ざらし』

『紫式部堕獄説』

『日本最古のポルノ?』

『源氏物語の性描写』

『寅さんの本棚と急行まつしま』

『ヒトラーは草食系?』

『ブッダとキリストと娼婦』

『顔文字とオナラ』


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『宝暦の恨みを明治維新で』

『デウキと紅葉@行田』

『薄い陰毛と紅のボートピープル』

『江戸の閨房術』

『ずるがしこい現代人』

『春画@源氏物語』

『千早振る』

『あれっ、松本清張』

『キスと源信』

『伎楽は呉から…?』

『紺瑠璃杯に魅せられて』

『神聖娼婦 マリア』

『安徳帝は生きていた』

『白石川の桜』


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『ブログ村のマリア様』

『萌える済子女王』

『ピンク桃色@徒然』

『富沢金山の桜』

『ピンク桃色村』

『紫式部@徒然』

『絵里香@ペルー』

『ペルシャ人の楊貴妃』

『ん?佐伯今毛人』

『文学と歴史とウソ』

『百人一首ミステリー』

『芭蕉と遊女再び』

『映画とロマン@仙台』

『源氏物语中的性描写』

『忘れられた歴史ロマン』


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『おばさんパンツ@サンホセ』

『聖徳太子のチューター』

『オナラの曲芸』

『死海』

『漱石とオナラ』

『絵里香さん』

『美女とオナラ』

『アンバパーリー』

『ゆっくりと愛し合う』

『見ちゃだめ!』

『二重マチ付きズロース』

『麻生元総理』

『ネットのバカ女を捜して』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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エロエロ源氏物語

2015年5月18日

 

エロエロ源氏物語

 


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デンマンさん。。。 どうして またエロい源氏物語を取り上げるのでござ~ますかァ?


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いけませんかァ~?

だってぇ~、5月4日に次の記事を書いたばかりじゃござ~ませんかア!


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『光源氏もビックリ』

あのねぇ~、上の記事を書いたからなのか? それとも、他の理由なのか? とにかく、次の『エロい源氏物語』が読まれているのですよ。


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『実際の記事』

あらっ。。。 どうして。。。、どうして。。。、『エロい源氏物語』が読まれているのでござ~ますか?

やっぱり、多くのネット市民の皆様がエロい源氏物語を期待しているのですよ。

そのような事があってよいものなのでしょうか?

でも、とにかく、それが事実なのですよ。

その証拠でもあるのでござ~ますか?

もちろんですよ。。。 次のリストを見てください。


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『拡大する』

これはアメブロの僕のブログの5月10日から16日までの1週間の「人気記事リスト」ですよ。 赤枠で囲んだ4番に注目してください。 個別の記事では『エロい源氏物語』がダントツで読まれているのです。

『エロい源氏物語』に興味を感じて読むということは『源氏物語』を侮辱しているようなものでござ~ますわア。。。 こう見えても あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している身でござ~♪~ますわア。。。 なんだかァ、あたくしまでが虚仮(コケ)にされているような気がしてきましたわァ~。。。

卑弥子さん。。。、それは ちょっと考えすぎですよ。

でも。。。、でも。。。、 どのようにして『エロい源氏物語』を探し当てたのでござ~ますか?

簡単なことですよ。 次のリストを見てください。


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『拡大する』

これはアメブロの僕のブログの4月24日から30日までの1週間の「人気検索キーワード」のリストなのですよ。 赤枠で囲んだキーワードに注目してください。

あららあああっ。。。 “エロい”と“源氏物語”を入れて検索したのですわねぇ~。。。 この人たちはヤ~らしい性格なのですわねぇ~。。。

あのねぇ~、“エロい源氏物語”をネットで探しているネット市民を“ヤ~らしい”と決め付けるのは 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授らしくないですよ。

じゃあ、どのように言えば よろしいのでござ~ますかァ~?

だから、「源氏物語の中にエロチックなエピソードを読みたいと思っているネット市民の皆様がたくさんいるのでござ~ますわねぇ~」と言えばいいのですよ。

ちょっと言葉を変えただけで、言っていることは“ヤ~らしい”ネット市民が大勢居るということではござ~ませんかア!

そのように言ってしまっては、身も蓋もありませんよ。。。 あのねぇ~、人間は根本的に3つの欲望に支配されているのです。。。 つまり、色欲、金銭欲、それに食欲。。。 だから、多くのネット市民の皆様が“エロチックなエピソード”を読みたいと思っても、けっして“ヤ~らしい”わけではないのですよ。 言わば、極めて人間的なことです。

でも、人間は食べるために生きているのでも、セックスをするために生きているのでも、お金をためるために生きているのでもありませんわ。

じゃあ、何のために生きているのですか?

だから、文化的な生活と教養に満ちた生活をするためでござ~ますわよう。。。 それこそが、人間を他の動物たちと分けている マジで人間らしい特徴ですわよう。 だからこそ、あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~♪~ますわア。。。

なるほど。。。、なるほど。。。、僕は卑弥子さんの言う事も もっともだと思いますよ。。。 でもねぇ~、きれい事だけを見ていても人生はつまらないのですよ。

要するに、“ヤ~らしい”ものも見ないとつまらないと、デンマンさんは言うのでござ~ますかア?

いや。。。 僕が言っているわけじゃないのですよ。。。 上のリストの検索キーワードを見れば そうとしか考えられない!

それで、いったい何のために、デンマンさんは今日の記事を書き始めたのでござ~ますか?

だから、ネットでちょっと確かめてみようと思って。。。

何を。。。?

次のように検索してみたのですよ。 「源氏物語 エロい」と入れてGOOGLEで検索すると、僕の記事が引っかかるのかどうかと。。。?


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『現時点での検索結果』

134,000件ヒットするのですよ。 色のついた枠で囲んであるのが僕が投稿した記事です。 赤枠で囲んだタイトルをクリックすると次の記事が出てきます。


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『実際の記事』

緑の枠で囲んだタイトルをクリックすると、ダントツで読まれた『エロい源氏物語』が出てくるのですよ。


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『実際の記事』

青枠で囲んだあるのはツイッターの呟きですわねぇ~。。。

そうです。。。 クリックすると次の画面が出てきます。


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『実際のページ』

ハッシュタグの#エロい源氏物語を入れてTWITTERで検索した結果ですわね。

そうです。。。

。。。で、この事を確かめるために、今日の記事を書き始めたのですか?

いや。。。 もちろん、これだけのためじゃありません。

他に何をお話しになるのでござ~ますか?

ちょっと次の検索結果を見てください。


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『現時点での検索結果』

あらっ。。。「なぜエロい源氏物語を探すのか」と入れてGOOGLEで検索してみたのですわねぇ~。。 うふふふふふふ。。。

そうなのですよ。。。

それは、ネット市民の皆様がエロいお話を読みたいからなのでしょう?

もちろん、そうなのだけれど、決まりきった理由以外にも 何か他に理由があるかもしれないと思ったわけですよ。。。 ちょっと青枠で囲んだ箇所に注目してください。

これはGOO の「教えて!」のページですわねぇ~。。。

そうです。。。「源氏物語の持つ意味ってなんでしょう?」というタイトルなのですよ。。。 クリックすると次のような質問が書いてあったのです。

質問者:tarecolo
質問日時:2002/03/22 18:21

こんにちは。
先日(といっても年始)、「千年の恋 ひかる源氏物語」を見に行った話を友人にしたら、
彼は「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」と言われました。


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確かにそういわれると身も蓋もないのですが…

私は「女性が書いたはじめてのかな文学の長編小説である」という歴史的意味があると解釈している
(この認識自体が間違ってたらどうしよう…)のですが、
あの物語の凄さについて、友人を納得させられるよい回答がありましたら教えて下さい。


『GOO の「教えて」のページ』より

あらっ。。。 「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」というような愚かな事を言う男子が居るのでござ~ますわねぇ~。。。

あのねぇ~、「千年の恋 ひかる源氏物語」を見て面白がる女の子を見ると、多くの男は、たぶん そのような事を言うと思うのですよ。


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あたくしも上の映画を観ましたけれど、実に興味深い、素晴らしい映画だと思いましたわ。 「源氏物語ってエロ小説だろ、あれのどこが素晴らしいのか、女の子が面白がる理由が理解できない。」というような愚かな事を言った男子は、たぶんアダルト映画だけしか観たことがないのだと思いますわ。

ウルトラマンとか、ポケモンなんかも観ていると思いますよ。

そういうものばかり観ているから『源氏物語』が理解できないのですわよ。。。 それで、どのような回答が書いてあったのでござ~ますか?

