小百合@謹賀新年
小百合@謹賀新年
あけましておめでとうございます。
小百合でございます。
旧年中は『小百合物語』を
読んでくださり
本当にありがとうございました。
おかげさまで2010年を迎えて
物語りも4年目に入りました。
これほど長く続くとは
思ってもみませんでした。
これも、ひとえに『小百合物語』を
読んでくださった貴方のおかげです。
感謝しております。
新年もよろしくお願い致します。
元旦には、いろいろと忙しくて
疲れてしまってお風呂にも入れず
1月2日の今日、初湯でございます。
あああぁ~♪~、いい気持ちですことォ~♪~。
貴方も、どうか初湯を楽しんでくださいまし。
湯上りに私が作ったお雑煮をどうぞ…
デンマンさん、明けましておめでとうござ~♪~ますゥ。今年もよろしくお願いいたしま~♪~す。
こちらこそ、よろしく。。。
ところで、小百合さんが気持ち良さそうに日本髪を結ったままでヒノキのお風呂に入っていますけれど、あたくしはどうなるのでござ~♪~ますか?
ん。。。?どうなるってぇ、どういうことですか?
あたくしも日本髪を結ってヒノキのお風呂に入って、小百合さんのように単独で、ご挨拶したいのでござ~♪~ますわ。
何で単独で挨拶するのですか?。。。こうして僕と二人で新年の挨拶するのが不満なのですか?
別に不満ではござ~♪~ませんけれど、たまには、あたくしのために小百合さんのような、かっこいい写真を作ってくださいましな。
あれっ。。。気づかなかったのですか?。。。僕は卑弥子さんのために作ったでしょう!?
あたくしのためにですか?。。。いつのことでござ~♪~ますか?
やだなあああぁ~。。。惚(とぼ)けないでくださいよう。。。こうして卑弥子さんと一緒に吹上温泉の湯滝に仲良く浸(つ)かっている写真を作ったでしょう!
でも、これはかなり以前に作ったものでござ~♪~ますわ。
だから、箱根の強羅(ごうら)温泉に行った時の写真も作ってあげたでしょう!?
僕は卑弥子さんのために、こうして夜と昼とダブルヘッダーになるように作ったのですよう。うしししし。。。
あたくしは小百合さんのように、かっこ良く単独でヒノキ作りのお風呂に格調高く入っているところを作っていただきたいのでござ~♪~ますわ。
卑弥子さん!。。。新年早々から7つの女の子のようにグダグダと聞き分けのない事をいつまでも愚痴らないでくださいよう。んも~~。。。
だってぇ、あたくしはデンマンさんと小百合さんのために、こうして一生懸命に『小百合物語』のホステス役を務めているのでござ~♪~ますわ。だから、たまにはデンマンさんも一生懸命になって、あたくしのために素敵なボーイフレンドがすぐ見つかるような写真を作っていただきたいのでござ~♪~ますわ。
だから、そうゆう写真も作ってあげたでしょう!?。。。忘れてしまったのですか?
デンマンさんが。。。、デンマンさんが。。。、あたくしのために、素敵なボーイフレンドがすぐ見つかるような写真を作ってくださったのでござ~♪~ますか?
そうですよう!。。。卑弥子さんに素敵なボーイフレンドがすぐ見つかるように、かっこよい写真を作ったのですよう。
マジで。。。?
やだなあああぁ~。。。もう、忘れてしまったのですか?
だってぇ、素敵なボーイフレンドがすぐ見つかるような、かっこいい写真をあたくしは、まだ見ておりませんわ。
つい最近も、その写真を卑弥子さんが記事の中で使いましたよう!
あたくしがですか?
そうですよう。
いつのことでござ~♪~ますか?
やだなあああぁ~。。。、マジで忘れてしまったのですか?
デンマンさん!。。。じらさないでくださいなア!。。。いつの記事に、そのかっこいい写真が出てきたのでござ~♪~ますか?
次の記事ですよう。。。思い出してくださいよう。
あらっ。。。カナダには痴漢は居ないのでござ~♪~ますか?
僕は20年以上カナダで暮らしているけれど、これまでに痴漢のニュースを一度も聞いたことがないですよう。
マジで。。。?
第一、満員電車や、満員バスが無い。
あらっ。。。そうなのですか?
