串カツと黒豚


 

2014年7月4日 (金曜日)

 

串カツと黒豚

 


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デンマンさん。。。 なんだか妙な取り合わせですわねぇ~。。。 串カツと黒豚ですか。。。?


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いけませんかァ?

別に、かまいませんけれど。。。、どうして“串カツと黒豚”に私を呼んだのですか? バレンタインの小包には“串カツ”も“黒豚ジャッキー”も入れませんでしたけれど。。。

あのねぇ~、実は夕べ、本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。


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みなさんは串カツをご存知だろうか。
薄く切った牛肉に衣をつけ油で揚げたごく安直な食い物で昔は丁稚やなんかが身に油をつけるために二銭とかそんなんで食っていた。

揚げたてを出すので店はたいていカウンター方式になっていて、客は職人に直接、カツ三本、などと注文する。
注文を聞いた職人はやる気なげな態度でカツを揚げ、客の前に置いてある網のはまった金属製のバットに揚がったカツを置く。
客は同じく、バットになみなみと入ったソースにカツを浸し、ふうふういってこれを食らうのである。


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カウンターには山盛りのキャベツが入ったバットも置いてあってこれはいくら食べても無料である。
それ以外にも玉葱やししとうを揚げたもの、茹でた鶏卵やヒロシマといって牡蠣を揚げたものもあって、なにをとっても一本百円かそこらだった。

 (中略)

驚いたのは他でもない、あろうことかこの串カツ店では、串カツに味噌汁、白飯、サラダを添付したものに、雅、花、風、菜、猿。
猿なんて名前はないが、そんな洒落臭い名前をつけ、定食仕立てにしてあるのである。


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なんたることであろうか。
と嘆声を上げつつ周囲を観察すると、大抵の人は花か雅を頼んでいて、その都度、和服のおばはんが、花一丁、雅一丁、と虚空に向けて絶叫するのである。
いったいいつから串カツはこんなことになってしまったのだろうか。

 (中略)

私の頼んだ「花」は実は恥ずかしい話であるがもっとも安い定食で、安い材料を使った串カツ八本ついているはずである。
そして先ほどの兄ちゃんは、これでお終いです、と言った。

ところが私はまだ七本しかカツを貰っていない。
これはいったいいかなる禍事であろうか。
私は驚き惑い、思わずカウンターのなかの兄ちゃんの顔を見たが、兄ちゃんは、なんか文句あるのか、というような目つきで睨みかえしてきたので慌てて目を逸らし、それから、なんというあさましい行為であろうか、左右の客の皿の上にある串の数をひそかに数えた。


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どちらも私と同じ、「花」を頼んでいて、空き皿には串が八本あった。
やはり私だけ七本しか貰っていないのだ!

 (中略)

どう転んでも私があと一本串カツを貰えるのは間違いないが、しかしそんなことをして嬉しいだろうか。
柳眉を逆立て、眦(まなじり)を決して、「俺の串カツ、なめとんのかあっ」と叫んだ後で、果たして人はにこにこ笑ってカツを食べられるだろうか。

 (中略)

しかしそれがもはや一本のカツでは埋められない心の寂しさなのである。
私は悲しい気持ちで席を立ち、悲しい気持ちで勘定を済ませた。
会計を担当したおばはんは、自分たちはなにひとつ誤りをおかしていないというような顔でレジを操作して紙幣を受け取った。

(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより
読み易くするために改行を加えています)


158-167ページ 『東京飄然』
著者: 町田康
2005年11月10日 再版発行
発行所: 中央公論新社

なるほどねぇ~。。。

何がなるほどねぇ~、なのですかァ~?

デンマンさんが、どうして上のエピソードを取り上げたのか理解できたからですわァ。

ほおォ~。。。 僕がなぜ上のエピソードを取り上げたのか? 小百合さんは、すぐに理解できたのですか?

