脳の進化


   
2010年12月22日 (水曜日)
 
 
脳の進化
 
 
愛の進化論
 
 

レゾンデートル

(カテゴリ: 告発 生の言葉)

見失いそうな
消え入りそうな
自分の存在理由

懸命に鏡を見つめても
そこには何もない

大声で叫んでみても
誰の耳にも届かない

すがりつくものは
あまりに脆弱だ
手を触れることはできないのだから

毎日書き続ける遺書
生きていた証しを記そうと
からっぽの遺書を書き続ける

生まれてきたことに意味などない
死にゆくことにも意味はない
生きていることに意味を見出そうと
もがきあがき疲労する

諦観するにはまだ早いのか
 
 
posted by めれんげ

October 26, 2009 19:40


コメント 2

意味は無い
そうなんだよね

生きるのも
死ぬのも
意味を持たないのを知った時

意味を探していた苦しむ自分は消えた

小学生の時から何故生まれてきたのかを考えてた

世界を変えようなんて大それた夢を持ち自分と向き合った

自分が人生でやりたいこととと
周りの人達が将来を描く自分との大きなギャップ

同じような思いを抱えて苦しみを知った友達がいました

人生を諦めたと…

知ったらもう後戻りできない

めれんげさんは心がちゃんと安定してると思う
悲しみさえ肯定し、受け止めて生きていける
そう思うんだけどな…
 
 
poseted by ゆき

October 27, 2009 09:47


コメント 4

わたしはホントはものすごく
情緒不安定なのです((+_+))
自分の存在理由について
考えて考えた末に至った答えは
「意味なんてない」
という愕然とするような答えでした

悲しみは受け入れざるを得ない
苦しみを誰かと分かち合えるはずもない
すべての人は突き詰めれば
みんな孤独なんだと思う
 
 
posted by めれんげ

October 27, 2009 11:47


コメント 5

めれんげさんは考えを深く掘り下げてるなぁ
私が共感する人ってどこか悲しみや孤独を背負ってる
でもそれを越えたり、越えようとしてる人が多い
言葉で表現してることが全てじゃないと思う
考えて考えて突き詰めた答えに愕然…
そこまで考えられる人は少ない
知らないまま死ぬ人も考えたこともないまま死ぬ人もいる

生きてることに意味はないんよね(´;ω;`)
悲しいけど意味は無い
そんなこと考えもしなかったなぁ(ToT)

何も無いから無限が有る
意味は無限
 
 
posted by ゆき

October 27, 2009 16:38


コメント 6
 

「何もないから無限がある」
その言葉にハッとさせられました
そうか……
無は無限とイコールなのかもしれない

友達に
「どうして辛いことや、悲しいことがあるのに
人は生まれてくるの?」
と訊かれました
わたしは
「人間だって動物なんだから
生きてることに意味はない
ただ遺伝子を運ぶだけの存在だ」
と答えました

それは冷たい言葉だったかもしれない

でも、進化しすぎたわたしたちの脳は
時に、いや、しょっちゅう自分を苦しめる
かと言って、獣のようには生きられない

人間の進化は悲劇だとしか思えない
自分たちにとっても、
この地球にとっても

 
 
posted by めれんげ

October 27, 2009 17:07


(注: イラストや写真はデンマンが貼り付けました。)

『レゾンデートル』より
『極私的詩集』

デンマンさん。。。あんさんは、またわたしの古い記事とコメントを持ち出してきやはって、いったい何をするつもりやのォ~?

あのなァ~。。。わては、めれちゃんの詩と、ゆきさんとのやり取りを読んで、いろいろと考えさせられたのやがなァ。

あんさんは、わたしの詩にケチをつけるつもりやの?

いや。。。ケチなど、つけるつもりはないでぇ~。。。わてはめれちゃんの詩と、ゆきさんとのやり取りからインスピレーションをもらったのやがなァ。

そないな事を言いながら、あんさんは、またわたしにプレッシャーをかけて『即興の詩』を再開させようと強要しやはるのォ~?

めれちゃん。。。そのように思うことを世間では被害妄想と言うのやでぇ~。

そやかてぇ、あんさんはGOOGLEの検索結果を持ち出してきて、わたしにプレッシャーをかけたばかりやないかいなァ!

