夏目漱石の話


 
2008年7月29日 火曜日
 
  
夏目漱石の話
 
 
女と味噌汁
 
 

ブログ・デビューかな?

投稿日時: 2007-11-16 13:20

1ヶ月の間 電話をしたり、会ったり
デンマンさんの生活におじゃましたので
恐縮していますが、楽しかったです。

さらにブログにまで登場させてもらえて うれしいです。

レンゲさんも、ずーっと長い間サイトの中で
生き続けていて、楽しそうですね。
レンゲさんと共存共栄したいですよ。

by 小百合

小百合さんにそう言ってもらって僕もメチャうれしいですよ。
\(^_^)/ キャハハハ。。。

今年5月 ぐらいからです。 こんな忙しくなったのわ。
その前は 父も母も自分で歩けて、洗濯したり、ゴミだししたり、
不自由なく元気でした。

土、日は 東京や横浜、軽井沢が好きで 子供を連れていくので車で移動してました。
その道中をいつも気をつけろ!と父は ハラハラ心配して電話をくれました。
冬にスキーにいくと言えば雪道を心配して、両親は寒いからと。。。

毎年の夏休み Vancouverの飛行機を心配して、
私からの電話をどれだけ首をながくして待ってたか。
BC Tel で電話番号をもらうと いつも違う番号で。。。
それをメモして 長い番号にもかかわらず
日本から電話を良くくれて 私達を心配してくれました。
でも両親をVancouverへ1度も連れて行かず、 絵はがきだけでした。

うん、うん、うん。。。そうですか。。。
家族和気藹々(わきあいあい)で楽しい雰囲気が感じられますよ。
良いおとうさんだったのでしょうね。

お父さんが亡くなって、お母さんも力(ちから)を落としたでしょう。

今まで、自分のことだけ でした。 
普段は?というと、主人とは別世帯で 私は山に住んでました。
熊がでると心配され でも私は怖くなかった、
もう10年ちかく鉄砲をもってます(射撃の散弾銃です)
山の人は知っていて 私に言い寄ってきません。

小百合さんが静かな山のたたずまいを愛しているとは
ちょっとばかり意外でしたが、
平安時代に生まれ育った事になっている“卑弥子”さんの“奥ゆかしさ”に通ずるのかもしれませんね。
\(^Д^)/ギャハハハハ。。。。

小百合さんは魅力的な女性だと思います。
言い寄りたい人は居たと思いますよ。
(*´ー`) フッ

父が 1年半ぐらい前に 肺がん といわれ、なるべく
近い 佐野に移ったのです。
本当は 人の面倒も旦那の面倒も みない私なんですよ。
強いというか勝手な人です。

お互いに自由を尊重しあっているんでしょうね。
僕の知り合いやお客さんの中には結婚していてもお互いの自由を尊重しあっている人たちが多いですよ。
でも、気ままに不倫して、いい加減な人は居ないですね。

やはり家族を大切にしている人がほとんどです。
家族を大切にしない人は人間失格だと僕は信じていますよ。

主人とは15才違うので、どこ行ってもいいけど
子供と一緒に行くのが条件です。

一度だけ電話に出た旦那の声を聞きましたが、
声の印象では優しそうな穏やかな人だと言う感じを持ちました。
小百合さんは可愛がられているんだなあああぁ~。。。
そう思いましたよ!
\(@_@)/

ご飯も私が とぐとまずいらしいのです。
泡たて機でかきまわすだけですので。。。
それで、ご飯を炊く事は余りありません。

味噌汁は朝のまないので主人が作って子供にだします。
全然 私は女っぽくないのですよ。
デンマンさんは私を少し美化していますわ。

念のため。。。

by 小百合 

 (*^ー^);    
たまには 絵文字

そうですか?
料理は自慢しないのですね?

しかし、料理、洗濯は女性の必須条件ではなくなりましたよね。

むしろ、料理、洗濯に開放されて、
真の意味で女性も人間になれる時代になったと言うことでしょうね。

小百合さんが自由に活き活きと、すがすがしく生きている。
僕はそんな印象を持ちました。

人間の精神はいつも自由であるべきですよね。
もちろん、家族を大切にすると言う責任を持ちながら。。。

自由な精神を抱いて、
心を解放して大きく世界に羽ばたいて生きてゆきたいものです。
人間は一度だけしか生きられないのですから。。。

小百合さんが自由で、ますます魅力的な女性になってゆく事を信じて疑いませんよ。
では、また。。。

by デンマン

♪(*^▽^*)ノ


『21世紀の小百合さん (2007年11月20日)』より

デンマンさん。。。ずいぶんと小百合さんを庇(かば)っているのでござ~♪~ますわねぇ~

ん。。。?僕が小百合さんを庇っている。。。?

