ブルックリンのエマニエル夫人


  
2008年5月26日 (月曜日)
 
 
ブルックリンのエマニエル夫人
 
 

width=312 height=540 小百合さんですよ。
デンマンさんに尋ねてみようと思いました。

昔、エマニエル夫人の映画で、すごく年の離れてる男性と
シルビアクリステルが最後Hする時
あなたの趣味にまだ加えてもらえないの?
って、覚えがあって。。。
私が中学ぐらいで記憶が定かでないの。。。

誰かに聞いてみようとずーっと・・。  
やらP-ので 自分からレンタルビデオに
いけないし、この言葉が意味がいろいろとれるのです。
もちろん、誘ってるというのはわかりますが。

小百合より


『エマニエル夫人と山の家 (2008年2月6日)』より

こんにちは。デンマンです。

『エマニエル夫人』は間違いなく1970年代を象徴する画期的な映画ですよね。
1970年代に青春を過ごした人ならば、おそらく、男女を問わずにこの映画の洗礼を受けているのではないか?
この映画を見なかった人も、この映画の批評や評判や噂を聞いて、この映画の題名を知っているはずです。
それ程、この映画は当時話題になったものです。

ロッカールームでのエマニエルとマリー(右)

また、この映画の主題歌が有名になりましたよね。
どこへ行ってもテレビやラジオから聞こえてきたものです。
喫茶店に入っても、ショッピングセンターに行ってもバックグラウンドミュージックとして流れていたものです。
あの曲を少しだけ聴いただけでも、すぐに『エマニエル夫人』のテーマソングだと言うのが分かるのですよね。
そんな特徴のある曲です。

1970年代には「まったり」と言う言葉は全国的には知られていなかったけれど、正に、愛人同士が“まったり”と愛撫し合っているような、どことなく物憂い、甘ったるい、ちょっぴり退廃的なモノを感じさせるメロディーですよね。

『エマニエル夫人』は、現在でもソフトコアな官能映画の代表作として色あせない魅力があります。
「エマニエル」という言葉には、「官能」や「背徳」といった意味すら含められるようになっています。
様々な映画やその手のフィルムに「エマニエル」という言葉が含まれる作品がありますが、本家本元の「エマニエル夫人」シリーズには詩的イメージも含めて、かなう作品はなかなか存在しません。

夫を愛し貞淑な夫人として処女のように性に対して潔癖なエマニエル夫人。
やがて、社交界で紹介されたマリオという老紳士により、夫以外の男性との様々な交わりを体験します。
初めは殻に閉じこもっていたエマニエル夫人ですが、社交界のマダム達による女性同士の性の手ほどきを受け、さらに、マリオに導かれてタイの現地の男達とも体験を重ねてゆきます。
その過程で、固さを持った「未熟な女性」から、柔らかく魅力的で妖艶な「熟女」に変貌していくエマニエル夫人。

一流ファッション誌から抜け出てきたような女優の美しさ。
ちなみにシルビア・クリステルはモデル出身です。
ロマンチックでエキゾチックな風景。

そのような魅惑的な情景をバックに繰り広げられる優雅な女優の動きが過激なシーンを上手く和らげている感じがします。
でも、その柔らかさと美しさが逆に濃厚なラブシーンをかもし出しているのかもしれません。

by デンマン


『エマニエル夫人』より

私はあなたによって

実にいろいろな経験をさせてもらいました。

あなたにお会いした頃の私は「未熟な女」でしたが、

今の私はいかがでしょうか?

私はあなたの哲学を充分に理解して、

魅力的で妖艶な「熟女」になったでしょうか?

小百合さんの質問の答えが、すぐ上のエマニエル夫人の言葉でござ~♪~ますか?

僕がエマニエル夫人にそう語らせたのだけれど、解釈の仕方はたくさんあるでしょうね。おそらく 『エマニエル夫人』を観た人によって、それぞれ、さまざまに解釈できると思いますよ。だから、これだ!という正解は無いでしょうね。

そう言うものなのでござ~♪~ますか?

そうですよう。

ところで、おとといの続きですけれど。。。上のようなお話よりも、あたくしはデンマンさんとアンナさんの事の方がメチャ気になるのでござ~♪~ますわ。

卑弥子さんは、やっぱりアンナさんの事にこだわるのですか?