即興の詩

GOOGLE 検索結果

約 410,000 件中 1 – 18件目

1) 即興の詩

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2) 即興の詩 | 他の誰かを抱くのなら・・・
即興の詩. めれんげの恋の詩と短歌。 そしてちょっとセクシーな画像。 どうぞ!お楽しみくだ …
blog.momoiro.jellybean.jp/?eid=964497

3) 即興の詩 | 秋風
ヴァイアグラ馬鹿は今日(10月18日)もめれちゃんの『即興の詩』にスパム落書きを書きまくって …
blog.momoiro.jellybean.jp/?eid=800477

9) 次郎のブログ 即興の詩バンザイ
即興の詩即興の詩. めれんげの恋の詩と短歌。 そしてちょっとセクシーな画像。 どうぞ!お楽しみくださいね! I wish you enjoy my love poems and little bit sexy photographs! コメントお待ちしてまーす! ♪リンクフリーです! …
jirodesu.blog12.fc2.com/blog-entry-1872.html

11) 徒然ブログ:即興の詩・讃歌
2010年12月6日 … わては、めれちゃんに強要して『即興の詩』サイトを続けさせようとしているのではないねん。 … めれちゃんの『即興の詩』サイトから元気をもらってるさかいに、ここで感謝するとともに、『即興の詩』サイトを褒(ほ)め讃(たた)える …
blog.livedoor.jp/barclay1720/archives/51699305.html

12) 徒然ブログ:即興の詩
即興の詩即興の詩. めれんげの恋の詩と短歌。 そしてちょっとセクシーな画像。 どうぞ …
blog.livedoor.jp/barclay1720/archives/51678073.html

13) 即興の詩・讃歌 « Denman Blog
2010年12月6日 … わては、めれちゃんに強要して『即興の詩』サイトを続けさせようとしているのではないねん。 … そないなことよりも、『即興の詩・讃歌』というタイトルを書きはってぇ、あんさんは一体何をしようとしやはるのォ~? …
denman705.wordpress.com/2010/12/06/即興の詩・讃歌/

15) 即興の詩・讃歌(PART 1) – デンマンのブログ
わては、めれちゃんに強要して『即興の詩』サイトを続けさせようとしているのではないねん。 そやかて、あんさんは何度も何度も同じ手記を … めれちゃんが上の短歌を詠んで『即興の詩』サイトに投稿したのは2009年1月14日の午後2時のことやァ。 …
blog.goo.ne.jp/denman/e/e6e69bce85cf9f749a5ef9c9efcd445b

16) 即興の詩バンザイ(1 OF 3) – デンマンのブログ
即興の詩即興の詩. めれんげの恋の詩と短歌。 そしてちょっとセクシーな画像。 どうぞ …
blog.goo.ne.jp/denman/e/f0e9bacfc1ec77e845fa60864c633cec

17) デンマンの書きたい放題 : 即興の詩バンザイ(2 OF 3)
2010年12月4日 … デンマンが日々思ったこと考えたこと感じた事を書きます。
denman705.exblog.jp/13752776

18) デンマンの書きたい放題 : 即興の詩バンザイ(1 OF 3)
2010年12月4日 … デンマンが日々思ったこと考えたこと感じた事を書きます。
denman705.exblog.jp/13752782/


2010年12月18日現在

即興の詩 のGOOGLE検索結果』より

『戦争は無くならないと思う?(2010年12月20日)』に掲載

 

めれちゃん!。。。それは誤解やでぇ~。。。わてはプレッシャーをかけているのではのうて、応援しているのやがなァ! わてが一生懸命に応援しているからこそ、めれちゃんの『即興の詩』は、休んでいてもトップを維持しているのやないかいなァ!

それがわたしにプレッシャーをかけてることになるねん。

つまり、プレッシャーがかかるのが嫌になってしもうたので『即興の詩』を停止してしまったのか?

そうですう。。。わたしは心静かに考えたいことがおますねん。

何を心静かに考えるねん?

そのような大切な事を、このような場で言えますかいなァ。。。

さよかァ~。。。?

それよりも、あんさんは『愛の進化論』について話すことがあるのやろう?

そうなのやァ。。。うししししし。。。そやけど、めれちゃんの『即興の詩』が停止してしもうたと分かったさかいに、わての心は動揺してしもうたのやがなァ~。。。

あんさん!。。。いい加減にしいやあああァ~。。。そのぐらいのことで心を乱してどうするん?

