Posts Tagged ‘エロい源氏物語’

キーワード診断

2015年7月18日

 

キーワード診断

 


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デンマンさん。。。 今日は“キーワード診断”でござ~♪~ますかァ~。。。


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いけませんかァ~?

いいえ。。。 別にかまいませんけれど、あまり面白味のない話題ですわねぇ~。。。

そんなことはありません!。。。 卑弥子さんが泣いて喜ぶヤ~らしいキーワードが出てきますから。。。 (微笑)

んまあああァ~。。。 失礼なあああァ~。。。 あたくしはヤ~らしいキーワードを見て泣いて喜びませんわア! 失礼しちゃうわあああァ~。。。

とにかく、次のリストを見てください。


(wp50717c.png)

これは僕のDenman Blog の7月17日の「人気検索キーワード」のリストなのですよ。。。 赤枠で囲んだキーワードに注目してください。

あらっ。。。 “源氏物語 エロ” と “源氏物語 エロいシーン”というキーワードで検索してデンマンさんのDenman Blog にやって来たということですわねぇ~。。。

そういうことです。。。

。。。んで、どの記事を読んだのでござ~ますかァ?

次の「人気記事リスト」を見てください。


(wp50717d.png)

赤枠で囲んである 次の2つの記事を読んだのですよ。


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『エロい源氏物語』



(genjiero2.png)

『源氏物語エロいの?』

あらっ。。。。 なんだかエロい画像が出てきましたわぇ~。。。 うふふふふふふ。。。

卑弥子さん!。。。 そのように喜ばないでくださいよう。。。

あたくしは別に喜んでいるわけではござ~ませんわァ~。。。

でも、うれしそうですよう。。。(微笑)

デンマンさん!。。。 いい加減な事を言わないでくださいなァ~。。。んで、何が言いたいのでござ~ますか?

あのねぇ~、当然のことだけれど、上の2つの記事には卑弥子さんが出てくるのですよう。

それは、あたくしが京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているからでござ~ますわァ。

もう一度 「人気検索キーワード」のリストを見てください。


(wp50717c2.png)

あのねぇ~、青いアンダーラインを引いたキーワードは“床上手”に関連したキーワードなのですよ。 このキーワードで検索した人は例によって Denman Blog で最も読まれている次の記事を読んだのです。


(kiss007.gif)

『床上手な女の7つの見分け方』

赤いアンダーラインを引いたキーワードは、どれもエロいキーワードなのですよ。

つまり、デンマンさんがエロい記事をたくさん書いているので、ネット市民の皆様がエロいキーワードを入れて検索してデンマンさんのブログにやって来るという何よりの証拠じゃござ~♪~ませんかア!

ところが そうではないのですよ!

。。。ということは、デンマンさんはエロい記事よりも 真面目な記事をたくさん書いていると言いたいのでござ~ますか?

もちろんですよ。

上の「人気検索キーワード」のリストを見たあとでは信じられませんわア!

卑弥子さんも そう言うだろうと思ったので、証拠を用意しました。。。 じっくりと次の検索結果を見てください。

GOOGLE の検索結果

カナダ デンマン 276,000

ヨーロッパ デンマン 199,000

検索 デンマン 132,000

日本 デンマン 118,000

海外 デンマン 117,000

環境 デンマン 101,000

旅行 デンマン 93,000

アメリカ デンマン 90,800

国際 デンマン 87,100

歴史 デンマン 80,000

社会 デンマン 79,600

保険 デンマン 78,400

ジューン デンマン 77,600

めれんげ デンマン 76,900

経済 デンマン 76,700

太平洋 デンマン 69,600

ブログ デンマン 53,700

世界 デンマン 51,600

地球 デンマン 47,900

アクセス デンマン 44,700

英語 デンマン 39,700

学習 デンマン 38,400

エッチ デンマン 36,000

料理 デンマン 33,000

パソコン デンマン 32,400

芸術 デンマン 31,600

ペット デンマン 30,800

食事 デンマン 26,400

音楽 デンマン 25,100

災害 デンマン 18,900

グローバル デンマン 18,900

人生 デンマン 18,800

中年 デンマン 17,500

植物 デンマン 16,900

地震 デンマン 16,600

パンツ デンマン 16,300

動物 デンマン 15,100

政治 デンマン 14,300

恋愛 デンマン 14,200

日本史 デンマン 13,200

古代 デンマン 13,200

解析 デンマン 12,400

卑弥子 デンマン 12,300

小百合 デンマン 12,000

文学 デンマン 11,900

戦争 デンマン 11,700

教養 デンマン 10,900

軽井沢 デンマン 10,800

コンピューター デンマン 10,600

おばさん デンマン 10,500

行田 デンマン 9,750

英会話 デンマン 9,660

セックス デンマン 9,490

バレンタイン デンマン 9,220

ロマン デンマン 8,770

科学 デンマン 8,750

自殺 デンマン 8、630

痴漢 デンマン 8,020

ラーメン デンマン 6,850

金儲け デンマン 6,830

平和 デンマン 6,800

図書館 デンマン 6,700

即興の詩 デンマン 5,710

エロい デンマン 5,650

ヌード デンマン 5,630

スパム デンマン 5,530

スパマー デンマン 5,260

パンティ デンマン 4,770

ヴィーナス デンマン 4,740

源氏物語 デンマン 4,730

床上手 デンマン 4,290

名器 デンマン 4,170

移住 デンマン 3,910

俗語 デンマン 3,620

短歌 デンマン 3,540

ポルノ デンマン 3,010

下着女装 デンマン 2,740

ずいき デンマン 2,700

真由美 デンマン 2,500

性愛 デンマン 2,080

性器 デンマン 1,970

フェラチオ デンマン 1,920

ズロース デンマン 606

性交 デンマン 596

上の検索結果を見れば判るように、僕の記事には赤字で表示した“エロいキーワード”は圧倒的に少ないのですよ。 つまり、エロい話題よりも、真面目な話題を取り上げて書いている記事の方が 圧倒的に多いのですよ。

つまり。。、つまり。。。、デンマンさんはネット市民の皆様がエロい話題を好んで読みにやって来ると言いたいのでござ~ますか?

そうですよ!。。 源氏物語を読むのもエロいシーンを拾い読みしたいから読むのですよ!

そんな。。。、そんな。。。、そんなことはござ~ませんわア。

でもねぇ~、僕のブログには 他にも真面目な源氏物語の記事があるのですよ!。。。 


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『卑弥子の源氏物語』

この“卑弥子さんの源氏物語”は極めて真面目な、興味深い記事なのですよ。

そうでござ~ますわァ~。。。 あたくしも、デンマンさんと御一緒に、一生懸命に興味深い記事にしようと意欲を燃やして臨んだのでござ~♪~ますわァ。。。

それなのに。。。、それなのに。。。、ネット市民の皆様は、エロい源氏物語だけを好んで読んでいるのですよ!

要するに、ネット市民の皆様は本質的にエロいのだ!。。。と、デンマンさんは主張したいのですかァ~?

当然でしょう!。。。 あのねぇ~、人間は原則として3つの欲望に左右されて生きているのですよ。

その3つの欲望というのは。。。?