次のような素晴らしい回答が寄せられたのですよ。

回答者:amrthyst
回答日時:2002/03/24 01:34

源氏物語には、まず何といっても千年を超えて読み継がれてきた点だけを見ても、
そこに極めて人間にとって洋の東西や文化の違い、
時代をも凌駕する「普遍性」を宿しているという点だけでも素晴らしい価値があります。

ホメロスの叙事詩やギリシャ神話は、基本的には男女間のもつれが戦争に発展したものですし、
ゼウスなんて人間といわず女神といわず手をだしまくっています。
エロス・タナトスというギリシャ由来の哲学原理がありますが、
性=生命の基本的で最も重要な活動であり、
それを抜きにして人間の生涯や文化を語ることがそもそもナンセンスです。

恋愛や性愛の描写は、それが匂わせる程度のものから露骨なものまで「無いものを探す方が困難」ですし、
「エロ小説」と、少なくとも訳文すら読みもしないで、決め付けている態度の方に問題があるのではないでしょうか。


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もう一つは源氏物語に関して膨大な研究と視点が提示され、
それだけ様々な観点から掘り下げられているという点に於いても、
この女性の手になる物語が、光源氏という現実にはありえない一見完璧な存在を主人公としながら、
非常に人間と人間同士がふれあい、共に生きていくうえでの苦悩や感情など、
「生」そのものを奥深く、ある種非常に冷静に掘り下げ描いていて、
それがかえって浮き彫りのリアリティで「人」とその奥深い精神世界・生命の姿を読者に伝えているからにでしょう。

ユング・フロイト的観点からの分析も可能ですし、
当時の最高レベルの知識・教養階層であった平安貴族たち、
そして当時の日本人が持っていた仏教と神道をないまぜにした、
宗教観や人生観の理解も重要です。
人生50年以下の時代の話なのですから。

加えて、この物語は当時の平安貴族の知的レベルで読むためには、
まず当時までの中国文化・歴史・漢詩・漢文の知識が必要です。

次に記紀・万葉等の上代からの文化教養と日本の歴史。歴史的事件や神話的故事。
それから当時の仏教・神道・陰陽道といったものから派生する、
時間・地理・色などあらゆる事物に対する現代との視点の違いや慣習の違い。
全編に詠まれる和歌には、こうした教養の土台がないとその真の意味や深い裏の意味を理解し得ないものばかりです。

和歌一つも単に現代の詩人のように、
自分の感情を吐露しているだけではないのです。
源氏の君が須磨に半ば流刑のような形で流れていくのも、
それは須磨・西国でなければならないのです。

当時の人々にとって、神戸以西というのは、出雲文化圏であり、
出雲を支配する大国主大神は冥界の支配者であり、
西国というのは一種の死後世界的なイメージがあったのです。
また仏教の西方浄土にも通じます。

罪穢れを犯した人間は、西国に赴くことで「死に」罪科を冥界に洗い流してきて、
さらに成長・パワーアップして「蘇える(黄泉かえる)」のです。
源氏の君も須磨以降、栄華を極めていきます。
また源氏の君の六条院という住まいの作りや庭木の配置など細部に渡って、
陰陽道的な知識やそこから派生するエピソードが描かれています。

源氏物語は別名を「紫の物語」「ゆかりの物語」とも呼ばれますが、
紫という色が、非常に高貴で神聖な色であると同時に、
淫らさや性愛・官能といった意味合いを当時から持つ色であること、
赤と蒼の混合色であり、非常に染色技術上も不安定な色であることから、
「ゆらぎの色・狭間の色」とも呼ばれていて、
常に仏教的な厭世観と恋愛や母への思慕と言った聖俗の感情の間でゆらぐ源氏や紫の上と言った人物達、
ひいては「人間」そのものの象徴色でもあるのです。
「ゆかり」は紫の字をあてることもあり、高貴な血縁・血筋をも意味しています。


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こうした、非常に高度な知的レベルと教養が基礎知識にないと、
理解できない内容が作品の土台ともなっているのが源氏物語なのです。

当時の平安人・日本人がいかに、高度な知的レベルを「一般常識」として備えていたかを考えると、
現在の文化・芸術とは比較にならない程の価値を備えた作品であると言えます。

こうした幾重にも重層的な内容と価値を持ち、
また新たな読み方・観点をいまだに与え続ける作品は世界的に見ても極めて希少です。
単純な善悪二元論的内容ではないからというのも大きな要因でしょう。

価値などというものは、結局は後世の人間が勝手につけているものに過ぎませんが、
少なくともきちんと代表的な訳文だけでも読んでから、
エロ小説か否かを判断してもらう方が早いと思います。
現代の歌謡曲の方が、文章内容だけならよっぽど「エロ」だと思いますよ。


『GOO の「教えて」のページ』より

あらっ。。。 なかなか奥の深い事をかいていますわねぇ~。。。

あれっ。。。 この回答者は卑弥子さんじゃなかったのですかァ~?

あたくしではござ~ませんわァ。

僕は、てっきり卑弥子さんが回答したのだと思いましたよ。。。 だから、この記事を書く気になったのですよう。。。 上の回答を書いたのは卑弥子さんじゃなかったのですかァ~。。。 ちょっとガッカリしたなァ~。。。

でも、あたくしも上の回答者と同感でござ~ますわァ。 現代の歌謡曲の方が、文章内容だけならよっぽど「エロ」だと思うのでござ~ますわァ。

だけどねぇ~、僕はちょっと期待はずれだったのですよ。

どうしてで ござ~ますか?

「源氏物語の持つ意味ってなんでしょう?」というタイトルに引き込まれて、僕は興味津々(しんしん)ですべての回答を読んでみたのですよ。 でもね、どの回答も重要な事を見落としていたのですよ。

その重要な事とは。。。?

次のことですよ。 かつて卑弥子さんと語り合ったのです。 思い出してください。

だいたい、あたくしはデンマンさんがおっしゃる源氏物語が“摂関文学”だ!という決め込みには大反対なのですわ。

あのねぇ~、NHKの番組でも源氏物語は当時の摂関政治と密接に関係していると言っているのですよ。 次の表を見てください。


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紫式部が活躍する寸前の宮中では一条天皇が健在だった。 当時の実力者である藤原道隆は娘の定子を女御として入内させた。 この定子は、後に中宮となるのですよ。 父の兼家が死ぬと、藤原道隆は後を継いで関白となる。 朝政を主導するのだけれど、僅か5年ほどで病に倒れ、嫡男の伊周を後任の関白にと願うけれど、伊周は内大臣のまま亡くなってしまう。 つまり、定子は宮中での後ろ盾を失ってしまうのですよ。 

後ろ盾を失うと どうなるのでござ~ますか?

定子は宮中でイジメにあったのですよ。

まさかァ~?

まさかじゃないですよ。 それが当時のイジメの構造だったのです。 そこに付け込んで裏で動いていたのが藤原道長だった。 卑弥子さんも知ってのとおり 定子はイジメにあって、とうとう尼さんになって出家してしまう。

それで藤原道長は どうしたのでござ~ますか?


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藤原道長は娘の彰子を一条天皇の中宮にした。 ところが一条天皇は定子の事が忘れられない。 それで、また定子を宮中に入れて中宮とした。 要するに、一条天皇にとって彰子は少女っぽくって面白くない。 それで定子のことばかり愛している。 彰子の父親である道長には、この事が面白くない。 宮中で権力を握るためには、なんとかして一条天皇が彰子を好きになってくれないと困る。 つまり、彰子が一条天皇の子供を生んでくれないと外祖父として権力を握る事ができない。 それで雇ったのが紫式部だったのですよ。

でも、それは違うと思いますわ。

どうして。。。?

ちょっと源氏物語の宮中の表を見てくださいまし。


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源氏物語の中では、このようになっているのですわ。 桐壺更衣が定子で藤壺更衣が彰子だと デンマンさんは言うのでしょう?

その通りですよ。

だとしたら、源氏物語の主人公・光源氏が藤原道長の 言わば敵である定子、つまり、物語の中の桐壺更衣と帝(みかど)の皇子にするのは、可笑しいのではござ~ませんか? 

あのねぇ~、主人公の光源氏を藤壺更衣、つまり、現実の宮中の彰子と帝の子供にするのか? あるいは適陣の定子と帝の子供にするのか? それは、たいした問題じゃない! 要点は、源氏物語を読んで面白い物語にすることが重要なのですよ。

どういうことでござ~ますか?

つまり、“源氏物語”は言わば日本版“千夜一夜物語”なのですよ。


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紫式部に面白い物語を書いてもらって、その物語を彰子が一条天皇に読んで聞かせる。 すると、その物語の面白さに惹かれて一条天皇が毎晩のように彰子のベッドルームにやって来る。 そうすれば一緒にベッドに入る機会も多くなるのですよ。 実際、そうやって、やがて敦成(あつひら)親王が生まれたのですよ。 つまり、藤原道長は紫式部に源氏物語を書かせて本来の目的、つまり、彰子に天皇との間に皇子を生ませるという目的を達成したのですよ。

その確証でもあるのでござ~ますか?

確証はないけれど、状況証拠ならばありますよ。

その状況証拠とは。。。?

現在に読み継がれている、これほど有名な源氏物語の作者の実名さえ、その没年さえ後世に伝わってない。 現在のわれわれは作者が“紫式部”だとしか知らない。 紫式部は謎めいているのですよ。 卑弥子さんも不思議だとは思いませんか?

そうですわね。 言われてみれば。。。 でも、その当時の女性は、ほとんどすべての女性が無視されていたのが普通でしたわ。

でもねぇ~、源氏物語は世界的にも有名な物語ですよ。 紫式部の実名も、没年も、謎に包まれているのは、彼女が宮中の舞台裏、つまり、藤原道長の陰謀を知りすぎていたからですよ。 だから、源氏物語が完成し、道長の陰謀が成就され、彼の目的を達成させると、紫式部は“知りすぎた者”として抹殺されないまでも、不遇な余生を送らされたのですよ。

つまり、紫式部は藤原道長の陰謀の一端を担っていたとデンマンさんはおっしゃるのでござ~ますか?

