日本の真ん中
2014年5月31日 (土曜日)
日本の真ん中
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デンマンさん。。。渋川市が“日本の真ん中”なのですか?
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そうらしいのですよ。 でもねぇ~、「日本の真ん中」、「日本のへそ」を名乗る土地は全国に たくさんあるのですよ。 それぞれが自分に都合の良い根拠をあげているのです。 つまり、何をもって真ん中とするかは定義次第というわけですよ。 現に、僕が小百合さんの山小屋を訪ねたとき、東武佐野線で田沼駅に降り立つと 近くに“田沼町は日本の真ん中の町です”と書いてあったのですよう。 次のような石碑もありました。
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あらっ。。。 このような石碑があったのですか? 私は一度も見たことがありませんわ。
やだなあああァ~。。。 小百合さんの第2のふるさとではありませんか! もう少し自分の町に親しみを覚えてくださいよ。
それで、どう言う訳で「田沼町」が「日本列島中心の町」なのですか?
読んでみると、「日本列島の北端と南端、それに日本海側と太平洋側の各地点から等距離に位置する」と言う理由で日本の真ん中にある町と宣言しているのですよう。
その記念碑があるところが実際の「日本列島中心」なのですか?
いや。。。実際の場所は山の中だそうですよう。 でもねぇ、日本の真ん中にある事を活用して町おこしをしようと『道の駅どまんなかたぬま』を立ち上げたそうです。
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あらっ。。。 そうだったのですか? 知りませんでしたわ。
やだなあああァ~。。。 小百合さんにとっては地元ではありませんか! 「知りませんでしたわ」では済まされませんよう。
でも、マジで知りませんでしたわァ。 うふふふふふふ。。。 私の関心は町の外にあるものですから。。。 (微笑) でも、どうして急に「日本の真ん中」を持ち出してきたのですか?
実は、ライブドアの『徒然ブログ』にコメントを書いてくれた人がいたのですよ。
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上の赤枠で囲んだのが そのコメントですか? スパムじゃないのですか?
実際、僕も初めは そう思ったのですよ。 上のリストは赤枠で囲んだ以外はすべてスパムですからね。
それで、どの記事にコメントが付いたのですか?
次の記事です。
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あらっ。。。 2009年5月13日の記事ですわね。 5年前ではありませんかァ!
そうなのですよ。 とにかく、スパム・コメントじゃないかと思い、記事を見直してみたのですよ。
スパムじゃないと解ったのですか?
スパムじゃなさそうです。
どうしてスパムじゃないと解ったのですか?
もう一度コメントを見てください。
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(liv90513b.png)
スパムなら、記事の内容と全く関係ないことが書いてあるのですよ。 上のリストのスパムを見ればそれが一目瞭然です。 記事の内容には関係ない宣伝ばかりが書いてある。
。。。ということは、コメントに書かれている和歌は、デンマンさんが書いた記事の内容と関係しているのですか?
もちろんです。 僕は2009年5月の記事の中で次の和歌を紹介したのですよ。
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下毛野(しもつけの)
みかもの山の
小楢(こなら)如(の)す
目細(まぐは)し児(こ)ろは
誰(た)が笥(け)か持たむ
by 詠み人知らず
万葉集 巻第十四 3424
【解説】 「みかもの山」は栃木県佐野市街の東にある山です。
下毛野(しもつけの)
安蘇(あそ)の河原よ
石踏まず
空ゆと来(き)ぬよ
汝(な)が心告(の)れ
by 詠み人知らず
万葉集 巻第十四 3425
(tanuma91.jpg)
【解説】 「安蘇」は、栃木県安蘇郡と佐野市あたり。
つまり、コメントを書いた人は“安蘇の河原”に惹かれたのでしょうか?
たぶんねぇ。。。
でも、私は“安蘇の河原”なんてぇ、一度も耳にしたことがありませんわァ。
“安蘇の河原”というのは昔の名前ですよ。 九州に有名な阿蘇山があるでしょう!? あの辺りに住んでいた人が今の栃木県にやってきて、旧・田沼町の辺りに定住したのですよ。
。。。で、今で言えば“安蘇の河原”ってぇ、どこですか?