ええ。。。 すぐに解りましたわァ。。。 デンマンさんならば、8本串カツが出てくるまで カウンターの中の兄ちゃんに文句を言うと思うからですわ。

うへへへへへ。。。 小百合さんも、そう思うのですか? 僕の心の奥まで見透かされてしまったようですねぇ~。。。

もちろんですわ。 デンマンさんのやることは解りますわ。 「花」は もっとも安い定食で、安い材料を使ったとしても、串カツ八本ついているはずだから、デンマンさんならば八本食べるまでは「個人の権利」を主張して、食べ終わるまでは勘定を払わないと思いますわァ。

その通りですよ。 僕ならば大人しく引き下がりません。

でも。。。、そういうのは日本人らしくないのですわ。

あれっ。。。 “日本人”を持ち出してきたのですか? 確かに、僕は典型的な日本人ではありません。 でもねぇ~、7本で我慢して諦めるのが典型的な日本人だとしたら、僕はそういう日本人にはなりたくないですね。 「花」には、8本串カツがついてくるのですよう。 そうだとしたら、7本でお終いにするのはカウンターの中の兄ちゃんも無責任だし、客としても、そのような無責任を見逃すのは無責任だと僕は思いますよ。 だから、当然のことだけれど、僕なら、兄ちゃんに注意しますよ。

でも、そのようなことをして8本目を貰えたとしても、お互いに言い合いになるようで、気分が悪いから嬉しい気持ちでは8本目を食べられないと思いますわ。 だから、上の本のお客さんは、7本でお終いにして勘定を払ったのですわ。 それが日本人の“謙譲の美徳”というものですわ。

あれっ。。。 今度は“謙譲の美徳”を持ち出してきたのですか?

だってぇ、気分よく8本目が食べられないのなら、7本しか食べなくても、それで満足できれば、そのまま勘定を払ってもいいではありませんか!

でもねぇ、上のエピソードのお客さんは、決して満足したわけではないのですよ。 なぜなら「それがもはや一本のカツでは埋められない心の寂しさなのである」と心の奥で嘆いているのですよ。 そうだとしたら、あくまでもカウンターの中の兄ちゃんに“義務”を怠っていること、つまり、8本串カツを出すべきところを、まだ7本しか出してないことを指摘し、お客としての“権利”を主張すべきだったのですよ。

でも、私にはできませんわ。 串カツの8本目で嫌な思いをするくらいならば7本で満足して気持ちよく勘定を済ませますわ。

あのねぇ~、小百合さんは軽井沢に別荘を持ち、高級車を乗り回せる身分だから串カツの1本や2本など問題がないと思えるけれど、その辺のおばさんやおじさんにとっては、串カツの1本や2本は重要なのですよ。

どうしてですか?

だってぇ、同じ「花」を注文したのに、左右のお客は間違いなく8本を貰って食べた。 ところが自分だけ、どういうわけか差別されて7本だけしか貰えない。 それで、ちょっとムカついて兄ちゃんを見たら、なんか文句あるのか、というような目つきで睨みかえしてきたので慌てて目を逸らし、それから、なんというあさましい行為であろうか、左右の客の皿の上にある串の数をひそかに数えたのですよ。

だから、このお客さんは気弱な人だったのですわ。 そういう日本人は結構たくさんいると思いますわ。 

僕は、そう思いませんね。 最近の日本人はむしろ僕のように個人の権利をどこまでも主張する人が多くなっているのではないかと思いますよ。

でも、上のエピソードは典型的な日本人を描いているように私には思えますわ。

でもねぇ~、上のエピソードには続きがあるのですよう。

どのような。。。?

このお客さんは、実は、本の著者なんですよ。 つまり、町田康(こう)という作家なのです。 面白おかしくするつもりで書いたのかもしれないけれど、8本食べられるのに7本しか貰えなかったことが気になって、それから1週間近くも、そのことに拘(こだわ)り続けるのですよ。 小百合さんだったら、確かに、簡単に諦められることかもしれないけれど、この作家は諦めようとしても諦めきれずに、1週間近くも、拘っていた。 こうなると、“謙譲の美徳”なんて言ってられない。

デンマンさんの言おうとしている事が なんとなく解りましたわ。。。 でも、「串カツと黒豚」の「黒豚」はどうなってしまったのですか?

そのことですよ。。。 もう小百合さんは忘れてしまったと思うのだけれど、以前、僕は次の記事を書いたのです。 思い出してください。


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たまたまテレビを見ていたらワイドショーで“黒豚”のことを取り上げていたのですよ。

それで黒豚のトンカツを食べさせることで有名なお店をメモしておいたのですか?

そうなのですよ。 上のメールでは水上温泉が出てきたけれど、その前の年か?次の年?に伊香保温泉にも行ったのですよ。 どちらの時に食べたのか忘れてしまったけれど、とにかく、帰りに前橋に差し掛かった頃お昼時だった。

でも、見つからなかったのですか?

20分ぐらい探しても見つからなかったのですよ。

それで、前橋警察署に訊きに行ったのですか?

そうなのですよ。

それにしても、黒豚のトンカツ屋を探しに警察署に行くなんて聞いたことがありませんわ。

警察ならば間違いなく知っていると思ってね。

それで教えてくれたのですか?

