コーヒーと餃子


 
2009年9月28日 (月曜日)
 
 
コーヒーと餃子
 
 
ロマンとデジャヴ
 
 

日付: Fri, 14 Nov 2008 10:24:11 +0900 (JST)
差出人: “sayuri@hotmail.com”
件名: 11月14日
宛先: “デンマンさん” denman@coolmail.jp

11月11日、わざわざ館林に来てくれて ありがとう。
今日は 次男坊の三者面談もあって 家に居ます。

デンマンさんは風邪ひいてないですか?
私は昨日からの暖かさで 少し調子がいいですよ。

行田に着いてから「かどや」に立ち寄ったのですね。
私にとっても懐かしい思い出の場所です。
「かどや」の ゼリーフライが食べられてよかったね。
焼きそばも食べたの?
私も食べたくなってきました。

去年、デンマンさんと一緒に食べることができなかったので、
今年はデンマンさんも ぜひ「かどや」で 一度 食べてから
バンクーバーに帰って 欲しかったのです。

お母さんも お土産に持ち帰った焼きそばを食べて
喜んでくれたのですか。
良かったですね。
イイ 思い出の 味になりましたね。
 
私も後で 行田に行って「かどや」で食べようと思います。

今日もミルミルに着きましたか。
お天気が良かったら、私も一度行ってみようと思います。

ところで、来週 軽井沢に来れますか?
お天気の良い日に来てください。
デンマンさんの都合があるでしょうから、
16日(日曜)のお昼までに 
メールかケイタイに連絡してくださいね。


館林ではデンマンさんとお話ができて楽しかったです。
バナナパイを食べ、コーヒーを飲みながら
ゆっくりとくつろげました。

デンマンさんが ご飯も注文せずに
餃子だけを食べながらコーヒーを飲んでいたのでちょっと驚きました。
やっぱり、カナダ生活が長くなると日本人には思いつかないような組み合わせで注文するのでしょうね。(微笑)

コーヒーと甘いもの ごちそうさまでした。

小百合より

『夢とロマンの小径 (2008年11月16日)』より

デンマンさん。。。去年、行田に帰省したときに小百合さんから受け取ったメールでござ~♪~ますか?

そうですよう。。。うししししし。。。

11月11日に館林に行ってガスト(GUST)で餃子を食べたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。

小百合さんが次のようにビックリしていましたわね?

デンマンさんが ご飯も注文せずに

餃子だけを食べながら

コーヒーを飲んでいたので

ちょっと驚きました。

やっぱり、カナダ生活が長くなると

日本人には思いつかないような

組み合わせで注文するのでしょうね。

実は、軽井沢の四川料理店でも餃子を食べたのですよう。

やっぱり、餃子とコーヒーでござますか?

中華料理店でしたからねぇ、さすがにコーヒーと餃子を一緒に注文しませんでしたよう。ラーメンと餃子を食べましたよう。

デンマンさんは、それほど餃子が好物なのでござ~♪~ますか?

好きですね。でも、バンクーバーでは、ほとんど餃子を食べないのですよう。

どうしてでござ~♪~ますか? チャイナタウンへ行けば安くておいしい餃子をたくさん食べる事ができるのでしょう?

そのとおりですよう。でもねぇ、バンクーバーに居ると不思議に餃子を食べたいと思うことがあまりない。

。。。んで、日本へやって来ると餃子が食べたくなるのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。もともと餃子は中国が本場なのだろうけれど、僕が初めて餃子を食べたのは日本ですからね。多分、そういう無意識が働いて日本に帰省すると無性に餃子が懐かしくなるのかもしれません。

。。。んで、軽井沢の餃子はどうでござ~♪~ました?

あのねぇ~、不思議なのは四川料理店で食べた餃子は一皿680円でした。館林へ行ったときに ガスト(GUST) で小百合さんと一緒に食べた餃子は一皿260円ほどでした。

それで、お味の方はどうだったのでござ~♪~ますか?