色欲、金銭欲、それに食欲ですよ。

あらっ。。。 そんなに簡単に人間の欲望を3つに決めてしまうのでござ~ますかァ?

あのねぇ~、次のリストがその事をはっきりと示しているではありませんかア!


(wp50717c2.png)

これが何よりの証拠なのですよ。。。 僕は真面目な記事もたくさん書いているのですよ。。。 でもねぇ~、エロい記事の方が圧倒的に読まれているのです。

つまり、デンマンさんは何が何でも、ネット市民の皆様はエロいと決め付けたいのでござ~ますか?

当然でしょう!。。。 あのねぇ~、人間のオツムは、実は、動物のうちでもっとも巨大な“性器”なのですよ!


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それは、どういうわけでござ~ますかァ~?

動物のうちで人間だけですよ。。。 のべつまくなしに、毎日 セックスのことを考えているのは。。。

じゃあ、あのォ~。。。 デンマンさんもエロいのですわねぇ~?

いや。。。 僕は真面目人間ですよ!。。。 うへへへへへへ。。。


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ですってぇ~。。。
デンマンさんは、「人間のオツムは、動物のうちでもっとも巨大な“性器”なのです!」と言ってますけれど、あなたは信じられますか?

少なくとも、あたくしのオツムは 毎日セックスのことを考えている“性器”ではござ~ませんわァ。

でもねぇ~、あたくしは“お尻のえくぼ”のことは毎日 考えているのですわァ。
うふふふふふふ。。。

あなたにもお見せしますわねぇ~。


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう? あたなは、あたくしの言葉が信じられないのでござ~ますか?

ええっ。。。 「信じたいけれど、スタイルが良すぎる」と、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あのねぇ~、あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、
最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

この“お尻のえくぼ”のためではないと思うのですけれど、
最近 あたくしは 人気が出てきているようなのですわァ~。。。

あなたは、信じられないでしょう?!

じゃあ、次の検索結果を見てくださいましなァ~。。。


(gog50104a.png)

『現時点での検索結果』

あたくしの熱烈なファンが上のようにして検索したのですう。
ご覧のようにトップに、あたくしの「卑弥子さんの下着姿」が出てくるのですわよう。
うふふふふふ。。。


(himiko32.jpg)

この写真いかがでしょうか?
けっこうイケテルと思いませんかァ~♪~?

「卑弥子のえっち」を入れて検索した人も、
もしかしたら上の写真をご覧になっていたのかもしれませんわァ。
うふふふふふふ。。。

ところで、これまでのお話に、白けてしまった人もいると思いますわァ。
だから、その人たちのために、少しは真面目な記事ををここに紹介しますわねぇ~。。。

たまには、歴史のお話でも読んでくださいなァ。

平安史、古代史のお話を紹介しますわ。

これならば、あなたが白けることもないと思いますう。
ぜひ、読んでくださいまし。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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ところで、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』


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『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』


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『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

『兄妹の恋のつづき』

『源氏物語エロいの?』

『酒が行って着物目変境』

『日本は外人に乗っ取られたの?』

『ん?ヒトラーはベジタリアン?』

『ふるさとの選挙と黒い霧』


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『ハマグリにハマる』

『ハマグリの誘惑』

『ハマグリの足跡を追って』

『芭蕉と遊女』

『光源氏もビックリ』

『エロエロ源氏物語』

『悲痛の紫式部』

『卑弥子のえっち』

『白妙の和歌を探して』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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光源氏もビックリ

2015年5月4日

 

光源氏もビックリ

 


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デンマンさん。。。 どうしてエロい写真とアホらしいイラストを貼り付けたのでござ~ますかァ?


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いけませんかァ~?

『源氏物語』を侮辱しているようなものでござ~ますわア。。。 こう見えても あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している身でござ~♪~ますわア。。。 なんだかァ、あたくしまでが虚仮(コケ)にされているような気がしてきましたわァ~。。。

卑弥子さん。。。、それは ちょっと考えすぎですよ。

でも、どういうわけで、エロい写真とアホらしいイラストを貼り付けたのでござ~ますかァ?

あのねぇ~、ちょっと次のリストを見てください。


(ame50430c.png)

『拡大する』

これはアメブロの僕のブログの4月24日から30日までの1週間の「人気検索キーワード」のリストなのですよ。 赤枠で囲んだキーワードに注目してください。

あららあああっ。。。 “エロい源氏物語”をネットで探しているヤ~らしいネット市民の方が多いのでござ~ますわねぇ~。。。

あのねぇ~、“エロい源氏物語”をネットで探しているネット市民を“ヤ~らしい”と決め付けるのは 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授らしくないですよ。

じゃあ、どのように言えば よろしいのでござ~ますかァ~?

だから、「源氏物語の中にエロチックなエピソードを読みたいと思っているネット市民の皆様がたくさんいるのでござ~ますわねぇ~」と言えばいいのですよ。

ちょっと言葉を変えただけで、言っていることは“ヤ~らしい”ネット市民が大勢居るということではござ~ませんかア!

そのように言ってしまっては、身も蓋もありませんよ。。。 あのねぇ~、人間は根本的に3つの欲望に支配されているのです。。。 つまり、色欲、金銭欲、それに食欲。。。 だから、多くのネット市民の皆様が“エロチックなエピソード”を読みたいと思っても、けっして“ヤ~らしい”わけではないのですよ。 言わば、極めて人間的なことです。

でも、人間は食べるために生きているのでも、セックスをするために生きているのでも、お金をためるために生きているのでもありませんわ。

じゃあ、何のために生きているのですか?

だから、文化的な生活と教養に満ちた生活をするためでござ~ますわよう。。。 それこそが、人間を他の動物たちと分けている マジで人間らしい特徴ですわよう。 だからこそ、あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~♪~ますわア。。。

なるほど。。。、なるほど。。。、僕は卑弥子さんの言う事も もっともだと思いますよ。。。 でもねぇ~、きれい事だけを見ていても人生はつまらないのですよ。

要するに、“ヤ~らしい”ものも見ないとつまらないと、デンマンさんは言うのでござ~ますかア?

いや。。。 僕が言っているわけじゃないのですよ。。。 上のリストの検索キーワードを見れば そうとしか考えられない!

それで、いったい何のために、デンマンさんは今日の記事を書き始めたのでござ~ますか?

だから、ネット市民の皆様の ご要望に答えるためですよ。

つまり、“エロい源氏物語”について お話になるのでござ~ますかァ?

いけませんかァ~?

