異邦人と他人


 
 
2012年9月24日 (月曜日)
 
 
異邦人と他人
 
 

今年の夏は異邦人を

読まなかった

 

もう何年になるのか、
わたしは夏になると必ず
アルベール・カミュ著「異邦人」を
読んでいた。

ここはアルジェでもパリでもない。
しかし、陽射しの強さを感じると
反射的にムルソーに逢いたくなる。

北アフリカの夏を、
わたしは何度も経験する。
アルジェの太陽の熱を感じながら、
砂に足をとられながら、ただ歩く。


(seashore.jpg)

無機質な銃声を聞きながら、
感情もないままに
何発もの弾丸を、
無関係な人間たちに叩き込む。
そして、無関心に立ち去る。

アルジェの海は、
自由で愉快だ。

そして死を意識しつつも、
神を否定する。
・・・そんな彼をわたしは
理解できているのだろうか。

実存の意味を考え続けてきたが、
やはりわたしは過剰な生き方しか
できないのかもしれない。


by tanomu

2006-10-21

『今年の夏は異邦人を読まなかった』より

デンマンさん。。。 あんさんにとって、tanomuさんは“心の恋人”やのォ~?

あきまへんか?

つうことわあああ。。。あのォ~。。。わたしは。。。、わたしは。。。あんさんの“心の恋人”から格下げになったん?

ちゃうがなァ~。。。めれちゃんは、わてにとって永遠の心の恋人やんかァ! うへへへへへ。。。

そないに笑ってごまかして欲しくないねん。

めれちゃん。。。深刻に考えんでもええねん。 こないなことは、さらっと聞き流すところやがなァ。

あんさんは気が多いねん。 少しでも気に入った女性は、すべて心の恋人にしてしまいますやん。

あきまへんか?

それって。。。それって。。。あまりにも気が多すぎますやん。

あのなァ~。。。喧嘩するより、殺し合うよりも、よっぽどましやんかァ。

一頃、あんさんはレンゲさんに夢中でしたなァ。

めれちゃん。。。、この物語は、もともと「レンゲ物語」として書き始めたのやでぇ~。。。

今日はレンゲさんのことやのうて、tanomu さんの話をするのとちゃうのォ~?

もちろん、そうやァ。 そやけど、レンゲさんも大いに「異邦人」と関係あるねん。

どのように。。。?

“レンゲ物語”をこれまで読んだことがある人なら、レンゲさんはたくさんの男に気持ちを奪われて、身を任せてしまう気の多い女性と言うイメージが浮かんでくると思うのやァ。

そうやろか?

tanomuさんも上の手記の中で書いている。 実存の意味を考え続けてきたが、やはりわたしは過剰な生き方しかできないのかもしれないと。。。

つまり、tanomu さんとレンゲさんには共通するところがあると、あんさんは感じはったん?

そやねん。 レンゲさんの恋愛観や人間関係はtanomuさんと似てるねん。 そやから「異邦人」を考える上でメチャ興味深いのやァ。

それほど興味深いん?

めれちゃあんも、ちょっと次の小文を読んで欲しい。

寂しくなると夢と現(うつつ)が

入り乱れるレンゲさん

決別状を僕に突きつけた時もすごかったけれど、仲直りする時もすごかったですよ。僕の都合も聞かずに一方的にバンクーバーにやってきてしまったんですよ。しかも、その夜、怖い夢を見てどうしても眠れない。。。そういう事を言ってレンゲさんは僕の部屋に入ってきたんですよ。もう真夜中をすぎていましたよ。レンゲさんが境界性人格障害を患っている。子供の頃にお母さんから拒絶された経験を持っている。肌のぬくもりを求めていた幼児の頃に、そのぬくもりが得られなかったというトラウマを持っている。そのようなレンゲさんの生い立ちを知っていたけれど、レンゲさんが、このような姿で現れたときには、僕は度肝を抜かれてしまいましたよ。

デンマンさんは、すぐにそうやってドラマチックにしてしまうのですわ。

ドラマチックどころではないですよ。ドラマチックという言葉では表現できないような衝撃を僕は受けたんですよ。真夜中に、レンゲさんが、こういうボイ~♪~ン・ルックで現れたんですよ。一体どういう事なのか?ギョッとして僕はレンゲさんが、もしかして火星からやって来たのではないか?僕は、実際夢ではないかと、自分のひざ小僧をつねってみたほどですよ。