どちらもうまいのですよう。つまり、味はほとんど変わらないのですよう。要するに、軽井沢で食べた餃子には“軽井沢”と言う場所代が含まれていると、しみじみと感じさせられましたよう。うしししし。。。

。。。んで、館林の餃子には何か思い出があるのでござ~♪~ますか?

あのねぇ、館林のつつじヶ丘公園で白鳥を見たあとで小百合さんと館林のガストへ行ったのですよう。メニューを見たら、うまそうな餃子の写真が載っている。もう衝動的に餃子を注文しましたよう。

小百合さんは。。。?

当時、中国製の毒入り餃子がニュースになっていたせいか、小百合さんは餃子を全く食べませんでしたよう。

。。。んで、お飲み物は。。。?

僕はコーヒーです。小百合さんはチーズケーキとコーヒーでした。

デンマンさんは餃子とコーヒーでござ~♪~ますか?

そうですよう。そういう組み合わせは見たことがないと小百合さんは言ってましたよう。ウへへへへ。。。。

。。。んで、何が思い出深かったのでござ~♪~ますか?

だから、小百合さんと恋人同士のようにテーブルについて、本当に久しぶりに餃子を食べたのですよう。愛する人を目の前にして餃子を食べる。その時、これ以上のロマンチックな設定はないだろうと思ったのですよう。うしししし。。。

デンマンさんのロマンは260円の餃子でござ~♪~ますか?

そうですよう。

小百合さんは子供の頃からの聖地に別荘を持ったのでござ~♪~ますよね?

あのねぇ~、260円の餃子であろうが、2億6千万円の別荘であろうが、ロマンに値段の差はないのですよう。幸せをじっくりと自分のモノとして味わうこと。。。それがロマンの醍醐味ですよう。うしししし。。。

。。。んで、今日は「ロマンとデジャヴ」ですけれど、デジャヴって、なんでござ~♪~ますか?

日本語では「既視感」と訳すらしいですよう。僕が日本で暮らしていた頃には「既視感」なんて聴いた事も見た事もなかったし、もちろん、「デジャヴ」と言う言葉も知らなかった。

英語ですか?

もともとは déjà-vu というフランス語ですよう。『ウィキペディア』の説明を読んでみてください。

既視感 (デジャヴ)

既視感(きしかん)とは、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることである。
日本語では「デジャヴ」、「デジャブ」、「デジャヴュ」などとも呼ばれる。

原語の「vu」(「見る」を意味する動詞「voir」の過去分詞)、訳語の「視」は、いずれも視覚を意味するものであるが、聴覚、触覚など視覚以外の要素もここでいう「体験」のうちに含まれる。

歴史

“Déjà vu” という語は、超能力研究をしていたフランスの超心理学者・エミール・ブワラック (Émile Boirac) がシカゴ大学在学中に執筆した「超心理学の将来」 (L’Avenir des sciences psychiques, 1917年) の中で提唱されている。

概要

一般的な既視感は、その体験を「よく知っている」という感覚だけでなく、「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」というような違和感を伴う場合が多い。
「過去の体験」は夢に属するものであると考えられるが、多くの場合、既視感は「過去に実際に体験した」という確固たる感覚があり、夢や単なる物忘れとは異なる。

過去に同じ体験を夢で見たという記憶そのものを、体験と同時に作り上げる例も多く、その場合も確固たる感覚として夢を見たと感じるため、たびたび予知夢と混同される事もあるが、実際にはそうした夢すら見ていない場合が多く、別の内容である場合も多い。

既視感は統合失調症の発病の初期や、側頭葉てんかんの症状として多く現れることがあるが、健全な人に多発することも稀ではなく、一般的な感覚である。
一般大学生の72%が経験しているという調査結果もある。

過去の文学作品においても言及が見られ、近年現れ始めた現象ではないことを示している。
しかし、実験で既視感を再現することは非常に困難であるため、実験を通しての研究法は確立していない。