もちろんでござ~♪~ますわ。これを読んでいる人だって、アンナさんが本当にデンマンさんをエマニエル夫人のように、こうして籐椅子(とういす)に座って待ち構えていたのか?その真相を知りたいと思っているに違いないのでござ~♪~ますわ。

つまり、卑弥子さんは僕が話した事をウソだと思っているのですね?

そうではござ~♪~ませんわ。真偽の程を確かめたいと思っているだけでござ~♪~ます。

でも、卑弥子さんが僕の話を信じているのであれば、これほどこだわらないと思うのですよう。

デンマンさん!。。。今日は、おとといの続きを話してくださることになっているのですわ。無駄な事をしゃべらずに、アンナさんの事を話してくださいな。

分かりましたよう。卑弥子さんのことだから、何が何でも僕がしゃべらない限り引き下がらないのでしょうね?

そうでござ~♪~ますわ。前置きはこのぐらいにして本題に入ってくださいな。

あのねぇ、僕がアパートに訪ねて行くと、アンナさんはちょうど上の写真のようにニコニコしながら僕を待ち構えていたのですよう。

どうして、デンマンさんがやって来るのが分かったのでござ~♪~ますか?

実は、僕が口実を設けてマリアさんのアパートから出てアンナさんのアパートに向かうと、間もなくマリアさんがアンナさんに電話したと言うのですよう。

つまり、マリアさんはデンマンさんの行動を予測していたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。やっぱり、分かるものなのですかねぇ~?

女には第6感と言うモノがあるのでござ~♪~ますわ。デンマンさんはまだ若かったから、そういう女性の特殊能力について理解していなかったのですわよう。

とにかく、アンナさんと僕の会話を読んでみてくださいよう。

アンナさんとデンマン

ケイトーはマリアのことをずいぶんと見下していると思うわ。

いや。。。僕は決してマリアを見下したりしていないよう。

マリアはねぇ、こうしてあなたが私のところにやって来る事をすぐに感づいたのよう。だから電話をかけて寄越したのよう。

でも。。。でも。。。どうして分かったのかなぁ~?

ケイトーって見かけよりもオツムの回転が鈍(にぶ)いところがあるのね。

ん。。。?僕のオツムの回転が鈍い?

そうよ。映画館の中だって、あなたはマリアが気づいていないと思って私の手を握ったけれど、あの子はちゃんと気づいていたのよう。

どうしてアンナに分かるんだい?

マリアはあなたの右手を握っていたわ。ケイトーが左手で私の手を握れば、それは右手にも伝わって、マリアの手にも動きが伝わるものなのよう。あの子は横目であなたの動きを見ていたのよう。

でも、アンナは僕の手を無視してスクリーンに集中していたじゃないか!

分かっていたわよ。マリアがあなたの動きを横目で見ていたことも私には分かっていたわ。

まさか。。。?どうして。。。分かるんだい?映画館の中は暗かったじゃないか。

暗かったと言っても、映画を見始めれば目はその暗さに慣れてしまうものよう。ケイトーは私のことばっかり気にしていたから、マリアの事が分からなかったのよう。私には、あなたの事もマリアの事もちゃんと見えていたわ。

でも、マリアは一言もそのことを言わなかったけれど。。。

言う訳無いじゃないの。

どうして。。。?

見極めようとしていたのよう。

見極める。。。? 何を。。。?

あなたが私にチョッカイを出している事よう。

僕はふざけてアンナに接近した訳じゃないよう。。。。だったら、僕がマジでアンナの事を好きになってしまったことを、アンナだって分かっていたよね?

ええ。。。なんとなく。。。女の直感で分かっていたわ。

僕はマリアも“自由”を認めていたと思うけれど。。。

自由って。。。自由恋愛のこと。。。?

そうさ。。。だから、マリアは僕とアンナが二人きりで Lighthouse Beach に行くのを認めていたじゃないか。

本当は3人で行くはずだったのよう。もともと、マリアが言い出したことだったのよう。私がボーイフレンドと別れてふさいでいたから。。。でも、キャッシュの仕事がもらえて、マリアはスーパーのレジの穴埋めに出かけて行ったのよう。

なんだい。。。その穴埋めって。。。?

