不倫にこだわっていませんわ


 
2006年9月21日(木)
 
  

不倫にこだわっていませんわ

 
 

長い不倫生活の果てに、

得られたものは、

負の遺産ばかりでした。

2004-07-21 10:11:08

一度の関係で
終わろうと思っていました。

してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。

でも、長い間モーションをかけ続けておいて、
セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。

結局わたしたちは、
不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは
苦悩に苛まれはじめました。

彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・

でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。

そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。

その時点ではその言葉は、
彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、
彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも…
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。

そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。

つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、何を言えばいいのか、
どうすればいいのかわからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、
今でも情けなくなります。

わたしはいつも、恋愛を通して自分も相手も成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。

by レンゲ


『不倫の悦びと苦悩』より

デンマンさん、。。。またですかあああ。。。んも~~。。。いい加減にしてくださいな。デンマンさんは、すぐにこの手記を持ち出してきて、あたしが不倫にこだわっているとおっしゃるのですわぁ~。

でも、長野県のナッチー君が書いた“不倫はしたくない。するなら、妻の意見を聞く”というコメントを取り上げるよりもいいでしょう?

どちらも好かんわぁ~~

僕はレンゲさんが不倫にこだわっていると言っているのではありませんよ。

だったら、どうしてこの手記をまた持ち出してきたのですか?

レンゲさんの愛が独占欲の強い愛だという事を僕は言いたいためにこの手記をトップに載せたのですよ。

あたしの愛は、それほど独占欲が強いのですか?

そうですよ。この上の手記にもその事が良く表れていますよ。

どのような所にですか?

そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。

つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。

この部分ですよ。吉村さんに妻も子供もいる事をレンゲさんは初めから分かっていた。それにもかかわらず、吉村さんとの関係が深まってゆくと、レンゲさんは毎日のように彼と会うようになる。ちょうど清水君と毎日愛し合っていたように。。。レンゲさんは吉村さんと毎日のように会って愛し合っていた。そうなると、吉村さんと会えない日にはレンゲさんの胸にぽっかりと空洞があいたようになってしまう。しかも、今頃、吉村さんは奥さんと愛し合っているのではないだろうか?レンゲさんが吉村さんのことが好きになればなるほど、奥さんに対する嫉妬が募ってゆく。その事をこの上の部分で書いているんですよね。。。でしょう?

そうですわ。

僕の単純な考えを言わせてもらえば、そんな事はすでに不倫を始める前に分かりきっていた事だと思うわけですよ。

。。。それは。。。それは。。。あたしにだって分かっていましたわ。

それなのに、吉村さんを独り占めにしようとして、奥さんに対して嫉妬したのですか?

だって。。。好きになればそうなりますわ。

でも、それは分かっていた事でしょう?吉村さんは奥さんとの間に子供をなしたほど彼女を愛していたと。。。少なくとも愛していたんですよ。。。結果論になるけれど、奥さんと離婚してレンゲさんと結婚しなかった以上、レンゲさんと情事にふけっていた時でも奥さんを愛していたわけですよね?

あたしは、そう思いたくありません。吉村さんは、あたしの方をもっと愛してくれていたと信じていましたわ。

でも、結果として、そうではなかったわけですよね?

でも、当時の吉村さんは、あたしの方を愛してくれていたのです。あたしと吉村さんは毎日会って愛し合っていたのですもの。。。

確かに、時間的な事と回数の点で言えば、吉村さんはレンゲさんと“愛の行為”をしていた時間が長かったかも知れませんよ。でもね、レンゲさん。。。、“愛”というのは、愛し合う行為の最中に体が結び合っている時間の長さで決めるものではないですよ。

そのような事はあたしにだって分かっていますわ。

しかし、レンゲさんは書いていますよ。

いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。

本当に心と心が結びついてお互いに愛し合っているのならば、体が離れていたからといって、心にぽっかりと穴があいてしまうような空虚感はないでしょう?

理屈はそうですわ。でも、愛は理屈ではありませんわ。

つまり、レンゲさんの場合には体を結び合わせていないと不安なんですか?