それに、痴漢などしようものなら、カナダ人の女性は騒ぎ立てますよう!乗客がすぐに押さえ込んでしまうから、間違いなく警察に引き渡されて豚箱行きになります。よっぽどの愚か者でもない限り痴漢する男はカナダには居ません。
そうなのでござ~♪~ますか?
だいたい、先進諸国の中で満員電車に揺られて通勤しなければならないのは日本だけですよう!満員電車が無い社会インフラを作ることが日本ではぜひ必要ですよう。そうすれば、痴漢は無くなるのですよう。そうゆう社会ができれば、日本人の精神衛生もぐっとあがって、教養も高くなって、国際的になり、痴漢しようというような低俗社会人の傾向が無くなるのですよう。
つまり、そうゆう低俗社会人を増やしている日本の政治が悪いのですわね?
その通りですよう。痴漢が居る先進諸国など日本以外には無いのではないか!?
マジで。。。?
とにかく、満員電車の無い日本を作るだけの政治家が居ない!いつまでたっても、国民のための政治をやってないのですよう。本当に国民のための政治をやる気があならば、まず日本から満員電車を無くす事ですよう!
そうですわね。
ところで、どうして卑弥子さんは12人の痴漢犯罪者を捕(つま)まえることができたのですか?
あらっ。。。デンマンさんは、ご存じなかったのでござ~♪~ますか?
知りませんよう。ジューンさんは、そこまで話してくれませんでした。中には冤罪だと言って卑弥子さんに毒づいた痴漢も居たでしょう?
居ましたわ。“俺はやってない!”と言い張った愚かな男も居ましたわ。
それなのに、12人の痴漢のうち12人までを有罪にしてしまった、その秘訣って何ですか?
あらっ。。。デンマンさんは本当にご存じないのでござ~♪~ますか?
知りませんよう。教えてください。。。お願いしますう。
分かりましたわ。。。では、ウェブカムの前ですけれど、下着姿にならせていただきま~♪♪~すう♪。。。
タラぁ~♪~
あららああァ~~!ビックリしたなあああァ!
デンマンさん!。。。ちょっとオーバーでござ~♪~ますわよう!
僕は、何もブラとパンツになれ!なんて言ってませんよう!。。。どうして十二単を脱いでしまったのですかア?
だってぇ~、12人の痴漢のうち12人までを有罪にしてしまった。その秘訣をデンマンさんは知りたいのでしょう?
そうですよう。
だから、あたくしはこうして下着姿になったのでござ~♪~ますわ。
その。。。その。。。そのパンツに何か仕掛けがあるのですか?
そうでござ~♪~ますわア。。。このパンツは何を隠そう。。。ハイテク・パンツなのでござ~♪~ますわ。
ハイテク・パンツ。。。?
そうですわァ~。。。特殊加工が施(ほどこ)されていて痴漢の指紋をバッチリと記録してしまうのですわ。おほほほほほ。。。
こうして卑弥子さんは誇らしげにハイテク・パンツを見せたでしょう!?
そうでござ~♪~ますわ。
だから、そのために僕は卑弥子さんに素敵なボーイフレンドがすぐ見つかるように魅惑的な写真を作ったのですよう。
でも。。。、でも。。。、あたくしがハイテク・パンツを穿いている事が分かったら素敵なボーイフレンドも寄り付きませんわ。
あのねぇ~。。。、卑弥子さんは、男がすべて痴漢だと思い込んでいるのですか?
だってぇ~。。。、男の人ってぇ、たいてい痴漢したいと思っているのでしょう?
あのねぇ~。。。、思っていることと、実際に痴漢することの間には月とスッポンほどの隔(へだ)たりがあるのですよう。
つまり。。。、つまり。。。、デンマンさんも痴漢したいと思っているけれど、勇気がないので痴漢できないのですわねぇ~。。。うふふふふふ。。。
やだなあああぁ~。。。、色眼鏡で僕を見ないでくださいよう。。。男は確かに魅惑的な女性に接近したいと思うのですよう。でもねぇ、その接近の方法は男によって実にさまざまです。
それほど接近方法に違いがあるものでござ~♪~ますか?
そうですよう。。。日本の政治的貧困のために、どうしても低俗社会人が増えてしまう。
低俗社会人の男が痴漢するのでござ~♪~ますか?