マリアが勤めていたスーパーで急に女の子が病気で出られなくなったのよう。それでマネージャーからお声がかかって、キャッシュで払うから来てくれって。。。

つまり、失業保険をもらいながらキャッシュで働くわけ。。。?

そうよ。。。持ちつ持たれつよ。マネージャーだって助かるし、マリアも臨時収入が入るでしょう?

マリアは僕とアンナが二人だけでビーチに行くことを知っていたんだ。

ケイトーはマリアが知らないと思っていたの?

僕はアンナが僕のために混浴露天風呂に案内してくれるものとばかり思っていたよう。

実はマリアが言い出したのよう。その時冗談半分で言ったものよ。“あたし、行けないけれど、ケイトーをあたしから取らないでね”って。。。

マジで。。。?

多分、こうなる事を予測していたのよね。

だったら、いいじゃないか。。。なるようになったのだから。。。

ダメよう。。。私はマリアを裏切る事ができないわ。

でも、アンナだって、結構、あの日ビーチで僕と一緒に楽しんでいたじゃないか?

だってぇ、もともとマリアが私のために言い出したのよう。私がボーイフレンドと別れて、ふさいでいたので、マリアが私を元気付けるために3人で Lighthouse Beach へ行こうと言う話だったのよう。 だから、私もマリアの気持ちがありがたかったので、素直にその気持ちを受けて、ケートーと久しぶりに愉快な時間を過ごしたのよう。

だからさぁ。。。今夜もその続きを。。。

ダメよう。。。調子に乗らないでよう。。。マリアの気持ちを裏切る事になるわ。

アンナって友達思いなんだねぇ~。。。僕は、ますますアンナの事が好きになってしまったよう。。。

変なところでおだてないでよう。。。とにかく、マリアはケイトーが私のアパートに来る事を分かっていたのよう。このままケイトーが私のところに朝まで居たら、マリアは絶対に傷つくわ。そういう事は私にはできないの。だから、今夜はおとなしく帰ってね。ケイトーは寅さんのように優しかったでしょう?

アンナはマジで寅さんの映画を見たことがあるの?

もちろんよう。ニューヨークには、もう80年も続いている日系人会があるのよ。そこで寅さんの映画の上映会があって日系二世のクラスメートに誘われて見に行った事があるのよう。

。。。で、アンナは日本語を勉強した事があるの?

会話はできないけれど中学校の教科書ぐらいならば何とか読めるわ。

ほおォ~。。。知らなかったなぁ~。。。

ケイトー。。。何よう、急に近づいてきたりしてぇ~

だから、アンナの友達思いの気持ちを考えて僕は帰ることにするよう。お休みのキスだよう。

そう。。。分かってくれたのね。

うん、うん。。。でもね、僕は、アンナのヌードを初めて見た時に中学生の時に見たプレーボーイのプレーメートが目の前に現れたような気がしたんだよう。

ええ。。。聞いたわ。。。ケイトーって、女心をくすぐるコツを知っているのよねぇ~。。。

うん、うん、うん。。。(ここで、ちょっと長いお別れのキスですう)。。。

ちょっと。。。ケイトー。。。くすぐったいわよう。。。うふっ。。。わたし。。。わたし。。。うふっ。。。それ以上ダメよゥ。。。

ん。。。? いいじゃないかぁ。。。?

ダメよ。。。ほんとにダメ。。。

僕は。。。僕は。。。つらいよう。。。寅さんの言葉に、「男はつらいよ」っていう台詞があるのをアンナも知ってるよね?

ええ。。。でも、やっぱりダメなものはダメなのよう。。。

思い直すことはできない。。。?

マリアは、わたしの小さな頃からの親友なのよう、その親友の気持ちを裏切る事はできないわ。

でも、アンナと僕は愛し合っていると思うけれど。。。

愛し合っているってぇ。。。ケイトーと会ってからまだ2週間なのよう。。。

だけど、僕は。。。僕は。。。アンナのことが堪らなく好きになってしまったんだよう。。。

うふっ。。。もう、本当に、これ以上はダメよう。。。お願い。。。もうやめてぇ~。。。

しかし。。しかし。。。アンナだって、ほらぁっ。。。もう、こんなにもォ~。。。

だから。。。だから、あふゥ。。。もう。。。、もう、これ以上ダメなのよう。。。ケイトーはいつもしつこいのよう。。。

思い直さない。。。?