記憶喪失や夢などのギミックと組み合わせて物語の伏線として利用されることもある。

科学的見方

20世紀末から、既視感は心理学、脳神経学的研究対象として注目された。
科学的には、既視感は予知、予言ではなく、記憶が「呼び覚まされる」ような強い印象を与える、記憶異常であると考えられている。

ほとんどのケースではその瞬間の記憶のみが強く、その記憶を体験した状況(いつ、どこで等)についてははっきりしない事が多い。
同様に時間の経過により、既視感の経験自体が落ち着かない経験として強く記憶に残り、既視感を 引き起こした事象や状況の記憶はほとんど残らないことが多い。
これは短期記憶と長期記憶の重なり合いが原因と考えられている。
体験している事象は脳の意識的に働いている部分が情報を受け取る前に記憶に蓄えられ、処理されるからである。

他の説明としては、視覚によるものがある。
その理論によると、片目がもう片方の目より僅かに早く見た部分的な視覚が記憶され、ミリ秒後にもう片方の目で見た「同じ」光景が強い既視感を引き起こすと言うものである。
しかしこの説明は、既視感のきっかけが聴覚によるものや指先によるものである場合を説明できない。
また、隻眼の者も既視感を経験することが報告されており、これも説明出来ない。

未視感

既視感と逆に、見慣れたはずのものが未知のものに感じられることを「未視感」という。
「ジャメヴ」、「ジャメブ」、「ジャメヴュ」
(フランス語: jamais vu)とも呼ばれる。

雑学

多くの場合、初めて訪れた場所の風景や会話の内容などに、既視感を持つ場合が多い。
この現象には、様々な説があるが、人間の感覚から神経を通ってきた信号が、脳内で認識され記憶されるという段階で、脳内で認識される作業以前に、別ルートを通り記憶として直接脳内に記憶として蓄えられ、脳が認識をした段階で、既に記憶として存在するという事実を再認識する事によりおこる現象ではないかという説がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんだか、難しい事が書いてあるのでござ~♪~ますわね?。。。んで、どうして「デジャヴ」を持ち出してきたのですか?

あのねぇ~、去年(2008年)の11月7日(金曜日)に僕は小百合さんと行田で会ったのですよう。

その時にデンマンさんはデジャヴを経験なさったのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。

でも、どうして今になって記事に書く気になったのですか?

あのねぇ~、まだその時の事を小百合さんに話してないのですよう。

つまり、その時小百合さんに話したら、小百合さんがムカついて。。。ぶっちぎれてぇ~デンマンさんに絶交を言い渡すような衝撃的な告白なのでござ~♪~ますか?

やだなあああァ~。。。どうしてそのように悲劇的な方向に卑弥子さんは解釈してしまうのですか?

だってぇ、デンマンさんがしばしば書いていましたわア。

なんてぇ。。。?

“他人の不幸は蜜の味!”

あのねぇ~、卑弥子さんまでが僕の不幸を見て喜ばなくてもいいのですよう。

やっぱり、デンマンさんの不幸と関係あるのでござ~♪~ますか?

いや、いや。。。不幸な事ではなくて、むしろロマンチックな出来事ですよう。

それなのに、どうしてその場で小百合さんに話さなかったのですか?

あのねぇ~。。。、説明するのが難しかった。。。どのように切り出そうか?。。。話し始めたとして、小百合さんが理解できるように説明することができるだろうか?。。。僕自身が不思議な光景を目にしたのですよう。。。僕は自分でも、ちょっと信じられなかった。このような事が実際に起こるものなのだろうか?

それほど不思議な情景をデンマンさんは目になさったのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。。。ここ3,4日、ずっと考えて、ようやく僕は記事に書けるような気がしたのですよう。

分かりましたわ。。。その不思議な光景って、いったい。。。いったいどのような光景だったのでござ~♪~ますか?

