続・パリの空の下で
2010年12月7日 (火曜日)
続・パリの空の下で

Subj:小百合さん、おはよう!
シャンソン『枯葉』を聴いて、
また寂しくなりましたか?
きゃはははは…
From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 04/12/2010 12:45:23 PM
Pacific Standard Time
日本時間:12月5日(日)午前5時45分
小百合さんは寂しい曲が苦手なのだろうか?
いつだったか小百合さんがメールで スガシカオの曲「春夏秋冬」 を送ってくれたことがあったよ。
そのお返しに『シャレード』を僕が送りました。
そしたら、「寂しい曲だね。お昼なのに、なんだか夜になってしまったような寂しいさを感じました」と言ってよこしたよ。
小百合さんは、意外に感受性豊かで感傷的なところがあるのかもしれないね。
きゃはははは。。。
YouTubeの『シャレード』の付属曲の中に
『別れの朝』があった。
それをドイツ人が歌っていたんだよ。
元々、日本人が作曲した曲ではなかった。
この曲は日本でもずいぶんとヒットした。
1970年代に10代から40代の人ならば
まず口ずさんだ曲だと思うんだよ。
小百合さんも1979年には14歳だったから、耳にしたことがあるんだよね。
『別れの朝』も寂しい曲だから、小百合さんは一日中寂しい思いをしたようだ。
きゃはははは。。。
考えてみたらメールに添付した『枯葉』も寂しい曲なんだよね。
遠く過ぎ去って還ることのない恋愛への追想を詞にして歌っているのだから。。。
そう言う訳で、小百合さんが寂しさから抜け出せるように今回は『パリの空の下』を3曲用意しましたよ。
最初の『パリの空の下』は9分33秒の長い演奏です。
初めにイヴ・モンタン(Yves Montand)が歌います。
その後で楽器だけの演奏が続いて最後にエディット・ピアフ(Édith Piaf)が歌って締めくくります。
スクリーンを見ながら歌を聴けば、パリを散歩したような気分になれます。
2番目の『パリの空の下』は1分50秒という短いアコーディオンの演奏だけど、絶妙なアレンジで聞かせます。
190,000回以上聴かれているだけのことはありますよ。
3番目の『パリの空の下』は、ハーモニカによる演奏。
2分29秒の演奏です。
スクリーンに映るパリの情景がきれいだよ。
じゃあ、次のリンクをクリックして楽しんでね。
では、今日も一日軽井沢タリアセン夫人になりきってルンルン気分でエンジョイしてね。
バ~~イ!
デンマンさん。。。私がスガシカオの曲「春夏秋冬」 を送ったなんてぇよく覚えていましたわね?
覚えていますよう。 小百合さんがメールで僕に曲を送ってくれるなんて、極めて珍しいことですからね。
デンマンさんも「シャレード」を送ってくれましたよね。
そうなのですよう。。。なんだか、偶然にしてはできすぎたロマンなのですよう。 うししししし。。。
そうでしょうか?
そうですよう。。。だから、卑弥子さんと話していても、なんとなく現実感がなかったのですよう。
そうでしたの?
そうだったのですよう。。。小百合さんも読んでみてくださいよう。
去年(2008年)の11月19日でした。2時頃でしたよう。
デンマンさんは、良~く覚えていますわねぇ~。
四川料理店のお昼の営業時間が2時までだったのですよう。それで、レストランの店主が「従業員がお昼ご飯を食べますけれど、ごゆっくり食べてくださってけっこうですよ」、と言いに来たのですよう。見れば店に居る客は小百合さんと僕と5歳の順ちゃんの3人だけでしたよう。うしししし。。。
それにしても、上の写真の吹雪はすごいですわねぇ~。まるで流星群の雨でござ~♪~ますわ。
とにかく、僕はびっくりしましたよう。急に吹雪いて、どうなるかと思っていたら、また急にやんでしまったのですからねぇ~。。。“山の天気と女心はコロコロ変わる”と言うけれど、あれほど劇的に変わるとは思ってもみませんでしたよう。軽井沢が山の中にある町だと言うことがしみじみと納得ゆきましたよう。
。。。んで、その事が劇的でロマンチックだったのでござ~♪~ますか?