とぼけないでくださいなぁ~。戦前であれば、味噌汁を朝食に作らない女なんて、三行半(みくだりはん)を突きつけられて離婚させられるのでござ~♪~ますわ。

三行半なんて古いものを持ち出しましたね。それって、江戸時代の話じゃないですか?

とにかく、朝食に味噌汁を作るのは女の務めでござ~♪~ますわ。

卑弥子さんは平安文学を研究しているせいか、かなり封建的な事を言いますねぇ~。

決して封建的ではござ~♪~ませんわ。味噌汁を作るのは女って決まっているようなものでござ~♪~ます。

卑弥子さんが、そのような事を言うとは思わなかったなあああぁ~。

だってぇ、食事の支度をするのは女の役目。朝食に味噌汁を作るのは、だから、当然女のすることでござ~♪~ますわ。旦那さんが亭主関白ならば、小百合さんは、今頃、バツイチでござ~♪~ますう。

卑弥子さん!。。。あなたは、小百合さんに対して厳しい事を言うのですねぇ~。

デンマンさんが小百合さんに甘すぎるのでござ~♪~ますわ。

僕が甘すぎるのではないですよう。それを言うのであれば、小百合さんの旦那こそ甘いと言うべきですよう。そう思いませんか?

う~♪~ん。。。確かにそうでござ~♪~ますわ。あたくしが男ならば、味噌汁を作らない妻とは、すぐに離婚してしまいますわ。

卑弥子さんは見かけによらず厳しい事を言うのですね。。。味噌汁を作らないと言う理由で離婚を申し立てたら、おそらく基本的人権を無視したと言うことで、その夫は逆に罰せられるかもしれませんよう。

なぜでござ~♪~ますか?

男女同権の世の中ですよう。最近の若い夫婦は、家事や育児を分担してやっていると言うじゃありませんか?

デンマンさんも、家事や育児を分担してやっていたのでござ~♪~ますか?

僕も直美も若い頃から、小百合さんじゃないけれど、別居同然に暮らしていましたからね。直美は熊谷市でブティック・フェニックスを経営していたから、直美のお母さんがずいぶんと子供たちの育児に協力してくれたのですよう。僕はバンクーバーで単身で生活していましたからね、当然、食事は自分で作って食べていましたよう。

奥様と一緒に居る時には、どちらが味噌汁を作るのですか?

たいてい直美が作りますよう。でも、直美が忙しい時には僕が作ることもありましたよう。いつもは一人分だけれど、量を多くして二人分作ればいいだけの事ですからね。

でも、上の小百合さんの書いた文章を読む限り、小百合さんは全く味噌汁を作らないようでござ~♪~ますわ。

僕はねぇ、小百合さんが味噌汁を作らない事にこだわるよりも、むしろ、そのような小百合さんと離婚せずに、せっせと子供のために味噌汁を作ってあげる旦那の方に注目すべきだと思うのですよう。

どう言う事ですか?

つまり、小百合さんは旦那の期待にも一応答えているのですよう。要するに、味噌汁は作らないかもしれないけれど、小百合さんは妻の役目、母親の役目を充分に果たしているという事ですよう。

旦那さんの目に、小百合さんは妻として母として合格点を取っていると言う事でござ~♪~ますか?

そうですよう。小百合さんは、決して夫をおろそかにしているようには見えないし、家庭をないがしろにしているようにも見えない。これまでの小百合さんのメールや投稿を読む限り、旦那さんは、いろいろと小百合さんを労(いた)わっているようなところが見受けられるのですよう。

例えば、どのようにでござ~♪~ますか?

