真のリーダーを目指して
2010年11月18日 (木曜日)
真のリーダーを目指して
真のエリート?
それを防ぐために必要なものが、実はエリートなんです。真のエリートというものが、民主主義であれ何であれ、国家には絶対必要ということです。この人たちが、暴走の危険を原理的にはらむ民主主義を抑制するのです。
真のエリートには二つの条件があります。第一に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。
第二条件は、「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があることです。この真のエリートが、いま日本からいなくなってしまいました。
(中略)
確かに財務省を筆頭に、霞ヶ関には東大を優秀な成績で出た人がいっぱいいます。しかしそれは、いわゆる「偏差値エリート」にすぎません。「偏差値が高い」というのも確かに能力には違いありませんが、それは片足ケンケンが上手いのと同じようなもので、国のためにはあまり役に立たない。
83-86ページ 「国家の品格」 著者:藤原正彦
2006年9月15日 第35刷発行
発行所:株式会社新潮社
デンマンさん。。。あんさんは、自分がエリートやと思うてはるの?
いや。。。実は、わては「エリート」という言葉が嫌いなのやァ。
どうしてぇ。。。?
なんとなく鼻持ちならないような悪臭がするねん。「ざ~ます」言葉で気取っているような“おばはん”を思い浮かべてしまうのやァ。
そやったら、あんさんはエリートにはならへんのォ?
引用した上の文章の「エリート」を「リーダー」とか「真の政治家」に変えた方がええと、わては思うねん。
なるほどォ~。。。
めれちゃんもその方がええと思うやろう?
確かに、“エリート意識”というのは、あまりええ響きではあらへんわ。
そうやろう?
。。。で、なんで急に「エリート」など持ち出してきやはったん?
あのなァ~、たまたまネットで次のニュース記事を読んだのやァ。
2009年12月9日11時54分
脳科学者の茂木健一郎さん(47)が司会を務めるNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が来年3月で終了する見通しであることが9日、分かった。
NHKは「最終決定はまだだが、新年度の番組改編の中で検討している」としている。
茂木さんは11月、印税や講演料など約4億円の所得の申告漏れを指摘されたことが判明し、番組ホームページで謝罪。NHKはその後も起用を続けてきたが、これまでに視聴者から約800件の意見が寄せられ、大半が続投に対する抗議や疑問だったという。
SOURCE: nikkansports.com
去年の師走の記事やねん。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、もうテレビで見られへんの?
いや。。。また再開したのや。。。ただし、茂木さんは、もう出てきよらん。
なんでぇ。。。?
茂木さんは番組ホームページで謝罪して、それで済んだと思うたのやろなァ。NHKはその後も起用を続けたのやァ。でもなァ、視聴者は不満やったのやがなァ。約800件の意見が寄せられた。大半が続投に対する抗議や疑問を投げかけたのやがなァ。
デンマンさん。。。あんさんもNHKに対して抗議しやはったん?
いや、わてはNHKに抗議しやへんかったでぇ~。。。でもなァ、卑弥子さんが茂木さんとプロデューサーにたいしてネットで次のように批判しよったわァ。
おほほほほ。。。
卑弥子でご
ざ~♪~ますわよゥ。
また出てきて
しまいましたわぁ~
ええっ?
どうしてかって。。。?
あなたに
お会いしたいからで
ござ~♪~ますわよゥ。
うふふふふふ。。。
ええっ?
あたくしに、
そうたびたび
会いたくないの?
どうしてよゥ?
ん?いつも同じ顔だから。。。?
あなただって同じ顔でしょう?
ゴタゴタ言わないで読んでちょうだいよォ~。
ねっ。。。お願いだから。。。
ええっ。。。そんなことよりも
“専門バカ”って何だい!?
早く話せ!
あなたはそのように強い口調で
あたくしにご命令なさるのですか?
んもお~~。。。イヤ~♪~なお方ぁ~♪~!
分かりましたわ。
今日はそのことについてお話しようと思って
出てきたのでござ~♪~ますわよ。
うふふふふ。。。
NHKの番組「プロフェッショナル」は素晴らしかったのでござ~♪~ますわ。あなただって、そう思うでしょう?
どうして打ち切る必要があるのでしょうか?
茂木健一郎さんを司会から下ろして、番組は女性一人の司会で続ければよいのですわよう。
もともと、茂木さんでモッテいる番組ではなくて、番組に登場する素晴らしいゲストの方々でモッテいる番組なのですわよう。
あなただって、そう思うでしょう?