ところが最初に尋ねた受付の婦人警官は分からないのですよ。

。。。で、どうなさったのですか?

カナダから10年ぶりに帰省したので、ぜひ黒豚のトンカツが食べたい、と大げさに話したら近くで昼飯の弁当を食べていた男の警官が “。。。ん? わざわざカナダから黒豚のトンカツを食べにやって来たのォ~。。。う~ん。。。 黒豚のトンカツねぇ~。。。この近くには黒豚のトンカツを食べさせる所なんて無いと思うけど。。。”

デンマンさん。。。黒豚のトンカツで有名なのは群馬県では無くて鹿児島県ですわよ。


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僕も後で調べたら黒豚は鹿児島県が有名なのですよ。 でもねぇ、テレビの番組では前橋の黒豚のトンカツを話題にしていたのです。 ドライブで前橋を通るので、それで僕はメモを取っていたのですよ。

昼飯中に僕が訪ねたものだから、警察官は一生懸命に探そうとしないのですよ。

それで結局分からなかったのですか?

イエローページでも探してみればすぐに分かるだろうと思ったのだけれど。。。

それで婦人警官が電話帳で調べたのですか?

いや。。。その婦人警官は明らかに新米(しんまい)なのですよ。 高校生が制服を着た感じで、見たところ全く頼りなさそうなのですよ。 18歳か19歳ぐらいに見えました。

それで、分かったのですか?

どのように探したらよいのか、その婦人警官は全く分かっていないようなのですよ。 僕は呆れましたよ。

呆れたのは、その婦人警官の方ですわ。 「黒豚のトンカツを食べさせてくれる所を教えてくれ」なんてぇ、日本人ならば、そのような事を警察署に聞きに行く人は居ませんわ。

でも、交番の警官ならば教えてくれるでしょう?

交番のお巡りさんならば慣れているでしょうけれど、前橋警察署のお巡りさんはそのような質問を受けたことなど無いでしょうから分からなくて当たり前ですわ。

婦人警官がイエローページで探せばいいじゃないですか?

デンマンさんが警察に行く前にイエローページで探せばよかったのですわ。。。で、結局イエローページで探したのですか?

いや。。。僕は前の日に目的地(水上か伊香保温泉?)に向かう途中で“黒豚”の看板を国道17号線バイパス沿いに見た覚えがあるのですよ。 だから、時間がかかるけれど、バイパス沿いを走ってみれば分かると思った。 昼休みに警察官に尋ねても一生懸命になって探してくれないと思ったので諦めたのですよ。 でも、結局分からなかった。

それで、車に戻って探し始めたのですか?

しかし、なかなか見つからなくて、バイパス沿いのお土産屋さんに寄って尋ねましたよ。 それで、やっと分かったのです。 探すのに30分ほどかかりました。

デンマンさんはそれほど黒豚トンカツにハマッているのですか?

あのねぇ、実を言うと僕は四足の肉はあまり好きでない。 肉よりもむしろ、そばやラーメン、うどん、パスタの方がいいのですよ。 しかも、肉の中でも豚肉は、あの臭いがきついので、僕は肉の内では豚肉を最後に手を出すのです。

それなのに黒豚トンカツをわざわざ探し出してまで食べようと思ったのですか?

あのねぇ、テレビの番組を見ていたら旨そうだったのですよ。 黒豚の肉なんて食べたことがなかったから興味が湧いてきた。 それで、どうせドライブの途中だから前橋の黒豚トンカツ屋に、ぜひ立ち寄ろうと決めたわけです。

でも、デンマンさんは豚肉の臭いがダメなのでしょう?

それは選択肢がたくさんある場合のことですよ。 他に食べるのもが無くって腹が減っていたら僕は何でも食べますよ。

つまり、黒豚トンカツを食べるために朝食を抜かしていたとか。。。?

うへへへへへ。。。。そうなのですよ。 旅館では軽く朝ごはんを食べたきりだった。 お昼まで飲まず食わずで居たのですよ。 それでドライブインに着いたら、もう豚肉の臭いなど気にならなかったですよ。

そこで食べた黒豚トンカツは、とびっきり美味しかったのですか?

とにかく空(す)きっ腹でしたからね。 何を食べても旨かったに違いない。 実際、黒豚の肉は柔らかくて旨かった。 臭いもそれほどきつくはなかった。 たぶん上等のロースだと思いましたよ。 オヤジもお袋も弟たちも十分に満足していましたよ。

つまり、お腹が空いていたから美味しかったのでしょう?