そうですよう。。。満員電車の中で触り心地の良さそうな美人に近づいて、許可もなくスカートをたくし上げて女性の大切なところを触ろうとする。
あらっ。。。あたくしは触り心地の良さそうな美人に見られているのですわねぇ~。。。うふふふふふ。。。
卑弥子さん!。。。喜んでいる場合じゃないですよう!。。。相手は低俗社会人の男なんだから。。。!
分かりました。。。つまり、デンマンさんは低俗社会人の男ではないとおっしゃるのでござ~♪~ますわね?
そうですよう。。。僕は国際人ですからね。。。うししししし。。。
。。。んで、国際人の場合には触り心地の良さそうな美人を見るとどうするのでござ~♪~ますか?
その事については僕はすでに記事に書きましたよう。
あたくしは覚えておりませんわ。。。いったい、どの記事でござ~♪~ました?
次の記事ですよう。思い出してくださいね。
触り心地の良さそうな美人に
出会った時の見方
英文法の先生で、とてもユニークな先生が居ましたよ。ユニークと言っても、このエピソードがあったから、僕はこの先生がユニークだと思うようになったのですよう。寺田先生と呼ぶ事にします。僕は名前を忘れてしまったのですよ。思い出せません。まだ入学して日の浅い頃でした。春から夏になる頃の話です。
その寺田先生は女性でござ~♪~ますか?
もちろん、男の先生ですよ。女性の先生は一人も居ませんでした。当時、埼玉県の有名校は別学だったのですよ。熊校(県立熊谷高校)は男子校でした。
その先生は、どのような感じの先生でござ~♪~ますか?
山岳部の顧問をしている先生でした。また、油絵を描くのが趣味でしたよ。どちらかと言えば寺田先生は、あまりパッとしない先生なのですよ。40代だったでしょうか。。。山岳部の顧問と言う響きから山男か?というと、そういう印象でもない。がさつな感じでもない。そうかと言って繊細で洗練されている印象でもない。ざっくばらんで自然体、と言う感じでしたね。
。。。んで、どのような事があったのでござ~♪~ますか?
いつものように、とりわけ変わった事もなく授業は進んでいったのですよ。僕は、寺田先生の教え方がうまいと思った事もなく、とりわけ魅力的な授業をする先生だ、と思ったこともない。いわば、いつもどおりにマンネリ化した、興味のあまり感じられない授業を進めていましたよ。
それで。。。?
ふと、先生は窓の外に眼をやったのですよ。当時の校舎は木造で、僕のクラスは学校で最も古い昭和の初期に建てられた木造平屋の教室だったのですよ。寺田先生は、しばらく黙って外を見ていた。生徒の幾人かは、オヤっと思って先生の目線の行き着くところを見定めるような風でした。でも、ほとんどの生徒は無関心に教科書を見たりノートに落書きをしているようでした。僕は先生が何を見ているのだろか?と思って窓の外を見たのだけれど、僕の座席からでは窓の外の風景は垣根と空だけしか見えない。
それで。。。?
先生は、感極まったように言ったものですよ。
“う~~ん。。。いい尻をしているなあぁ~”
つまり、先生は窓の外を通る女性を眺めていたのですか?
そうですよ。生垣(いけがき)の向こうは砂利道になっていて、そこを女性が歩いてゆくのが見えたのでしょうね。僕の座席からでは人が通る様子は全く見えないのですよ。先生は窓辺に立っていたから見えたのでしょう。
それで。。。?
“オイ、いいケツだとよォ~” クスクスっと笑って、僕の後ろに居た原島君などは、ポルノ雑誌を見たようなエロい笑いをもらしながら、僕の背中を小突(こづ)いたものですよ。教室の、そこここで、くすくす笑いが起こりました。先生も皆に聞こえるような声を出した事に初めて気づいたかのようにニヤニヤしながら、教壇の方に歩いてゆきました。
デンマンさんは、どう思ったのでござ~♪~ますか?
女性の尻を見て、その素晴しさに感極まるような感嘆を漏らす人が僕以外にもやっぱり居るものだ、と僕は半ば同志に巡り会ったような気持ちでしたよ。
つまり、高校1年生のデンマンさんは、すでに女性のお尻を見て“う~~ん。。。いい尻をしているなあぁ~。。。”と、感嘆したことがあったのでござ~♪~ますか?