上のリストを見せられた後では、いけないとは言えませんわァ~。。。

じゃあ、卑弥子さんも しばらく僕に付き合ってくださいよう。

分かりましたわァ。 デンマンさんが そのように言うのでは、断れませんわァ。

じゃあ、まず、次の小文を読んでください。


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昔、「須磨返り」という言葉があって、『源氏物語』を通読しようとした者の大抵が、12帖目の「須磨」の巻あたりで息切れし、いやになって投げだしたという。
そんな自嘲(あるいは、ひやかしか)の語が流行するくらいだから、54帖全巻を読み通した者は稀なのであろう。

 (中略)

江戸時代はどうだったのだろう。
国学者はともかく、一般庶民は、この世界最古の長編小説を読んでいたのだろうか?
庶民文芸の川柳に、次のような句が見える。
「又文(またふみ)か そこらへ置けと 光る君」
「膳立(ぜんだて)を してはよばれる 光る君」

いずれも女性にもてもての主人公を詠んでいる。
文はラブレター、二句目の膳立は、女性のお誘い。
「据え膳」のことである。

 (中略)

江戸人はどこで『源氏物語』を知り、読んだのだろう?
現代のように、手軽に原文が入手でき、読めるような時代ではない。
川柳に詠むほどの知識を、どこから得たか。

庶民にとって最も身近な情報源、といえば、貸本屋だろう。
風呂敷に書物を包んで、家々を回った。
しかし、これらの貸本屋は、いわゆる古典は持ち歩かない。
ほとんど読み物である。
古典の引き合いは、まず無かったのではないか。
かわりに、備えていた本がある。
春本である。
江戸の貸本屋は実はこちらで稼いでいた節がある。

そうだ、江戸っ子は、春本で紫式部を知り、『源氏物語』を学んだのではないだろうか。
「本歌取り」を得手とする春本だから、貴公子の恋の遍歴『源氏物語』は、格好の種本ではあるまいか。

そこで調べてみた。 ある、ある。
『亥中(いなか)源氏須磨琴(ごと)』 『偽紫(にせむらさき)女げんじ』 『偽勢(にせ)紫浪華(なにわ)源氏』 『源氏思男貞女(しなさだめ)』 ……
いづれも枕絵といわれる春画本(艶本〔えほん〕という)である。
『艶紫娯拾余帖(えんしごじゅうよじょう)』 『花鳥余情吾妻源氏』 『正写(しょううつし)相生(あいおい)源氏』


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  『艶紫娯拾余帖』


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  『花鳥余情吾妻源氏』


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  『正写相生源氏』

この三冊は、浮世絵師、不器用亦平(ぶきようまたへい)こと歌川国貞の枕絵本で、「国貞三源氏」と呼ばれ有名である。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


146-149ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社

あらっ。。。 江戸の庶民は春本によって『源氏物語』を知ったというのでしょうか? 京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している身にとって、この事実はいささか不本意でござ~ますわァ。

でもねぇ~、あんな長編の物語を庶民が読むのは無理ですよ。

そうでしょうかしら?

だってねぇ、正直に言うと僕だって源氏物語の54帖全巻を読んでませんよ。

あらっ。。。 でも、デンマンさんは知ったような事を記事に書いているではござ~ませんかア?

実は、54帖全巻には目を通しましたよ。 でもねぇ~、僕は現代文のダイジェストを読んだだけなのですよ。 原本で読む気はさらさら起こらない。

でも、高校生の頃、古文で勉強したのでしょう?

だから、その時、先生に源氏物語の本の一部を読まされたけれど、まったく面白くなかった。 それで、食わず嫌いになったのですよう。 第一、『源氏物語』の原文を読むことは現代日本人にとって、かなり難しい。 他の王朝文学と比べても語彙は格段に豊富で、内容は長くて複雑で、専門的な講習を受けないと『源氏物語』の原文を理解するのは難しいのですよ。

だったら、谷崎さんや、円地文子さん。。。あるいは瀬戸内寂聴さんの現代語訳を読めばいいではありませんか!?

源氏物語に関しては評論やエッセーや、いろいろなものを読んだから、もう知ったつもりになってしまったのですよ。 だから、「今更、原文を読むなんてぇ~。。。」という気持ちになってしまって、駄目ですよう。 とても読む気になれません。

ダイジェストで済ませているなんてぇ古典を勉強する邪道ですわ。

でも、何も読まないよりはダイジェストでもいいでしょう。 アメリカには、ちゃんとリーダーズ・ダイジェストという会社がありますよう。

アメリカはアメリカですわ。 日本には日本の古典という素晴らしい物が存在するのでざ~ますう。 だから、原文で読まなくても、せめて現代語訳で54帖全巻を読むべきですわ。

あのねぇ~、源氏物語は、昭和初期には「皇室を著しく侮辱する内容がある」との理由で、不敬の読み物だとされていた。 光源氏と藤壺女御の逢瀬などを二次創作物に書き留めたり上演したりすることなどを大日本帝国の政府は厳しく禁じたのですよ。

それは軍国主義が華やかな頃でござ~ますわ。 一時的な現象ですう。 そのような狭い考え方に凝り固まっている人たちが大日本帝国の政府に居たから戦争に負けてしまったのでござ~ますわ。 デンマンさんも書いていたではござ~ませんか!

ん。。。? 僕が。。。? なんてぇ~。。。?

アメリカは戦争に勝つためには日本人の心と文化を研究しなければならないと一生懸命に日本語を情報将校に学ばせたにもかかわらず、日本では英語の使用を大日本帝国政府が禁止してしまったと。。。

うん、うん、うん。。。 確かに日本では軍国主義や皇国史観に毒された人たちが政治や文化を主導していた時期には源氏物語はワリを喰ったのですよ。 でもねぇ~、室町時代や江戸時代にだってぇ、『源氏物語』は猥褻な書物であり、子供に読ませてはならないというような事を言ったり書いた人が居たのですよ。

つまり、江戸時代に源氏物語の春本が出回らなかったら、『源氏物語』は死滅したとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

いや。。。 そこまでは言いません。 でもねぇ~、古本屋のおっさんが書いていたように春本に惹かれて『源氏物語』を知った人は江戸時代の庶民にはたくさん居たと思いますよ。

。。。んで、今日はその『源氏物語』の春本のエピソードをデンマンさんが披露するのでござ~ますか?

卑弥子さんだってぇ京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのだから興味があるでしょう?

あたくしはエロいお話には興味がありませんわ。

卑弥子さん。。。 無理しなくてもいいのですよ。 ネット市民の皆様にバレてしまうからってぇ、そのような心にもないことを言わないでくださいよ。

デンマンさん!。。。 いい加減にしてくださいましなア! んもおォ~。。。! あたくしに「エロい女」のレッテルを貼り付けないと気が済まないのでござ~ますか? 

いや。。。 そう言う訳ではありませんよ。 僕はただ卑弥子さんの心の内が解っているから、そう言ってるまでですよ。

まるで解ってませんわア!

とにかく、せっかくここまで話を進めてきたのだから「エロい源氏物語」の話をしないことにはこの記事を終わりにすることはできないのですよ。

解りましたわ。 じゃあ、あたくしに遠慮なしにお話を進めてくださいな。

そう言いながら卑弥子さんも興味があるのでしょう!?

そのようなことはどうでもよろしいのですわ。 ガタガタ言わずに早く話してくださいなァ。

解りました。 じゃあ、「国貞三源氏」の一つである『正写相生源氏』のエピソードを話しますよ。 昭和30年4月10日に原文が伏字無しで初めて出版されたのですよ。

つまり、映倫に引っかかるような極めてエロい。。。 うふふふふふ。。。 猥褻な。。。 やらしい文章で書かれているのでござ~ますか?