それは。。。それは。。。デンマンさんは、そのように言いながらあたしが愛し合う行為にだけ愛を感じて夢中になってしまうとおっしゃりたいのでしょう?

レンゲさんは僕がそう思っていると。。。?

だって、デンマンさんは、あたしがセックスが好きな女だと思い込んでいますわ。

それは僕が思い込んでいるのではなくて、レンゲさんが自分で認めている事ですよ。レンゲさん自身がセックスが好きだと僕にはっきりと言いましたよ。

言いましたけれど、それはあたしが愛よりもセックスに夢中になっているという意味ではありませんわ。

僕はレンゲさんの言おうとしている事を理解しているつもりですよ。でもね、レンゲさんは誤解を与えてしまうような事を書くことがある。

幼児的なふれあいへのあこがれ

2004-12-27 11:37:24

わたしのぐずぐず

さびしいよおおおお!

彼氏にあえないからねえ・・・

でも、本当はね、ここがふんばりどころだと気付いてる

遊びだけの男とセックスするのはやめとこう

連絡したら来てくれるヤツもいるけど・・・

ずるずると同じことくり返して学習しないわたしを変える

誰とでもセックスするヤツやったんや!って

あの人を傷つけてしまった。

さびしさでこわれてるけど、きっと直る、この心。

どうしても、幼児的なふれあいへのあこがれが、

この年になると、イコールセックスになるんやわあ。

by レンゲ


『愛とセックスは、もちろん、違いますよね?』より

確かにこの時は言葉足らずで書いてしまいました。あたしも少し反省しましたわ。

レンゲさんにとって愛とセックスは、かなり接近しているものなんですよ。愛とセックスが重なり合っている部分が多い。でも、その接近の仕方は人によってかなり違っている。中にはセックスとはずいぶんと離れた所で愛を感じる人だって居る。つまり、愛にはさまざまな愛がある。僕が今さら言わなくてもレンゲさんだって分かっていますよね。“Make love, not war” と言う時の愛は、博愛の愛ですよね。つまり、戦争などしないで、みんなで平和に仲良く暮らしましょう、と言うことですよ。これを戦争などしないでセックスしましょう、と訳したら、笑い話になってしまいますよ。うへへへへ。。。。

でも、make loveには、そのような意味もあるのでしょう?

ありますよ。しかし、あくまでも愛する事が主体ですよ。恋人や夫婦が愛し合う、そのひとつの行為としてセックスする。ただ単に体を結び合わせて欲情を満たすのであれば、そのものズバリに have sex と言いますよ。要するに愛とセックスは全く別のものだと考えた方が分かりやすいですよ。セックスの全くない愛だってたくさんあるでしょう?たとえば、兄弟愛。友愛。家族愛。師弟愛。戦争をなくし世界のみんなと仲良くする博愛。福祉の愛。。。例を挙げればキリがないですよ。

つまり、あたしはセックスにこだわっているとデンマンさんはおっしゃるのですね?

普通の女性よりもこだわりがありますよ。レンゲさんが言っているように、“幼児的なふれあいへのあこがれが、この年になると、イコールセックスになるんやわあ。” 僕はレンゲさんの生い立ちを良く知っているし、これまでレンゲさんが経験してきた恋愛の数々についても話を聞いているから、レンゲさんがなぜ、そのように言うのか?その事はよく理解しているつもりですよ。

だったら、あたしが独占欲が強いことも分かっていただけますよね?

レンゲさんの生い立ちを遡(さかのぼ)って行き、初めて分かる事ですよね。つまり、お母さんに拒絶されていたと言うレンゲさんのトラウマとかかわりがあるんですよ。拒絶感の裏返しとして相手を。。。そして相手の愛を自分にしっかりとつなぎ止めて置きたいと言う強い欲求がある。。。僕はその事を感じますよ。

それはいけない事ですか?