プロデューサーの方の思い違いでござ~♪~ますわァ。
茂木さんも、プロデューサーの方も脳がすっかり老化してしまったのですわ。
茂木さんは次のように書いています。
人気脳科学者のサイエンス・エッセイ
惑(まど)うほど脳は若くなる
茂木健一郎
特定の目的に集中する必要がなく、あれこれと惑っている時に脳の中の「ディフォルト・ネットワーク」と呼ばれる回路が活性化することが分かってきたのである。
何かの仕事や作業に集中している時には、ディフォルト・ネットワークの活動はむしろ低下してしまう。
特定の目的から開放されて、脳が「自由」になった時に、ディフォルト・ネットワークが活動し始めるのである。
ディフォルト・ネットワークの機能は、まだ分かっていない。
一つの仮説として、自分の無意識の中にあるものをあれこれと探りながら、意識の中に引き出してくる働きがあると考えられる。
仕事に集中している時には、それと関係のないことに関わっている余裕がない。
脳が「暇」になって初めて、あれこれと無意識を探る余地が出てくるのである。
ディフォルト・ネットワークは、創造性と関連していると考えられる。
創造性とは、一見関係ないものを引き出し、結びつけるプロセスである。
あまりにも目の前の仕事に忙殺されていると、
脈絡のないものを結ぶ余裕がなくなってしまう。
最近の研究によると、ディフォルト・ネットワークの活動は、脳の若さと関係しているらしいことが分かってきた。
脳が若々しいほど、ディフォルト・ネットワークも活性化する。
年を重ねるにつれて、ディフォルト・ネットワークの活動は低下していってしまうのである。
脳を若く保つためには、ディフォルト・ネットワークを活性化する必要がある。
特定の仕事にだけ目を奪われることなく、あれこれと惑わなければならないのである。
大人になると、次第に仕事や生活に忙しくなって、惑うことが少なくなり、いつも目先の課題にとらわれて、白紙に戻って考えるということがなくなってしまう。
そうなると、ディフォルト・ネットワークの活動も低下し、結果として脳が老化する。
そんなことをしても無駄だなどと思わないで、大いに惑うのが良い。
一体自分は何者なのか、将来どうなってしまうのか、甘美な不安こそが、脳の若さを育む。
あれこれと迷うからこそ、新しい発見がある。
隠された自分と出会うことができる。
時には中学生の気分に戻って、ディフォルト・ネットワークを活性化させてみてはどうだろう。
56ページ 『週間ポスト』 2009年10月16日号
つまり、茂木さんは次第に仕事や生活に忙しくなって、
(特に本を書いてお金儲けが忙しくなって)
惑うことが少なくなり、
いつも目先の課題にとらわれて、
申告する事まで忘れるようになってしまった。
結果として脳が老化してしまった。
ですってぇ~。。。茂木さんは、このように分かっているのですわよう。
分かっているのに、ついつい、お金儲けが忙しくなって
申告するのを忘れてしまう。
このように一つの専門にしがみついてお金儲けに忙しくなり、
申告を省(かえり)みなくなる人のことを専門バカと言うのですわ。
おほほほほ。。。
あなたは、どうか、専門バカにならないでくださいましね。
『専門馬鹿にならないように』より
(2009年12月22日)
つまり、卑弥子さんの言うことに従えば、茂木さんは専門馬鹿になってしもうたのやがなァ。東大を出たけれど「偏差値エリート」にすぎないという事がバレてしもうたのやァ。
要するに、茂木さんはリーダーにはなれないと、あんさんは言わはるの?
そう言う事やがなァ。専門馬鹿ではリーダーには向いてないやんかァ。しかも、司会者ということで各分野の素晴らしい「リーダー」の人たちと接していたのに何も学んでこなかったということやがなァ。番組からの恩恵を最初に受けることができる立場にありながら大切なことを何も吸収してこなかった。つまり、卑弥子さんが言うてた通りやァ。
茂木さんは次第に仕事や生活に忙しくなって、
(特に本を書いてお金儲けが忙しくなって)
惑うことが少なくなり、
いつも目先の課題にとらわれて、
申告する事まで忘れるようになってしまった。
結果として脳が老化してしまった。
あんさんは、どうやのォ~? あんさんのオツムは老化してはりませんのォ~?