そうですよ。 でもねぇ、僕の弟たちは肉が大好きなのですよ。 その二人とも黒豚トンカツには十分満足していたから、やっぱり旨かったのだと思いますよ。 僕は自分のためと言うよりも僕の家族に旨いものを食べさせてあげたかったのですよ。

つまり、その事が言いたかったのですか?

いや。。。それだけじゃない。 実は、面白いエピソードがあるのですよ。

もったいぶらないで余計なことは抜きにして手短に話してくださいな。

あのねぇ、手短に話すと面白くないのですよ。 この話をするためには、一見、全く関係ない話から切り出さねばならない。 まず次の話を読んでみてください。

秦野章氏と一緒に、大蔵省の二人の幹部と酒を飲んでいたとき、その二人のうちのいずれかから「小沢さんと会ってみませんか」といわれ、私はすぐオッケーと答えた。 結局、秦野氏はつい先ごろまで政治家であったから小沢氏が遠慮するかもしれないので、そのかわりに慶応大学で小沢氏と同期生であった(らしい)栗本慎一郎を呼ぼう、というふうに大蔵省のがわが按配した。

 (中略)

築地の料亭に赴くと、その部屋には大蔵省の方々と栗本氏のほかに店の女将(おかみ)をはじめとする女たちが4,5人入り込んでいた。 女たちがいるのはかまわないが、彼女たち、いささか興奮気味とみえた。 女将みずからがいうに、「小沢さんはプロの女たちに大人気なのよ」ということなのであった。 少し遅れて小沢登場となるや、室内にキャアーキャアーと嬌声が挙がった。

小沢氏が私の隣に座してからも、女たちは「スキッ」といってそろって笑い、小沢氏も「こんな顔なのに、アッハッハッハ」と上を向いて大笑いする。 女たちが「女にもてるんでしょっ、ずいぶん遊んだんでしょっ」といって、こぞってキャッキャッと笑い、小沢氏が「そんなことないよ、アッハッハッハ」と大口を開けて大笑いする。 その間、心臓疾患ありと新聞で噂されていたのに、コップの冷酒が次々と小沢氏の口に運ばれていく。 思わず私は「そんな急ピッチで大丈夫ですか」と小声で口を挟んだが、小沢氏は「これくらい、なんてことありませんよ」といって、また大笑いである。


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 (中略)

政治家の大笑いも私にはみっともないものにみえる。 豪快さを演出するものであるらしいその大口笑いは、むしろ臆病さの現われとみえてならない。 大口を開けて笑うほどの話題や話の展開がそうあるはずもない。 それなのに、政治家たちは選挙民の前、記者たちの前、政敵の前で、ひっきりなしにガハハハッと笑っている。 それは、心底から朗(ほが)らかな、あるいは何もかも見通した炯眼(けいがん)の持ち主の、哄笑(こうしょう)とは異なる。

笑いは、たしかに、人間関係の潤滑油ではある。 しかし、のべつまくなし大笑いとなれば、油を差しすぎた車と同じく、言葉が空回りする、さらには言葉が停止する。 皆して勇気や聡明そして自信や信頼を異常に大量に喪失しながら、異常に大きくかつ異常に高く笑っている、それが日本政治の水準の低さを示す風景だとつねづね思ってきた。 (中略) 私は、時計を見て、「ああ、もう1時間も経ったなあ」と確認したのをはっきり覚えている。

 (中略)

「皆さん、ちょっくら待って下さいな。私もまったくの暇人というんじゃない。 小沢さんがせっかくきて下さったんだ。 下らない話をこれ以上続けるのはよしましょうよ」

座が一瞬にしてシラケ、栗本氏が「まあ、まあ」とあわてているのがみえた。 そのとき、誰かが「そうだ、天下国家についてそろそろ語りましょうや」と軽口を叩いてくれればよかったのだが、そんな機転の利く者がいないから、座が乱れっ放しとなっていたのである。 逆に、皆が黙ってくれていれば、私が「小沢氏の謦咳(けいがい)に触れたんですから、ついでに経綸(けいりん)にも触れてみたいですねえ」ということもできた。 ところが、女将が「ああっ、全学連が怒った」と間髪(かんぱつ)を入れずに茶々を入れてきた。 その声質も顔付きも、私には、どう感じてみたとて、品が悪いとしかいえなかった。 「ウルセエ、クソッタレ女、俺は帰るぞ」といって、私はその場から姿を消した。

(注: 写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)


131 – 135ページ
『小沢一郎は背広を着たゴロツキである』
2010年8月14日 第2刷発行
著者: 西部邁
発行所: 株式会社 飛鳥新社

この小沢一郎さんってぇ、民主党のあの小沢さんですか?