卑弥子さん。。。、鼻息を荒々しくして、そのように身を乗り出さなくてもいいですよ。 ちょっと近寄りすぎです。 もう少し離れてください。 卑弥子さんの鼻息が僕の顔にマジで吹きかかっているのですよう。 んもおォ~。。。 歌川国貞の枕絵は4枚のみ。。。 でもねぇ、ノーカットで掲載されているのです。 エロに厳しかった昭和30年代としては勇気のいる出版だったのですよ。

。。。んで、『源氏物語』のどの帖なのでござ~ますか?

あのねぇ~、それが『源氏物語』の54帖のどれとも直接のかかわりはないのですよ。 ただし「ここに何れの御時にや。。。」 と『源氏物語』の書き出しに似せて始まっているのです。 京は北嵯峨のあたりに、表に冠木の門を構え、築山(つきやま)や川の流れを備えた庭のある洒落(しゃれ)た屋敷があり、40歳ばかりの未亡人と14歳のひとり娘、それに二、三人の女中、老僕が住んでいるのですよ。

それで。。。?

母を浅香(あさか)といい、娘を音勢(おとせ)というのです。 家屋敷は借金の抵当(かた)に入っている。 つまり、この母と娘は貧乏な暮らしをしているのですよ。 でも、娘がチョ~美人で京の都では評判になっている。 その噂を聞きつけた21歳になる光源氏ならぬ吉光公(よしみつこう)が御所に上げよと言ってきた。

。。。で、母親はお金に目がくらんで娘を御所に上げるのでござ~ますか?

そうしないと話が進まない。 でも、この母親がどこからか吉光公の噂を聞きつけてきた。

どのような。。。?

この吉光公は好色で、その上、巨根の持ち主だという。 まだ初潮を迎えたばかりの音勢(おとせ)には荷が重過ぎる。 そこで母親は近所のお金持ちで弓削道足(ゆげのみちたる)という名の50歳になる男に性教育を頼んだのですよ。

あらっ。。。 なんとなく、あの有名な弓削道鏡をもじったような名前ですわね。

それもそのはず。 この弓削道足(ゆげのみちたる)という男も巨根の持ち主なのですよ。

あらっ。。。 50歳になる巨根の持ち主に14歳の娘の性教育を頼んだのでござ~ますか?

そうなのですよ。 娼家では生娘(きむすめ)を店に出す前に、世慣れた年寄りに「水揚(みずあ)げ」をしてもらう。 つまり、男女の道を実地に教えるわけですね。 この初老の男は、かなり乗る気で「10両出すからぜひワシにやらせてくれ」と言う。 母親はお金が欲しいから二つ返事でお願いしますと言った。

でも、14歳の娘には、母親は何と言って説得したのでござ~ますか?

御殿勤めに必要な作法だから一生懸命に勉強するようにと。。。

あらっ。。。 そのようなことを。。。? マジでござ~ますか?

そのように話が進んでゆくのですよ。

あのォ~。。。 前置きはこのぐらいでけっこうでござ~ますから。。。 あのォ~。。。 エロいお話をしてくださいなァ。 うふふふふふ。。。 そろそろこの記事を読んでくださっているネット市民の皆様も退屈していると思うのでござ~ますわァ。 うふふふふふ。。。

あれっ。。。 卑弥子さんも退屈し始めているのですか?

あたくしの事はどうでもよいのですわ。 それよりも、この記事を読んでくださっているネット市民の皆様にエロいお話をしないといけませんわ。 「エロい源氏物語」を求めて検索した方がたくさんいるのでござ~ますから。。。、だから、エロいお話でもしないとガッカリして、次回からデンマンさんのブログにやって来なくなってしまいますわァ~。。。

解りました。 じゃあ、すぐにエロい場所に飛躍しますねぇ~。。。 卑弥子さんもじっくりと読んでみてください。

音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。

(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公は、

したたかに酔い、横になる。

浅香がまめまめしく尽くす。

当然のなりゆきとなる。

 (ここからは読み下し文)

浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、

歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、

自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、

山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、

わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、

毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、


(kunisa52b.jpg)

だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、

吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、

況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、

吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、

おし広げて足を割込み、

鉄火に等しき一物をあてがひて二腰三腰、

おせば下より持ち上げる、はずみにぬるぬる毛際まで、

何の苦もなく押し込めば、その開(ぼぼ)中の温かさは、

いふも更なり忽地(たちまち)に、子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、

しつかと咥(くわ)へて内へひく、その心よさ気味よさは、

何に喩(たと)へんものもなく、吉光は目を細くなし、

口をすぱすぱ吸いながら、大腰小腰九浅一深、

上を下へとつき立て給ふに、

浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、

さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、

ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)を

しごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、

いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、

いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、

浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、

嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、

殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、

ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、

精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、


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アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、

何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、

陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、

昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。

 (ここから現代文)

そもそも浅香は色好みの性で、

15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、

というより浅香の方から手を取りて、

あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。


(kunisa54b.jpg)

産まれたのが音勢である。

世間の手前、出産前に婿を迎えたが、

とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社

デンマンさん。。。 どうして読み下し文を現代文になさらないのでござ~ますか?

「読み下し文」そのままの方が、なんだかずっとエロいのですよう。 卑弥子さんも、そう思いませんか?

そうかしら? でも、娘の「水揚げ」の場面がないではござ~ませんか?

あのねぇ~、 この場合、娘の音勢(おとせ)よりも色好みの母親・浅香の方がエロっぽいのですよう。

それはデンマンさんの個人的な意見でざ~ますわ。 音勢(おとせ)のことを思わせぶりに語っておきながら、「水揚げ」の場面がないので、この記事をお読みになっているネット市民の皆様方はガッカリしていると思いますわ。

あのねぇ~。。。、音勢(おとせ)の場面を読みたい人は地元の図書館で『春本を愉しむ』を借りて読んでみてください。


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。
わたしもバンクーバー図書館で『春本を愉しむ』を借りて読んでみたいと思いますわ。

歌川 国貞(うたがわ くにさだ)は1786(天明6)年に生まれ、
1865(元治元)年に亡くなっています。
79歳でした。
のちの三代目・歌川豊国のことです。

墓所は亀戸の光明寺にあり、墓も現存しています。
明治維新になる3年ほど前に亡くなったのですわね。

作品の数は浮世絵師の中で最も多いそうです。
その作品数は1万点以上に及ぶと言われています。

柳亭種彦『偐紫田舎源氏』の挿絵は「源氏絵」ブームを巻き起こし、歌舞伎にも影響するほどでした。
また国貞時代の春画も彼の力量を良く伝えるものです。
代表作として「浮世名異女図会」、「思事鏡写絵」、「当世美人合」、「当世美人流光好」、「時世江戸鹿子」、「江戸名所百人美女」、「星の霜当世風俗」などといった美人画シリーズに秀作があります。
春画もたくさん描いたのですわね。

ところで、エロい源氏物語もいいですけれど、
たまには古代の日本についても考えてください。

あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ お読みください。
では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』

『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』

『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

『兄妹の恋のつづき』

『源氏物語エロいの?』

『酒が行って着物目変境』

『日本は外人に乗っ取られたの?』

『ん?ヒトラーはベジタリアン?』

『ふるさとの選挙と黒い霧』

『ハマグリにハマる』

『ハマグリの誘惑』

『ハマグリの足跡を追って』

『芭蕉と遊女』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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源氏物語エロいの?