いつものようにデンマンさんはオーバーですわぁ~。

とにかくね、僕にとってあの時の出来事は決してレンゲさんが詩に書いたようなロマンチックなモノではありませんでしたよ。

でも、あたしには。。。あたしには忘れられない思い出になっているんですねん。

レンゲさんの詩の世界は、時によっては夢の世界ですからね。あの夏の出来事がレンゲさんのオツムの中で、すっかり甘美な愛と官能の思い出になってしまっている。

あなたの全てがいとおしい

あなたのまぶたをくちびるで愛撫する

くちびるから全身にしびれるような

熱い波がひろがってゆく

狂おしいまでに

わたしはあなたの腕に

抱きしめられて身悶える

あなたに抱かれて花開く

by レンゲ


『お願い、もう一度抱きしめて』より

あの夏の出来事は、レンゲさんにとってこのような官能的な思い出になっている。しかし、僕は全く違った衝撃として受け止めていましたよ。

でもデンマンさんだってあたしの詩を読んで、うれしいって言ったじゃありませんかぁ~。。。

そ。。。それ。。。それは。。。確かに。。。うれしかったですよ。。。でも。。。、でも、僕はレンゲさんの詩の世界と現実を区別していますよ。だから、詩の世界のことをあたかも事実だと言われると、僕は本当に困ってしまいますよ。

『甘い言葉の裏の性欲』より

つまり、レンゲさんの生き方がtanomuさんのような過剰な生き方をしているというために、わざわざ上の文章を引用しやはったん?

そうやがなァ。 これを読めば「過剰な生き方」がどのようなものか? レンゲさんの恋愛観がどのようなものか? おおよそ見当がつくというものやァ。 めれちゃんかてぇ、そう思うやろう?

う~~ん。。。

めれちゃんが唸(うな)るほど複雑なことを言うてるのとちゃうねん。 レンゲさんは怖い夢を見たと言って、わての部屋にやって来たのやがな。 大人になった女性が怖い夢を見て男の懐(ふところ)を求めて部屋に入って行くなんて普通しやへん。 レンゲさんは失敗に学ぶ事が苦手な人やねん。 毎日愛し合っている清水君とレンゲさんは2週間会えなくなった。 そう言う訳で、休暇を取ってバンクーバーにやってきてしもうたのやァ。 つまり、半分は寂しさを紛らわせるためやった。

それで過剰な行為に出やはったん?

そうやァ。

でも、レンゲさんはデンマンさんに悩みをを聞いて欲しかったのやと思いますわ。

そうかもしれへん。 そやけど、レンゲさんは寂しくなると不倫の苦悩は遠い過去の事になってレンゲさんの記憶の片隅に追いやられてしまうねん。

それで、また失敗を繰り返すと、あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ。 レンゲさんの詩を読んでいると、失敗に学んだようには思えん。

そうやろか?

失敗に学ぶ女性は次のような詩を書くものやねん。

わたしが愛しているあなたは誰?

2006.11.05 09:17

現実から逃げ出したわたしは

今でもあなたを愛しつづけている

もうどこにもいないあなたが

今でも存在していると信じている

わたしを悲しませるのは誰?

わたしが愛しているのは誰?

わたしは誰と傷つけあっているの?

あなたではない誰かだと

わかっているのに

どうしてもあきらめられずに

いつまでも現実へ戻れない

誰かをあなただと思いこんだまま

愛される時を待ち続けるわたしの

おろかな心もすでに

死をむかえてしまった

by merange

『わたしが愛しているあなたは誰?』より

あらっ。。。これはわたしが書いたものですやん。

そうやァ。。。めれちゃんも懐かしいやろう?

もう6年前になるのですわね。

そうやァ。。。月日の経つのは早いものやがなァ。

そやけど、こないなところで、わたしの悲しい手記を持ち出して欲しくないねん。

何も恥ずかしく思うことないでぇ~。。。

恥ずかしいのとちゃいますう。。。古傷に触られたようなや~な気がしますねん。

さよかァ~。。。? とにかく、上の手記を読むと、めれちゃんが失敗から学ぼうとしている。。。その苦悩が上の手記に表れていると、わては思うねん。

。。。で、どないなわけで“異邦人”を持ち出してきやはったん?

tanomuさんにも過去に不倫した経験がある。 このこともレンゲさんと良く似てるねん。 しかも、レンゲさんと同じようにアルベール・カミュの「異邦人」が愛読書やねん。

偶然ですやん。

そうかもしれへん。 そやけど、偶然では説明つかん共通点をわては見い出したのやァ。

その共通点って、いったい何やのォ~?