そうですよ。

。。。で、「私」というのは本の著者の西部邁さんですか?

その通りです。 バンクーバー図書館で僕は上の本を読んで初めて名前を知ったのですよ。 でも、この西部さんは日本では、結構名前が知られているらしい。 本の「著者略歴」には次のように書いてありました。

著者略歴

西部邁(にしべ・すすむ)
1939(昭和14)年、北海道生まれ。
東京大学経済学部卒。 評論家。
東大在学中は東大自治委員会長、全学連の中央執行委員として「60年安保闘争」で指導的役割を果たす。
1961(昭和36)年、左翼過激派と決別。 

横浜国立大学助教授、東大助教授を経て、1986(昭和61)年、東大教授(社会経済学専攻)に就任するも、1988(昭和63)年、辞任。
旧来の経済学を批判して経済行為の象徴的意味の解釈を思考する「ソシオ・エコノミックス」で注目され、社会経済学の構築をめざした。
また、高度大衆社会・アメリカニズム批判と西洋流保守思想の提唱とを基軸にした評論活動を活発に行った。

つまり、西部さんは60年安保の時の全学連のリーダーの一人だったのですね。

そうです。 それで料亭の女将が「全学連が怒った」とからかったわけなのですよ。

つまり、上のエピソードと黒豚トンカツが関係あるのですか?

あのねぇ、エピソードにはまだ続きがあるのですよ。 ついでだから次の小文も読んでみてください。


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小沢氏と三回目の会見をした際の印象のことも関係している。 その会見を設定したのはある政治家の奥さんで、彼女自身、選挙に立候補したこともある。 私は、ある出版社の重役みたいな人が、定年退職後にデスクを置く場所を探しているというので、彼女にその世話を頼んだことがあり、その縁で彼女には恩義を感じていた。 その彼女がいうに「小沢さんに会ってほしい。小沢さんもあなたに会ってもいいといっている」とのことである。

 (中略)

彼女には彼女なりの思惑があって、小沢氏と私の会見をしつらえたのであろうということである。 しかし、そんな思惑のことなど、私の関知するところではない。 それで、全日空ホテル内の中華料理店に出向いた。
予想通り、小沢氏はほとんど口を開かなかった。 私は、致し方なく、「小泉改革が国を滅ぼす。アメリカン・ヘゲモニーはかならず失態をさらす。どんなに小さくとも真正保守の政治勢力を創る必要がある」などということについて喋っていた。小沢氏は、退屈至極といった顔付きで、「うーん」とか「まあ」とかしか反応しなかった。

いや、思い出したことが一つある。 私が「真正保守の可能性があるとしたら自民党内しかなかったのですから、小沢さんには自民党への説得をしてもらいたかった。 そうされていれば、小沢主導で保守党ができていたかもしれない」というようなことを御世辞としていったら、小沢氏は「まあ、今になって考えれば、そうしておいたほうがよかったという気もするけれどね」と答えた。 しかし、大概は、楊子(ようじ)を歯に挟んで、それを掌(てのひら)で隠すことすらせずに、「シー、ハアッ」とやっているのが小沢氏の振る舞いであった。

そして私が「大衆政治は有能な人材をボロにしてゆく。私が小沢さんの兄貴だとしたら、私は“弟よ、傷つくだけだから、政治家なんて辞めたほうがいいぜ”と小声でいいますね」と愛嬌でいったら、傍らにいた彼女が突然に怒り出した。 思うに、「小沢氏を怒らせてはならぬ」という配慮でも彼女にはあったのであろう。 「あなた、政治を莫迦(ばか)にしちゃあいけませんよ。政治の恐ろしさも奥深さも何も知らないくせに」と彼女は大変な剣幕であった。 私も、本人としては「君子は豹変(ひょうへん)す」のつもりで、言い返した。

「うるせえや、こちとらは政治のことで鉄格子の独房に、半年間、座っていたんだ。4年も5年も、食うや食わずで生きていたこともあるんだ。政治についてふたたび発言するには20年の沈黙もあったんだ。筋を通して大学だって辞めてやったんだ。言論だって、家を焼かれる成り行きの中で、守り通しているんだ。たかだかカネや情報を動かしたくらいで政治の恐ろしさなんていってもらいたかあないんだ」

やがて小沢は、相変わらず楊子を口に咥(くわ)えたまま、全日空ホテルの廊下をぶらりぶらりと歩いて、姿を消していった。 私に残ったのは、またしても、予想していたこととはいえ、何とまあ不毛な一夜であったことか、という納得めいた思いのみであった。

(注: 写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)


142 – 145ページ
『小沢一郎は背広を着たゴロツキである』
2010年8月14日 第2刷発行
著者: 西部邁
発行所: 株式会社 飛鳥新社

この上の引用されている部分も黒豚トンカツと関係あるのですか?