その通りですよ!

だから、わたしは何が何でも文学を歴史に結びつけるデンマンさんの解釈が嫌なのですわ。


『卑弥子の源氏物語』より
(2013年10月27日)

つまり、紫式部は藤原道長に利用されて『源氏物語』を書かされたと言うのでござ~ますかァ~?

そうですよ。。。

そのようなことをデンマンさんはマジで信じ込んでいるのでござ~ますかァ~?

あのねぇ~、もしそうでなかったら、紫式部の実名や没年も、はっきりと記録に残っているはずなのですよ。

つまり、紫式部は陰謀を知りすぎた女として歴史から静かに消えてゆく運命だったと。。。?

その通りですよ。。。 そうであるならば、紫式部が消え入るように姿を消していったということが よく理解できるのですよ。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたは どう思いますか?

わたしはDVD で1951年に作られた「源氏物語」を観ましたわ。


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日本語の会話が わたしにはちょっと難しかったのですけれど、
日本の平安時代の男女の恋愛が 少しは理解できて、
たいへん面白く観ることができました。

平安時代の女性は、かなり自由に恋愛ができたのですわね。

ところで、エロい源氏物語もいいですけれど、
たまには古代の日本についても考えてください。

あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ お読みください。
では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』

『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』

『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

『兄妹の恋のつづき』

『源氏物語エロいの?』

『酒が行って着物目変境』

『日本は外人に乗っ取られたの?』

『ん?ヒトラーはベジタリアン?』

『ふるさとの選挙と黒い霧』

『ハマグリにハマる』

『ハマグリの誘惑』

『ハマグリの足跡を追って』

『芭蕉と遊女』

『光源氏もビックリ』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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ニーチェと吉田兼好

2014年1月23日

 
 
ニーチェと吉田兼好
  

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デンマンさん。。。 あんさんは、どないなわけで わたしの写真をニーチェと吉田兼好の下に貼り付けはったん?


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もちろん、めれちゃんとニーチェと吉田兼好が関係あるからやんかァ~。。。

そないなアホらしい事を言うても ネット市民の皆様は信用せ~へんでぇ~。。。

どないなわけで信用せ~へんと めれちゃんは思うのやァ~?

そやかてぇ、あんさん。。。 知名度が違いすぎるやんかァ~!

ん。。。? 知名度が違いすぎるゥ~?

そうですう。 ニーチェと吉田兼好についての本は 近くの本屋さんへ行けば見つけることができますけど、わたしについての本はありしまへんがなァ。

確かに、本屋さんには めれちゃんに関する本はないやろなァ。。。 そやけど、ネットでは めれちゃんの知名度はマジで高まっておるのやでぇ~。。。

ホンマかいなァ~。。。?

わては、ウソと めれちゃんの尻はつかんようにしておるねん。。。 うへへへへへ。。。

そないな げびた笑いは浮かべんようにして欲しいねん。。。 それで、わたしがネットで知名度を高めている証拠でもありますのォ~?

もちろんやがなァ~。。。 わては根拠の無い事は言わんように、書かんようにしておるねんでぇ~。。。

前置きは どうでもいいさかいに、はよう その根拠とやらを見せておくれましなァ~。。。

そんなら次のリストを見て欲しいねん。


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これはアメブロのわてのブログの1月19日の「人気記事リスト」やねん。 見れば分かるように次の記事がダントツで読まれておるねん。


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『実際の記事』

これはニーチェが人気があるからやと思うわァ。

わては、そればかりやないと思うねん。 ちょっと次のリストも見て欲しい。


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『即興の詩』サイト

『午前4時の薄着の女』

これはアメブロのわてのブログの1月19日の「リンク元URL」のリストやねん。 赤枠で囲んだ5番に注目して欲しい。

あらっ。。。 5番の URL は わたしの『即興の詩』サイトやないの!?

その通りやがなァ! つまり、めれちゃんの『即興の詩』サイトから わての記事を読みにやって来たというわけやがなァ。 それに緑の枠で囲んだ1番に注目して欲しいねん。

「お気に入り」と「ブックマーク」のページから 469人のネット市民の皆様が あんさんのブログにやって来たということやのォ~?

その通りやァ。 1月19日のアクセスの記録を見て欲しい。


(ame40119.gif)

あらっ。。。 午前3時から4時までの1時間に あんさんオブログを訪れたネット市民の皆様がダントツですやん。 草木も眠る丑三(うしみ)つ時に 106人ものネット市民の皆様が起きて あんさんのブログを読みにやって来たというのは いったいどういうわけやのォ~?

それは 次のツイッターの記録を見ると すぐに解るねん。


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『実際のページ』

これは TWILOG.ORG というてなァ、わての Twitter での呟きを自動的にブログにしてくれるアプリなのやがなァ。

あらっ。。。 あんさんは 1月19日の午前3時25分から午前3時47分まで 8回呟いてますやん。 つまり、その呟きを見て あんさんのブログにやって来やはったネット市民の皆様が 106人もおったと言うことやのォ~?

まさに、その通りやがなァ~!

。。。で、午前8時から9時までの1時間の2番目のピークはどういうわけやのォ~?

それは次の『ニーチェとめれちゃん』のページを見れば すぐに解るねん。


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『実際の記事』

上のページのタイトルのすぐそばに記録された投稿時刻を見て欲しいねん。

あらっ。。。 午前8時46分に投稿してますやん。

その通りやァ。

つまり、あんさんが投稿するのを待って 92人のネット市民の皆様が『ニーチェとめれちゃん』を読みにやって来たと あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ! つまり、ニーチェも めれちゃんも興味をそそる話題ということやァ。

そやけど、ニーチェが興味をそそる話題かもしれへんけど、わたしの人気が ネット市民の皆様の興味をそそったとは思われへん。

さよかァ~。。。 めれちゃんが そないに言うのやったら、次の検索結果を見たらええやん。


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『現時点での検索結果』

あらっ。。。 わたしの『即興の詩』がトップとランナーアップに躍り出されてますやん。

そうやろう! そやから、わてが言うたやないかいなァ! 。。。 ネットでは めれちゃんの知名度が高まってるねん。 めれちゃんが『即興の詩』を再開した去年の7月頃には 9位だったのやでぇ~。。。


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ホンマですやん。 月日の経つのは早いものですなァ!。。。

そういうこっちゃ。

。。。で、わたしが検索結果のトップに躍り出たことと、ニーチェと吉田兼好が どないなわけで関係していると あんさんは言わはるのォ~。。。?

あのなァ~、それに答えるには もう一度検索結果を見て欲しいねん。


(gog40119.gif)

めれちゃんは次のように書いてるのやでぇ~。。。


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知っている人は知っている

「即興の詩」を、再開いたしました!

愛とか恋とかを、語ってみようと思います。

こないに書いているのやがなァ~。。。

つまり、ニーチェも吉田兼好も愛とか恋とかを、語ってますのォ~。。。?

語っているのやがなァ~!

マジで。。。?

そやから、言うたやないかいなァ~。。。 わては、ウソと めれちゃんの尻はつかんようにしておるねんと。。。 うへへへへへ。。。

同じことを2度言うて欲しくあらへん。。。 それよりも、はよう ニーチェと吉田兼好が愛と恋について どないに語っているのか 示して欲しいわァ~。。。

さよかァ~。。。 めれちゃんが そないに言うのやったら、引用するさかいに、じっくりと読んだらええやん。


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兼好の女性関係はどうであったか。
『徒然草』の中からは、兼好は、なかなか足をつかませない。
しかしこれだけ感受性が豊かで繊細な心根の人物であるのだから、かなり恋愛をしたことは推察できる。

色好(この)まざらん男(をのこ)は、いとさうざうしく、

玉のさかづきの当(そこ)なき心地ぞすべき


恋愛をしない男は、もの足らないもので、底のない玉の盃のようなものだ (第3段)

『徒然草』の冒頭にこの言葉が出てくるから、兼好が、色恋を嫌っていたとは考えられない。
ただし、この言葉は、兼好の自戒の前説として出てくるもので、結論は、女性に対して軽々しいと思われない態度が望ましいというものである。
兼好は、恋愛そのものよりも、恋をしてそれが成就されないわびしさを好んでいたフシがある。
恋をした人が露で袖を濡らしながらあちこちさまよい歩き、あげくの果てひとり寝をするのが趣がある、としている。

世の人の心まどはす事、色欲にはしかず


世間の人の心を惑わせるもので、色欲に及ぶものはない (第8段)

恋を好むのはいいが、色欲はよくないとするのも、兼好の自戒であった。
久米(くめ)の仙人が洗濯女の白い足に心惑わされて神通力を失った逸話をあげている。

兼好の好みの女性像は第32段に登場する。
ここでは、ある高貴な人の愛人の思い出について書いている。
男が家から出るのを見送った後、兼好が物陰からしばらく様子を見ていると、その女は、

妻戸をもう少し押しあけて、月を見ている様子である。
これがもし、客を送ってすぐに戸を閉めて奥へ入ってしまったら、さぞ残念だったであろう。
彼女は私が見ているのを知らないから、自然に行った動作なのだ。
このように奥ゆかしい態度がとれるのは、ただ平素の心がけによるのだろう。

と言う。

一方、こういうことも述べている。

妻(め)といふものこそ、男(をのこ)の持つまじきものなれ


妻というものは、男が持ってはならないものだ (第190段)

恋愛はいいが、結婚して、妻を持ってはいけない。
このへんの屈折は兼好ならではの炯眼(けいがん)で、「恋愛すれども結婚せず」が兼好の流儀だった。


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NHK まんがで読む古典

徒然草 19段前半

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


113-116 ページ 
『転ばぬ先の転んだ後の 「徒然草」の知恵』
著者: 嵐山光三郎
2012年4月10日 第1刷発行
発行所: 株式会社 集英社

なるほどォ~。。。 あんさんは、兼好さんのように 極めて禁欲的な恋愛が好みやのねぇ~!?