老化しておらんでぇ~。。。わては今年(2010年)、行田市に帰省中の10月18日の「プロフェッショナル」を見たのやけれど、吸収することが仰山(ぎょうさん)あったでぇ~。
仕事の流儀
絆を最高のメスに
呼吸器外科医 – 伊達洋至
伊達の元には、ほかの病院で治療が難しいと告げられた患者も多くやってくる。
一生に一大事のことが自分の身に起こり、中にはわらをもつかむ思いでいる人々に対して、伊達は、毎日時間を見つけては気さくに病室を訪ね、朗らかな笑顔で接し、心をほぐしていく。
気持ちが前を向くことが、病と闘う上で大切だという。
伊達は、進行肺がんや肺移植の手術をこれまで3000近く手がけ、その成績も世界的に飛び抜けている。
それにもかかわらず、伊達はけっして手術への恐れを忘れない。
毎朝出勤前にお寺を参拝し、手術の成功を祈る。
命に直接影響する仕事である自覚をつねに強く持ち、気持ちを引きしめて手術に臨む。
これこそが、伊達を超一流の外科医とする秘密だ。
伊達は、患者や家族の生きたい、治りたいという強い思いにふれるたびに、元気にしてぜひ世の中に帰してあげたいと強く思い、それによって医師の力が引き出されると信じる。
伊達は1998年に日本で初めて肺移植を成功させた。
それも、目の前の患者やそれまで救えなかった人々が、力を与えてくれたからこそなしえたことだと伊達はいう。
伊達の現場には、医師と患者や家族が互いに信頼しあい高め合っていく、確かな絆(きずな)がある。
心臓と肺をつなぐ肺動脈は、極めて薄い上に血流量が多く、正確に縫わないと大出血につながる難しい血管だ。
伊達はその縫合を、通常の半分程度の時間でやってのける卓越した技を持つ。
糸は、一般の医師が使う物より一回り細いものを使用し、糸を通した穴から血液が漏れる危険性を少しでも減らす。
また縫い目の間隔も、血管の状態に応じて0.5ミリ単位のわずかな違いにこだわる。
さらに、針を持ちかえるタイミングなどに工夫を凝らし、縫う時間の短縮に努めている。
伊達は、仲間とのつながりをとても大切にしている。
大がかりな手術の前には、スタッフとともに「カツカレー」を食べて士気を高める。
これまで伊達は、さまざまな場面で周囲の仲間や上司に励まされ、助けられてきた。
日本初の本格的な肺移植手術に臨もうとした際、伊達は当時上司だった清水信義医師(当時岡山大学医学部第二外科教授)に「成功する確率は70%」と報告。
その数字は決して高くないにもかかわらず、清水医師は伊達を信頼し、執刀を任せてくれた。
ひとりだけで突き進むのではなく、周囲の理解と協力があってこそ、大きな仕事ができると伊達は考えている。
出典:「プロフェッショナル」 ホームページ
。。。で、あんさんにとって何が一番感動的やったん?
あのなァ~、6歳の女の子を番組が取り上げたのやけれど、命の大切さということを視聴者に示すには何よりの「対象」やったと思うわ。
どうして。。。?
その6歳の女の子は肺が悪いのやがなァ。肺がほとんど機能しとらんから、気管に穴が開けてあるねん。つまり、そこから空気が抜けてしまうよってに声が出ないのやァ。
それが感動的やったん?
ちゃうねん。その小さな命は、これまでやったら風前の灯火(ともしび)やったのやがなァ。。。つまり、6歳生きただけで死んでしまう運命にあったのやァ。
難しい手術に耐えて命が助かったわけやのォ~?
そうなのやァ~。。。わてが感動したのは医者の意識が自分よりも患者さんの方に移っているということなのやァ。。。つまり、利己主義ではのうて利他主義やなァ。。。他人のために。。。患者さんのために。。。ということやがなァ。「言うは易し行うは難し」。。。なかなかできる事とちゃうねん。
それ程感動的なことやろか?
だってぇ、そうやろう!?。。。茂木さんに「利他主義」の心があったら、決して自分のことばかり考えておらんのやァ。
茂木さんは次第に仕事や生活に忙しくなって、
(特に本を書いてお金儲けが忙しくなって)
惑うことが少なくなり、
いつも目先の課題にとらわれて、
申告する事まで忘れるようになってしまった。
結果として脳が老化してしまった。
伊達医師が茂木さんのようやったら、6歳の女の子はどうなっていたか?。。。それを考えただけでも茂木さんが番組の司会者としてはふさわしくなかったと、わては改めて納得したのやァ。
そやけど、茂木さんを個人的に攻撃するのはあかんと、わたしは思いますう。
あのなァ。。。わては茂木さんを個人的に攻撃しているわけでも非難しているわけでもあらへん。。。人間は不完全な者やさかいに、誰かて失敗するねん。。。そやから、茂木さんも視聴者の一人として改めて「プロフェッショナル」をじっくりと観てハンセ~すべきことをハンセ~して、また人生をやり直して欲しいと思うてるねん。
ですってぇ~。。。
茂木さんの年齢で人生をやり直すことができるのでしょうか?
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり
そうですよね。
年齢には関係ないですよね。
何事も努力が大切と言うことでしょうか?!
次回も、マジで面白いお話が聞けそうですわ。
また、明後日、読みに戻ってきてくださいね。
では。。。
あなたが絶対、
見たいと思っていた
面白くて実にためになるリンク
■ 『きれいになったと感じさせる下着・ランジェリーを見つけませんか?』
こんにちは。ジューンです。
「なせばなる。。。」
この格言は上杉鷹山(ようざん)が言ったものです。
鷹山は江戸時代中期の大名です。
出羽国米沢藩の第9代の藩主でした。
当時の米沢藩は幕府に領地を返上しようか?
そう考えるほど経済的に困っていたそうです。
その藩の再興のきっかけを作ったのが
上杉鷹山だったのです。
江戸時代屈指の名君として知られています。
「してみせて 言って聞かせて させてみる」
鷹山は上の言葉も残しており、
あの有名な山本五十六大将に
影響を与えたと言われています。
上杉鷹山の名前は海外でも知られており
アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディや
第42代ビル・クリントンは、
日本人の政治家の中で一番尊敬していたそうです。
また、2007年に讀賣新聞が
日本の自治体首長に対して行ったアンケートでも
理想のリーダーとして上杉鷹山が1位だったそうです。
現在の日本の政治かも
上杉鷹山を見習って欲しいですよね。
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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ
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