いや。。。直接の関係はないのだけれど、西部さんは料亭の女将にはからかわられるし、同じ世代の政治家の奥さんからもムカつかれて「政治の恐ろしさも奥深さも知らないくせに」と言われてしまった。 この2つのエピソードを読むと西部さんの「人となり」がなんとなく分かってくる。小百合さんだって西部さんと会ったことがなくても、どんな感じの人か?上の2つのエピソードを読めば、なんとなくイメージが浮かんでくるでしょう?

ええ。。。西部さんがどういう感じの人なのか?なんとなくイメージが浮かんできますわ。。。でも、この西部さんはマジで東大の教授を辞めて(政治?)評論家になったのですか?

実は、バンクーバー図書館には西部さんの本が2冊ある。 もう1冊は『国民の道徳』という673ページもある分厚い本で。。。

デンマンさんは、その本を全ページ読んだのですか?

読みましたよ!。。。西部邁という男は、一体どのような考え方を持っているのだろうか?

分かりました?

分かりましたよ。。。小林よしのりさんと同じで、半年以上海外で生活したことがないはずですよ。

その根拠は。。。?

僕の経験ですよ。。。自慢するつもりではないけれど、僕は海外生活が20年以上に及んでいますからね。。。小林さんの漫画を読んでも、西部さんの本を読んでも観念的で理屈を捏ね回している部分が実に多い! そういう所は、日本という島国にどっぷりと使っている人が書(描)いたものだということが、ページのそこ、ここに表われているのですよ。

つまり、視野が狭いとデンマンさんはおっしゃりたいのですか?

少なくとも西部さんが中年のおばさん二人に、なぜ反感をもたれたのか?僕は分かった気がしましたよ。

なぜ反感をもたれたのですか?

小林さんが描いた漫画本の次の箇所を読んで、なるほどと思ったのですよ。


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渡部(昇一)は、日本の戦後には先の大戦を悪と決め付けた「東京裁判史観」と、これに反対した「パール判事の史観」があったと書いた。
これに対して西部は、この両者が対立する構図は成り立たないとして、パールは東京裁判史観に対立する史観、すなわち大東亜戦争を自衛戦争とする歴史観ではないと批判する。
そしてその根拠をこう書く。

「ガンジー『主義者』(にすぎなかった)パール判事がそんな見方をするはずがない」
なぜ「そんな見方をしていない」ではなく「するはずがない」と書くのか?
西部がパール判決書を読んでいないからである。

読みもせず、パールが「ガンジー『主義者』(にすぎなかった)」という印象だけで、「ガンジー主義者の史観に立つと、大東亜戦争を(基本的に)肯定することなどできない」はずだと、憶測だけで語っているのである。
これがあの周到で緻密な文章を書いていた西部邁か?

ネットおたくのウヨ言論じゃあるまいし、信じられないほど杜撰で不誠実な文章である。
渡部はパール判決書の内容を紹介しながら論を展開しているのに、それを一瞥もせず「ガンジー主義者が書いたものだから」だけで切り捨てて批判している!

今回の西部の文章はすべてがこのように杜撰な論理で成り立っている。
つまり、「パールは平和主義者で、ガンジー主義者で、世界連邦主義者だった。そんな者が書いた判決書は保守思想とは無縁だ。
それなのに、都合よくパールを利用している自称保守派がいる」というのだ。

 (中略)

その根拠が、何一つ史料に基づかない、西部が勝手に頭の中だけで偏見を元に作り上げた妄想でしかないのだから、わしは一読して呆然としてしまった。

(注: 写真はデンマン・ライブラリーから貼り付けました。
赤字はデンマンが強調)


74 – 75ページ 『パール真論』
2008(平成20)年6月28日 初版第1刷発行
著者: 小林よしのり
発行所: 株式会社 小学館


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つまり、「パール判決書」を読んでいないにもかかわらずに西部さんは批判していると、デンマンさんは指摘したいのですか?