めれちゃんは そう思うのかァ~?

そやかて、あんさんが引用した箇所は 兼好さんの極めて禁欲的な恋愛の趣を述べたところですやん。

さよかァ~。。。 めれちゃんは、そないに思うたのかァ~。。。? わては、たまたま めれちゃんの次の愛の詩を思い出したのやがなァ~。。。

濡れる身体


(tantra20.jpg)
 

あなたの熱さを感じる

強く深く・・・

濡れる身体に

吐息が熱い

このままでいて

離れないで

あなたの中で

とけてしまいたい

もっと強く深く・・・
 
 
by めれんげ

2010.01.21 Thursday 11:10


『即興の詩 濡れる身体』より
旧「即興の詩」は閉鎖

『愛に濡れて…』に掲載
(2010年1月25日)

これってぇ、マジで熱烈な愛欲の詩やんかァ~。。。! わては めれちゃんの愛欲に圧倒されてしもうたのやがなァ~。。。

つまり、あんさんは わたしが兼好さんの理想的な愛に反して 色欲に夢中になっていると言わはるのォ~。。。?

いや。。。 わては何も言うておらんでぇ~。。。

そやけど、兼好さんの文章を持ち出してきてから、上のわたしの詩を持ち出したということは、暗に わたしの恋愛が色欲に左右されていると あんさんは言おうとしてますやん。

それは ちゃうと思うんでぇ~。。。

どこがちゃうねん? わたしは あんさんの熱い吐息を感じながら 濡れる身体の奥深いところで あんさんと一緒に溶けてしまいたいほどの歓喜に しびれておりましたのやでぇ~。。。 うふふふふ。。。

そやけどなァ~、めれちゃんが尊敬しているニーチェは 次のように言うてるのやでぇ~。。。

愛の成長に体を合わせる


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性欲に身を任せてしまうのはすこぶる危険だ。
というのは、性欲だけが二人の絆となってしまい、本来の本当の絆であるべき恋愛が忘れ去られてしまうからだ。

愛というのは、ちょっとずつ成長していくものだ。
それより先に性欲を追い越させてはならない。

愛の発達に少しだけ遅れて性欲がともなうくらいがちょうどいい。

そうすると、相手も自分も深い愛を体とともに感じることができるのだから。
それは心も体も同時に幸せになるということでもある。

『善悪の彼岸』 ニーチェ


159 『超訳 ニーチェの言葉』
訳者: 白取春彦
2010年3月20日 第11刷発行
発行所: 株式会社ディスカバー・トゥエンティワン

つまり、わたしが愛を、ちょっとずつ成長させてゆく前に 性欲を追い越させてしまったと あんさんは言わはるのォ~。。。? わたしは。。。 わたしは。。。心も体も同時に幸せになっておらんと、あんさんは言わはるのォ~。。。?

ちゃうねん。 わては。。。 わては。。。 何も言うとらんでぇ~。。。 ニーチェのおっさんが そのように言うてるのやがなァ~。。。


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【レンゲの独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたも ニーチェのおっさんが言うように「愛が、ちょっとずつ成長する前に 性欲を追い越させない」ようにしてますかァ~?

吉田兼好もニーチェのおっさんも なんだか恋愛には消極的ですよねぇ~。
めれんげさんのように 熱くなって欲しいものですわ。 うふふふふ。。。

ところで、長い休止期間の後で、めれんげさんは『即興の詩』サイトを再開しました。
猫ちゃんたちが登場する記事も書いてます。


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『猫たちに詫びる』

(2013年7月15日)

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?
ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


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『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


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メチャ面白い、

ためになる関連記事


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■ 『きれいになったと感じさせる

下着・ランジェリーを見つけませんか?』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『軽井沢タリアセン夫人 – 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』


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『花は吹けども山吹の』

『自殺とマスコミ』

『なつみさん、しばらく』

『エロマンガ再訪 (PART 1)』

『エロマンガ再訪 (PART 2)』

『めれちゃんとちび猫』

『自殺したい』

『自殺する人、しない人』

『愛しいペット』

『処女礼賛』

『クオリアふたたび』

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『めれちゃんとビクトリア女王』

『めれちゃんの即興の詩』

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『めれちゃんの再開(会)』

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『めれちゃんと今一つの世界』

『即興の詩』

『即興の詩と永遠の愛』

『万葉のめれちゃん』

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『めれちゃんと性具』

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『めれちゃんの恥じらい』

『めれんげの郎女』

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『花火の愛と小さな赤い花』

『めれちゃん、元気出して!』

『めれちゃんとカフカ』

『めれちゃんと詩と下着』

『めれちゃんの人気』

『めれちゃん、お呼びですやん!』

『「即興の詩」と応援アプリ』

『平成の悲しい実話』

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『乱交パーティーと表現者』

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『塩野七生とめれちゃん』

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『どMなの?』

『愛は大海原を越えて』

『2度目の火あぶり』

『ニーチェとエロい画像』

『ニーチェとめれちゃん』


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こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


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卑弥子の源氏物語

2013年10月27日

 
 
 
卑弥子の源氏物語
 
 

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BS歴史館

源氏物語誕生の秘密

千年の物語は

スキャンダルから始まった


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『BS歴史観 源氏物語』

(実際のビデオクリップ↑)



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デンマンさん。。。 NHKの『BS歴史館』で“源氏物語誕生の秘密”を観たのでござ~♪~ますか?


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あのねぇ~。。。実は、僕は10月7日にJALで日本へ帰省したのです。 その飛行機の中のエンターテインメントの番組に上のビデオがあったのですよ。

つまり、飛行機の中で退屈になったので“源氏物語誕生の秘密”を観たのでござ~♪~ますか?

いや。。。 “源氏物語”を番組メニューに見たときに京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授の笑顔が僕の脳裏にひらめいたのですよ。

あらっ。。。 あたくしの笑顔がデンマンさんのオツムの画面に映し出されたのでござ~ますか?

そうです。

デンマンさんは あたくしに、それほど会いたかったのでござ~ますか?

そうですよ。

それにしては、成田に着いてから すでに3週間にもなるのに、デンマンさんはあたくしに電話を一本もよこしていませんわね?

あのねぇ~、何かと忙しかったのですよ。 それに、こうして卑弥子さんとは いつでもオンラインですぐに会えるので とりわけ電話することもないと思ってねぇ。

だけどォ、あたくしはデンマンさんと生(なま)でお会いしたいのでござ~ますわ。 うふふふふふ。。。

生も、ネットでも同じようなものですよ。

いいえ。。。 それは絶対に違いますわ。 生(なま)の方が絶対にいいのですわ。 うふふふふふふ。。。

あのね~。。。 アダルトビデオを見るような事を言わないでくださいよう。 今日は格調高く、卑弥子さんと源氏物語の話をするのですから。。。

でも、どうして急に源氏物語を持ち出すのでござ~ますか?

だから、飛行機の中でエンターテインメントのメニューを開いて番組の中に“源氏物語”という項目を目にした時に、すぐ、卑弥子さんの笑顔が僕の脳裏に思い浮かんできたのですよう。

デンマンさんは、マジであたくしに会いたくなったのでござ~ますか?

そうですよ。 上の番組を見ればその中に橘卑弥子・准教授が解説者として番組に出てくるかもしれないと思ったわけですよ。

あらっ。。。 あたくしが番組の中に出てくると思ったのでござ~ますか?

そうですよ。。。 そしたら出てこなかったのですよ。

デンマンさんはガッカリなさったのですか?

もちろんでしょう! 僕は飛行機の中で卑弥子さんに会えると思ったのですよ。 そしたら解説者の一人として出てきたのは京都じゃなくて奈良市にある帝塚山大学の清水婦久子・教授なのですよ。

あらっ。。。そうでしたのォ~?

卑弥子さんが そのうちに出てくるかなァ~?。。。 そう思いながら見ていたら、京都学園大学という字幕が出てきた。 でも、橘卑弥子・准教授じゃなくて山本淳子・教授じゃありませんかァ!

あたくしの名前が出てこなかったのでデンマンさんはガッカリなさったのでござ~ますか?

当然でしょう! 僕は源氏物語の専門家の卑弥子さんが当然出てくるだろうと ほぼ確信していたのですよ。

あたくしはマスコミにチヤホヤされたくないのでござ~ますわ。

NHKから卑弥子さんに番組に出て欲しいという誘いはなかったのですか?

ござ~ませんでしたわ。

つまり、卑弥子さんの学説は無視されたのですね?