2015年1月9日

 

源氏物語エロいの?

 


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デンマンさん。。。 今日は苦情があるのですけれど。。。


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。。。ん? 苦情?

そうでござ~♪~ますわァ。

まさかァ~。。。、まさかァ~。。。、卑弥子さんが結婚できないことを僕のせいにするのではないでしょうねぇ~。。。

そのことも、今日の苦情と関係があるようなのですわァ~。

やだなあああァ~。。。、マジですかァ~。。。?

あたくしの今後にも関わる重大な問題なのでござ~ますう。

あのねぇ~。。。 そのような重大な問題を日本語が解る世界のネット市民の皆様の前で公開してしまってもいいのですかァ~?

いいのですわァ~。。。日本語が解る世界のネット市民の皆様にも関係があることでござ~ますから。。。

。。。ん? 日本語が解る世界のネット市民の皆様にも関係があるのですかァ~?

そうでござ~ますわァ~。。。

いったい。。。、いったい。。。、どういうことなのですか?

ちょっと次の検索結果を見てくださいましなァ。


(yah50108e.png)

『現時点での検索結果』

Yahoo!で「源氏物語はエロいのでしょうか?」と入れて検索してみたのでござ~ますわァ。 そしたら、デンマンさんがアメブロのブログに投稿した次の記事がトップから5番目に出てきたのでござ~ますわァ。


(bond010.gif)

『エロい源氏物語』

この記事が卑弥子さんの結婚の妨(さまた)げになっていると言うのですかァ~?

だいたい、『源氏物語』を“エロい源氏物語”と決め付けているタイトルからして あたくしは不満なのでござ~ますわア!

でも。。。、でも。。。、上の記事は卑弥子さんと僕の対話形式で話が進んでゆくのですよ。

そうでござ~ますわァ。

つまり。。。、つまり。。。、卑弥子さんも納得して僕の対話に参加して最後まで話を進めたのですよ。 それなのに。。。、それなのに。。。、今になって、どうして 2013年の2月に投稿した記事のことで僕に苦情を言うのですか?

だってぇ~、Yahoo!で「源氏物語はエロいのでしょうか?」と入れて検索してみたら、検索結果の中に『エロい源氏物語』というタイトルが出てきたのでござ~ますわよう。 誰が書いたのかと思ったら、デンマンさんじゃありませんかア! しかも。。。、しかも。。。、デンマンさんのお相手をしているのが あたくしなのですわよう。

その通りですよ。

だから、問題なのですわァ~! あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのですわァ。

もちろん、そのことは僕も知ってますよ。

その腐女子の一人が「源氏物語はエロいのでしょうか?」と あたくしに質問をしたのですわ。

。。。で、卑弥子さんは何と答えたのですか?

当然のことですけれど、上の記事の中でも言っているように、あたくしは“『源氏物語』をエロいと決め付けるのは非常識というものでござ~♪~ますわア”と答えたのです。

そしたら。。。?

その腐女子が言うではありませんかァ。。。 「でも、私がYahoo! で検索してみたらデンマンと橘卑弥子・准教授の記事で『エロい源氏物語』がヒットしました」と。。。 だから、あたくしも検索して確かめてみたのでござ~ますわァ。 そしたら、腐女子の言う通りじゃござ~ませんかア! あたくしの立場というものがござ~ますわァ。 これでは、あたくしの本業に支障が出てくるのですわァ。

それで、僕にどうしろと。。。?

だから、すぐに『エロい源氏物語』をネットから抹消して欲しいのでござ~ますわア。

卑弥子さん。。。、そのような無理な事を言わないでくださいよ。 あのねぇ~、アメブロのファシスト管理人でさえ、『エロい源氏物語』を未公開にしてないのですよ。 つまり、どのサイトの管理人が読んでも、『エロい源氏物語』は青少年に読ませても問題がないと言うことなのですよ。 それなのに、『エロい源氏物語』をネットから抹消しろ!と言う卑弥子さんの申し出こそ 非常識と言うものですよ。

でも。。。、でも。。。、あたくしの教え子の腐女子たちが。。。

あのねぇ~、卑弥子さん。。。、あなたは教え子の腐女子に からかわれているのですよ。

あの腐女子が あたくしを からかっているとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

そうですよ。

その証拠でもあるのですか?

あるのですよ。 実は、つい最近、僕はアメブロの「リンク元URL」のリストを見てみたのです。


(ame50105b.png)

『拡大する』

赤枠で囲んだ 28番に注目してください。

あらっ。。。 Yahoo!で「源氏物語 エロ」と入れて画像検索して アメブロのデンマンさんのブログにやって来た人が居たのですわねぇ~。。。

そうですよ。

もしかして。。。、もしかして。。。、この検索をしたのが あたくしに嫌がらせの質問をした腐女子だと、デンマンさんは言うのでござ~ますか?

その通りですよ。

。。。で、28番の URL をクリックすると、いったい どのような検索結果が出てくるのでござ~ますか?

次のページが出てくるのです。


(yah50108a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

でも、上の検索結果に出てくる画像は、どれもエロいと言うほど、エロいものではござ~ませんわァ。

あのねぇ~、上の検索結果は“セーフサーチ” が “オン”になっているからですよ。

つまり。。。、つまり。。。、アダルト系の画像を出さないようにして表示してあるのでござ~ますか?

その通りですよ。 でもねぇ~、当然のことだけれど、卑弥子さんに嫌がらせの質問をした腐女子は“セーフサーチ”を“オフ”にして検索したのです。

じゃあ、その“セーフサーチ”を“オフ”にしたら、どのような結果が出てくるのでござ~ますか?

“セーフサーチ”を“オフ”にすると、次のような結果が出てきます。


(yah50108b.png)

『拡大する』

あららあああァ~。。。、拡大して見ると、ずいぶんとエロいものがでてくるではござ~ませんかア! 赤枠で囲んである画像が デンマンさんの記事の中で使われている画像でござ~ますか?

そうですよ。。。 上の ①の画像をクリックすると次の画面が出てきます。


(yah50108d.png)

『拡大する』

アメブロの記事のタイトルと URL が赤枠で囲んだところに出てくるのですわねぇ~。。。 で、②番の画像をクリックすると どうなるのでござ~ますか?

次の画面が出てきます。


(yah50108c.png)

『拡大する』

あらっ。。。 やっぱり、アメブロの同じ記事のタイトルと URL が赤枠で囲んだところに出てくるのですわねぇ~。。。 つまり、あたくしに嫌がらせの質問をした腐女子は、この検索結果を見て アメブロの『エロい源氏物語』を読んだのでござ~ますかァ?

その通りですよ。 それで、このことで卑弥子さんをからかってやろうと、わざと「源氏物語はエロいのでしょうか?」という質問をしたのですよ。

やっぱり、腐った女子ですわねぇ~。。。 あたくしを困らせて、それでウサを晴らそうとしたのですわねぇ~。。。

卑弥子さんは見かけによらず単純なところがあるのですねぇ~。。。 冷静に考えてみれば、解りそうなものじゃありませんかァ! 腐女子たちは、卑弥子さんの講義に退屈しているのですよ。

それで、嫌がらせの質問をしたのですかァ~?