結婚観やがなァ。 レンゲさんが次のメールで書いたように、tanomuさんも束縛を何よりも嫌ってるねん。

送信者: “レンゲ” <renge@chan.co.jp>
宛先: “barclay1720” <barclay1720@aol.com>
件名: RE:寂しくありませんよ。 (*^_^*)キャハハハ。。。
日時: 2006年12月26日 20:24:32

うーーん…

孤独と自由は、切り離せないものでして、

誰であっても、生涯一緒にいたいとは思えないのです

すぐに束縛されてしまうような気がしてしまうのです

なので「彼氏」どまりですね

ははは…

(^Д^)

レンゲ


『小説的人生』より

レンゲさんが書いた上のメールと「異邦人」が関係あると言わはるのォ~?

そうやァ。 レンゲさんもtanomuさんもムルソーに良く似ているやないかいな。 tanomuさんが“陽射しの強さを感じると反射的にムルソーに逢いたくなる”と書いていたけど、その気持ちがわてにも解るような気がするねん。 レンゲさんは、そうやって反射的にバンクーバーのわてに会いにやって来たのやがなァ。 日差しは強くはなかった。 サクラが咲きほころびる頃やったでぇ~。。。 夜桜の下で清水君と愛し合うレンゲさんにとって桜とは切っても切れない関係があるねん。

レンゲさんにとってバンクーバーがアルジェだと、あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ。 レンゲさんもtanomuさんもムルソーの生き方に共感してはる。 次の箇所を読んだ時、わてはなるほどと思ったのやァ。

アルベール・カミュ著「異邦人」より


(seashore.jpg)

That evening Marie came by to see me and asked me if I wanted to marry her.

I said it didn’t make any difference to me and that we could if she wanted to.

Then she wanted to know if I loved her.

I answered the same way I had the last time, that it didn’t mean anything but that I probably didn’t love her.

“So why marry me, then?” she said.

I explained to her that it didn’t really matter and that if she wanted to, we could get married.

Besides, she was the one who was doing the asking and all I was saying was yes.

Then she pointed out that marriage was a serious thing. I said, “No.”

She stopped talking for a minute and looked at me without saying anything.

Then she spoke. She just wanted to know if I would have accepted the same proposal from another woman, with whom I was involved in the same way. I said, “Sure.”

Then she said she wondered if she loved me, and there was no way I could know about that.

After another moment’s silence, she mumbled that I was peculiar, that that was probably why she loved me but that one day I might hate her for the same reason.


pp. 40-41
“The Stranger” by Albert Camus
translated by Matthew Ward
published by Everyman’s Library


その晩、マリーは僕に会いにやってきた。僕が彼女と結婚したいかどうか尋ねたんだ。
僕は言ったよ。結婚したところで、それは僕にとって大きな違いをもたらさないだろうって。
でも、彼女が結婚したいのならしてもいいよって。

そしたら彼女は僕が愛しているかどうか知りたがった。
前にも彼女はそう尋ねたのだけれど、今度も同じように答えたんだよ。
愛しているかいないか—そう言う事は、あまり意味の無いことだとね。
多分、マリーのことを愛していないと思うってね。

そしたら、彼女は言ったよ。“それなら、なぜ、あたしと結婚するの?”ってね。

だから説明したんだ。結婚するかどうかは僕にとって重要なことじゃないんだよ。
でも、彼女が結婚したいなら結婚してもイイよって。

“結婚って重要な問題だわ。” そう彼女は言ったよ。
“でも、僕には重要じゃないんだ。”

マリーは黙ったまま、何も言わずにしばらく僕をじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もし僕が、ちょうどマリーと同じような状況で関係している女性が居たとして、その女性から結婚したいと言われたら、同意するのかって。。。?
うん、同意するよって、僕は答えたよ。

そしたら、マリーは言ったね。僕のことを愛するかどうか考えてみるわって。。。
彼女の結論について僕は知る術(すべ)を持ってないけれど。

ちょっと黙って考えていたけれど、マリーはつぶやくように言ったものさ。
僕はかなりの変わり者だってね。でも、そういうところが気に入ってマリーは僕を愛していると。
ただ、変わり者だけに、気が変わって僕がマリーを大嫌いになるかもしれない。
そう付け加えたよ。

【デンマン訳】

フランス語の原書やのうて英語の本で読みはったん?