いいえ。。。 あたくしは源氏物語について学説というほどのものをまだ発表したことがないのですわ。

どうしてですか? ぜひ卑弥子さんのユニークな学説を発表してくださいよう。

日本の学会というのは非常に狭いものなのですう。 あたくしのユニークな学説を発表すると、あたくしは村八分ならぬ学会八分になってしまうのですわ。

この21世紀の世の中で そのような愚かな事はないでしょう!

それが あるのですわ。

それは卑弥子さんの思い込みですよ。 学会に発表するのがいやならば、ここ。。。つまり、ネットで発表してくださいよう。

それだったら申し上げますわ。 だいたい、あたくしはデンマンさんがおっしゃる源氏物語が“摂関文学”だ!という決め込みには大反対なのですわ。

あのねぇ~、番組でも源氏物語は当時の摂関政治と密接に関係していると言っているのですよ。 次の表を見てください。


(ganji112.jpg)

紫式部が活躍する寸前の宮中では一条天皇が健在だった。 当時の実力者である藤原道隆は娘の定子を女御として入内させた。 この定子は、後に中宮となるのですよ。 父の兼家が死ぬと、藤原道隆は後を継いで関白となる。 朝政を主導するのだけれど、僅か5年ほどで病に倒れ、嫡男の伊周を後任の関白にと願うけれど、伊周は内大臣のまま亡くなってしまう。 つまり、定子は宮中での後ろ盾を失ってしまうのですよ。 

後ろ盾を失うと どうなるのでござ~ますか?

定子は宮中でイジメにあったのですよ。

まさかァ~?

まさかじゃないですよ。 それが当時のイジメの構造だったのです。 そこに付け込んで裏で動いていたのが藤原道長だった。 卑弥子さんも知ってのとおり 定子はイジメにあって、とうとう尼さんになって出家してしまう。

それで藤原道長は どうしたのでござ~ますか?


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藤原道長は娘の彰子を一条天皇の中宮にした。 ところが一条天皇は定子の事が忘れられない。 それで、また定子を宮中に入れて中宮とした。 要するに、一条天皇にとって彰子は少女っぽくって面白くない。 それで定子のことばかり愛している。 彰子の父親である道長には、この事が面白くない。 宮中で権力を握るためには、なんとかして一条天皇が彰子を好きになってくれないと困る。 つまり、彰子が一条天皇の子供を生んでくれないと外祖父として権力を握る事ができない。 それで雇ったのが紫式部だったのですよ。

でも、それは違うと思いますわ。

どうして。。。?

ちょっと源氏物語の宮中の表を見てくださいまし。


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源氏物語の中では、このようになっているのですわ。 桐壺更衣が定子で藤壺更衣が彰子だと デンマンさんは言うのでしょう?

その通りですよ。

だとしたら、源氏物語の主人公・光源氏が藤原道長の 言わば敵である定子、つまり、物語の中の桐壺更衣と帝(みかど)の皇子にするのは、可笑しいのではござ~ませんか? 

あのねぇ~、主人公の光源氏を藤壺更衣、つまり、現実の宮中の彰子と帝の子供にするのか? あるいは適陣の定子と帝の子供にするのか? それは、たいした問題じゃない! 要点は、源氏物語を読んで面白い物語にすることが重要なのですよ。

どういうことでござ~ますか?

つまり、“源氏物語”は言わば日本版“千夜一夜物語”なのですよ。


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紫式部に面白い物語を書いてもらって、その物語を彰子が一条天皇に読んで聞かせる。 すると、その物語の面白さに惹かれて一条天皇が毎晩のように彰子のベッドルームにやって来る。 そうすれば一緒にベッドに入る機会も多くなるのですよ。 実際、そうやって、やがて敦成(あつひら)親王が生まれたのですよ。 つまり、藤原道長は紫式部に源氏物語を書かせて本来の目的、つまり、彰子に天皇との間に皇子を生ませるという目的を達成したのですよ。

その確証でもあるのでござ~ますか?

確証はないけれど、状況証拠ならばありますよ。

その状況証拠とは。。。?

現在に読み継がれている、これほど有名な源氏物語の作者の実名さえ、その没年さえ後世に伝わってない。 現在のわれわれは作者が“紫式部”だとしか知らない。 紫式部は謎めいているのですよ。 卑弥子さんも不思議だとは思いませんか?

そうですわね。 言われてみれば。。。 でも、その当時の女性は、ほとんどすべての女性が無視されていたのが普通でしたわ。

でもねぇ~、源氏物語は世界的にも有名な物語ですよ。 紫式部の実名も、没年も、謎に包まれているのは、彼女が宮中の舞台裏、つまり、藤原道長の陰謀を知りすぎていたからですよ。 だから、源氏物語が完成し、道長の陰謀が成就され、彼の目的を達成させると、紫式部は“知りすぎた者”として抹殺されないまでも、不遇な余生を送らされたのですよ。

つまり、紫式部は藤原道長の陰謀の一端を担っていたとデンマンさんはおっしゃるのでござ~ますか?

その通りですよ!

だから、わたしは何が何でも文学を歴史に結びつけるデンマンさんの解釈が嫌なのですわ。


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ですってぇ~。。。
あなたは、どう思いますか?
あたくしは、源氏物語が政治とは関係ない純粋に文学的才能の表現だと思うのでござ~ますわ。

でも、もし、あなたが古代史に興味があるならば次の記事も読んでみたいと思うかもしれません。
時間があったら、ぜひ読んでみてくださいまし。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『感じてストで和露他』

『笑える漢字クイズ』

『哀れなネアンデルタール』

『佐伯今毛人は臆病者か?』

『笑わせる漢字でござ~ます』

『卑弥子@婚活』

『プロメテウスの第2の火』

『うむうむ、ふむふむ人間』

『コギャルと甘え』

『癒しと水墨画』

『東電八分』

『怒りっぽいあなたに』

『床上手だよ!』

『床上手@docomo』

『漢字で体操ざ~ます』

『曲屁(きょくべ)』

『天神様と東日本大震災』

『日本は良い国か?』

『日本を良い国に…』

『エロい熟女』

『アッと驚くマキアベリ!』

『良寛さんの顔』

『あなたの中の阿修羅』

『蝦夷って悪い意味?』

『伎楽は呉の音楽?』

『呉越の謎』

『紅のボートピープル』

『蕎麦屋と忠臣蔵』

『ピンクと桃色』

『妻の不貞』

『卑弥子さん、ご指名ですよ!』

『カン違い大岡越前』

『ロマンのカシオペア』

『カシオペアの現実』

『エロい徳子を探して』

『紫式部と皇国史観』

『エロい道鏡と薬師如来』

『天平の麗しき淑女』

『元からの饅頭』

『なぜ唐に留まったの?』

『下着美人』

『一所懸命』

『ねぇ、ねぇ、ねぇ効果』

『遊女と三つ子』

『布袋さんの魅力』

『今、エジプトに?』

『鍋かむり祭り』

『日本人はどこから来たの?』

『卑弥子も待ってます』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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めれんげの郎女

2013年7月29日

 

めれんげの郎女

 


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デンマンさん…、 「めれんげの郎女(いらつめ)」ってぇわたしのことやのォ~?


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そうやがなァ~。。。

なんでぇ、唐からやって来たような格好をしてるん?

以前、わては次の記事を書いたのやでぇ~。。。 めれちゃんも覚えてるやろう?


(shotoku06.jpg)

『万葉のめれちゃん』

つまり、今日は万葉の話をしやはるのォ~?

そうやァ。。。 あきまへんか?

それで、わたしが「めれんげの郎女」になって登場したと言うわけやのォ~?

そうやァ。。。“万葉のめれちゃん”やんかァ~。。。 当然、当時の女の衣服は唐の影響を受けておったのやでぇ~、上のような格好でめれちゃんも出て来たと言うわけやァ~。。。

。。。で、どうして急に、わたしがけったいな格好で出てこなァあかんのォ~?

あのなァ~、わては夕べ『読める年表・日本史』を読んでいて次の箇所に出くわしたのやがなァ。

石川郎女

(いしかわのいらつめ)

二人の皇子に愛された佳人


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石川郎女は名を大名児(おおなこ)ともいい『万葉集』に数首の歌を残している。
皇位をめぐって対立関係にあった草壁(くさかべ)皇子・大津皇子はともに石川郎女に想いをよせて歌を贈った恋仇の間がらでもあった。

「大津皇子のひそかに石川郎女に婚(あ)ひし時、津守連通(つもりのむらじとおる)その事を占ひ露(あら)はしつ。 皇子の御作歌一首」という前書につづいて
「大船の津守の占(うら)に告(の)らむとはまさに知りてし我が二人寝し」という大津の歌があり、結局、石川郎女は大津の方になびいたようである。

大津皇子の死後も郎女は大伴田主(たぬし)、その弟の宿奈麻呂(すくなまろ)にも自ら求愛の歌を贈っている。
「容姿佳絶、風流秀麗」といわれた田主になんとか近づこうとして、老女に変装し夜中に鍋をさげて火を借りるふりをして田主邸に入りこんだが失敗に終わったということが『万葉集』に載せられている。

石川郎女の歌は機智的、諧謔的な点に特色があり、売笑婦的存在ではなかったかという説もある。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


106ページ 『読める年表・日本史』
2012年7月21日 改定11版第1刷発行
発行所: 株式会社 自由国民社

つまり、わたしの詩や短歌は石川郎女の歌のように機智的、諧謔的な点に特色があり、売笑婦的だと、あんさんは言わはるのォ~?