そうとしか考えられないでしょう!。。。 卑弥子さんがビビるのを見て、内心で ほくそ笑(え)みながら、楽しんでいるのですよ。

ムカつきますわァ~。。。 どのような“お返し”をしたらよいでしょうか?

無視すればいいですよ。 そのような腐女子の嫌がらせに いちいち付き合うことはないですよ。

でも。。。、でも。。。、あたくしのお腹の虫が納まりませんわァ。 ギャフンという目に遭(あ)わせてやりたいのですわァ。

じゃあねぇ~、腐女子に宿題を出すのですよ。

どのような宿題でござ~ますか?

腐女子たちが 目の色を変えて喜ぶような宿題です。

だから、どのような宿題ですか?

『エロい源氏物語』の中にも出てきた次のエピソードの“読み下し文”を現代文に訳させて、一人づつクラスの前で、訳した現代文を読ませるのですよ。

音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。
(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公(よしみつこう)は、したたかに酔い、横になる。
浅香がまめまめしく尽くす。
当然のなりゆきとなる。

 (ここからは読み下し文)

浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、


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だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、おし広げて足を割込み、鉄火に等しき一物をあてがひて二腰三腰、おせば下より持ち上げる、はずみにぬるぬる毛際まで、何の苦もなく押し込めば、その開(ぼぼ)中の温かさは、いふも更なり忽地(たちまち)に、子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、しつかと咥(くわ)へて内へひく、その心よさ気味よさは、何に喩(たと)へんものもなく、吉光は目を細くなし、口をすぱすぱ吸いながら、大腰小腰九浅一深、上を下へとつき立て給ふに、浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)をしごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、


(kunisa53b.jpg)

アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。

 (ここから現代文)

そもそも浅香は色好みの性で、15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、というより浅香の方から手を取りて、あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。


(kunisa54b.jpg)

産まれたのが音勢である。
世間の手前、出産前に婿を迎えたが、とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社

『エロい源氏物語』に掲載
(2013年2月8日)

上の“読み下し文”を現代文に訳して、クラスの皆の前で読むには度胸が要(い)りますよ。。。 卑弥子さんにも想像がつくでしょう?

ええ、ええ、ええ。。。 これは面白そうでござ~ますわ。。。 さっそく、明日にでも宿題を出そうと思いますう。 


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたは、どう思いますか?

確かに、現代文に訳すことができたとしても、
クラスの皆の前で読むには度胸が要りますわよねぇ~。。。

あたくしだってぇ、上のエピソードを現代文に訳して
説明することを考えると、それだけで恥ずかしくなってしまいますもの。。。
うふふふふふふ。。。

ところで、個人的なことになりますけれど、あたくしは“平成の紫式部”と呼ばれているのでござ~ますゥ。
信じられないってぇ~。。。?

じゃあ、『卑弥子の源氏物語』を お読みくだしまし。。。


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『卑弥子の源氏物語』

どうですか? あたくしが “平成の紫式部”だと納得がゆきましたか?

ええっ。。。 ちょっと納得がゆかないのでござ~ますかァ?

そうでしょうねぇ~。。。 あたくしだって、デンマンさんの お話を聞いていて なんとなく 騙されているような気になるのですものォ~。。。 

でも こう見えても 一応 京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~ますわァ。

ただし、なかなか あたくしの魅力を認めてもらえないのでござ~ますう。
つまり、結婚相手が 現れないのですわァ。

この際 高望みはいたしません。
“寅さん”のような人でもいいですわ。
旅に出ていることが多いので 手がかからないと思うのでござ~ますう。

ついでだから、寅さんの映画でも見て、希望をつなごうと思います。

“袖触れ合うも他生の縁”と申します。
あなたも 一緒に寅さんのYouTubeでも見てくださいねぇ~。。。


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ちなみに、紫式部のお話も面白いですけれど、古代のお話も心にしみますわァ。
たまには、日本の古代史の記事も読んでくださいませぇ。

そういうわけで あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。
ぜひ 覗いてみてください。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?

今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?

マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?

とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)


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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『卑弥子さん、ご指名ですよ!』

『カン違い大岡越前』

『ロマンのカシオペア』

『カシオペアの現実』

『エロい徳子を探して』

『紫式部と皇国史観』

『エロい道鏡と薬師如来』

『天平の麗しき淑女』

『元からの饅頭』

『なぜ唐に留まったの?』

『下着美人』

『一所懸命』

『ねぇ、ねぇ、ねぇ効果』

『遊女と三つ子』

『布袋さんの魅力』

『今、エジプトに?』

『鍋かむり祭り』

『日本人はどこから来たの?』

『卑弥子も待ってます』

『卑弥子の源氏物語』

『源氏物語もエッチなのに』

『失意の紫式部』

『めちゃムカつく足枷』

『床上手な女になりたい』

『日本へ、紀元前のメイフラワー号』

『日本の死海文書』

『今さら聞けない、床上手』

『兄妹の恋と大乱』

『えっ、ヒトラーはベジタリアン?』

『外人に乗っ取られた日本?』

『失われたバレンタイン』

『軽井沢夫人@日本王国』

『都知事になれなかった男』

『落選男の正体?』

『カナダはカエデの国なの?』

『海外飛躍遺伝子』

『ふるさとは遠きにありて…』

『芭蕉と遊女の出会い』

『芭蕉と遊女が…あれぇ~!』

『宮沢りえと3723人の観客』

『血のつながり』

『チョー有名な三角関係』

『日本の真ん中』

『デンマンの死@玉淀』

『血の絆』

『イジメられたら?』

『アタマにくる一言をかわすには』

『顔文字がダメなら?』

『日本の一番長い日』

『オルフェと聖徳太子』

『寅さんの本棚』

『平成の紫式部』

『心にしみるウンチ』

『念願のトップページへ』

『愛とロマンの昔話』

『愛とロマンのアクセス解析』

『兄妹の恋のつづき』

軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


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エロい源氏物語

2013年2月8日

 

エロい源氏物語

 


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デンマンさん。。。 「源氏物語」をエロいと決め付けるのは非常識というものでござ~♪~ますわア。


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。。。ん? 非常識。。。?

そうでござ~ますわ。。。 非常識でないならば教養が無いということですわ。

あのねぇ~。。。 「エロい源氏物語」というのは僕が言っているわけではないのですよ。

どなたが言っているのでござ~ますか?