今度は、めれちゃんがわてを励ましてくれるのかァ~?

いつまでも、しょうも無い事を言ってないで、はよう本題に入らんかいなア!

さよかァ~。。。めれちゃんが、そ~言うなら、じゃあ、さっそく本題に入らせてもらうわ。 わては『みんなの進化論』という本を読んだのや。 まず次の箇所を読んで考えさせられたのや。

「進化論」とひとこと言うと「遺伝子決定論」という言葉が返ってくることがある。 「私たちは行動が遺伝子で決定されていて、どんなに望んでも行動は変化できない。 社会の不公平は遺伝子に由来するのだから、根絶できるはずがない」というものだ。
 
 (中略)

遺伝子決定論が恐ろしいのは、変化する能力がない、環境の介入が無意味だとほのめかしているからだ。 (中略) 新しい遺伝子決定論は、正しい環境の介入を指定して変化の詳細な手段を提供する。

(注: イラストはデンマンが貼り付けました。)


(109-111ページ) 『みんなの進化論』
(Evolution for Everyone)
2009(平成21)年4月25日 第1刷発行
著者: デイヴィッド・スローン・ウィルソン
    (David Sloan Wilson)
訳者: 中尾ゆかり 発行所: 日本放送出版協会

この部分がどうして、あんさんの気になったん?

めれちゃんが「遺伝子決定論」という考え方にはまっているような気がしたのやァ。 つまり、めれちゃんは次のように書いていた。

「人間だって動物なんだから

生きてることに意味はない

ただ遺伝子を運ぶだけの存在だ」

人間も確かに動物なのやァ。。。でもなァ、人間は遺伝子で決定された以上の事ができる。 その事を上の箇所で言っているのやがなァ。 要するに、お月さんに飛んでゆけるのは人間だけなのやァ。 人間は過去の知識の蓄積によって遺伝子で決定された以上の事ができる。

そやから。。。?

そやから、次のような悲観的な事を言う必要はまったくないねん。

進化しすぎたわたしたちの脳は

時に、いや、しょっちゅう自分を苦しめる

かと言って、獣のようには生きられない

人間の進化は悲劇だとしか思えない

自分たちにとっても、

この地球にとっても

。。。で、あんさんは、わたしにどうしろ、と言わはるの?

ジューンさんの言った事をもう一度考えてみたらええやん。

こんにちはジューンです。

いかに生きるか?

いかに逝くか?

どちらも難しい問題ですよね。

では、ここでスイスの心理学者

カール・ユングの言葉を紹介します。

Death is psychologically as important as birth.

Shrinking away from it is something unhealthy and abnormal which robs the second half of life of its purpose.

さあ。。。、あなたは、どのように訳すでしょうか?

わたしは次のように意訳しました。

いかに逝くか? は、いかに生きるかと

同じように重要なことだわ。

逝くことに怖気(おじけ)づくことはないのよ。

勇気を持って逝くことに臨むと言うことは

2倍に生きることになるのよ。

では次です。

A shoe that fits one person pinches another;

there is no recipe for living that suits all cases.

これは、それほど難しいことではありませんよね。

誰の足にも合う靴なんてないように、

生き方も人によって違うものなのよ。

では、もうひとつ。

As far as we can discern, the sole purpose of human existence is to kindle a light of meaning in the darkness of mere being.

さあ、あなたは、どのように訳しますか?

わたしは次のように意訳しました。

生きる意味って何だか考えてみたことがありますか?

本当に生きたいって言う目的を見つけることが人生なのよ。

もっとうまい訳が見つかったら、

ぜひコメントに書いてくださいね。

ところで卑弥子さんが面白いサイトを立ち上げました。

あなたも、もっと笑って楽しい気分になれます。

次のリンクをクリックして覗いてみてね。

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『即興の詩バンザイ (2010年12月4日)』より

。。。で、あんさんはジューンさんの言葉から、わたしに何を理解しろと言わはるの?
 