旧・田沼町の地図を見てください。
(tanumap2.png)
上の地図の真ん中を“秋山川”が流れているでしょう。 阿蘇山の近くからやってきた人は、その近くを流れていた川を懐かしむように“安蘇川”と名づけたのだと思います。
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つまり、“安蘇の河原”というのは、今で言えば“秋山川の河原”ですか?
他に、それらしい川はないですからね。
でも、コメントを書いた人は、いったい何が言いたくて上のコメントを書いたのですか?
コメントを書いた人に訊かないと解らないけれど、たまたま他にやる事がないので、検索した時に僕の記事が引っかかったから ついでにコメントを書いたのだと思いますよ。
どうして、デンマンさんは そう思ったのですか?
実は、僕も次のように検索してみたのですよ。
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トップに出てきた赤枠で囲んだページへ飛んでみました。
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この記事に4月28日にコメントを書いた人がいる。 よく見てください。
下都毛野 美加毛ノ山の 許奈良の須 目ぐはしころは 多が家かもたむ
万葉の歌を元に、みかもノ山の越ならの須(みかほノ関、崎、みかもノ崎)を詠んだ歌
このコメントを書いた人物は「小楢」とは万葉集には書いてない「許奈良」と書いてあるんだよ、と言いたかったのですよ。 でも、不安になってきたから、翌日、つまり5月29日に もう一度検索して調べてみた。 そしたら、僕の書いた記事が検索結果に出てきた。 ここにも「小楢」と書いてある。
それで、ついでだからコメントを書いたのですか?
そうだと思います。 万葉仮名(まんようがな)は、主として上代に日本語を表記するために漢字の音を借用して用いられた文字なのですよ。 漢字の音だけを借りただけです。 だから、作者の言いたかったのは、上の現代語訳にも書いたとおり「山に生える小楢のように美しいあの娘」ということだった。 だから、「許奈良」を「小楢」と書いても決して間違いじゃない!
でも、デンマンさんの記事のコメントには「万葉集に小楢と詠んでる歌は無い」と書いてないですわね。
そうです。 なぜなら、妙なことを書くと、僕に一生付きまとわれるからねぇ~。。。
慈恵大学で学んでいる「医者の卵」さんのようにですか?
そうです。。。
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それにしても、この「医者の卵」のことでは、ずいぶんと記事を書きましたわね。
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うへへへへへ。。。 やっぱり、間違ったことを書いたり、言ったりすれば、それなりの“見返り”があるものですよう。
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ですってぇ~。。。
それにしても 慈恵大学で勉強している「医者の卵」さんのことで これまでにデンマンさんは 1、670件もの記事を書いているのですわね。
あなたも、いい加減なコメントを書かないようにしてくださいね。
ところで 話は変わりますけれど、あたくしは“タレント発掘”という番組に出場したのですわ。
そこで デンマンさんのために“バレンタインの唄”を歌ったのでござ~♪~ますう。
その時の映像がありますから、ここにビデオ・クリップを貼り出しますねぇ~♪~。
どうか驚かないで観てくださいまし。。。 では。。。
ついに、あたくしの素顔をご覧に入れてしまいましたわァ。
おほほほほほ。。。
でも、あなたは 信じませんわよねぇ。
うふふふふふふ。。。
では、小百合さんのお話に戻りますけれど、
どうして「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?
実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。
そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。
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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。
そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。
軽井沢・雲場池の紅葉
軽井沢のイルミネーション
秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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(linger65.gif)
下着・ランジェリーを見つけませんか?』
(house22.jpg)
別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
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■ 『茂美の湯』
■ 『釜飯の思い出』
■ 『奇跡を呼ぶ女』
■ 『ツナサンド』
■ 『松茸と靴下』
■ 『気になる臭い』
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