バンクーバー図書館には日本語訳の本がなかったさかいに英語の本を借りて読んだのやがなァ。 いずれにしても、ムルソーの考えている事とレンゲさんの上のメールが共鳴していると、わては思うたのやァ。 めれちゃんも、そう思わへんか?

共鳴しているってぇ。。。?

つまり、結婚と言う枠(わく)の中にはめられるのが、わずらわしい。 ムルソーにとって結婚とは、レンゲさんが言うように正に束縛するモノなのかもしれへん。 ムルソーは、とりわけ結婚を真剣に考えてみたこともないし、どうでもいいと思っていたはずや。 確かに、マリーが言ったようにムルソーは変わり者やねん。

あんさんは、レンゲさんとムルソーが同じように結婚を考えていると思いはったん?

いや、レンゲさんが全く同じように考えているとは思わへんかった。 そやけど、上のレンゲさんからのメールを読んだ時に、「異邦人」の上の箇所が思い浮かんできたのやがなァ。

あんさんは初めて読みはったん?

いや。。。学生の頃一度読んだことがあるねん。 たまたまtanomuさんが「異邦人」の事を書いていたので、読み直してみようと思って何十年ぶりかで本を借りて読んだわけやァ。

それで、レンゲさんとムルソーが似ていると思いはったん?

そうやァ。。。特に、ムルソーが次のように書いているところを読んで、なるほどと思うたのやァ。

マリーは黙ったまま、何も言わずにしばらく僕をじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もし僕が、ちょうどマリーと同じような状況で関係している女性が居たとして、
その女性から結婚したいと言われたら、同意するのかって。。。?
うん、同意するよって、僕は答えたよ。

どいういうことォ~。。。?

つまり、レンゲさんには清水君というれっきとしたボーイフレンドが居た。 毎日愛し合っていたのやァ。 少なくとも表面的には相思相愛の萌え萌えのカップルやったのやァ。

それで。。。?

それにもかかわらず、レンゲさんはバンクーバーにやって来た。 怖い寂しい。。。そう言って、わての部屋にやって来て、わての腕に抱かれて眠ったのやァ。 もちろん、エッチはしなかったけど。。。清水君がその事を追及してレンゲさんに尋ねたとしたら、レンゲさんは、おそらくムルソーのように答えたやろなァ。

清水君は黙ったまま、何も言わずにしばらくレンゲさんををじっと見ていた。
それから話し出した。そして次のようなことを知りたがった。
もしレンゲさんが、ちょうど清水君と同じような状況で愛し合っている男が居たとして、
その男の部屋に行くことがあったら、その男の腕に抱かれようなことがあるのか?
うん、抱かれるかもしれない、レンゲさんは答えました。

そやけど、結局、それはあんさんの勝手な空想ですやん。 レンゲさんがそないに答えると、わたしには思えんわ。

さよかァ~。。。?

つまり、この事が言いたかったので、わざわざ「異邦人」を持ち出してきやはったん?

いや、ちゃうねん。。。たまたま夕べ本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのやがなァ。

「L’Étranger」

ふつう「異邦人」という題名に訳されているカミュの小説「L’Étranger」はむしろ「他人」と訳されるべきではなかったかという点について一言しておきたい。
この小説の主人公ムルソーは、永らく別れて養老院で暮らしていた母が死んだ知らせを受け、その葬式に参列するが、何らかの感動も覚えない。
彼はその直後ある女と関係し、また偶然のことで騒動にまきこまれ、その挙句人を殺す羽目に陥る。
しかしそうなったのは特別の激情に駆られたためではなく、したがってその後法廷で裁かれる際にも、何等悔恨の情を覚えない。
彼にとって母も知人もすべての人が自分と無関係の人となってしまったのである。
いいかえれば彼以外のすべての人間が彼にとって他人となったといってもよいし、あるいは彼が彼らに対して他人となったといってもよいであろう。

ところでここで興味あることは、このような意味をあらわすためにフランス語では étranger という見知らぬ人を意味する言葉を使うのに対し、日本語では他人で充分意味が通じるということである。
この場合エトランジェを異邦人と訳したのでは、日本では外国人に対する好奇心が特に強いので、作者の原意にそぐわないのではなかろうか。