生き方は人によって違うけれど、本当に生きたいって言う目的を見つけることが人生なのよ、とジューンさんは言うてるねん。。。わても、そう思うでぇ~。。。

誰にでも言うことは何でも言えますねん。
 
 
“言うは易し行うは難し”
 
 
昔の人は、こないに言うてますやん。 実際に生きるということは言葉どおりにはゆきませんのやァ。

確かに、言う事ならば誰にでもできる。 実際に生きるとなると、いろいろと困難な事に突き当たるねん。 確かにその通りや。

そうですやろう!? そやから、この世には不幸なことが後を絶ちまへん。 あんさんも悲惨な事件を引用していたやおまへんかァ。

2006年12月のNEWSの記憶

去年の暮れに報道された恐ろしい愛情の無い事件です。
先日漸く判決が出ました。
懲役15年

北海道苫小牧の何処かで、
3歳の男児長男&1歳の男児三男の兄弟が鍵の掛かったアパートに閉じ込められ放置され、長男は生米や冷蔵庫のマヨネーズやケチャップで飢えを食い凌いだが、三男は飢餓と低体温症で死亡した痛ましいNEWSです。
昼間に自動的に入る暖房で、餓死した弟が無残に腐食する横で、お兄ちゃんは必死で飢えを凌ぎ生き抜いて、若くて綺麗なホステス嬢のママの帰りを待ち続けた。

でも、ママは特定の交際相手の部屋に住み着いて1ヶ月以上幼子の養育一切を拒み、彼氏と成った男の前で低堕落に過ごす。
渋々そんな中帰宅して幼子放置したアパートに戻った時。
「何で生きてるの?」
と長男を見て驚いた。

三男は既に死亡して腐敗し、其のアパートの一室は異臭で充満していた中、長男はママの帰宅が嬉しくて「ママ、遅いよ」と泣きながら飛びついてきたと冒頭陳述で述べられたと言う。
NEWSでは実際此処から先の情報は途絶えましたけど……。

長男は児童保護施設。
三男は死体遺棄。
謎の次男は2004年突然死(恐らく母親の育児放棄による死亡?)

新たな情報がNEWSで報道されました。
この若いママ逮捕されてから、獄中で実は四男も出産していたそうです。

本来、この少子化の御時世四人も男児を産み育てれば勲章モノです。
育児養育だって様々な福祉でもサービスでも取れるし、母子家庭なら養育施設のサービスだって無料でもやってくれる行政や自治体だって利用すれば慎ましくも幸せな家庭だった筈。

 (中略)

女性として、母親として子を産んだにもかかわらず、子育てを放棄し子供に愛情を顧みない身勝手で自己満足で無情の最悪なお手本とも言えるこの事件。

腐敗して変わり果てる弟の姿を見ながら、育児を放棄され捨てられ餓死する様に狡猾に仕組まれた密室殺人の生贄として「死」を望まれていた事を疑わないでママを寒いアパートの一室で待ち続けた長男。
NEWSでしか知らない他人事でも、自分の周囲でこんな悲痛で酷い事が起きていないとは限らない日本だったりします。

(中略)

こんないい加減なママが子供を殺さない様にする対策って何が有るのか考えてみませんか?

赤ちゃんPOST
児童福祉、児童保護等諸々の施設や相談窓口だってございます。
低堕落なお馬鹿達への生活保護や働かないNEETなんかの支援より、早急に充実して欲しいモノです。

年金問題だのなんだので騒ぐ師走の日本。
「偽」の連中に注ぐ福祉や支援より、どうして「命」に関わる本当の危機に税金が使われないのか考えると、納税者として悔しさばかりが募りますね。
それに堕胎や生命を軽視する様な恋愛何か自慢する馬鹿は子供なんか産んで欲しくは無いし、生殖機能を摘出でもして自堕落に遊べば良い。
危険思想かも知れないけど、記憶の片隅に残るNEWSの最新情報を観て心底そう思いました。

私の意見は極端に偏っているかもしれないけれど、こんな酷い事が無い世界に憧れます。
平成と言う時代にありながら、人間に絶望した事件と私の記憶に残る痛ましい「命」と「死」のお話です。

2007-12-18 09:02


【デンマン注】
「ダ・ヴィンチ」さんは、現在「魔女」というハンドル名を使っています。
一部編集して、画像を加えました。あしからず。

『2006年12月のNEWSの記憶』より

『卑弥子さんと古代ハス』に掲載
(2009年7月22日)

そうなのや。。。めれちゃんは、よう覚えているなァ~。。。このような悲惨な事件は2度と起こって欲しくないなァ。

つまり、亡くなった子どもは、あの世で、わたしと同じように嘆いていると思うのですねん。

生まれてきたことに意味などない

死にゆくことにも意味はない

生きていることに意味を見出そうと

もがきあがき疲労する

諦観するにはまだ早いのか

いや。。。わては違うと思うでぇ~。。。

どう違うねん?