レンゲさんの独占欲が強いために、レンゲさんの恋愛が破綻していると僕は考えているんですよ。早い話が清水君と別れた事だって、普通の女性ならば彼の浮気を許せたかもしれない。別れる事もなかったかもしれない。でもレンゲさんには浮気された事が我慢ならない。。。と言うよりも、清水君と別れてしまった事は拒絶される前にレンゲさんの方から拒絶すると言う境界性人格障害者の防衛本能なんですよね。

わたしの心の軌跡

投稿日時: 2004-9-8 11:45

わたしは精神障害者です。
しかも、誰もが関わりたがらない
境界性人格障害者です。
時に、感情の爆発という
発作も起こります。

愛憎にあやつられる人生です。
わたしの世界には、
シロかクロしかありません。
誰かに愛着をかんじすぎると、
怖いのです。
見捨てられ感、迫害妄想で、
全面的に愛していた人のことを、
全面的に否定してしまうのです。

そのうえ、わたしはある人に対して、
“ほれこむ”ということも、よくあります。
でも、その場合でも、
相手から見れば全く理不尽な
理由で、ほれこんでいた人のことを、
全否定してしまうのです。

これらは、精神の発達が
未熟であるのはもちろん、
幼少時の体験によって
「見捨てられる恐怖」が、
頭にこびりついていて、
見捨てられる(つらさを味わう)くらいなら、
こっちから先に、
相手との関係を絶つ、という
逃げの行動なのです。

わたしは、この障害で苦しんでいます。
わたしに関わったことで、
理不尽な気持ちで去ってゆく
“被害者”の方々も、多いと思います。
治せるものなら治したい。
でも、幼い頃の心の傷が、
真人間になることを、
かたくなに拒み続けます。
二度と傷つきたくないから、
防衛するのです。
この硬い殻を、どうすればこわせるのか・・・

治療はうけていますが、今は目先の“うつ”
の治療が主です。
それも、最近容態が悪いようで、
心理テストなどばかり受けています。

長々と書いてしまいましたが、
こんな(迷惑な)人間もいるのだということを、
書き連ね、より自虐的に、とことんどんぞこまで
落ち込み、自分への罰としたいとおもいます。

by レンゲ


『未熟者であることに甘えていることがすべての問題を生んでいる』より

あたしはどうしたらよいのでしょう?

レンゲさんが強すぎる独占欲から抜け出すには愛をもっと高い所から見る必要があると思いますよ。

高い所から愛を見るのですか?

そうですよ

どういうことですの?

レンゲさんは直美が僕に対して感じている愛のことを考えた事がありますか?

奥様がデンマンさんに対して感じている愛ですか?

そうですよ。一体、直美はどのような気持ちでこのブログの記事を読んでいると思いますか?

あたしの事を未熟な女だと思って読んでいますわ。。。きっと。。。

それだけですか?。。。直美がレンゲさんのように独占欲の強い女だとしたら、おそらくレンゲさんに休暇を与えるような事をしなかったでしょうね。休暇を与えたとしても、レンゲさんがバンクーバーへ行く事を認めなかったと思いますよ。レンゲさんが会いに行く相手は不倫するかもしれない自分の夫なんですよ。常識的に考えて、自分の夫と不倫するかもしれないレンゲさんを成田空港までわざわざ送ってゆく妻なんて考えれませんよね。。。レンゲさんはその事について考えた事がありますか?

ありますわ。奥様はあたしの気持ちをご存知だからですわ。何もかも知っていてあたしがデンマンさんに会いに行く事を認めてくださったのですわ。

不倫するかもしれないと分かっていてもですか。。。?

その事についてはデンマンさんとすでに話しましたわ。

普通の人はグレーゾーンに従って行動するんですよ。ところがレンゲさんには白と黒しか見えない。だから、平均的な女性には考え付かないような行動に出ることがよくある。

あたしがバンクーバーのデンマンさんに会いに行ったのも、そうだとおっしゃるのですか?

そうですよ。。。レンゲさん、ちょっと考えてみてくださいよ。直美はレンゲさんの上司ですよ。雇い主ですよ。2週間休暇をいただきたいのですが。。。と言って休みを取った。でも、レンゲさんが会いに行こうとする相手は直美の夫なんですよ。

でも、奥様は何もかも承知の上でデンマンさんに会うことを許してくれました。

それは、直美がレンゲさんの性格や障害を理解しているからですよ。反対すれば、レンゲさんはもっと極端な行動に出るからですよ。

極端な行動ですか?