この日は11時半に大長寺で待ち合わせて、しばらく大仏の前の白いテーブルに座って話しをしたのですよう。

。。。んで。。。、んで。。。、テーブルにつく前に山門の下で Hよりも感じる再会のハグをしたのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんは、そうゆう、どうでもいい事はよ~♪~く覚えているですねぇ~?

。。。んで、それから。。。、それから。。。、どうしたのでござ~♪~ますか?。。。あのォ~。。。あのォ~。。。ラブホでござ~♪~ますか?

卑弥子さん!。。。身を乗り出してウェブカムに近づきすぎですよう!。。。また、鼻の穴が大きく映し出されていますよう!んも~♪~!

デンマンさん!。。。

いい加減にしてくださいなア!

余計な事を話さなくても

結構でござ~♪~ますから、

細木数子のように

ズバリと言ってくださいなア!

あのねぇ~、ズバリと言ったら、「デジャヴ」が良く解(わか)らなくなってしまうのですよう。上のウェキペディアの説明を読んでも、かなり難しい事が書いてあるでしょう?!だから、順序良く話さないと話がこんがらがってしまうのですよう。

分かりましたわ。。。では、なるべく手短にお願いしますわ。

テーブルに座ってロマンチックに雑談をした後で『珈琲苑』へ旨い挽きたてのコーヒーと、ほっかほっかのゼリーフライを食べに行ったのですよう。

。。。んで、ゼリーフライを食べてから、あのォ~。。。、ラブホでござ~♪~ますか?

卑弥子さん!

いい加減にしてくださいよう!

どうしてラブホにこだわるのですか?

だってぇ~、レンゲさんの時にはラブホに立ち寄ったのでござ~♪~ますわ。

卑弥子さんは「ラブホ」と「デジャヴ」を混同しているのじゃありませか?

余計な事は話さなくても結構ですから、先を急いでくださいな。

あのねぇ~、小百合さんは大長寺の東側にある桜並木がお気に入りのスポットなのですよう。それで、その場所に行ったのです。。。2羽の白鳥が泳いでいるのに出くわしたのはその時のことだと思うのですよう。

それで2羽の仲の良い白鳥に刺激されて2回目のHよりも感じるハグをなさったのでござ~♪~ますか?

卑弥子さん!。。。あなたこそ余計な事をしゃべって、無駄な方向に話しを持って行こうとしているじゃありませんか!

分かりましたわ。。。どうそ、先を急いでくださいな。

あのねぇ~、白鳥を見ているだけではつまらないので、僕は小百合さんの好きなチーズケーキを食べながら、またロマンチックに話がしたいと思ったのですよう。

それで。。。、それで。。。、おいしいチーズケーキが食べられるラブホへしけこんだのでござ~♪~ますか?

卑弥子さん!。。。んも~♪~ 今度、ラブホを持ち出したら、僕はこの話を止めますからねぇ。

分かりましたわ。。。もう2度と持ち出しませんから、どうぞお心を安らかに、お話くださいな。お願い致しますう。

あのねぇ~、その時、不思議な事に、あの白いドレスの女性の事が思い出されてきたのですよう。

白いドレスの女性でござ~♪~ますか?。。。あのォ~。。。デンマンさんが小学生の時に見たと言う。。。?

そうですよう。思い出してください。

投稿日時: 2008/08/22 12:30 (ロンドン時間)
日本時間: 8月22日 午後8時30分
バンクーバー時間: 8月22日 午前4時30分

朝吹 登水子さん の「私の軽井沢物語」は
23年くらい前 に出版だったかな?
私が20歳 ?