いや、違うのですよう。吹雪は劇的だったけれど、ロマンチックではありませんでした。
。。。んで、何がロマンチックだったのでござ~♪~ますか?
それからプリンスホテルのスキー場に行ったのですよう。
そこで小百合さんがビキニになってスノボをしたのでござ~♪~ますか?
違うのですよう。すでに言ったでしょう! 卑弥子さんはすぐに忘れてしまうのですね。小百合さんはビキニになったわけではないのですよう。
いつものようにデンマンさんが妄想をたくましくして、写真をでっち上げたのでござ~♪~ますわね。
分かっているなら、余計な事を言わないでね。
デンマンさんがもったいぶって、なかなかおっしゃらないからでござ~♪~ますわ。
あのねぇ、小百合さんがスキー場の休憩所へ案内してくれたのですよう。
この上の写真がそうでござ~♪~ますすか?けっこう混んでいますわねぇ~。
小百合さんと僕と5歳の順ちゃんで行ったときには、ガラガラでしたよう。スキー場が見えるテーブルに腰掛けると晴れたゲレンデが良く見えました。
それで、デンマンさんもスキーをなさったのでござ~♪~ますか?
この日はスキーする時間がなかったから、小百合さんも何も用意してなかったのですよう。
ただゲレンデを眺めただけですか?
そうなのですよう。でもねぇ、僕はロマンチックな気分に浸る事ができたのですよう。
小百合さんが休憩所でビキニ姿になったのでござ~♪~ますか?
あのねぇ~、海水浴をするわけではないのですよう。スキー場の休憩所で小百合さんがなぜビキニ姿にならねばならないのですか?
だってぇ~、デンマンさんがこれまでに、さんざビキニ姿の小百合さんを見せたからですわ。
小百合さんはねぇ、ビキニ姿などにはなりませんでしたよう。実はねぇ、僕は『シャレード』の出だしのシーンを思い出したのですよう。
■ 『YouTubeで見る映画「シャレード」の出だしのシーン』
スイスのスキー場の山小屋風休憩所でケ-リー・グラントの扮するピーター・ジョシュアと、富豪の妻の役を演じているオードリーヘップバーンが初めて出会うのですよう。
つまり、デンマンさんは。。。あのォ~、ケーリー・グラントになった気分で。。。、それで。。。それで。。。、小百合さんが、あのォ~。。。オードりー・ヘップバーンでござ~♪~ますか?
うへへへへ。。。いけませんか?
それは。。。それは。。。、絶対に妄想のし過ぎでござ~♪~ますわア。
うしししし。。。それは、半分以上冗談ですよう。実はねぇ~、かなり以前に小百合さんが書いた次のメールを思い出したのですよう。

あの曲を聴いたら
寂しくなりました。
Date: 18/03/2008 5:49:34 PM
Pacific Daylight Saving Time
日本時間: 3月19日 午前9時49分
From: sayuri@hotmail.com
To: denman@coolmail.jp
映画音楽っていいですね。
本当にデンマンさんが歌ってくれてるようでした。
あの日本の景色が動画になってる曲は
日本人もカバーして 昔 歌ってましたね。
私があまりにも子供の頃で良く覚えてない。
デンマンさんは大人で素敵な人と映画でもいってたでしょうね。
でもあの曲を聴いたら寂しくなりました。
今 朝なのに気持ちは夕方
朝 コーヒーを飲み、YAHOOファイナンス外国為替情報で
カナダ$ をチェックして
100円を割らないで欲しいと願って!
メールの返信を打って、
1日のスタートが始まるのだけど、
ところで、たらの芽 ふきのとう が出始めました。
クレソンは まだでした。
山には4本桜があります。
1本は 色の濃い 八重桜です。
ぜひ この次
山小屋に来てください。
時間があったら 軽井沢にも…
今日は税金の事、実家の相続の事で出かけます。
ノー天気? 脳転記?
主人が私に良くいうけど何なの?
どうゆう字を書くのか 知らない全然
いい意味でないのは分かってますが・・・
小百合より
小百合さんが『シャレード』のテーマを聴いて書いてくれたのがこのメールなのですよう。
“本当にデンマンさんが歌ってくれてるようでした”と、小百合さんは書いていますけれど、デンマンさんは歌もなさるのでござ~♪~ますか?