そうですよ。レンゲさんは仕事を辞めてでも、こうと決めたらやってしまう。直美はレンゲさんを失いたくない。15店中で売り上げがトップですからね。レンゲさんは、平均的な店長の二人分の仕事をこなしている。だから、レンゲさんに辞められてしまうことは、直美の事業には大きな痛手なんですよ。

それは、奥様がおっしゃったことですか?

いや、直美はそのようなことを絶対に口にしませんよ。 “口は災いの元”だと言うことを肝に銘じている女ですからね。 でもね、僕にだって、そのようなことは、すぐに考え付きますよ。

つまり、奥様にとってはデンマンさんを失うことよりも仕事の方が大切だと言うことですよね?

白と黒だけしか見えないレンゲさんは、すぐにそのように考えてしまう。そのことを僕は“単純だ”と言っているわけですよ。どちらも失いたくない。仕事も夫も大切ですよ。

でも奥様は仕事を優先させたわけでしょう?

だから、レンゲさんのように白と黒で物事を考える人は、すぐに、そのように受け止めてしまう。そういうわけで、レンゲさんの極端な行動がさらに極端になってしまう。つまり、仕事を優先する直美よりもレンゲの方が純粋にデンマンのことを“愛している”と思い込んでいる。違いますか?

デンマンさんは分かっているのですわね?

しかし、それはレンゲさんの誤解なんですよ。グレーゾーンの無いレンゲさんが考えるから、そのような結論になってしまう。でもね、直美は白と黒だけで物事を考えていませんよ。

だって、奥様は仕事の方を優先させましたわ。

それは、直美が仕事の方を選んだと言うわけではありませんよ。レンゲさんが僕に会うことを許したのは、どうぞお好きなように不倫してください、浮気してください。。。、そう諦めて許したわけではないですよ。

なぜ、許したのですか?

ダメだと言えば、もっと悪い状況になってしまうからですよ。レンゲさんは仕事を辞めてでもバンクーバーに行くにちがいない。レンゲさんの恋愛遍歴を知っている直美はきっとそう思ったはずですよ。レンゲさんが野々宮さんと関係したいきさつも、その後でレンゲさんが清水君と同棲することになったいきさつも直美は近くで見て僕以上に良く知っていますからね。つまり、レンゲさんを鎖でつなぎ止めたら、逆に火に油を注ぐ結果になってしまう。レンゲさんは、星の王子様にさらに熱を上げてしまう。しかも、レンゲさんに仕事を辞められたら、売り上げがガタンと落ち込んでしまう。

つまり、奥様は打算で物事を考えるとおっしゃるのですか?

レンゲさんは打算と言うけれど、それがグレーゾーンで物事を考えることですよ。確かに利害が絡んでくる。でもね、直美は金銭だけにしか目がないガリガリ亡者ではないですよ。レンゲさんを鎖でつなぎ止めて、バンクーバーに行かせないようにしたら、もっと悪い結果になってしまうから、そのようにはしなかっただけですよ。

もし、あたしとデンマンさんが不倫したら奥様はどうなさるのですか?

その時は、僕がその程度の男だったと思って諦めるでしょうね。

デンマンさんはやっぱり奥様のことを愛しているのですわね。。。

レンゲさんは、僕が直美のことを憎んでいるとでも思っていたのですか?


『裸でごめんね』より

つまり、奥様はあたしのように独占欲に駆られていなかった。なぜ、あたしがデンマンさんに会うのを許したのかと言えば、許さないと、あたしが仕事を辞めてでもデンマンさんに会いに行くと思った。そうさせないようにしたら、あたしがデンマンさんに対して、もっと熱をあげてしまうと思った。それこそ、不倫になってしまって最悪の状態になる。。。奥様はそう考えて、あたしがバンクーバーへ行く事を許してくださった。デンマンさんは、あたしにそう思って欲しいのですよね?