もっとも異邦人という言葉は、元来ユダヤ人が軽蔑をこめて使うgentileの訳語として古くから日本語訳聖書の中で使われてきた事実がある。
したがってその意味では他人の意味に近いということもできるかもしれないのだが。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)


34-35ページ 『「甘え」の構造』
著者: 土居健郎
1991年12月15日 第3版9刷発行
(通産161刷)
発行所: 株式会社 弘文堂

わては初めて読んだのだけれど、この本は結構有名な本で通産161刷という、よく読まれている本なのやがなァ。 わても日本に居る頃この本の題名はしばしば耳にしたことがあるねん。

。。。で、何がきっかけで読みはったん?

偶然やァ。。。たまたまバンクーバー図書館の本棚に、この本を見かけたのやがなァ。

。。。で、あんさんも「異邦人」というタイトルに違和感を覚えたん?

そうなのやァ。。。わても「異邦人」というタイトルが気にかかっていた。

どうして。。。?

英語のタイトルは”The Foreigner”じゃなくて”The Stranger”なのやァ。 むしろフランス語に忠実に訳したのやと、今ではそう思えるねん。 日本語の「異邦人」は英語に訳したら”The Stranger”にならへん。 ”The Foreigner”になると思うでぇ~。。。

そうやろか?

やはり日本語としたら「異邦人」よりも「他人」とした方が、本の内容によりふさわしいと、わても思うねん。 そやけど、「他人」では、あまりに味も素っ気もないタイトルや。 おそらく日本人の訳者もそう感じたと、わては思うのや。

それで、訳者なわざわざ「異邦人」というタイトルを付けはったん?

そうやァと思うでぇ~。。。著者の土井さんも書いているように、「日本では外国人に対する好奇心が特に強い」さかいに、「他人」というタイトルよりも「異邦人」にした方が本がよう売れると思ったに違いあらへん。

そうやろか?

わてが訳者ならば絶対にそうするでぇ~。。。うししししし。。。

でも、それはお金に目がくらんだ邪道やと、わたしは思いますう。

さよかァ。。。?

【レンゲの独り言】

ですってぇ。。。
そうですわよね。
本が売れるからといってタイトルを売れるようなタイトルにするのは間違っていると思いますわ。
あたしも「異邦人」とするよりも、本の内容に忠実に「他人」とすべきだったと思います。
あなたはどう思いますか?

とにかく、次回も面白い話題が続きます。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。

メチャ面白い、

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こんにちはジューンです。

かつてデンマンさんが小泉八雲を紹介していました。

八雲(ラフカディオ・ハーン)は

次のように言っていたのです。

日本女性を道徳的、宗教的信念を持った

愛らしい倫理的創造物である

明治時代の日本の女性は、

そうであったのかもしれません。

でも、最近になって日本の女性も変わったようですね。

一つの事件を取り上げて、そう言うのも

独断過ぎると思いますけれど、

「苫小牧子殺し事件」は象徴的な事件だったと

思いますわ。そして痛ましい事件でした。

北海道・苫小牧の何処かで、3歳の長男と

1歳の三男の兄弟が鍵の掛かったアパートに

閉じ込められ放置されのですわ。

長男は生米や冷蔵庫のマヨネーズやケチャップで

飢えをしのいだのです。

三男は飢餓と低体温症で亡くなってしまいました。

昼間に自動的に入る暖房で、餓死した弟が

無残に腐食する横で、お兄ちゃんは

必死で飢えを凌ぎ生き抜いて、

ママの帰りを待ち続けたというのです。

でも、ママは新しいボーイフレンドの部屋に住み着いて

1ヶ月以上、子供たちの養育を拒み、

ボーイフレンドと遊んで暮らしていたのです。

もう、死んでいるのではないかと思って、

アパートに戻ると、長男は生きていた。

「何で生きてるの?」

冷血女性のママは長男を見て

まず、そう感じたと言うのです。

人間は、それほどまでに非情に

冷血になれるものでしょうか?!

何度読んでみても、亡くなった子供のために

涙が流れてきますわ。(めそめそ。。。)

「苫小牧子殺し事件」のことは

次の記事の中で引用されています。

『愛の進化論』

ところで、卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ

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