古本屋のおっさんですよ。 ちょっと次の小文を読んでくださいよ。


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昔、「須磨返り」という言葉があって、『源氏物語』を通読しようとした者の大抵が、12帖目の「須磨」の巻あたりで息切れし、いやになって投げだしたという。
そんな自嘲(あるいは、ひやかしか)の語が流行するくらいだから、54帖全巻を読み通した者は稀なのであろう。

 (中略)

江戸時代はどうだったのだろう。
国学者はともかく、一般庶民は、この世界最古の長編小説を読んでいたのだろうか?
庶民文芸の川柳に、次のような句が見える。
「又文(またふみ)か そこらへ置けと 光る君」
「膳立(ぜんだて)を してはよばれる 光る君」

いずれも女性にもてもての主人公を詠んでいる。
文はラブレター、二句目の膳立は、女性のお誘い。
「据え膳」のことである。

 (中略)

江戸人はどこで『源氏物語』を知り、読んだのだろう?
現代のように、手軽に原文が入手でき、読めるような時代ではない。
川柳に詠むほどの知識を、どこから得たか。

庶民にとって最も身近な情報源、といえば、貸本屋だろう。
風呂敷に書物を包んで、家々を回った。
しかし、これらの貸本屋は、いわゆる古典は持ち歩かない。
ほとんど読み物である。
古典の引き合いは、まず無かったのではないか。
かわりに、備えていた本がある。
春本である。
江戸の貸本屋は実はこちらで稼いでいた節がある。

そうだ、江戸っ子は、春本で紫式部を知り、『源氏物語』を学んだのではないだろうか。
「本歌取り」を得手とする春本だから、貴公子の恋の遍歴『源氏物語』は、格好の種本ではあるまいか。

そこで調べてみた。 ある、ある。
『亥中(いなか)源氏須磨琴(ごと)』 『偽紫(にせむらさき)女げんじ』 『偽勢(にせ)紫浪華(なにわ)源氏』 『源氏思男貞女(しなさだめ)』 ……
いづれも枕絵といわれる春画本(艶本〔えほん〕という)である。
『艶紫娯拾余帖(えんしごじゅうよじょう)』 『花鳥余情吾妻源氏』 『正写(しょううつし)相生(あいおい)源氏』


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  『艶紫娯拾余帖』


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  『花鳥余情吾妻源氏』


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  『正写相生源氏』

この三冊は、浮世絵師、不器用亦平(ぶきようまたへい)こと歌川国貞の枕絵本で、「国貞三源氏」と呼ばれ有名である。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


146-149ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社

あらっ。。。 江戸の庶民は春本によって『源氏物語』を知ったというのでしょうか? 京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している身にとって、この事実はいささか不本意でござ~ますわ。

でもねぇ~、あんな長編の物語を庶民が読むのは無理ですよ。

そうでしょうかしら?

だってねぇ、正直に言うと僕だって源氏物語の54帖全巻を読んでませんよ。

あらっ。。。 でも、デンマンさんは知ったような事を記事に書いているではござ~ませんかア?

実は、54帖全巻には目を通しましたよ。 でもねぇ~、僕は現代文のダイジェストを読んだだけなのですよ。 原本で読む気はさらさら起こらない。

でも、高校生の頃、古文で勉強したのでしょう?

だから、その時、先生に源氏物語の本の一部を読まされたけれど、まったく面白くなかった。 それで、食わず嫌いになったのですよう。 第一、『源氏物語』の原文を読むことは現代日本人にとって、かなり難しい。 他の王朝文学と比べても語彙は格段に豊富で、内容は長くて複雑で、専門的な講習を受けないと『源氏物語』の原文を理解するのは難しいのですよ。

だったら、谷崎さんや、円地文子さん。。。あるいは瀬戸内寂聴さんの現代語訳を読めばいいではありませんか!?

源氏物語に関しては評論やエッセーや、いろいろなものを読んだから、もう知ったつもりになってしまったのですよ。 だから、「今更、原文を読むなんてぇ~。。。」という気持ちになってしまって、駄目ですよう。 とても読む気になれません。

ダイジェストで済ませているなんてぇ古典を勉強する邪道ですわ。

でも、何も読まないよりはダイジェストでもいいでしょう。 アメリカには、ちゃんとリーダーズ・ダイジェストという会社がありますよう。

アメリカはアメリカですわ。 日本には日本の古典という素晴らしい物が存在するのでざ~ますう。 だから、原文で読まなくても、せめて現代語訳で54帖全巻を読むべきですわ。

あのねぇ~、源氏物語は、昭和初期には「皇室を著しく侮辱する内容がある」との理由で、不敬の読み物だとされていた。 光源氏と藤壺女御の逢瀬などを二次創作物に書き留めたり上演したりすることなどを大日本帝国の政府は厳しく禁じたのですよ。

それは軍国主義が華やかな頃でござ~ますわ。 一時的な現象ですう。 そのような狭い考え方に凝り固まっている人たちが大日本帝国の政府に居たから戦争に負けてしまったのでござ~ますわ。 デンマンさんも書いていたではござ~ませんか!

ん。。。? 僕が。。。? なんてぇ~。。。?

アメリカは戦争に勝つためには日本人の心と文化を研究しなければならないと一生懸命に日本語を情報将校に学ばせたにもかかわらず、日本では英語の使用を大日本帝国政府が禁止してしまったと。。。

うん、うん、うん。。。 確かに日本では軍国主義や皇国史観に毒された人たちが政治や文化を主導していた時期には源氏物語はワリを喰ったのですよ。 でもねぇ~、室町時代や江戸時代にだってぇ、『源氏物語』は猥褻な書物であり、子供に読ませてはならないというような事を言ったり書いた人が居たのですよ。

つまり、江戸時代に源氏物語の春本が出回らなかったら、『源氏物語』は死滅したとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

いや。。。 そこまでは言いません。 でもねぇ~、古本屋のおっさんが書いていたように春本に惹かれて『源氏物語』を知った人は江戸時代の庶民にはたくさん居たと思いますよ。

。。。んで、今日はその『源氏物語』の春本のエピソードをデンマンさんが披露するのでござ~ますか?

卑弥子さんだってぇ京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのだから興味があるでしょう?

あたくしはエロいお話には興味がありませんわ。

卑弥子さん。。。 無理しなくてもいいのですよ。 ネット市民の皆様にバレてしまうからってぇ、そのような心にもないことを言わないでくださいよ。

デンマンさん!。。。 いい加減にしてくださいましなア! んもおォ~。。。! あたくしに「エロい女」のレッテルを貼り付けないと気が済まないのでござ~ますか? 

いや。。。 そう言う訳ではありませんよ。 僕はただ卑弥子さんの心の内が解っているから、そう言ってるまでですよ。

まるで解ってませんわア!

とにかく、せっかくここまで話を進めてきたのだから「エロい源氏物語」の話をしないことにはこの記事を終わりにすることはできないのですよ。

解りましたわ。 じゃあ、あたくしに遠慮なしにお話を進めてくださいな。

そう言いながら卑弥子さんも興味があるのでしょう!?

そのようなことはどうでもよろしいのですわ。 ガタガタ言わずに早く話してくださいなァ。

解りました。 じゃあ、「国貞三源氏」の一つである『正写相生源氏』のエピソードを話しますよ。 昭和30年4月10日に原文が伏字無しで初めて出版されたのですよ。

つまり、映倫に引っかかるような極めてエロい。。。 うふふふふふ。。。 猥褻な。。。 やらしい文章で書かれているのでござ~ますか?

卑弥子さん。。。、鼻息を荒々しくして、そのように身を乗り出さなくてもいいですよ。 ちょっと近寄りすぎです。 もう少し離れてください。 卑弥子さんの鼻息が僕の顔にマジで吹きかかっているのですよう。 んもおォ~。。。 歌川国貞の枕絵は4枚のみ。。。 でもねぇ、ノーカットで掲載されているのです。 エロに厳しかった昭和30年代としては勇気のいる出版だったのですよ。

。。。んで、『源氏物語』のどの帖なのでござ~ますか?