まあ。。。なんと言うか。。。そういう事ですよね。あたらずとも遠からずですよ。

でも、あたしは違うと思いますわ。

ちがう。。。?それで、レンゲさんは、どのように違うと言うのですか?

奥様は、デンマンさんの本当の心のうちを見極めたかったのだと思いますわ。

僕の本当の心のうちですか?

そうですわ。デンマンさんが本当に奥様の事を愛しているかどうか。。。?と言う事ですわ。

つまり、僕がレンゲさんを選ぶか直美を選ぶか?を見極めようとして直美はレンゲさんを成田空港まで送って行ったと言うのですか?

そうですわ。

うへへへへ。。。。

ど。。。どうして。。。どうして、こういう時に可笑しな笑い方をなさるのですか?

いや、失礼いたしました。。。でもね。うへへへへ。。。。レンゲさんは分かっているようで分かっていませんよね。

どういうことですの?

僕の次のエピソードを読んでくださいよ。


まだ僕が可愛い小学生だった頃、一学年全部で(350人ほど)近くの映画舘へ『孫悟空』(アニメ)を見に行きました。
僕の幼い頭に強烈に残ったシーンは次のようなものでした。
孫悟空がお釈迦様の手のひらに乗って、大きな顔を仰ぎ見て、話しかけているシーンです。
お釈迦様がちょうど、奈良の大仏のように、とてつもなく大きな人物として描かれていました。

孫悟空はお釈迦様に向かって言いました。「オイ、俺はすごいんだぜ!この世の端から端まで、ひとっ飛びで行ってきたんだ。」

お釈迦様は慈悲に満ちた優しい顔で笑っています。「そうかね。おまえは、そんなにすごいことが出来るのかね。でも、この世の端から端なんて、ちょっと信じられないが、何か証拠でもあるのかね?」

「もちよ、あたりきよ。あるに決まってるじゃないか!俺はよ、この世の端まで行って、大きな崖にでかい筆を使って俺の名前を書いてきたんだぜ。それが何よりの証拠さ。嘘だと思ったら、見て来なよ。でも、あんたのように、ここにジット座っていたんじゃそれも無理だろうがね」

お釈迦様は、それでも優しいまなざしを向けて笑っています。

「しかし、見る人が見ると、そうは思わないのだがね」

「だって、あんたは、ここにじっとして座ったままじゃないか!この世の果てなんて行けっこないじゃないか!」

「そうか、おまえには、そうとしか思えないのか」

そこで、お釈迦様はおもむろに、もう一方の手の平を広げたのです。すると中指に、さっき、孫悟空が大きな筆で書いた名前が、書体も同じに全く瓜二つに書かれてあったのです。

「おまえが、この世の果てに飛んで行って書いたというのは、このことかね?」

孫悟空はびっくりデス。この世の果てと思ったのに、何とお釈迦様の手の平に書いていたのです。

「おまえは、この世の果てまで行ったというけれど、私の目には、こちらの手の平から、もういっぽうの手の平へ移動したに過ぎないんだ」

このようなシーンだったのです。

さて、お釈迦様になったとしたら、僕はクレオパトラに向かって次のように言ったかもしれません。

「あなたは、確かに恋に生き、愛に生き、政治にどっぷりとつかり、権力も手中に収め、財宝も思いのままにしてきました。しかし、あなたも、結局、孫悟空とたいして変わりがなかったのかもしれませんね。50歩100歩というところでしょうか」

「そうでしょうか?とにかく、私、疲れました」

「そうですか。私はあなたが自殺することを薦めはしませんが、そうかといって、止めもしません」

「私、とにかく疲れました。やるだけのことはやったのです。あなたの目には、孫悟空を見ていたのと同じように、私が、あなたの手の平の中で悪あがきをしていたように見えるでしょうが、それでも私は精一杯生きてきたのです。でも結局、このようにしかならなかったのです。もう、ホントに疲れたのです」