なさると言う程でもないですけれどねぇ~。。。うへへへへ。。。。
マジで、デンマンさんが歌っているような曲なのですか?
まさかァ~。。。小百合さんのベタ褒めですよう!実は、僕は歌が苦手でねぇ~。。。、カラオケにも、これまでに2度行っただけなのですよう。でもねぇ~、今から振り返ると、自分でも信じがたいのだけれど、中学生の頃には合唱部にはいらせられたりして、マジで歌っていた時があったのですよう。うしししし。。。
それで、ロマンというのは。。。?
だから、メールの中で小百合さんが書いているでしょう?
ぜひ この次 山小屋に来てください。
時間があったら 軽井沢にも…
小百合さんが、その頃から小さな計画を立てていたのだなあああァ~。。。そう思いながら、軽井沢のプリンスホテルのスキー場で、休憩所のテーブルに座りながら、小百合さんの横顔をチラッと見ては、ロマンチックな気分に浸ったのですよう。。。
『餃子の話 - 餃子とロマン』に掲載
(2009年2月6日)
偶然にしては、できすぎていましたかしら?
できすぎていますよう。。。誰も信じないですよう。
そうかしら?
とにかく、栃木の山の家にも、軽井沢の別荘にも行きましたからね。。。今から振り返ると、まるで小説を読んでいるようで、自分でも信じられないほどですよう。。。うへへへへへ。。。
デンマンさん。。。下卑(げび)た笑いを浮かべないでくださいな。。。。ロマンスが台無しになりますわ。
あのねぇ、ロマンができすぎてしまったついでに、今度なパリへ行きましょう。
あらっ。。。今度は、マジでデンマンさんが私をパリへ連れて行ってくださるのですか?
いや。。。僕はバンクーバーからロッキー山脈を越えて、それから大西洋を渡ってパリに行きますから、小百合さんは羽田国際空港からユーラシア大陸を越えて、直通でパリへ行ってくださいよう。
。。。で、どこで落ち合うのですか?
エッフェル塔の下で逢いましょう。
あらっ。。。エッフェル塔の下に、このような青空カフェがあるのですか?
ありませんよう。。。僕がコラージュしてでっち上げた写真です。
。。。で、待ち合わせてからどこへ行くのですか?
もちろん、ブイヤベースを食べにアンヴァリッド(廃兵院)の近くにあるレストラン「ル・プティ・ニソワ (Le Petit Niçois)」へ行くのですよう。
あらっ。。。マジで連れて行ってくださるのですか?
そうですよう。。。うししししし。。。南フランス特有の地中海料理をパリで食べられるのですよう。。。便利になったものです。
それで。。。私を驚かせる趣向(しゅこう)があると、デンマンさんはおっしゃいましたよね?
よく覚えていますねぇ~? そうですよう。。。楽しみにしていてくださいね。
あらっ。。。ここで、教えてくださらないのですか?
現地に行ってからの方がいいでしょう?
でも、それでは、この記事をお読みになっている読者の方は、つまらないと思いますわ。
小百合さんは読者の楽しみまで考えてあげるのですかァ~?
だってぇ~、わざわざ『小百合物語』を読みに来られたのですものォ~。。。
小百合さんは本当に心が優しいのですね。
デンマンさん!。。。わざとらしい事をおっしゃらないでくださいなア!。。。そのような白々しい事を言えば読者の方々も、マジで白けてしまいますわ。
分かりました。。。じゃあ、小百合さんのリクエストだから、僕の趣向をここで公開します。
もったいぶらないで、ズバリ!と細木数子さんのようにおっしゃってくださいな。
分かりました。。。あのねぇ~、僕の知り合いでアコーディオンのうまいフランス人が居るのですよう。
マジで。。。?
小百合さんを相手にして、僕はウソを言いませんよう。 小百合さんは信じられないだろうけれど、僕と小百合さんのために『パリの空の下』を演奏してくれるのですよう。
それってぇ、この場のお話だけでしょう!?
あれっ。。。小百合さんは僕の言うことを信用しないのですか?