小百合さんが書いた次の投稿を読むと、旦那が小百合さんを労わっている様子がよく分かりますよう。

お産の次につらかった

投稿日時: 2008/5/16 2:22 (ロンドン時間)
日本時間: 5月16日 午前10時22分
バンクーバー時間: 5月15日 午後6時22分


はい デンマンさん 全部TOPIC 読んだつもりですが。
この前 サブイー。 と送った後
ものすごく 悪くなって、 昨日は意識がないくらい
病院にいってから ねこくってました。

すいませーん。

なにしろ 「サブイー。」 と送ったあと 夜から
全然 水道のように 鼻水がとまらず、頭痛が
薬を飲んでも やまず、1晩中 痛くて 眠れなかった
のです、あんな ひどいのは 久しぶりでした。

朝方 主人にいったら あきれて「起きなくて イイから
寝てろ」 と! 主人が長男坊の お弁当作って

朝の4時ごろから 早く病院が開かないかな!!!
って 泣いてしまいました。

この町では大きい総合病院に1番のりで受付して
医者が言うには ふくびく炎 というもので風邪のウイルスが鼻の穴でなくて
骨の方に入ったという事でした。

そうなんですよ 顔のほほ骨 目の周りの骨 こめかみ
上あごの骨が 痛くて痛くて 歯まで 痛くなって
ウイルスを殺さないかぎり 頭痛薬では 痛みが
取れない ということでした。

デンマンさんはこんな 痛み経験したことが ないから
想像できないと思うけど、お産(出産)の次に
つらかった 痛みでした。 ハぁ~
そんな訳で 昨日は 昼間 薬がやっと効いて
ねこくってました。

全部TOPIC 読んだと思うけど、また 後で確認します。
Private Messages も後で 試してみますね。
 
やっぱり デンマンさん ソースのシミ なめたのね。
魔法にかかったのは なめたからよ。

少し おふとんこ もぐります。また後で

小百合より


SOURCE: Fuji & Kato Private Forum 『風邪っ子』スレッド
“Beaverland e-XOOPS”


『愛の形 (2008年6月5日)』より

小百合さんは子供の頃から“風邪っ子”で、風邪をひきやすい体質なのですよう。病弱と言うほどではないかもしれないけれど、ストレスが溜まったり、疲れていると、上のような訳の分からない病状になってしまう。

それを知っているので旦那さんが小百合さんを労わっていると。。。?

そうですよう。真美さんの家庭とは全く違った雰囲気を卑弥子さんも感じ取る事ができるでしょう?真美さんの家庭の様子をちょっと読んでみてくださいよう。

オンナは永遠に「恋」をしたい

2007年11月22日10時30分

六本木のサルサパーティに行ってみると「恋人のいるお金持ちミセス」のオンパレードだ。
聞いてみると「ダンナは社長・・・仕事が忙しいので、帰るといつも疲れて、家で子供とテレビを観ている」とのこと。
昔はオトコが外で遊び、オンナは家庭を守るという図だったのが、
一体いつの頃から逆転したのだろうか?

ご主人が貿易会社の社長で、サルサ歴3年の真美さん(39歳)は
今3人目のパートナーと付き合っている。

「主人(43歳)は私の顔を見ると『疲れた』『疲れた』を連発し、
食事の後はゴロゴロとソファに寝転がってテレビばかり観ています。
私には『疲れてるからキミの夜の相手はできないよ』と
毎日私に向かって言っているように感じます。」

真美さんは、このように話す。
現に、彼女はこの5年間、ご主人との夜の生活は皆無で、
最近ではもっぱら恋人が相手だそうだ。

出典: 『ライブドアニュース (2007年11月22日)』


『一線を引く (2008年7月1日)』より

確かに、違いますわ。真美さんの家庭は崩壊寸前と言う状態ですわ。崩壊していないのは旦那さんも真美さんもお互いに無関心だからでござ~♪~ますわ。

真美さんは自分が女っぽい女だと信じながら、永遠に恋をしたいと思っているのだと思いますよう。

小百合さんは、ご自分で女っぽい女じゃないと認めているようでござ~♪~ますわね。

“女っぽい女”と言うのは、人によって定義がかなり違うものだと思いますよう。小百合さんにとって“味噌汁を作らない”という女は、女っぽくないのですよう。おそらく、旦那からも、そう言われたのでしょうね。小百合さんにとって、レンゲさんのような女がロマンチストで女っぽい女なのですよう。

夢のバンクーバー
 
 
2004-8-16 19:46
 
 

 
 
ご苦労様、
ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、デンマンさんにエスコートされて、のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

わたしの精神年齢は32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが多かったのですが、そういった時に、わたしは大人になれるのかもしれません。

でも、妄想にふける
中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、不安にさまよう4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・
(自分では自慰行為と呼んでいますが)
人に見せるのも、まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

デンマンさんが感想を書いて下さって、
冗談ぬきで、舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

デンマンさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、
少し不安です。

わたしがデンマンさんの“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせてしまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、心配になっています。

