謙譲は美徳?


 
 
2012年7月15日 (日曜日)
 
 
謙譲は美徳?
 
 

Subj:長い電話お疲れ様でした

Date: 01/10/2007 1:52:14 AM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間: 10月1日 午後5時52分 
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com

長い電話お疲れ様でした。
良くわかりました。

経理をしなくてはいけない。
それも13年分。
誰にたのもうか?
レシートもなくてと迷って朝方まで寝られない夜が毎晩だった時、
デンマンさんと話して、ここまで経理が進んだことをホットしてます。

いくら 請求がきても カナダに納めるのならいいやと思いはじめました。 
バーナビーで夏休みを過ごすことは 毎年私の支えの時間でした。

あの古い家は、夏休みで休むというより
ペンキ、芝のクローバむしり、
りんごの木の手入れ、
玄関まで高く長い階段のペンキはがしや、
しばらくみがかないガラス、
シミだらけのじゅうたん、
BASEMENTはランドリーのホコリとくもの巣、
行けば、掃除ばかりの家に大変でしたが
また戻りたいと思っていました。

実父の病気に、もう自分勝手にしていては駄目だ。
と今年決意しました。

こんな私でも欲しい物があります。
別荘です。
場所は長野です。

買ったら元家主の藤田桃子さん夫婦も招きたいです。
よかったらデンマンさんも。

日本だったら、親をおいていくことなく、ゆけます。

でも、29才からバーナビーで夏休みを過ごすことができた事は
私の人生にとって良かったと思います。
ではまた。。。

小百合より


『ロマンと悪妻』より
(2008年7月31日)

デンマンさん。。。どうして、また上のメールを持ち出してきたのですか?

あのねぇ~、夕べたまたま寝る前に『問題な日本語』という本を読んだのですよ。

睡眠薬代わりにですか? うふふふふ。。。

そういうことですよ。 たいていベッドに入るとバンクーバー図書館から借りている本を手にとって読み始めるのですよ。 詰まらない本だとすぐに眠たくなるから、マジで睡眠薬代わりですよ。

。。。で、『問題な日本語』の中に何か面白い話でも出てきたのですか?

出てきたのですよ。 その箇所を小百合さんも読んでみてください。

コーヒーのほうをお持ちしました

もともと「~のほう」には、物事をぼかして言ったり遠まわしにして言ったりする用法があります。
「お勤めは?」と聞かれると、霞ヶ関の国家公務員であることをぼかして、
「ええ、お役所のほうに勤めています」といってみたり、教師であるという含みをもたせながら、学校名をふせて、「教育のほうの仕事です」などと答えたり、相手の安否を気づかって、「その後、お仕事〔おからだ〕のほうは順調ですか?」と尋ねたりすることができます。

そこには、自分の職業のことをあからさまにいったり、相手の仕事や健康状態のことをずけずけと質問したりするのは、やはり遠慮したほうがいいという気持ちの表れが見られます。
これらは、礼儀としての慎み深さを重んじた、きわめて日本語的な言い方と言えるでしょう。
「君の会社、給料のほうはいいのかい?」なども、ぞんざいな質問には違いありませんが、「~のほう」があったほうが、質問者の、より遠回しな慎み深い気持ちが出るでしょう。

(写真とイラストはデンマン・ライブラリーより。
赤字はデンマンが強調のため。)


26-27ページ 『問題な日本語』
編者: 北原保雄
2005年3月10日 第14刷発行
発行所: 株式会社 大修館書店 

この上のエピソードと私のメールが何か関係あるのですか?

もちろん、関係がありますよ。 赤字にした部分ですよ。

こんな私でも欲しい物があります。

別荘です。

場所は長野です。

つまり、小百合さんは「軽井沢」と書かずに礼儀としての慎み深さを重んじて「長野」と書いたのですよ。 軽井沢町は長野県ですからね。。。 「軽井沢」と書くと「私はお金持ちで上流社会の人間ですから軽井沢に別荘を持ちたいのでざ~ますわ」と自慢するように聞こえてしまう。 だから、小百合さんは遠回しに「長野」と書いたのですよ。 違いますか?

私はそこまで考えて「長野」と書いたわけではないのですわ。

意識していなかったということですか?

そうですわ。

あのねぇ~、僕は上のメールを初めて読んだ時には長野県の山奥にある山小屋を想像したのですよ。 何で、よりによって小百合さんが長野県の田舎の山小屋を別荘にするのだろうか?

あらっ。。。軽井沢と長野県が結びつかなかったのですか?

結びつきませんでしたよ。。。僕は軽井沢が群馬県にあるものだと思い込んでいたのだから。。。

雲場池(スワンレーク)

小百合さんの軽井沢の別荘

あとで「長野」が「軽井沢」だと判った時に、どうして小百合さんが僕にメールを書くのに「長野」と書いたのか? 意外でしたよ。

だから、意識してそう書いたのではなかったのですわ。 日本に居る友達に書くようなつもりで無意識にそう書いていたのですわ。

13年間バーナビーの「湖畔の家」で夏休みを過ごした小百合さんでも、そんな風に無意識で書いてしまうものなんですか?

小百合さんの湖畔の家

そうですわ。 13年間ずっとカナダに居れば考え方も変わるでしょうけれど、私の生活の場は日本ですから日本的な習慣から抜けられないのだと思いますわ。

そういうものですか。。。僕なら「謙譲の美徳」だとか、「礼儀としての慎み深さ」などオツムに浮かびさえしませんよ。 「長野」などと書かずに「軽井沢」とそのものズバリ!細木数子のように書きますよ。 事実を事実として書くだけで、それを相手がどう受け止めるか?なんてまず考えませんね。。。

デンマンさんは人生の半分以上を海外で暮らしているので平均的な日本人の習慣から抜け出してしまっているのですわ。

うん。。。多分、そういうことなんでしょうね。 でも、小百合さんは平均的な日本人ではありませんよ。

どういう意味ですか?