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その通りですよ! 小林さんが「信じられないほど杜撰で不誠実な文章である」と書いているけれど、『パール真論』の第6章「西部邁氏の誤謬を正す」を読むと“西部邁さんがいかに不誠実な人間か!”ということが充分過ぎるほど良く分かる!

でも、西部さんは東大の教授だったのですわ!

あのねぇ、東大の教授であろうが、ケンブリッジ大学の教授であろうが、ハーバード大学の教授であろうが、批判するときに問題の本(「パール判決書」)を読まずに、その本にかかわる問題を批判するなんて、やってはいけないことですよ! 人間の尊厳を自分で貶(おとし)めているようなものですよ。 小林さんは議論するために「パール判決書」を充分に読みこなしている。 本を読んで理解している人が西部さんの批判文を読めば、西部さんが本を読まずに書いた批判文章であることがすぐに判ってしまう! 西部さんは議論の相手と読者をナメている!

西部さんは小林さんによって、その不誠実さを暴(あば)かれたのですか?

その通りですよ。

つまり、料亭の女将と政治家の奥さんは、その“不誠実”さに共通するものを西部さんに感じ取ったと、デンマンさんはおっしゃるのですか?

まず間違いない! もちろん、100%の善人も居なければ、100%の悪人も居ない! 西部さんにも人に好かれる部分が間違いなくあると僕は信じていますよ。 しかし、あたかも相手に非があるようなエピソードを自分の本に書いている。 だけど、読む人は、むしろ西部さんの方に問題があると感じる。 僕はそう思う! しかし、西部さん自身は、そう思っていたようには感じられない。

要するに、読む人が読むと、西部さんは自分の欠陥を自分で書いた本の中に晒していると、デンマンさんは、そうおっしゃるのですか?

そうですよ。

分かりましたわ。。。でも、これほど長く書いてきて、一体どこが黒豚トンカツと関係あるのですか?

あのねぇ、ここまで読んでこないと僕のエピソードの意味が分からないのですよ。

あのォ~。。。前置きはもうたくさんですから余計なことは言わずに、その面白いエピソードを細木数子さんのようにズバリ!と言ってくださいな。

分かりました。。。前橋の国道17号線バイパスのドラインブ・インで黒豚トンカツを食べて、もうあとは実家に帰るばかりでした。 オヤジもお袋も、弟たちも温泉に浸かって命の洗濯をして、しかも黒豚トンカツまで食べて満足していたのですよ。

それで。。。?

ところが、どう言う訳か?お袋が車の中で気になることを話し始めた。


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黒豚トンカツが旨いとみえて、あのお店は混んでいたわね。 私が最初にそのお店のドアを開けて入ったのだけれど、お店の人は誰もが忙しそうに立ち働いていて私に気づかなかった様子だったわ。 次にお父ちゃん(僕のオヤジ)がお店に入ったのだけれど、お店の人は相変わらず忙しそうで、お父ちゃんにも気づかないようなのよねぇ。 でも、次にあんた(僕のことです)が入ったと思ったら、お店の奥に居る人も、ウェイトレスも、皆、声を合わせるように「らっしゃい! イラッシャイ いらっしゃい! ラッシャイ!。。。」
まるで、どこかの大旦那が入ってきたように急に態度が変わったのよ! まったくアレッて、どういうのかしら? 私はどこかの、しょうもないバアさんだと思われたらしいわ。 全く無視されたのよ。 まあ。。。私が無視されたのは分かるけれど、小学校の校長先生まで勤め上げたお父ちゃんまでが無視されたのよ。。。
あんたには不思議なオーラがあるみたいなのよねぇ~。

お袋。。。僻(ひが)むなよ。。。商売人は誰がサイフを持っているかを見極めるカンがあるんだよ! 金を払う人に対して気持ちを込めて「いらっしゃい!」と言うんだよ。

何言ってんのよ! お金を払ったのは私なのよ。

うふふふふ。。。 マジで、こういう事があったのですか?

そうなのですよ。 「押しが利(き)く」という言葉があるけれど、確かに、その人の生き様がその人の表情や姿に表われると言う事はありますよ。 僕のお袋は20代の前半に遠い親戚の池袋にある寿司屋に女中奉公をした。 女中根性が染み付いている。 僕のオヤジも小学校だけしか出ていない。 どことなく学歴がないのを“ひけめ”と思っていた影が尾を引いている。 ところが僕には、そういう“ひけめ”は全くない。 大旦那ではないけれど、人生の半分以上を一匹狼として海外で生きてきたという経験が、やっぱり僕のオーラになっているのかもしれない。

つまり、デンマンさんは自慢したいのですわね?