ありましたよ。声には出さなかったけれど、まさに声に出てしまうほど感嘆したことが何度もありましたよ。
。。。んで、そのように感嘆してしまう素晴しいお尻って、一体、どのようなお尻なのでござ~♪~ますか?
これは個人、個人によってだいぶ違うと思うのですよゥ。美意識の問題ですからねぇ。でも、卑弥子さんが僕にマジで尋ねるのならば、僕はシャロンさんの次の写真を見せる他に思い浮かびませんよう。
うふふふふ。。。このようなお尻が素晴しいのでござ~♪~ますか?
卑弥子さんは、同性として何か感じるものはないのですか?
確かにシャロンさんは、きれいな方だとは思いますわ。でも、特にお尻に魅力を感じる事はござ~♪~ませんわ。
そうですかぁ~。。。でも、着こなしがセクシーだとか。。。そのように思うことはありませんか?
う~♪~ん。。。確かに、着こなしが洗練されていると思いますわ。でも、芸能人の写真を見るようで、身近な美しさを感じませんわ。
なるほどねぇ~。。。そういうものですかぁ~。。。確かに人体の一部に感じる魅力は人によって違うのでしょうね。寺田先生も、クスクス笑う生徒を見て次のように言ったものですよ。
“まだ、君らには分からないかもしれないなぁ~”
「いえ、先生、僕には分かりますよ」 僕は手を上げて寺田先生に、そう言いたい衝動に駆られたものですよう。
そのようなエピソードがあったので、デンマンさんは寺田先生がユニークだと思うようになったのでござ~♪~ますか?
そうですよ。思っていても、なかなか生徒の前で口に出せるものではないですよ。それを自然体で感嘆し、自然に口に出す。凡人には、なかなかできない事だと僕はその時に思ったものですよ。考えてみたら、寺田先生は油絵をやりましたからね、当然デッサンなどで女性のヌードを描いていたと思うのですよ。
つまり、生垣の外を歩く女性を、寺田先生はヌードをデッサンするような目で眺めていたと。。。デンマンさんは、そう思うのでござ~♪~ますか?
そうですよ、常日頃から美術的に女性の美しさを見出そうとしているような習慣ができていない限り、授業中に窓から見えた女性の尻の美しさに感嘆できる人はまず居ないですよ。しかも、生徒の前で、自然に感嘆の言葉を漏らすのですからね。
その事がデンマンさんには、とっても感動的だったのでござ~♪~ますか?
そうですよ。
国際人というのは芸術的センスを持っているのでござ~♪~ますか?
あのねぇ、国際人になるには、あたりまえのことだけれど、国際的センスが重要なのですよう。だから、特に芸術的センスは必須ではないのだけれど、国際人と呼ばれる人は、たいてい芸術的なセンスも兼ね備えているものですよう。
。。。んで、デンマンさんの場合にも触り心地の良さそうな美人を見ると、痴漢せずにデッサンしようとなさるのでござ~♪~ますか?
そうですよう。。。ハイテク・パンツを穿いた卑弥子さんのような人を痴漢したら、間違いなく有罪になって“痴漢”というレッテルを貼られて社会的に葬られることになりますからね。そのような社会的に危険な事をするのは愚か者以外の何者でもないのですよう。
つまり、触り心地の良さそうな美人を見ても、痴漢するよりもデッサンした方が芸術的で、国際的なのでござ~♪~ますか?
いや。。。デッサンしたからって国際人になるわけではないけれど、痴漢して逮捕されることを思えば、少なくとも低俗ではないのですよう。
。。。んで、マンさんも自分が低俗ではないと信じ込んでいるのでござ~♪~ますか?
もちろんですよう。。。うししししし。。。
低俗ではないという確固とした証拠でもあるのですか?
卑弥子さんは疑い深いのですねぇ~。。。次の記事を読めば、僕が触り心地の良さそうな美人を見て、痴漢せずにデッサンしたことがはっきりと読み取れますよう。
分かるやろう?。。。わての愛がめれちゃんのコップの中にいっぱい入っているねん。今でも、この状態に変わりがないねん。
マジで。。。?