それにしても、わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはデンマンさんを独占してしまったのですから…
本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、残りをお答えしますね。

by レンゲ


『どうしたら大人の恋になるのですか?』より
 2006年01月17日(火)

この手記を書いたレンゲさんを引き合いに出して、小百合さんは次のように書いていました。

デンマンさんは、私がレンゲさんのような

ロマンチックな女だと期待しているようですが、

私は、そのような女っぽい女ではないのですゥ。

主人は私のことを「中性脂肪」だと言います。

つまり、女っぽくない脂肪の塊だと。。。


『夢とロマンの軽井沢 (2008年7月19日)』より

旦那さんは小百合さんを労(いた)わっている割には、ずいぶんとすっご~♪~い事を言うのでござ~♪~ますわねぇ~。あたくし、このようなことを言われたら、かなり落ち込んでしまうと思いますわぁ~。

ほォ~。。。卑弥子さんでも落ち込む事があるのですか?

デンマンさん!。。。あたくし、これでも繊細な女心を持っているのでござ~♪~ますわア。

人は見かけによらないと言うけれど。。。

あたくしは図太い神経を持っているように見えるのでござ~♪~ますか?

どちらかと言えば、繊細というよりは図太い神経を持っているような印象を僕は受けるのですよう。うしししし。。。

デンマンさんは、あたくしを理解しているつもりでしょうが、5年お付き合いをしているというのに、あたくしの繊細さが全くお分かりになっていないのでござ~♪~ますわね。

うん、うん、うん。。。確かにねぇ~、人を理解するという事は難しいのですよう。実際、小百合さんの旦那は、小百合さんのことを“中性脂肪”と呼ぶけれど、僕には、小百合さんは、とっても女っぽい女に見える。

それは、デンマンさんが、そのように思い込もうとしているからでござ~♪~ますわ。

僕は、決してオツムの中で小百合さんを理想化しているわけではないのですよう。鏡に映して見ないと自分の表情が見えないように、小百合さんは自分の女っぽさを、鏡に映して見ていないのです。

そう言うものでござ~♪~ましょうか?

夏目漱石の孫が次のような事を言っていますよう。

人は、接する相手によって意識、無意識的に言動も人格像も
微妙に(あるいは大きく)変わるし、
本質的な欠損や美点は案外自分には分からず、他人にしか見えない。

でもそれが、人がこの世で生きていると言うことだ。
「自分の事は自分が一番良く分かる」というのは、
たしかに一半の真理だが、一半でしかない。
残りの半分は、むしろ本人にはわかり得ないものだ。


夏目房之介・著書『孫が読む漱石』
(255ページの終わりから256ページにかけて)

どうですか、卑弥子さん。。。?自分の事は自分が一番良く知っているつもりでも、意外に自分では気づかない事ってあるのですよう。

小百合さんにも見えない、旦那さんにも見えない“女っぽい女”を、デンマンさんは、小百合さんの中に見ている、とおっしゃるのでござ~♪~ますか?

そうですよう。

。。。んで、小百合さんの、どのような所が女っぽいのでござ~♪~ますか?

例えば、次のようなところですよう。

前略

かなり急いでやって来たので

なんとなく急(せ)いてます。

まだ、小旅行の途中ですが、

小切手同封します。

アレぇ~~

ちょっと慌てたのでついてしまいました。

上のシミ、何だか分かりますか?

ゼリーフライのソースです。

うふふふふ。。。

食べながら書いているのが

バレてしまいましたね。

代わりの便箋がないので

この便箋で送りますよう。

急ぎます。

駆け足。。。駆け足。。。

どこの郵便局から送ったか?

分かりますか?

分かりますよね?

うふふふふ。。。

早々

小百合より。

5月1日


『メルヘンの夢とロマン』より
(2008年5月10日)

こういう文章を書く小百合さんに、僕はとっても“女っぽい女”、“かわゆい女”を感じるのですよう。卑弥子さんにも僕の言おうとしていることが分かるでしょう?

つまり、夫婦でも、お互いに見えない部分があるとデンマンさんは信じているのでござ~♪~ますか?

そうですよう。夏目漱石の孫が書いた本を読んだ後で、僕は、たまたま大岡信さんが書いた『拝啓 漱石先生』を読んだのですよう。

。。。んで、漱石の孫の夏目房之介さんと似たような事を書いていたのでござ~♪~ますか?