実は、“子殺し”の事で、上の本を書いたおっちゃんが次のように言うてるねん。

私はシデムシというすばらしい昆虫を使って子殺しを研究したことがある。 (中略) シデムシはネズミや巣から落ちたヒナなど小動物の死骸を食べる腐食動物だ。 家族を大切にする数少ない甲虫のひとつで、父親と母親がいっしょに子どもを育てる。 夫婦は力をあわせて死骸を適切な場所まで引きずって行き、地下室に埋めて確保する。 死骸の重さは体重の何百倍もあり、道中には草の根や石ころなどの障害物があるのだから、これだけでも見事な芸当だ。 死骸を埋めると、メスが周囲の土の中に卵を産み、生まれてくる子どもたちのために夫婦で死骸の下ごしらえに取りかかる。 まず、毛や羽を取り除き、球形になるまで地下室の中でごろごろころがし、微生物の繁殖を防ぐ分泌物で覆う。 親がいなくなるとたちまちキノコが生えたり細菌が繁殖したりするから、手抜きはできない。

卵がかえると、両親は固い“さやばね”で腹部をこすって音を出し、幼虫を死骸のある場所に呼び寄せる。 幼虫は死骸をそのまま食べるのでなく、両親のまわりに集まり、両親が死骸を食べて吐きもどす未消化の餌を食べる。 もっと大きくなったら、自分で死骸を食べる。 死骸は骨だけになり、幼虫は丸々太って白くなる。 幼虫が成虫に変身するためにトンネルを掘って入ってゆくと、両親はさっそく別々に飛び立ち、また死骸を探しに行く。

これは心温まる話に聞こえるかもしれないが、暗い面もある、死骸は、赤ん坊のネズミから成体のリスまであり、大きさもまちまちだ。 シデムシは一回の産卵で生まれたこの数を死骸の大きさに合わせているのだろうか。 だとしたら、どうやってなしとげるのだろう。
子殺しだ。

親は子の何匹かを育てると同時にほかの子をむしゃむしゃ食べ、子どもの数を減らし、死骸の大きさに合わせる。
これは、子殺しの進化を促す第一の環境状況を物語っている。
資源の不足だ。


(32-33ページ) 『みんなの進化論』
(Evolution for Everyone)
2009(平成21)年4月25日 第1刷発行
著者: デイヴィッド・スローン・ウィルソン
    (David Sloan Wilson)
訳者: 中尾ゆかり 発行所: 日本放送出版協会

つまり、進化論の立場から見ると上の悲惨な事件も“環境に適応した事件”やったと、あんさんは肯定しやはるの?

いや。。。わてが肯定しているのではないねん。 上の本を書いたおっちゃんが肯定しているのやがな。 つまり、日本では国土の狭さに比べて、あまりにも人口が多くなってしもうたのやがなァ。 ハツカネズミでも狭い檻(オリ)の中にたくさん押し込めると殺し合いが始まると言うねん。 そうやって、生存に適切な数までハツカネズミの数が減ってゆくということやァ。

要するに、日本の人口が増えすぎたので苫小牧の子殺し事件が起きたと、あんさんは言わはるの?

いや。。。わてやのうてぇ、上の本を書いたおっちゃんが、そのような可能性もあると、言うてるねん。

それは詭弁ですやん。 日本の人口が多くなったからってぇ、苫小牧で子殺しが起こるわけがないやん。

あのなァ~、めれちゃん。。。よ~く考えてみィ~なァ。 人口が増えれば、教育環境かて悪くなるのやァ。 つまり、日本の教育の問題やがなァ。 人口が多くなれば、クラスの生徒の数も多くなる。 先生一人当たりの生徒の数が多くなれば、生徒に対する教育の質も落ちてくる。 普通に教育を受けた普通の子どもが大人になれば、子どもを殺すような大人にはならへん。 ところが、日本では、政治の質も落ちている。 そやから、母子家庭やとか、家庭内暴力などにも、きめの細かい政治的な配慮がないねん。 それに加えて教育問題などがあるから、どうしても、シングルマザーを取り囲む環境が悪くなってくるのやァ。 つまり、狭い檻(オリ)の中に押し込められたハツカネズミのようになってしまうわけや。 わての言おうとしている事とが分かるやろう?