もちろんや!。。。でもなァ、めれちゃんは、わての愛が小百合さんのコップにすべて移動したと思い込んでしまった。
だってぇ、そうですやん!。。。わたしのコップは、今、空っぽやでぇ~。。。あんさんは、わたしを裏切って、わたしを見捨てて小百合さんに乗り換えてしまったのですやん。
だから、独占欲の強い女は、そう思うのやがなア!。。。あのなァ~。。。、電車を乗り換えるように言うないなア~!。。。めれちゃんも小百合さんも電車じゃないのやでぇ~。
そんな事は分かってますう!
だったら、そう簡単に電車を乗り換えるように、人間を乗り換えることはできへんのやでぇ~。
あんさんならばできますう。
わてをスーパーマンみたいに言いないなァ!。。。あのなァ~、今でも、めれちゃんのコップには次の図のように、わての愛がいっぱい入っているのやでぇ~。
あんさんは、絵を描いてわたしをごまかすつもりなのォ~?
何を言うてんねん!。。。めれちゃんは幼稚園の園児じゃないのやでぇ~。。。そんなつもりはあらへんでぇ~。。。
だったら、絵など描かへんでもよろしおますう。。。こんな絵など誰だって描けますがなァ。。。こんな絵を見させて、それでわたしを説得するつもりなのォ~?
あのなァ~。。。誰が見ても分かり易いように絵を描いたまでやんかァ!
つまり、あんさんは、わたしと小百合さんの両方を愛したいねん。要するに、あんさんは浮気がしたいねん。こんな絵を見させられただけでは、あたしは騙されへんでぇ~。。。
やだなあああァ~、んも~~。。。わてが絵を描いて、めれちゃんを騙そうとしていると思ってるのかァ~?
そうですう。。。あんさんは絵を描くの好きなのやア。。。だから、小百合さんを見て次のような絵を描いてましたやんかア!
めれちゃんは、また誤解してしもうてるでぇ~。。。これは小百合さんではないねん。安子さんやがなァ~。
とにかく、あんさんは、こうしてわたし以外の女性のヌードを描いてますねん。。。つまり、裸のお付き合いをしていると言うことですやん。
あのなァ~。。。それも、めれちゃんの誤解なのやでぇ~。。。
誤解も六回も七階もありませんがなア!。。。こうして安子さんのヌードを書いていると言うことは、安子さんと裸のお付き合いをしたと言う事ですがなア!
あのなァ~。。。、安子さんは、こうして寝そべって“デンマンさん。。。(痴漢するのやったら、)これで私のヌードを描いておくれやすゥ”。。。こう言ったのやがなァ。。。それで描いたのが上のヌードなんやでぇ~。。。
信じられまへん。
だったらなァ、次の記事を読めば分かるがなァ。。。そうすれば、めれちゃんの誤解が解けるねん。
いづれにしても、あんさんは気が多いのですねん。ちょっと魅力的な女性が現れると、すぐに鼻の下を伸ばして“おいど”を追い回すのですやん。
これはマジなお話でござ~♪~ますか?
僕が、この場の思いつきで書いたのじゃないことは上のリンクをクリックして記事を読めば分かりますよう。
でも、その記事の内容がデンマンさんの妄想だということも充分に考えられますわ。
あのねぇ~、たとえ妄想だとしても、触り心地の良さそうな美人を見て痴漢するよりも、デッサンした方がよっぽど芸術的で高尚な行為なんですよう。
そうでしょうか?