いや。。。自慢したいのじゃありません。 お袋の話から“オーラ”が気になっていたのですよ。 西部さんが、どういうつもりで上の2つのエピソードを本に書き込んだのか? 僕は考えさせられたのです。 小百合さんは、どう思いますか?

料亭の女将と政治家の奥さんの方に非があると、西部さんは思ったのでしょうね。 それで、西部さんは読者に自分のオーラを知ってもらいたかったのではないかしら?

多分、そうだと思いますよ。 常識として自分の欠陥をわざわざ自分の本の中に書く人は居ませんよ。 西部さんは自慢できる“オーラ”を上の2つのエピソードの中に盛り込んだつもりなのかもしれません。

。。。で、デンマンさんは西部さんの“オーラ”を見つけることができました?

いや。。。残念ながら見つけることができませんでした。 二人のおばさんは小林さんが指摘した“不誠実さ”を感じ取ったのではないか? 僕はそんな印象を持ったのですよ。

それで二人の女性は“不誠実さ”のオーラを感じてムカつき、西部さんに反抗的な態度をとったのですか?

僕は、そう思いますよ。


『黒豚トンカツ』より
(2011年3月26日)

。。。で、このエピソードと“串カツのエピソード”がどのように関係しているのですか?

あれっ。。。勘(かん)の冴え渡っている小百合さんには、僕が言おうとしている事が解るでしょう!?

余計なことはいいですから、細木数子のようにズバリ!と言って下さいなァ。

あのねぇ~、料亭の女将が西部さんの感じの良くない“オーラ”から「ああっ、全学連が怒った」と間髪(かんぱつ)を入れずに茶々を入れたのですよ。  その言葉に対して西部さんは「ウルセエ、クソッタレ女、俺は帰るぞ」と捨て台詞を残して、西部さんは帰ってしまったのですよ。

だから、それが“串カツのエピソード”とどのように関係しているのですか?

この女将よりも、カウンタ-の中の兄ちゃんの方がよっぽど人を見る目があったのですよ。 おそらく、材料が足りなくなって、お客の中の誰かが7本だけを食べる羽目になったのです。

つまり、串カツを作っている兄ちゃんは、お客の中で7本でも我慢して勘定を払うお客を見定めたというのですか?

その通りですよ。 女将も、カウンターの兄ちゃんも 何百人、いや何千人というお客を見ていますからねぇ。。。 この人が7本貰ったらどのような反応を示すだろうか? それを目ざとく判別したわけですよ。

それで、他のお客でなく、兄ちゃんは町田康さんに白羽の矢を当てたというわけですか?

そうです。 実際、町田さんはムカついたけれど、なんか文句あるのか、というような目つきで睨みかえしてきたので慌てて目を逸らし、それから、なんというあさましい行為であろうか、左右の客の皿の上にある串の数をひそかに数えたのですよ。 でも、、仕方ないと思って、諦めて勘定を払った。

要するに、カウンターの中の兄ちゃんは料亭の女将よりも人を見る目があったというのですか?

その通りですよ。 兄ちゃんの落ち度なのに、町田さんは文句も言わずに諦めた。 僕だったら、おそらく警察沙汰になっていたか? 少なくとも、僕は8本目を食べてから外へ出ましたからねぇ。。。


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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。
あたくしは それほど“串カツ”には拘(こだわ)りがありませんわ。
だから、7本でも我慢できます。

それよりも、今、何が食べたいかと言うと、
実は、“たいやき”が 食べたいのでござ~♪~ますわァ。

最近では、餡に替わってクリームや溶かしたチョコレート、キャラメル、カスタードクリームなどの洋菓子素材を詰めたものもでてきましたわ。
サンドウィッチ式に肉類や生野菜、各種ソースやリゾットなどを挟む「おかずたい焼き」もあらわれました。


(taiyaki5.jpg)

あなたも 好きなものを“たいやき”に詰めてみませんか?

そういう面白い“たいやき選手権”があったのですわよう。
うふふふふふ。。。

では、あなたのためにビデオクリップを貼り付けますので ご覧になってくださいまし。

お腹がすいてきて、“たいやき”が食べたくなってきたでしょう?
でも、この記事を最後まで読んでから台所に走ってくださいね。

では、小百合さんのお話に戻りますけれど、
どうして「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


(suikyu9.jpg)

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉

軽井沢のイルミネーション

秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、

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