ダメよう。。。わたしは。。。わたしは。。。自分の名前に恥じないように。。。

ん。。。?アンナの名前に恥じないように。。。?

言ったでしょう?。。。わたしの名前はgraceって意味なのよゥ。。。?その名を傷つけるようなことをしたくないのよォ~。。。

デンマンさんって本当にしつこいのでござ~♪~ますわねぇ~?

僕はねぇ、寅さんの気持ちが本当に良~く分かったよう。

“男はつらいよ”って事でござ~♪~ますか?

そうですよう。

でも、それは意味が違うと思うのでござ~♪~ますわ。

卑弥子さんはどういう意味だと思ってるの?

寅さんは自由人なのでござ~♪~ますわよう。ほとんどの日本人は現実社会の足かせを感じながら生きているのですわ。でも、寅さんはうらやましくなるほど自由に生きている。けれど、マドンナに恋をしてしまう純情な寅さんは真面目になればなるほど、滑稽に見えてしまう。

うん、うん、うん。。。確かに、そう言うところがあるよね。

それで結局、寅さんはピエロを演じるしかないのでござ~♪~ますわ。自分でも幸せをつかもうとしてマドンナに恋をするのに、いつでも恋は成就しなくて、周りの人が幸せになってゆく。寅さんは落胆して、また放浪の旅に出るのでござ~♪~ますわ。つまり、寅さんは、真面目に生きようとすればするほど、滑稽に見えて、理解されない。そこが寅さんにとってつらいのでござ~♪~ますわ。

僕と同じですよう。僕は真面目にアンナさんに恋をしているのに、アンナさんは僕が萌え萌えになればなるほど、マリアさんの友情を考えて僕から離れてゆく。

それはデンマンさんが浮気だからでござ~♪~ますわ。

だから、そこですよう。僕が真面目にアンナさんに恋をしているのに、浮気に思われてしまう。そこがつらいのですよう。

【卑弥子の独り言】

ですってぇ~
デンマンさんらしい理屈を捏ね回しているのでござ~♪~ますわ。
でも、誰が見たって、デンマンさんが浮気をしているように見えるのですわ。
あなただって、そう思うでしょう?

アンナさんがマリアさんの気持ちを考えて身を引こうとしているのに、
デンマンさんはシツコくアンナさんの尻を追いかけているのでござ~♪~ますわ。
みっともないほどですわ。

ところで、上のデンマンさんとアンナさんの会話を読んで
アンナさんが寅さんの映画を見たことが納得できましたわ。
なぜなら、アンナさんがデンマンさんよりもマリアさんとの友情を重く見たのは、
寅さんの映画のテーマに共通するような気がしたのでござ~♪~ますわ。
あなたは、どのように感じたでしょうか?

デンマンさんは、さらにアンナさんにアタックするのでしょうか?
どうか、あなたもまた、あさって読みに戻ってきてくださいね。
では。。。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

わたしも寅さんの映画が好きですわ。

嫌いな人に言わせると、

“あんなワンパターンの映画のどこがいいの?”

と言います。

でも、そのリフレーンがいいのですよね。

歌でも同じ言葉やリズムの繰り返しが

イヤではなく、むしろ快く響く事ってありますよね。

寅さん映画のテーマの繰り返しは

例えていえば、歌のリフレーンのように快く響きます。

基本的には人情喜劇なんですよね。

寅さんという「非日常」を登場させることによって、

社会や家庭、人間が持っている普遍的な悩みを

浮き彫りにさせ、家族のあり方や人間の生き方を

考えさせてくれるのですよね。

そう思いませんか?

自分の恋は成就しなくとも、

結果的に周りを幸せにする寅さんは、

ピエロとして描かれています。

寅さんという自由人は、

平凡な人にも幸せな気分を味合わせてくれるような

化学で言う“触媒(しょくばい)”ですよね。

自分は変わらないのに相手が変わって行く

“幸せの触媒”です。

ところで、『エマニエル夫人』をまだ観たことがない人は

次のリンクをクリックすると

YouTubeで、出だしのところだけ見れますわ。

■ 『YouTube で観る 「エマニエル夫人」』

あの有名なサウンドトラックを聞くこともできます。

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

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