うへへへへへ。。。 めれちゃんは、そのように思い込んでしもうたのかァ~?

そやかて、あんさんはそのように思わせよとして上の小文を引用しやはったのやろう。

いや。。。 ちゃうねん。。。 実は、めれちゃんが7月26日に投稿した次の詩を読んだのやがなァ。

ふたりの未来へ

連れて行って


(renge308.gif)

あなたはわたしの彼氏でしょ!
もっと彼女の気持ちを
わかるようになりなさい!
じゃないとわたしは
どこかに行っちゃうかもよ。

あなたはわたしにとって
たったひとりの
特別な人なんだから
忘れないでいてね。
遠くにいるときも
会えないときにも
わたしのことばっかり考えてほしいな。

そんなこと言わなくたって
わたしの気持ちをわかってるから
不安にさせないようにしてくれてるね。
わたしを泣かせないように
つらい思いをさせないように
あなたはやさしさを全開にして
守ってくれてるね。
わたしに聞かせたくない話は
黙っている分、想像に苦しめられるけど。

あなたを好きになったのは、
泣くためなのかなあと思う時もある。
あなたのくれた指輪にふれれば、
この涙がとまればいいのに。

わたしが泣くたびに
あなたはごめんと言うね。
いっしょにいるのに
泣くなんておかしいよね。
ふたりのせつない場面。
せつないことって
いつまでつづくのかな。

あなたの笑顔を
わたしも笑顔で返すから。
見つめ合うふたりの
笑顔を未来でも見られるように
祈るみたいに恋してる。

現実があなたの言ったとおりに
なる日は、きっと来るよね。
わたしたちは、いっしょに生きて
いっしょに年をとっていけるよね。

わたしの本当の気持ちは、

死ぬ前の一日だけでもいいから、
誰にも邪魔されずに、
あなたといられたら、
それでいい。

 

by めれんげ

2013年07月26日 23:37


『即興の詩』
『ふたりの未来へ連れて行って』

つまり、上の詩が石川郎女の歌のように機智的、諧謔的な点に特色があり、売笑婦的だと、あんさんは言わはるのォ~?

いや。。。 ちゃうねん。 実は更に次の詩を読んだら、めれちゃんは、もしかしたら石川郎女の生まれ変わりやないかと思うてなァ~。。。 (微笑)

 

あふれ出すしずく

 



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あふれだすしずく
夜に咲くはなびらは濡れる

花園に迷い込んだあなた
どうかわたしを見つけて
あなただけのために
美しく光を放つから

あなただけを呼んでいるの
この声が届いたら
あふれだすしずくを
すくいとってください

そしてまだ知らぬ国へと
わたしを連れ去ってください

 

by めれんげ

2013年07月10日 11:59

カテゴリ詩恋愛詩


『即興の詩』
『あふれ出すしずく』

『即興の詩』に掲載
(2013年7月11日)

要するに、わたしが売笑婦的やと、あんさんは言いたいねんなァ~?

ちゃうねん。。。 あのなァ~、実は石川郎女という女性は謎に満ちた女性なのやがなァ。

どないな謎に満ちてるん?

ウィキペディアには次のように書いてあるねん。

石川 内命婦(いしかわ の うちみょうぶ、生没年不詳)は、万葉歌人。
大伴安麻呂の妻で、坂上郎女、大伴稲公の母。

また『万葉集』には石川郎女という人物もみえており、石川 女郎(いしかわ の いらつめ)大名児(おおなこ)とも書く。
この石川内命婦と郎女が同一人物であるかどうかには議論があり、いまだ定説を得ていない。

このうち石川郎女については複数の男性との交際を思わせる歌が残されていることから、橘守部のように「遊行女婦也」(『万葉集檜褄手』)として、遊女とみる理解も古くはあったが、現在では古代豪族の石川氏出身の女性とみる見方が有力である。
石川氏は蘇我氏の傍系、大和高市郡石川に本拠を有する。
大津皇子や草壁皇子と交流があったのも、このふたりが母方で石川氏と関係があったからであろうと思われる。
ふたりの母は蘇我倉山田石川麻呂の娘である遠智娘と天智天皇との間の皇女。

おそらく父は蘇我馬子の孫、蘇我倉山田石川麻呂・蘇我赤兄・蘇我連子・蘇我果安のうち誰かであると考えられるが、「郎女」とは貴族の女性の対する敬称であって、誰であるかを特定するのは困難である。

石川内命婦については、安麻呂と結婚し、稲公、坂上郎女を産んだこと以外はあまり多くのことはわからない。
和銅7年(714年)に安麻呂が死去し、そのあとは大伴家の大刀自(おおとじ。一家の長としての女性)として家を取り仕切ったものと思われる。
天平7年(735年)の坂上郎女の歌(『万葉集』巻3-461)の左注に「大家石川命婦依餌藥事往有間温泉」とあり、この時温泉に病気療養に出掛けた記録があり、また天平勝宝5年(753年)に元正天皇の詔にこたえる歌が残されており(『万葉集』巻20-4493)、これを同一人物とみてよければ、少なくともこの時までは存命であったと考えられる。

つまり、石川郎女・内命婦は天智天皇の時代から、元正天皇の時代まで、おおよそ70年にわたって姿をみせており、これを同一人物とみるのはほとんど不可能ということになる。


出典: 「石川内命婦」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

どないなわけで「万葉集」は石川郎女が特定できないように、あいまいにしてはるねん?

あいまいにしておかねばならない訳があるというこっちゃァ。

どのような。。。?

それは次の事件を読むと解るねん。

大津皇子の変

“謀反”が発覚する

天武天皇は、皇后鸕野(うの)皇女(後の持統天皇)と皇太子の草壁皇子に後事を託して、686年に世を去った。
それからまもない10月2日、大津皇子が謀反のかどで一味30余人とともに捕らえられ、翌日には死を賜って自殺した。
時に24歳であった。
この時、妃の山辺(やまべ)皇女は髪をふり乱し、はだしのままで駆けてきて、遺体にとりすがって殉死したという。

孤立した大津皇子の立場

天武天皇は皇后所生の草壁皇子を皇太子に立てたけれども大田皇女所生の大津の才能を愛し、草壁と並んで政治に参画させた。
しかし大津は、父天皇の死によって最大の庇護者を失い、かわって権力の座に着いた皇后の敵意をまともに受けることになった。
皇太子草壁は大津とは反対に、凡庸で健康にも恵まれなかったらしいので、皇后にしてみれば、大津は我が子の招来の安全にとって、もっとも危険な存在であった。

事件の真相

天皇の死後、大津は唯一の肉親である同母姉の大伯(おおく)皇女を伊勢神宮に訪ねている。
その訪問がどのような目的であったかは明らかでないが、大津の剛毅な性格や大きな声望からみて、大津自身に謀反の気持ちが皆無であったとはいえまい。
ただし、謀反の形跡らしいものはほとんどない。

この事件は皇太子草壁の皇位継承を安全にするために、皇后が仕組んだ陰謀であろう。
というのは、皇子の逮捕から処刑までの処置があまりにも手際よく運ばれていること、共謀者に対する処分も寛大で、その中には高官や大物は一人も含まれていないからである。

大津の死後、姉大伯皇女は斎宮(いつきのみや)を解かれて伊勢から大和へ帰り、弟を偲ぶ歌を『万葉集』に残している。
非常手段でもって大津を倒したものの、肝心の草壁は翌々年に即位することなく早世した。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


106ページ 『読める年表・日本史』
2012年7月21日 改定11版第1刷発行
発行所: 株式会社 自由国民社

この事件と石川郎女がどのように関係していると、あんさんは言わはるのォ~?

あのなァ~、『万葉集』は単に文学の書ではあらへん。 大伴家持が『万葉集』に藤原政権に対する政治批判の意味を込めて編纂したのやがなァ。

そやから、どうやと言うのォ~?

つまり、石川郎女の歌と大津皇子の歌のやり取りを取り上げて、大津皇子の方が人間的にも素晴らしい。 次の天皇になるのにふさわしい人物やァ! そやから、結局、石川郎女は大津の方になびいたようであると言う事を読む人に解ってもらいたかったのやがなァ。 要するに、大津皇子の変は、後の持統天皇が仕組んだ陰謀だということをそれとなく『万葉集』の中に書きとめたというわけやァ。

そやけど、そないな話、学校の国語の時間にも、歴史の時間にも聞いたことあらへんでぇ~。。。

そうかもしれへん。。。でもなァ~、『万葉集』というのは単なる長歌と和歌を集めて後世に伝えたものではあらへん。 歴史の真実を伝えようと編者の大伴家持は考えたのやがなァ。

。。。で、「めれんげの郎女」のわたしが、どないなわけで、この記事に顔を出さねばならへんのォ~?

そやから、めれちゃんもこれから『即興の詩』サイトに、仰山(ぎょうさん)、愛の詩や短歌を投稿して、歴史の真実を後世に伝えるのやがなァ~。。。 解ったやろう?