「人間は一度は死ぬのですから、早いか遅いかの違いだけです。あなたはご自分で、これまで十分にやってきたと思われるのなら、この辺でラクになるのも良いでしょう」

クレオパトラのような派手な人生を歩んだとしても、結局、御釈迦さんが見れば、彼の手の平の中で、うごめいていたということで人生が終わってしまう。
やるだけのことをやったけれど、結局思うようにはならなかった。
挫折のあとの、あきらめと、ためいきと。。。
そして、クレオパトラは言った事でしょう。「私は、とにかく疲れました」と。
そんなクレオパトラの様子を見たらお釈迦様の言う事は一言しかないですよね。
「人間は一度は死ぬのですから、早いか遅いかの違いだけです。あなたはご自分で、これまで十分にやってきたと思われるのなら、この辺でラクになるのも良いでしょう」

Ayakingさんも書いていました。

最後に言いたかったのは、友人2人が自ら命を絶ったことは
助けてあげたかったとも、人生これからなのにもったいないとは思わないのです。
ただ、命を絶つほど苦しかったと思うのでゆっくり休んでもらいたいです。
そう思いました。

僕も命を絶ってしまったAyakingさんの二人の友人に対して
「命を絶つほど苦しかったと思うのでゆっくり休んでもらいたい」と思います。

しかし、自殺をしたいと思っているレンゲさんが僕の助言を求めたら、僕はお釈迦様が言うような事は決して言いません。僕とレンゲさんの会話は次のようになるでしょう。

デンマンさん、あたしどうしても死にたいんです。

また、死にたい病気が出てきましたかァ。。。

デンマンさん、あたしはマジですよ。

そうかもしれませんね。でもねぇ、僕はお釈迦様がクレオパトラに言うような事は言いませんよ。

なぜですか?

なぜってねぇ、クレオパトラは恋に生き、愛に生き、政治にもどっぷりとつかり、権力も手中に収め、財宝も思いのままに溜め込んだ女性ですよ。長~♪~い人間の歴史でも、これほどの人物は探してもなかなか見当たりません。

そうらしいですわね。

レンゲさん自身のこれまでの人生を考えてみてくださいよ。クレオパトラは「やるだけの事はやりました」と言った。実際、それだけのことをやったとお釈迦様も認めた。だからこそ「人間は一度は死ぬのですから、早いか遅いかの違いだけです。あなたはご自分で、これまで十分にやってきたと思われるのなら、この辺でラクになるのも良いでしょう」と、お釈迦様は言ったんですよ。

つまり、あたしはやるだけのことをやっていないとデンマンさんはおっしゃるのですね?

そうですよ。あなたは本当にやるだけのことをやったのですか?

そのつもりです。

そのようには見えませんよ。

なぜ見えないのですか?

あなたのお母さんは生きている。それにもかかわらず、もう6年近くもあなたは会っていない。電話で話した事もない。あなたは、実の生みの母親と仲直りもしないまま、死んでしまうのですか?

仕方がありません。

仕方はありますよォ~!あなたは、お母さんの立場になって考えてみたらどうですか?おなかを痛めて産んだわが娘が、結婚もせず、子供も生まず、家庭も持たずに、母親よりも先に、自らの命を絶ってしまう。一番つらいのは、娘と仲直りもしないうちに娘に先立たれてしまう母親ですよ。そのように娘に先に逝かれてしまった母親の気持ちをレンゲさん、あなたは考えてみた事がありますか?

。。。(無言)

考えたこともない。。。でしょう? そのことがとりもなおさず、レンゲさんが人生と言うマラソンの折り返し点をまだ過ぎていないという何よりの証拠ですよ。まだ未熟だと言う事ですよ。クレオパトラはねぇ、二人の偉大な男と恋をして、その二人の男の子供も生んだ。このこと一つ採ってみても、レンゲさん、あなたは、やるだけのことをやったとは言えないんですよ。まだ、満足のゆく恋愛すらしていない。この世に未練がたくさんあるはずなんですよ。あるでしょう?

。。。(さらに無言)

あなたに向かってお釈迦さんは何と言うと思いますか?