だってぇ~、これを読んでいる方は絶対に信用しませんわ。
やだなあああァ~。。。つまり、小百合さんも僕の言う事を信用していないという事ではありませんか!
だってぇ~。。。
だってぇも、とってぇも、あさってぇもないのですよう! マジで僕のフランス人の友人が小百合さんと僕のために『パリの空の下』を演奏してくれるのですよう。
あのォ~。。。つまり、デンマンさんのフランス人のお友達が、デンマンさんと私がブイヤベースを食べているテーブルまでやって来て、『パリの空の下』をアコーディオンで演奏してくださるのですか?
そうですよう。
でも、私は信用したとしても、この記事を読んで下さっている読者の方々は絶対に信用しないと思いますわ。
やだなあああァ~。。。、要するに、小百合さんも信用してないということじゃないですか!
うふふふふ。。。だってぇ、お話ならば誰だってぇできますわよう。
つまり、その証拠を見せろ!。。。早い話が、小百合さんは、そう言うのですね?
分かりますか?。。。うふふふふ。。。
小百合さんがそれ程言うならば、僕も証拠を見せますよう。
マジで。。。?
次のリンクをクリックしてください。
ブイヤベースを食べている
僕と小百合さんのテーブルのそばで
『パリの空の下』 をアコーディオンで
演奏します』
上のリンクをクリックするとマジで証拠が見られるのですか?
僕のフランス人の友人がアコーディオンを抱きしめて『パリの空の下』を演奏しますよう。。。とにかく、騙されたと思ってクリックしてみてね。
ですってぇ~。。。
確かに、フランス人の男性がアコーディオンで『パリの空の下』を演奏しますわよう。
でもねぇ、その男性がデンマンさんのお友達であるという証拠がないのでござ~♪~ますわ。
あなただって、素直には信用できないでしょう?
とにかく、次回は、もっと面白い話題になるはずですわ。
だから、これに懲りずに、あなたもどうか、また明後日、読みに戻ってきてくださいませぇ。
じゃあねぇ~。。。
メチャ面白い、
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下着・ランジェリーを見つけませんか?』
夢見る小百合さんの物語』
こんにちは。ジューンです。
セーヌ河です。
きれいですよね。
当然セーヌ河にも右岸と左岸があります。
この上の写真では右岸も左岸も、
はっきりと区別できませんが、
右岸はお金持ちが住む地区で、
左岸は労働者がたくさん住んでいる地区だと
言われています。
デンマンさんは次のように語っていました。
僕は完全にマリアさんの体の下敷きになって倒れてしまったのですよ。
サテンの感触を通してマリアさんの体温がもろに感じられて僕はゾクッとしましたよ。
しかも、強烈な香水の匂いが僕の鼻腔をくすぐるのですよ。
今から思えば、あの香水はイヴ・サンローラン(Yves Saint LAURENT)の「リヴ・ゴーシュ(rive gauche)」だったと思うのです。
1970年代に、それまでになかったフレッシュな香りの香水としてパリの若い女性たちの間で大人気になったのです。
爽やかな甘さの中にキリッとした青葉の香りが漂い、日本では今でも根強い人気があるとレンゲさんが言っていましたよ。
このリヴ・ゴーシュという名前は「左岸」という意味なのです。
パリを流れるセーヌ川の右岸(お金持ちの住むセーヌ川の北側区域)に住む人々のドレス姿に似合う香りではなく、
左岸(南側)に住む働く女性、つまり伝統にとらわれない若い女性のために作られた香水だそうです。
マリアさんもそのような庶民的な香水のイメージが気に入ったのでしょう。
でも、僕はマリアさんの下敷きになってその香水が強烈な刺激になって鼻腔をくすぐったのですよ。
うしししし。。。
あなたが女性ならば、多分
お気に入りの香水があるだろうと思います。
「リヴ・ゴーシュ(rive gauche)」を
試してみたことがありますか?
次のようなパッケージに入っています。
現在使っている香水に退屈したら
試してみたらよいと思います。
わたしも使っています。
爽やかな甘さの中に
キリッとした青葉の香りが漂い
気持をリフレッシュしてくれます。
ところで、英語の面白いお話をまとめました。
興味があったら、
次のリンクをクリックして
読んでくださいね。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。
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