地理的、場所の名前、軽井沢を好きでない人には
つまらないかも。 登場人物も 有名な人ではあるけれど
昔の人で こんがらがって 読みずらいかもね。

でも 名前をみて ん~ あの人の家系のお祖父さん
かも? とかと想像して 話を頭に入れていきました。

翻訳(フランスの本)をしていたそうですが、
そっちは 全然 覗こうと思いません。

本は小説でなく まったく あの方の思い出を
そのまま 本にしてあった。
軽井沢はまだ120年ぐらいの歴史です。
その前の武士の時代のちょんまげの所は
知ろうと思いません。


(アレキサンダー・クロフト・ショー)


(日本聖公会・ショー記念礼拝堂)

1886年 ショー氏が軽井沢を避暑地として 暮らし始めた
明治から 自分なりに 知りつくしたかったのです。
本の中で初めて 聞いた場所 知った事が
新鮮で 次の日はその場所に 行ったりと…
楽しかったですよ。

横浜のニュー グランドホテル が軽井沢にあって
演奏会や ダンスパーティ が開かれていた。
そんな大昔に 朝吹さんは青春時代を軽井沢で
過ごせた。 なんて 幸運な人。

戦争で 大変な食糧難の時も流通の悪い
軽井沢で疎開した不幸な場面も読んだ。

僕も調べてみましたよう。
朝吹 登水子さんがどんな本を書いていたのかと思って。。。
僕は、彼女の本は一冊も読んでないのですよう。
名前は聞いたり見たりしたことはあったのに。。。

もしかすると、知らずにこの人の訳した本を読んでいたかもしれません。
僕はフランス文学にかぶれていた事もありましたから。。。

調べた後『本と映画』のサイトで次の記事を書きました。
読んでみてね。

■ 『私の軽井沢物語 – 朝吹登水子』
   (2008年8月20日)

本の事で勉強になった なんて 子供みたいな事
私が言って、
デンマンさんが 「何が?」と検索している
と思いました。 

そうですよう。ずいぶんと調べてみました。

朝吹さんの 別荘を塩沢湖のほとりに移築したそうです。
睡鳩荘(すいきゅうそう)
本にでてくる リビングや イスに会えると
うれしい 気持ちですが…
次回いきます。
長々 ごめんね。

うん、うん、うん。。。そうですか?
小百合さんと一緒に行ってみたいですね。


投稿日時: 2008/08/22 23:15 (ロンドン時間)
日本時間: 8月23日 午前7時15分
バンクーバー時間: 8月22日 午後3時15分

『ネットカフェ』スレッドより
ロンドンの 『ビーバーランド e-XOOPS』


『軽井沢物語 (2008年8月26日)』より

上流社会

今日は上流社会についてお話なさるのでござ~♪~ますか?

そうですよう。でもねぇ、僕は上流社会だとか下層社会だとか。。。そう言うようにレッテルを貼る事は嫌いなのですよう。

どうしてでござ~♪~ますか?デンマンさんは下層社会に生まれて育ったので、上流社会に対して嫉(そね)みとか、妬(ねた)みを感じているのでござ~♪~ますか?

ほらねぇ~。。。十二単を着ていると、そのような事を言うのですよねぇ~。。。僕はそのように言われるのが一番イヤなのですよう。

つまり、あたくしが本当の事を申し上げたので、デンマンさんは頭に来て、ムカついているのでござ~♪~ますわね?

ますます僕の気に障る事を卑弥子さんは、わざと言うのですか?

わざとではござ~♪~ませんわ。あたくしは思ったとおりの事を言っているのでござ~♪~ますう。常日頃からデンマンさんが本音で生きなさいと言っているので、あたくしはデンマンさんの助言どおりに、心に浮かんだ事をズバズバと申し上げているのでござ~♪~ますわ。

心に浮かんだとしても、言わなくていい事まで言う必要は無いのですよう。

でも、上流社会についてデンマンさんがお話になるのですから、あたくしの申し上げている事は決して脇道にそれているとは思いませんわ。

でも、卑弥子さんは、まるで日頃の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、わざと僕の気持ちを不愉快にさせていますよう。

いいえ、それはデンマンさんの誤解でござ~♪~ますわ。あたくしは『小百合物語』のホステス役としてデンマンさんのお手伝いをしているだけでござ~♪~ますわ。おほほほほ。。。

だったら僕を不愉快にさせるような事を言わずに、今日の話題に沿った事を言ってくださいよう。

分かりましたわ。。。んで、デンマンさんにとって上流社会とは、どのようなものなのでござ~♪~ますか?