分かりましたわ。。。で、その事が『愛の進化論』と関係あるのォ~?

いや。。。『愛の進化論』と苫小牧の事件とは関係ないねん。 実は、上の本を書いたおっちゃんの結婚生活と関係してるねん。 めれちゃんの手間を省くために書き出すから読んでみィ~なァ。

私は学友にどう思われていたかわからないが、ある女の子から思わせぶりな態度を示された。 彼女も生物学に関心があって、私はすっかりのぼせあがる。 彼女は私のほかの男の子とこんなふうに比べた。 ひとりはブロンドで、笑わせてくれる。 その子は昼だと言う。 もうひとりは顔が浅黒くて、つっぱり屋。 その子は夜だ。 「それでね、デイヴィッド、あなたは夕方よ」と言って、彼女は自分の気のきいたたとえを笑った。

最高学年になり、アイビー・リーグの名門大学数校に出願したが軒並み断られ、がっくりきた。 結局、滑り止めと思っていたロチェスター大学に入学する。

 (中略)

ひどく孤独で、ついにメアリーという女の子と図書館で会う約束を取りつけたときには、腹ペコのオオカミがウサギを追って突進するように追いかけた。 メアリーは夜間の講座を受ける学外の人間で、すでに彼氏がいたが、そんなことでひるむような私ではない。 ある春の日、メアリーが彼氏と車で遠出しようとしていた。 私は満開の花をつけたライラックの木から枝を一本丸ごと切り取り、車の後部座席に投げ入れた。

あとで彼女が語ったところによると、それは熱烈な行為で、ライラックのうきうきするような香りが車内に立ちこめた。 ついにメアリーの心をつかんだのだ。

 (中略)

7月末にアルバイトが終わると、メアリーを父と父の二番目の妻べティーに紹介した。 父とべティーはジョージ湖に避暑に来ていた。 二人の人間がメアリーと父みたいにあっというまに嫌い合うのを、私は見たことがない。 メアリーは煙草を吸い、父はパイプのほかにときどき葉巻をふかした。 初対面のときに父は葉巻に火をつけ、メアリーはたぶんへたな冗談のつもりでこう言った。 「葉巻なんて大嫌い—大きいペニスの象徴でしかないわ」。 父にそんなことを言うものではない。 父は憎々しげにほほえみ、言い返した。 「ほう、煙草が小さなペニスの象徴でなくて、何だっていうのかね」

人生はピンボールのごとしというたとえはまだ続き、それから数日のあいだ、 私は電気仕掛けのスティックでひっぱたかれる銀色の玉になった気がした。 まさしく父とメアリーのあいだを行ったり来たりしたのは、ふたりがたがいを避けていたからだ。 何とかしなければならず、私とメアリーはジョージ湖で八月を過ごすのをやめ、愛する「父よけ」カヤックに乗りこみ、650キロを漕いで大学に帰った。

 (中略)

メアリーとの関係はだんだん悪化していったが、どんな人間関係でも努力すればうまくいくというのが私の信念だった。 電話で長々と話し、話しているうちにメアリーはどんどん機嫌が悪くなっていく。 ラヴェルの「ボレロ」の音がだんだん大きくなっていくのに似ていた。 それから、ある種の精神浄化作用が行われたかのように、機嫌を直して電話を切る。 私は疲れ果てる。 ルームメイトはユーモアに富む大らかな男で、電話を立ち聞きして、ついにこんな忠告をしてくれた。

デイヴィッド、関係を続けようとする努力には感心するよ。 サーカスで頭の上にゾウをのっける怪力男みたいだ。 でもな、ゾウは君の頭でクソしてるんだぞ」。

悲しいかな、こんなにわかりやすい分析をしてもらっても、人間関係はその気になりさえすれば維持できるという信念は変わらなかった。

 (中略)

メアリーとの関係は日に日に、ますます努力を要するようになっていったが、それでも私たちは結婚することにした。 私が大学を卒業した週に大学の教会で式を挙げ、家族全員がつとめて平静を装って出席した。 父も例外でない。