うん。。。確かに似たような事を書いていたのだけれど、もっと鋭い目で漱石先生を見ていましたよう。漱石先生が亡くなったために未完で終えた『明暗』について次のように書いていました。

人を理解するという事は

とっても難しいということ…

ここで明らかなのは、漱石の人間認識がとぎすまされた結果、人間同士の相互認識などまったくあてにはならないものだということだけを最後に見出しているような、そうした、冷徹な懐疑主義だけである。
漱石は、人間関係の生臭いまでの悪臭の中に身をさらしながら、それらを裸にしてみせ、しかもその裸にされた人間たちがいかに不可解であるかについて、いうならば懐疑しているのである。
人間は裸にしてみればみるほど信じがたいももだという認識が、『明暗』を通じて流れる認識の基調である、といっていい。(183ページ)

残された唯一の解決は、行動による溝の否定でしかない。そして漱石は、そこに次第に近づきながらも、その究極的な答えを見出すことなしに『明暗』を中絶して死なねばならなかったのであった。実際には、漱石が溝の克服として行動の世界を見出していたかどうかということも、決して明らかであるわけではない。ただ、認識自体の不確実性を『明暗』においてのごとく究極的に検討しつくせば、残るものとしては認識の否定でさえある行動のみだということが、想像されるばかりである。(184ページ)

事実、ここでは人間の無力さは、ただに、作中人物同士が互いに相手を知りつくすことができないという点においてのみならず、それら作中人物たちの創造者たる漱石自身が、自分の生んだ作中人物たちを知りえず、彼らの行為を一種驚きの目をもって見ているごとく思われる点で、ほとんど完全に表現されているのである。

何度も繰り返して書いたように、漱石の晩年の作品において次第に澄んでくるのは彼の現実観察の眼だけであって、それは澄めば澄むほど、現実の暗い襞の中にひそんでいる醜悪な部分を明るみに出すことしかできなかった。したがって彼は死ぬまで、本質的な散文作家のみが辿る皮肉で苦しい道すじ、己の描き出す世界の醜さに堪えきれずして澄んだ心境を求めながら、心境の澄むことは、逆になおいっそう深く現実の裏面観察へしか彼を追いやらないという、皮肉な道すじを辿り続けねばならなかったのである。(185ページ)


『拝啓 漱石先生』 著者: 大岡信(おおおか まこと)
出版社: 株式会社世界文化社
1999年2月10日 初版第一刷発行
ISBN: 4-418-99503-X

 

つまり、人を理解するという事は、分かったつもりで居ても、なかなか理解できるものではない、と言う事でござ~♪~ますか?

そうですよう。卑弥子さんは自分が繊細な心を持っていると信じている。でも、見る人によると、その繊細さは見えず、図太い神経を持っているように見られてしまう。うしししし。。。

デンマンさんは、あたくしの事をそのように誤解しているのでござ~♪~ますわ。んもお~~

ほらねぇ~。。。たった、卑弥子さんの繊細さを取り上げただけでも、僕と卑弥子さんの受け止め方が喰い違ってしまう。人間同士の相互認識など、ある意味で、まったくあてにならないのですよう。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~。。。
この世には絶対真理というものがあり得ないと言う事でござ~♪~ましょうか?

ニュートンの万有引力の法則は決して出鱈目ではないのですよね。
でも、絶対真理ではないのでござ~♪~ますう。

人間が月に到達するためにはアインシュタインの相対性理論が必要だったのでござ~♪~ますわ。
でも、アインシュタインの相対理論でさえも、絶対真理ではない、と言うのでござ~♪~ます。

より真理に近づくように、現在の真理が更新されてゆく。

つまり、人を理解するという事もそう言うものなのでしょうね。
要するに、理解する努力を怠ってはダメだと。。。
おほほほほ。。。
ちょっと、あたくしも、哲学的になっているかしら。。。?

とにかく、また、あさって面白くなりそうです。
あなたも読みに戻ってきてくださいね。
じゃあねぇ。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

卑弥子さんがずいぶんと

難しいお話をしていますけれど、

イギリスの車椅子の物理学者として知られている

ホーキング博士によると、

光よりも速いスピードで

動く物質があるということですよね。

これまでのアインシュタインの理論では

光よりも早く動く事は

あり得ないと言う事だったのです。

光の速度がスピードの限界だったのです。

でも、そうではないという事が分かったのです。

やっぱり、絶対真理はないのでしょうか。

より絶対真理に近づいてゆく。

。。。で、絶対真理って何でしょうか?

もしかすると、それが神であるかもしれません。

うふふふふ。。。

ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。

時間があったらぜひ読んでみてくださいね。

■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

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