。。。分かりません。

言う事は唯の一つです。

それは一体何でしょうか?

「死んだつもりで、しっかりと生きなさい。死んだ気になれば何でもできます」

レンゲさんは、おそらく平均的な20代の女性と比べれば不倫を含めて、かなりの恋愛経験をしているはずです。殺されそうになったにもかかわらず、一度は離れたものの、殺される事も甘んじて(犠牲になる愛を意識して)またその男と縁(よ)りを戻して“幼児的なふれあい”の中で抱かれ、寂しさを紛らわしたのです。でも、結局別れる事になった。(また、縁りを戻す可能性がかなりあります。)

しかし、僕の目には上のダイアログで書いたように、レンゲさんは彼女の人生と言うマラソンの折り返し点にまだ到達してもいない。僕自身がまだ人生の折り返し点を回っていないのです。僕の目に、レンゲさんは人生の4分の1の所で足踏みしている!

お釈迦様がレンゲさんを見たら、恐らく僕と同じことを言うでしょうね。
「死んだつもりで、しっかりと生きなさい。死んだ気になれば何でもできます」

しかし、Ayakingさんの自殺した友人の事は、僕は何も知りません。
だから、“命を絶つほど苦しかったと思うのでゆっくり休んでもらいたい”と僕も思います。
死人に鞭打つ事はしたくありません。僕にはできません。
でも、生きている人には“愛のムチ”を打つ必要があります。僕は打ちます。
『鉄は熱いうちにうて』と言う諺もありますからね。。。。


『不倫と自殺と犠牲になる愛』 (2005年10月19日)より

レンゲさん、懐かしいでしょう?これは去年の10月に書いた記事から抜書きしたんですよ。僕の小学校のエピソードだけを書こうと思ったのだけれど、レンゲさんが去年の10月に死にたいと言う事をもらしていたんですよね。ついでだったので、その事まで引用しましたよ。

それで、“高いところから見る愛”とは一体どういうものなのですか?

つまりね、お釈迦さんが孫悟空を見ていたような諦観と言うか、慈悲と言うか、あくまでも暖かいまなざしで見守るような、そんな愛ですよ。

つまり、奥様は上のエピソードの中のお釈迦様のように、あたしとデンマンさんを手のひらに乗せて見守っていたとおっしゃるのですか?

そうですよ。独占欲に凝り固まって、嫉妬に狂った女なら、とてもそのような真似はできませんよね。そう思いませんか?

つまり、あたしとデンマンさんが不倫したとしても、奥様はその高みからあたしたちのすることをお釈迦様のように見守ると言うのですか?

僕はそのように感じているんですよ。

本当に奥様は、そのような気持ちになれるでしょうか?

そのような気持ちにでもならない限り、僕が書いているレンゲさんの記事を平気では読めませんよ。

あたしには信じられませんわ。

信じてくださいよ、レンゲさん。。。信じる者は救われると言うでしょう? うへへへへ。。。

【ここだけの話しですけれどね、レンゲさんは、もちろん、信じようとしていませんよ。でもね、実はさまざまな愛の形があるんですよね。それは、長いこと人生を歩いていれば分かる事なんですよ。僕ですか?30ヶ国近い国を放浪しましたからね。10ヶ国語を生活に困らない程度に話せますよ。まだまだ人生を悟るには未熟者ですが、愛にさまざまな形がある事を理解する程度には、世界を見て歩きました。それが分かる程度には、たくさんの人と出会い、たくさん人から、さまざまな愛を感じたものですよ。僕が不思議に思うのは、レンゲさんは普通の女性が経験する少なくとも10倍ぐらいの恋愛経験をしている。残念ながらどれも破綻してしまった。それにもかかわらず、いまだに愛の形がさまざまだと言う事が分かっていない。分かっていたら、すでに結婚して家庭を持っているんですよね。うへへへへ。。。諦めると言う事ですよね。理想を求めたらキリがありませんから。。。あなただって、そう思うでしょう? いづれにしても、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。僕は、ますます複雑な立場に追い込まれそうです。。。本当に頭痛がしています。。。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』

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■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

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