 (中略)

メアリーはスパルタン・ヴィレッジですることがまったくなく、結局、Kマートで店員の仕事を見つけた。 私は夕方に迎えに行き、翌日の昼食にする湿ったサブマリンサンドを特売価格で買う。 メアリーはカメラ売り場に配属され、写真に興味を持った。 最初はほんの趣味程度だったが、やがて求人広告を見て、小さな広告会社の仕事にありついた。 自分を伸ばせる世界がここにあったのだ。 一年とたたないうちに、かろうじてふたりをつないでいたぼろぼろの綱がぷつんとちぎれ、私たちは離婚手続きを申請した。 メアリーは、その後、本職の写真家として成功する。 べつべつの道を歩くことになって私はほっとしたが、大学院の友人が何人かいるだけで孤独だった。 どうすればいいのだろう—飲み屋で女性に近づいて「やあ、ぼくデイヴィッド。 暇なときはいつも動物プランクトンを研究してるんだ」とでも言えばいいのか。 私はいつまでたっても女性の目から見て“夕方”のような気がしていたが、とぼとぼ歩き続けることしかできなかった。

(注: イラストと写真はデンマンが貼り付けました。)


(381-389ページ) 『みんなの進化論』
(Evolution for Everyone)
2009(平成21)年4月25日 第1刷発行
著者: デイヴィッド・スローン・ウィルソン
    (David Sloan Wilson)
訳者: 中尾ゆかり 発行所: 日本放送出版協会

このおっちゃんは、メアリーさんとあれだけ一緒になろうと努力したにもかかわらず、結局別れてしまいはったのねぇ。

そうなのやァ。 頭の上でゾウにクソまでされたのにもかかわらず結婚したのに、別れてしもうた。 うししししし。。。でもなァ、これも進化論の立場から見れば“環境に適応した離婚”だったのや。

マジで。。。?

あのなァ~、このおっちゃんが言うてることなのやけど、甘く切ない恋心も進化論の立場で見ると、生存と繁殖という究極の目的のために奉仕する、と言うのや。

つまり、人生とは生き延びるために食べ、子孫を残すために子どもを作ることだと。。。?

そうなのや。 充分な食料を確保し、快適に暮らし、好ましい結婚相手を見つけ、子どもを立派に育てたいと願う。 これは、進化論に従うと、とりもなおさず“生存と繁殖”のためだと言うのや。

。。。で、本を書いたおっちゃんは、その後、どうしやはったん?

現在の奥さんは、メアリーさんと離婚した後で見つけたアンという、このおっちゃんと同じように生物学の研究者なのや。 二人の間には娘さんが二人生まれて、今では立派に大きくなって幸せに暮らしているそうや。

つまり、“愛の進化論”に従うと、メアリーさんと離婚したのは、不幸ではなくて、より好ましい相手を見つけるための幸福なワンステップやったと、あんさんは言わはるの?

そうやァ。。。つまり、“環境に適応した離婚”やったのやがなァ。 愛の進化の前段階やったのやァ。

【レンゲの独り言】

ですってぇ~。。。
あなたは、デンマンさんが言う“愛の進化論”を信じますか?
本を書いたおっちゃんは、メアリーさんとの離婚話は書いているようですけれど、“愛の進化論”はデンマンさんが主張しているだけのようですわ。

とにかく、あなたに何か反論があったら、ぜひコメントに書いてくださいね。
さらに興味深い話題が続くと思います。
あなたもどうか、またあさって読みに戻ってきてください。
では、また。。。

メチャ面白い、

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『カプリ島と香水(2009年10月10日)』

『小百合さんの香水10月14日)』

こんにちはジューンです。

私は進化論を素直に受け入れることができます。

でも、アメリカやカナダでは

進化論を受け入れない人が

日本と比べると比較にならないほど多いのです。

どうして。。。?

なぜなら、人間はサルから別れて

進化したのではなく、

人間は神によって創造されたと信じたい人たちが

たくさん居るからです。

つい最近のハリス世論調査ではアメリカ人の

54%が人間は類人猿から進化した種ではない。

そのように答えているのです。

わたしはキリスト教を信じる両親によって

育てられましたが、進化論の影響で

キリスト教と距離を置くようになりました。

ところで、卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ

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