ちょっと次の写真を見てください。

ロッキー山脈を見たいと赤ちゃんを背負って一人でバンフまで行ったのですからね。 平均的な若い日本人のお母さんなら、そんな無茶なことはしませんよ。

そうでしょうか?

だから、僕は小百合さんが「軽井沢」と書かずに「長野」と書いたことに、ずいぶんと引っかかっていたものです。

どうして。。。?

僕に対して「軽井沢」と書いたとて、僕はその事で小百合さんが自慢するためだとか。。。小百合さんが上流社会の人間であることを鼻にかけているとか。。。そんな風には考えないですよ。 でも、小百合さんは僕がそんな風に考えるかもしれないので「長野」と書いたのだろうか? そう思ったのですよ。

だから、無意識で書いてしまったのですわ。

うん。。。解ります。。。今なら、理解できますよ。 それにしても、人は見かけによらないと思いましたね。

私が軽井沢に別荘を持つような身分じゃない。。。デンマンさんはそう思ったのですか?

いや。。。身分だとか。。。そういう事じゃなくて小百合さんの普段の姿や話し振りから軽井沢という昔の別荘族のイメージが噛み合わなかったのですよ。

私は見かけと中身がそれほど違っているかしら。。。?

違ってますよ。。。小百合さんはブランド品で身を飾ってないし、スッピンにちかいし、どこから見てもごく普通のアラフォーに見えますよ。 その人が意外な行動力を見せますからね。 ノース・バンクーバーで町子さんが初めて小百合さんを見た時、赤ちゃんを背負ってロッキー山脈を見て来たと聞かされて度肝を抜かれたと言ったけれど、その驚きが僕にも手に取るように判りますよ。

私はそれほど突飛(とっぴ)な事をしますかしら?

20代の女性が赤ちゃんを負ぶってまでロッキー山脈を見に行くなんて、普通の日本人の女性には思いつかない発想ですよ。 僕にメールを出してから、半年もしないうちに軽井沢に別荘を持ってしまうというのも、ちょっと平均的な日本人の女性のすることとは思えない。

それ程私は変わっているかしら?

風変わりな人は自分では変わっていると思ってないものですよ。 小百合さんには、それだけの財力があるという幸運もあるけれど、ただ幸運だけではすべてを説明できませんからね。 やっぱり、小百合さんには行動力があるのですよ。 “言うは易し行うは難し。” なかなか思うようには行かないものです。 それを何とかやり遂げてしまうのだから、小百合さんは、どこか普通の女性とは違うのですよ。

そうかしら?

考えてみたら、小百合さんが普通の女性だったら僕とカナダで出会うこともなかったわけだから。。。こうして巡り合ったのは僕も小百合さんも平均的な日本人ではなかったと言うことですよ。 今でこそ旅行や語学留学で海外へ出てゆく日本女性は増えたけれど、20年前にはせいぜい JALパックの団体旅行でしたよ。 赤ちゃんを負ぶって一人でカナダにやって来る女性なんて探しても、まず見当たりませんでした。

でも、最近の若い女の子は飛んでいるから赤ちゃん負んぶしてロッキー山脈を見に行く人だって居ますわよ。

いや。。。飛び方が昔とは違ってますよ。 若い母親が赤ちゃんを車の中に置き去りにしてしてパチンコに行くというじゃありませんか! それで赤ちゃんが熱射病で亡くなってしまったという話を聞いたことがあります。 どう考えても、ちょっと飛び過ぎですよ。 

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~♪~。。。
あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

あたくしは一度行ったのですわ。
とっても素晴らしい街でござ~♪~ました。
バンクーバーにクリスマスとお正月だけお邪魔したことがありました。
元日の寒い朝、寒中水泳に参加したのでした。
東京で言えば、さしずめ、お台場で寒中水泳をするようなものですわ。

これが、マジで、その時の写真なのでござ~♪~ますわ。
2008年の元旦でした。

どうですか?
あたくしってぇ、かな~♪~りボインでしょう?
あたくしのボーイフレンドになりたいと言う個性的な男性はおりませんか?
うふふふふふ。。。

とにかく、次回も興味深いお話が続きますわ。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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『アナクロニズム(2011年3月27日)』

■ 『愛と詩のレンゲ物語』

こんにちは。ジューンです。

あなたは軽井沢へ行ったことがありますか?

わたしは一度だけデンマンさんと行きました。

この湖は“Swan Lake”という

英語名がついているのです。

昔、宣教師の方が軽井沢に別荘を持っていたのですって、

その家族の人たちが名づけたらしいのですわ。

10月でしたが、紅葉が見ごろになっていました。

まだ冬景色には程遠かったのですけれど、

湖にしては小さなその池のほとりに立ったら、

どこからともなく白鳥が飛んできそうな感じがしましたわ。

バンクーバーのクイーン・エリザベス・シアターで

デンマンさんとご一緒に

バレー『白鳥の湖』を見たことがありました。

あの時のチャイコフスキーの曲が聞こえてきたものです。

その時、デンマンさんの腕が伸びてきて

私を引き寄せたのですわよう。

ちょっと意外でしたけれど、

タイミングが絶妙でしたわ。

わたしはデンマンさんの唇を

素直に受け入れていたのです。

もちろん、それだけでしたけれど。。。

うふふふふ。。。

ところで、小百合さんの物語を

一つにまとめました。

時間があったら下のリンクをクリックして覗いてみてくださいね。

■ 『夢とロマンを持って前向きに生きる

小百合さんの物語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

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