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【レンゲの独り言】


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ですってぇ~。。。
それにしても、ちょっと言うことが大げさですわよねぇ~。。。

デンマンさんは何度となく、めれんげさんに『即興の詩』サイトを再開するように催促していました。
そして、めれんげさんも、デンマンさんの勧めに応じて『即興の詩』サイトを再開することになりました。
つまり、お互いに「今一つの世界」に入って行ったということでしょうか。。。 うふふふふ。。。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

それにしても再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよね。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

検索エンジン最適化をいつも考えて頑張っている人には
「どうしたら、そんなに上位に掲載されるのォ~?」と不思議に思えたり羨ましく思えるかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。
次のリンクをクリックして読んでみてください。

『おばさんの下着に見るSEO』

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?
ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。
気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。


(hand.gif)

メチャ面白い、

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『めれちゃんの恥じらい』


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こんにちはジューンです。

かつて、たくさんの人がめれんげさんの“即興の詩”を応援していました。

めれんげさんが『即興の詩』サイトを再開したので、懐かしく思って戻ってくるファンもたくさん居ると思います。

めれんげさんは、言わば望まれる女性です。

でも、最近の日本には望まれない女性も増えていますよね。

ええっ。。。 どんな女性が望まれない女性なのかってぇ~?

例えば、このような女性です。

動物は我が子を殺したりしないものです。

でも、日本人の母親の中には、時に、我が子を見殺しにするような母親がいます。

ええっ。。。 そのような話は聞いたことがないのですか?

でも、実際にあったのですわ。

「苫小牧子殺し事件」ですわよ。

痛ましい事件でしたわ。

情事に浸る女が子供が邪魔になって

殺してしまうという悲惨な事件でした。

北海道・苫小牧で、3歳の長男と1歳の三男の兄弟が

鍵の掛かったアパートに閉じ込められ放置されのですわ。

長男は生米や冷蔵庫のマヨネーズやケチャップで

飢えをしのいだのです。

三男は飢餓と低体温症で亡くなってしまいました。

昼間に自動的に入る暖房で、餓死した弟が

無残に腐食する横で、お兄ちゃんは

必死で飢えを凌ぎ生き抜いて、

ママの帰りを待ち続けたというのです。

でも、ママは新しいボーイフレンドの部屋に住み着いて

1ヶ月以上、子供たちの養育を拒み、

ボーイフレンドと遊んで暮らしていたのです。

もう、死んでいるのではないかと思って、

アパートに戻ると、長男は生きていた。

「何で生きてるの?」

冷血女性のママは長男を見て

まず、そう感じたと言うのです。

人間は、それほどまでに非情に

冷血になれるものでしょうか?!

何度読んでみても、亡くなった子供のために

涙が流れてきますわ。(めそめそ。。。)

「苫小牧子殺し事件」のことは

次の記事の中で引用されています。


(kid91.gif)

『愛の進化論』

ところで、卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ


(beach02.jpg)


(byebye.gif)

紫式部と皇国史観

2013年7月6日

   
 
紫式部と皇国史観

デンマンさん。。。 今日はあたくしを試そうとするのでござ~♪~ますか?

。。。ん? 僕が卑弥子さんを試そうと。。。?

だってぇ~、タイトルに紫式部と皇国史観と書いてあるではござ~ませんかア!

そうです。。。 でも、まさかァ~、僕が卑弥子さんを試そうなんてぇ~。。。 そのような大それた事をするはずがないじゃありませんか。

じゃあ、どう言う訳で「紫式部と皇国史観」というタイトルにしたのでござ~ますか?

卑弥子さんは紫式部女史が出て来ると、かなり精神的に過敏に反応するのですね?

もちろんでござ~ますわァ! あたくしは、これでも京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのですもの。。。 デンマンさんだって、この事は充分にご存知のはずでござ~ますわァ。 それにもかかわらず、あえて「紫式部と皇国史観」というような非常にセンシティブなタイトルをあたくしの目の前にたたきつけたのでござ~ますもの。。。 これは、デンマンさんがあたくしの足元をすくいあげようと画策しているのか? あるいは、あたくしに対する挑戦を挑(いど)んでいるのか? 事と場合によると由々しき問題に発展することになると。。。

あのねぇ~。。。 卑弥子さんは過敏に反応しすぎですよう。 僕は何も橘卑弥子・准教授に対して知的な戦闘を挑(いど)もうとしているわけではないのですよ。

でも、あたくしの専門分野に対する挑戦としか受け取れませんわ。

僕はたまたまバンクーバー市立図書館から次の本を借りてきたのですよう。


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上のリストの赤枠で囲んだ御本でござ~ますか?

そうです。

でも、これは「古代史事典」ではござ~ませんかァ!

そうですよ。

あらっ。。。 デンマンさんは事典を小説のようにお読みになるのでござ~ますか?

いけませんか?

だけどォ~「広辞苑」を小説のように毎日読む人はおりませんわよう。。。 うふふふふふ。。。

いや。。。 居るかも知れませんよう。。。 そういう物好きな人も。。。

でも、いくら歴史に興味があるといっても、まさか事典は毎日読むほど面白いとは思えませんわ。

あのねぇ~、それがこの『ゼロからの古代史事典』というのは、なかなか面白いのですよ。

あらっ。。。 ギャグやパロディーが本の中にたくさん挿入されているのでござ~ますか?

いや。。。 そういうお笑いは一つも書いてありません。

それなのに面白いのでござ~ますか?

そうです。。。

例えばどういうところが。。。?

次のような箇所ですよ。


(zero02.jpg)

早くも11世紀、「にほん紀の局」といわれた紫式部は『源氏物語』蛍の段で、玉かづらに対して光源氏にこう言わせている。
玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語をけなしたのに対して、源氏は、「にほん紀などはただ片そばぞかし。」と語った。

どうやら皇族、貴族のトップには日本紀はつくりものという伝承がずっとあったようである。


233ページ 『ゼロからの古代史事典』
編著者: 藤田友治・伊ヶ崎淑彦・いき一郎
2012年8月10日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 ミネルヴァ書房

このような箇所がデンマンさんにはそれほど面白いのでござ~ますか?

じゃあ。。。卑弥子さんにとって、上の箇所はつまらないのですか?

もちろん、『源氏物語』を専門に研究している者にとって、紫式部が『日本書紀』を取り上げたということは確かに注目に値することですわ。

そうでしょう!? 卑弥子さんにとっても、この事実は興味を引くことだと僕は思ったのですよ。 うへへへへへ。。。

それで、わざわざこうして記事で取り上げたのでござ~ますか?

もちろんですよ。 卑弥子さんの感想をぜひ聞きたいと思ったからですよ。

そのように「よいしょ」をするような煽(おだ)てをかまして、実は、あたくしの足元を掬(すく)うのがデンマンさんの狙いではござ~ませんのォ? (苦笑)

やだなあああァ~。。。 悪い方に悪い方に解釈しないでくださいよう。 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を教えている卑弥子さんの専門知識を値踏みするというような大それたことは考えていません。

でも、デンマンさんの前では用心しないわけにはゆきませんわ。

あのねぇ~、それ程緊張しなくてもいいのですよう。 僕は卑弥子さんと嵐山の辺りを散歩するつもりで話題にしているだけなのですから。。。

それで、あたくしに何をお尋ねになるのですか?

だから。。。 玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語をけなしたのに対して、源氏が「にほん紀などはただ片そばぞかし」と語ったと。。。 ここの所を卑弥子さんはどのように捉(とら)えているのですか?

これは真面目なご質問なのですか?

もちろんですよう。 僕は橘卑弥子・准教授をからかうつもりなど全くありません。

解りましたわ。 では、あたくしがその箇所を現代語に訳してお目にかけますわ。

長雨が例年よりもひどく続いて、晴れるときがなく手持ち無沙汰なので、六条院の女君たちは絵や、物語などを慰みにして夜を明かし暮らしていらっしゃる。
明石の君は、そういう物語に趣向を凝らして仕立てられて、(明石の)姫君にさし上げられる。
西の対の玉鬘の姫君は、なおさら珍しく興味のあることなので、明け暮れ(物語を)読んだり写したりしていらっしゃる。
(ここには物語を写すのを)得意にしている若い女房も大勢いる、(物語には)世にも珍しいさまざまな(主人公の)身の上などを、本当なのか嘘なのか、たくさん集めてあるが そういう中でも、〈わたしのような(波瀾に富んだ)身の上はなかった〉と(姫君は)ご覧になっている。
『住吉物語(継子いじめの物語)』の姫君がさまざまな悲惨な目にあったその当時はもちろん、現在でもやはり評判は格別のようだが、(物語の中で)主計頭(かぞえのかみ)がもう少しで(姫君を)奪おうとしたところなど、あの大夫監(たゆうのげん)の恐ろしさと比べていらっしゃる。  

源氏の君も、こういう絵や物語などがあちこちに散らばっていて、目につくので、(姫君に)


(hikaru90.jpg)

困ったものだな。女は面倒がりもしないで、人にだまされるために生まれてきたらしい。
たくさんある物語の中に本当のことはすごく少ないのに、それをよくわかっていながら、こういうつまらない話に心を奪われて、真に受けて、この暑苦しい五月雨どきに、髪の乱れてるのも気づかないで書き写していらっしゃるとは…  