卑弥子さんは、本当に疑い深いですねぇ~。。。じゃあ、僕が言う事は信じないようだから、この際、江戸川乱歩先生の言葉を書きますから読んでくださいね。
ここにもし、それらのものとは全く違った、また目新しい、「今一つの世界」があって、魔法使いの呪文か何かで、パッと、それがわれわれの目の前に現れたなら、そして、たとえば竜宮へ行った浦島太郎のように、その世界で生活することができたなら、われわれはまあどんなに楽しく生甲斐のあることでしょう。
でも、われわれは浦島太郎にはなれっこない。そんな「今一つの世界」なんてあるはずもなく、そこへ住むなんて思いもよらぬことだ。われわれはやっぱり、このきまりきった、面白くもない日常茶飯事を繰り返して行くほかに生き方はないのだ、とおっしゃるのですか。だって「今一つの世界」を求めるわれわれの欲望の烈しさは、どうして、そんなことをいってあきらめていられるものではないのですよ。
ご覧なさい。子供がどんなにお伽話をすくか、青年がどんなに冒険談をすくか、それから大人のお伽話、冒険談は、たとえばお茶屋の二階、歌い女、幇間(ほうかん)。それぞれ種類は違っても、われわれは一生涯、何か日常茶飯事以上のもの、「今一つの世界」を求めないではいられぬのです。お芝居にしろ、音楽にしろ、絵画にしろ、小説にしろ、それらはみな見方によっては、人間の「今一つの世界」への憧憬から生まれたものではありませんか。
暑中には避暑をする。それは何も暑さを避けるためばかりではないのです。われわれはここでも「今一つの世界」を求めている。飽き果てた家庭を離れて、別の世界へ行きたがっているのです。
もろもろの科学にしても、やっぱり人間のこの欲望の現われではないでしょうか。例えば天文学者は星の世界に憧れているのです。歴史家は遠い昔の別世界に思いを寄せているのです。動物や植物の学問はもちろん、生命のない鉱物にだって、薬品にだって、やっぱり「今一つの世界」を見出すことができないでしょうか。
古来のユートピア作者達が、それを夢見ていたことは申すまでもありません。さらにまた宗教ですらも、天上の楽園と言う「今一つの世界」に憧れているではありませんか。
ある型に属する小説家は、誰しも同じ思いでしょうが、わたしもまた、わたしの拙い文字によって、わたし自身の「今一つの世界」を創造することを、一生の願いとするものでございます。
(130 - 132ページ)
江戸川乱歩全集 第30巻 「わが夢と真実」
光文社文庫 2005年6月20日 初版1刷発行
江戸川乱歩(左)と三島由紀夫
『上流夫人 (2008年8月30日)』にも引用している。
この「今一つの世界」がどうだと、デンマンさんはおっしゃるのでござ~♪~ますか?
つまりねぇ、満員電車の中の低俗な社会人は、毎日の単調な生活に死ぬほど退屈して「痴漢の世界」にスリルと生きがいを求めて、触り心地の良さそうな美人を見ると、ムラムラとなって接近してゆく。
その低俗な社会人にとって痴漢することが「今一つの世界」なのでござ~♪~ますか?
そうですよう。
。。。んで、デンマンさんの「今一つの世界」は。。。?
だから、“デッサンの世界”ですよう。。。それに、こうしてブログを書きまくる“ブログの世界”ですよう。
あたくしの場合には“源氏物語の世界”でござ~♪~ますか?
そうですよう。。。卑弥子さんもやっと分かってくれたようですね?
ですってぇ~。。。
確かに、デンマンさんの言われた通りかもしれませんわ。
いえ。。。デンマンさんじゃなくて、元をただせば江戸川乱歩先生の言ったことですわ。
そうですよね。
低俗社会人は満員電車の中で“痴漢の世界”にスリルと快楽を求めるのかもしれません。
そして、低俗な芸能人は“覚醒剤の世界”にスリルと快楽を求めるのかもしれません。
そうですよね。
あたくしも、やっと納得いたしましたわ。
あなたは、いかがですか?
とにかく、まだまだ興味深い話題が続きますわ。
あなたもどうか、また、あさって読みに戻ってきてくださいましね。
では、また。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
■『大阪の歴史馬鹿(2009年9月22日)』
■『「蒲団」と「田舎教師」(2009年9月24日)』
こんにちは。ジューンです。
そうですわ。
クリスマスには、ちょっとセクシーな
サンタの衣装を着せられて
パーティーでコスプレしたのでした。
とにかくクリスマスシーズンは疲れますわ。
それも終わって、
日本ならば、お屠蘇(とそ)気分ですよね。
正月はゆっくりしたいと思います。
あなたも、どうか良いお正月をお迎えください。
ところで、英語の面白いお話を集めました。
時間があったら覗いてみてくださいね。
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
2010年2月5日 6:28 午前 |
[…] 『小百合@謹賀新年 (2010年1月2日)』に掲載 […]
2010年2月26日 6:52 午前 |
[…] 『小百合@謹賀新年(2010年1月2日)』にも引用している。 […]
2010年3月2日 8:27 午前 |
[…] 『小百合@謹賀新年』にも引用している。 (2010年1月2日) […]
2010年3月7日 6:43 午前 |
[…] 『小百合@謹賀新年』にも引用している。 (2010年1月2日) […]