あのねぇ~、それが『源氏物語』の54帖のどれとも直接のかかわりはないのですよ。 ただし「ここに何れの御時にや。。。」と『源氏物語』の書き出しに似せて始まっているのです。 京は北嵯峨のあたりに、表に冠木の門を構え、築山(つきやま)や川の流れを備えた庭のある洒落(しゃれ)た屋敷があり、40歳ばかりの未亡人と14歳のひとり娘、それに二、三人の女中、老僕が住んでいるのですよ。

それで。。。?

母を浅香(あさか)といい、娘を音勢(おとせ)というのです。 家屋敷は借金の抵当(かた)に入っている。 つまり、この母と娘は貧乏な暮らしをしているのですよ。 でも、娘がチョ~美人で京の都では評判になっている。 その噂を聞きつけた21歳になる光源氏ならぬ吉光公(よしみつこう)が御所に上げよと言ってきた。

。。。で、母親はお金に目がくらんで娘を御所に上げるのでござ~ますか?

そうしないと話が進まない。 でも、この母親がどこからか吉光公の噂を聞きつけてきた。

どのような。。。?

この吉光公は好色で、その上、巨根の持ち主だという。 まだ初潮を迎えたばかりの音勢(おとせ)には荷が重過ぎる。 そこで母親は近所のお金持ちで弓削道足(ゆげのみちたる)という名の50歳になる男に性教育を頼んだのですよ。

あらっ。。。 なんとなく、あの有名な弓削道鏡をもじったような名前ですわね。

それもそのはず。 この弓削道足(ゆげのみちたる)という男も巨根の持ち主なのですよ。

あらっ。。。 50歳になる巨根の持ち主に14歳の娘の性教育を頼んだのでござ~ますか?

そうなのですよ。 娼家では生娘(きむすめ)を店に出す前に、世慣れた年寄りに「水揚(みずあ)げ」をしてもらう。 つまり、男女の道を実地に教えるわけですね。 この初老の男は、かなり乗る気で「10両出すからぜひワシにやらせてくれ」と言う。 母親はお金が欲しいから二つ返事でお願いしますと言った。

でも、14歳の娘には、母親は何と言って説得したのでござ~ますか?

御殿勤めに必要な作法だから一生懸命に勉強するようにと。。。

あらっ。。。 そのようなことを。。。? マジでござ~ますか?

そのように話が進んでゆくのですよ。

あのォ~。。。 前置きはこのぐらいでけっこうでござ~ますから。。。 あのォ~。。。 エロいお話をしてくださいなァ。 うふふふふふ。。。 そろそろこの記事を読んでくださっているネット市民の皆様も退屈していると思うのでござ~ますわァ。

あれっ。。。 卑弥子さんも退屈し始めているのですか?

あたくしの事はどうでもよいのですわ。 それよりも、この記事を読んでくださっているネット市民の皆様にエロいお話をしないといけませんわ。 「エロい源氏物語」というタイトルを掲げたのですものォ~。。。、エロいお話がないと誇大広告になってしまいますわァ。

解りました。 じゃあ、すぐにエロい場所に飛躍しますね。 卑弥子さんもじっくりと読んでみてください。

音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。
(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公は、したたかに酔い、横になる。
浅香がまめまめしく尽くす。
当然のなりゆきとなる。

 (ここからは読み下し文)

浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、


(kunisa52b.jpg)

だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、おし広げて足を割込み、鉄火に等しき一物をあてがひて二腰三腰、おせば下より持ち上げる、はずみにぬるぬる毛際まで、何の苦もなく押し込めば、その開(ぼぼ)中の温かさは、いふも更なり忽地(たちまち)に、子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、しつかと咥(くわ)へて内へひく、その心よさ気味よさは、何に喩(たと)へんものもなく、吉光は目を細くなし、口をすぱすぱ吸いながら、大腰小腰九浅一深、上を下へとつき立て給ふに、浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)をしごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、


(kunisa53b.jpg)

アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。

 (ここから現代文)

そもそも浅香は色好みの性で、15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、というより浅香の方から手を取りて、あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。


(kunisa54b.jpg)

産まれたのが音勢である。
世間の手前、出産前に婿を迎えたが、とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)


158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社

デンマンさん。。。 どうして読み下し文を現代文になさらないのでござ~ますか?

「読み下し文」そのままの方が、なんだかずっとエロいのですよう。 卑弥子さんも、そう思いませんか?

そうかしら? でも、娘の「水揚げ」の場面がないではござ~ませんか?

あのねぇ~、 この場合、娘の音勢(おとせ)よりも色好みの母親・浅香の方がエロっぽいのですよう。

それはデンマンさんの個人的な意見でざ~ますわ。 音勢(おとせ)のことを思わせぶりに語っておきながら、「水揚げ」の場面がないので、この記事をお読みになっているネット市民の皆様方はガッカリしていると思いますわ。

あのねぇ~。。。、音勢(おとせ)の場面を読みたい人は地元の図書館で『春本を愉しむ』を借りて読んでみてください。

【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。
わたしもバンクーバー図書館で『春本を愉しむ』を借りて読んでみたいと思いますわ。

歌川 国貞(うたがわ くにさだ)は1786(天明6)年に生まれ、1865(元治元)年に亡くなっています。
79歳でした。
のちの三代目・歌川豊国のことです。
墓所は亀戸の光明寺にあり、墓も現存しています。
明治維新になる3年ほど前に亡くなったのですわね。

作品の数は浮世絵師の中で最も多いそうです。
その作品数は1万点以上に及ぶと言われています。

柳亭種彦『偐紫田舎源氏』の挿絵は「源氏絵」ブームを巻き起こし、歌舞伎にも影響するほどでした。
また国貞時代の春画も彼の力量を良く伝えるものです。
代表作として「浮世名異女図会」、「思事鏡写絵」、「当世美人合」、「当世美人流光好」、「時世江戸鹿子」、「江戸名所百人美女」、「星の霜当世風俗」などといった美人画シリーズに秀作があります。
春画もたくさん描いたのですわね。

ところで、卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『感じてストで和露他』

『笑える漢字クイズ』

『哀れなネアンデルタール』

『佐伯今毛人は臆病者か?』

『笑わせる漢字でござ~ます』

『卑弥子@婚活』

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『うむうむ、ふむふむ人間』

『コギャルと甘え』

『癒しと水墨画』

『東電八分』

『怒りっぽいあなたに』

『床上手だよ!』

『床上手@docomo』

『漢字で体操ざ~ます』

『曲屁(きょくべ)』

『天神様と東日本大震災』

『日本は良い国か?』

『日本を良い国に…』

『エロい熟女』

『アッと驚くマキアベリ!』

『良寛さんの顔』

『あなたの中の阿修羅』

『蝦夷って悪い意味?』

『伎楽は呉の音楽?』

『呉越の謎』

『オバマ大統領と継体天皇』

『色男不比等』

『目の前で米軍のヘリが落ちた』

『見ちゃだめよ!』

『白い鯛焼き』

『真夜中のマリア』

『女に溺れる清盛』

『北本から見る富士』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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