とおっしゃって、笑われるものの、また、

でもこういう昔の物語がないと、実際紛らわしようもない(この頃の)手持ち無沙汰を慰めることもできないな。
それにしてもこういう数々の作り話の中に、〈なるほどそういうこともあるだろう〉としみじみとした表現で、もっともらしく書いてあると、一方では、嘘だとはわかっていながらも、無性に興味をそそられて、(物語の主人公である)可愛い姫君が悲しみに沈んでいる様子に多少は心が惹かれるものだ。
また〈こんなことはあるはずがない〉 とわかっていながらも、大げさな誇張した表現にかえって魅了されて、落ち着いてもう一度読み直すときにはつまらないにしても、ふと感心させられることもあるだろう。
この頃明石の姫君が、女房などに時々(物語を)読ませているのを立ち聞きすると、〈口のうまい者が世間にはいるものだな。(こんな話は)嘘ばっかり言っている人の 口からのでまかせだろう〉 と思うが そうでもないかな…

とおっしゃると、(姫君は)


(tama02.jpg)

おっしゃるように嘘ばっかり言っている人は、そんなふうにいろいろと思われるかもしれません。
(わたしには)本当のこととしか思われません。

と言って、硯を押しやられるので、(源氏の君は)

失礼なことを言って(物語を)けなしてしまったね。
(物語は)神代から世の中に起こったことを書き残したものです。
(それに比べると)日本紀(『日本書紀』)などはほんの一部分にすぎないのです。
こういう物語にこそ道理にかなった細かいことが書いてあるでしょう。

とおっしゃって笑われる。

(物語は)誰かの身の上を、ありのままに書くことはないが、良いことも悪いことも、この世に生きている人のありさまの、見ても飽きない聞いても聞き流せないような、後世に語り伝えたい事柄を、心におさめておけないで書き残したのが物語の始まりなのです。
(物語というものは)(作中の人物を)よく言おうとする場合、そのよいことばかりを選び出して書くことになるし、また読者の要望に応じると、ありそうもない悪いことばかりを集めて書くことになるが、(でもそれは)善悪それぞれの面で誇張しただけのことで(その事柄は)この世にないことでもない。
異朝の物語は、書き方が違うし、同じように日本の物語でも昔と今では違うだろうし、(その内容に)深い浅いの違いはあるだろうが、(物語を)まったくの作り話だと断定してしまうのも、物語の本質を無視することになる。
仏がとても立派な心から説かれた経典でも、方便というもの(虚構)があって、悟りのない者は、あちこちで矛盾しているのではないかと疑念を持つだろう、(方便の説は)方等経(ほうどうきょう)の中に多いが、突き詰めてゆくと、(結局は)同一の趣旨によっていて、菩提(悟り)と煩悩(悩み)との違いは、物語の中の、善人と悪人との違いのようなものである。
いい意味に解釈すると、すべてどんなことも無駄なものはない。

と、物語をとても大切なもののように説明された。

ところでこういう昔の物語の中に、わたしのように律儀な愚か者の話はありますか。
ひどく人間離れした、物語の姫君でも、あなたのように冷たくて、知らないふりをしている人もいないだろう。
さあ、(二人のことを)世にも珍しい物語にして、後世に伝えさせよう。

と、近くに寄り添っておっしゃるので、(姫君は)顔を襟に引き入れて、

それでなくても、こんな珍しい関係は、後世の語り草になるでしょう。

とおっしゃると、(源氏の君は)

(あなたも)珍しいと思われますか。
(わたしもこんな気持ちは)またとないと思います。

とおっしゃって寄り添っていらっしゃる様子は、まったくけじめがない。

う~ん。。。 さすがは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授ですね。 やっぱり、こうして卑弥子さんの説明を聞くだけの値打ちがありましたよ。

あらっ。。。 そうでござ~ますかァ? でも、あまり煽(おだ)てないでくださいましなァ。 おほほほほほ。。。

卑弥子さんは「にほん紀などはただ片そばぞかし」を(物語は)神代から世の中に起こったことを書き残したものです。(それに比べると)日本紀(『日本書紀』)などはほんの一部分にすぎないのです。 こういう物語にこそ道理にかなった細かいことが書いてあるでしょう。と現代語に訳したのですね。

そうでざ~ますわァ。 どこか、いけないところでもござ~ますか?

いや。。。 きわめて妥当だと僕は思いますよ。 つまり、玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語の中にこそ道理にかなった細かいことが書いてあって、『日本書紀』などのような政府の作ったものには、自分たちの政権が正当なものだという作り事が書き込まれているということを暗に言っているわけですよね。

いいえ。。。 あたくしは別に『日本書紀』が道理にかなっていない事が書かれているとは言ってませんわ。 デンマンさんは『日本書紀』が“つくりもの”だと考えているのでござ~ますか?

いや、僕だけじゃありませんよう。 『ゼロからの古代史事典』には次のように書いてありました。


(saionji09.jpg)

西園寺公望公爵(1849~1940)は貴族のトップにいて第二次大戦まで裕仁(昭和)天皇の首相推薦に参与した。
このよう要人中の要人が、こう書き残した。
不幸にしてこの日記は約百年、陽の目を見なかった。
西園寺は明治憲法起草者の井上毅文相を評して「妄誕(もうたん)の書(でたらめの書-古事記、日本書紀)を重んずるごときは大いに国に損あり」と記したが、100年後の1990年10月に立命館大学で発見されたものである。

この西園寺の発言は白鳥(庫吉・東京帝国大学の東洋史学科の教授)とは正反対のリベラルさをしめすもので、20世紀の日本史学者に知らせるのが遅すぎたことが惜しまれてならない。
徹底した日本書紀の否定、蔑視である。
「明治以降、78年」の狂信は「大いに国に損あり」どころではなかった。
皇国史観による国の壊滅をもたらしたといえるだろう。
歴史学は学部の一部門ではなく民族の帰趨を決める基礎の科学でなければならないことを思い知らされたのである。


233ページ 『ゼロからの古代史事典』
編著者: 藤田友治・伊ヶ崎淑彦・いき一郎
2012年8月10日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 ミネルヴァ書房

あらっ。。。 西園寺公爵は『古事記』や『日本書紀』は日本を壊滅に導くような悪書だと予言したのでござ~ますか?

今から西園寺公爵の日記を読み返せば、そう受け止められるのですよ。 でもねぇ~、西園寺自身、自分の日記を公開できないことは知っていたようです。

どうして。。。?

だってぇ、戦前、彼の日記が公開されたら狂信的な軍人か? あるいは熱狂的な右翼の人間に暗殺されていましたよ。

そうでしょうか?

それでなくとも昭和11年(1936年)の2・26事件の時には、決起将校の一部に西園寺公爵は「君側の奸」の最たるものと見なされた暗殺されるリストに載っていた。 でも、反対派の者は、西園寺を天皇とのパイプとして利用することを言い出したので、暗殺は実行されなかったと言われているのですよ。

西園寺公爵はそれ程のリベラルだったのでござますか?

明治4年(1871年)にフランスのソルボンヌ大学に留学した経験がありますからね。 フランスでリベラルな思想を身に着けたらしい。 それでいながら天皇制に反対していたわけじゃない。 むしろ天皇を守りたててゆこうという強い信念も持っていた。 でも、他の狂信的な天皇一辺倒な帝国主義者と違って、西園寺は絶対天皇制の持つ、やがては皇室の存続をも危うくさせる危険性を早くから見抜いていたのですよ。 そういう意味で皇国史観に反発していたのです。

それで、古事記や日本書紀は“でたらめな書”だと言うような過激な事を日記に書いたのでござ~ますわね。

そうらしいですよ。

それにしても紫式部さんが日本書紀の本質を見抜いていたというのはマジでござ~ましょうか?

たぶん、知る人の間では、その当時からそういう噂が根強くあったのですよ。 大伴家持が『万葉集』の中に批判めいた歌をたくさん集めたのも『古事記』や『日本書紀』に対抗するためだったのですよう。

そうかしら?

信じてください。 「信じる者は救われる」と言うでしょう!?

【小百合の独り言】

ですってぇ~。。。
卑弥子さんの『源氏物語』の知識は、やっぱり相当なものですわ。
感心しました。

西園寺公爵は1849年12月7日、旧暦では嘉永2年10月23日に清華家の一つ徳大寺家の次男として誕生しています。
4歳の時に、同族で清華家の西園寺家へ養子に入り家督を相続しました。
幼少時には、住まいが御所に近く、年齢も近かったことから、祐宮(後の明治天皇)の遊び相手として、たびたび召されました。

岩倉具視や三条実美と異なり、幕末期における政治的功績はほとんどありませんでした。
ただ鳥羽・伏見の戦いがはじまると、朝廷ではこれを徳川家と島津家の私闘と見なす意見が出る中にあって、積極的な関与・主戦論を主張し岩倉ら倒幕派公卿に注目されました。
以後の戊辰戦争では山陰道鎮撫総督、奥羽征討越後口大参謀として各地を転戦します。
その後は新潟府知事などを歴任しました。
また公卿の中で初めて散髪・洋装で宮中に参内し、大原重徳ら未だ多く残る攘夷派公卿の怒りを買ったエピソードも自著(『陶庵随筆』)に書いています。

官を辞した西園寺はフランス留学を考えるようになり、東京や長崎でフランス語の勉強を始めました。
やがて大村益次郎の推薦によって明治4年(1871年)、官費でフランスに留学しました。

フランス行きの船内で、地球が球体であることをなっとくしたそうです。
また、白人少年に別れのキスを求められて戸惑うといったエピソードも手紙に書いています。

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