実は、僕は思いがけなく、子供の頃に上流社会を垣間見た事があるのですよう。

どのようにして、でござ~♪~ますか?

ちょっと次の写真を見てください。


 
実はねぇ、この写真は僕がコラージュして作ったものですよ。僕が小学校1年生か2年生の頃覗き見た別世界のイメージですよ。

行田ですか?

そうですよ。行田の町は戦前、足袋で知られた町だったのですよ。日本の足袋生産の7割から8割を占めていたと言われたほどです。行田の町を歩くと、どこからとも無く、次のような音が聞こえてくると言うのですよ。

フンジャトッテ、カッチャクッチャ

フンジャトッテ、カッチャクッチャ

フンジャトッテ、カッチャクッチャ

何ですか、これは。。。?

足袋を作る女工さんがミシンを踏む音ですよ。フンジャとは、ミシンを踏んで、トッテとは、給料を貰って、カッチャで、行田のフライを買って、クッチャでフライを食べるわけですよ。それで、ミシンを踏む音がフンジャトッテ、カッチャクッチャと聞こえると言うのですよ。

つまり、“行田のフライ”と言うのは、女工さんのための食べ物だったのでござ~♪~ますか?

調べてみると、どうも、そうらしいのですよう。

。。。んで、上のカッチャクッチャは、デンマンさんが語呂合わせで作ったのですか?

違いますよう。昔から行田で言い伝えられています。ところが太平洋戦争後、アメリカからナイロンの靴下が入ってきて、足袋産業はすっかり落ちぶれてしまった。僕が小学生の頃には足袋を履いて学校へ行く生徒なんて全く居ませんでしたよ。

それで、足袋と白いドレスを着た女性の写真は、一体どのような関係があるのでござ~♪~ますか?

行田の本町(ほんちょう)通りと言うのが町のメインストリートなんですよ。その通りには足袋で財を成した人の大邸宅と工場が建っていた。でも、僕が小学生の頃はほとんどの工場が足袋を作らず、学生服だとか作業衣を作るようになっていた。でも、つぶれてゆく工場が後を絶たなかった。その一つが上の写真ですよ。

つまり、足袋で財を成した人の大きな邸宅があったのですわね?

そうですよ。でも、僕が小学校へ行く道筋にあったその邸宅は、いつも大きな門が閉まっていた。門が開いているのを見たことが無かった。

それで。。。?

いつも大きな門が閉まっていて中が見えない。子供心に、この家の門の中はどのようになっているのだろうか?好奇心が湧いてきたのですよう。

それで、デンマンさんは覗いてみたのでござ~♪~ますか?

そうですよ。がっしりとした大きな門も風雪に晒されてガタが来て隙間ができていました。それで、その隙間から覗いたのですよ。

そうして見たのが上の写真のイメージだったのですか?

そうですよ。びっくりしましたよ。白いドレスを着ている人なんてアメリカ映画でしか見たことが無い。それに晴れているのに白いパラソルなんかさしている。“晴れているのに、なぜ傘をさしているのだろう?” それまで、パラソルをさしている女性を見たことが無かったのですよ。とにかく、幻想的というか、初めて見る夢のような光景に、別世界と言う感じがしたものですよ。白いドレスと、白いテーブルに椅子、日本人離れしたイデタチの女性。僕はフランスに行ったような錯覚に囚われたのですよ。フランスに行けば、おそらくこのような光景を見るに違いない。。。そう思ったものですよ。

それで、なぜ、デンマンさんが小学生の時に見た貴婦人は結婚式でもないのに、結婚式の時に着るような白いドレスを着ていたのですか?

確かに、普段、着るようなものじゃないですよね。

それで、貴婦人は一人っきりで居たのですか?

実は、少なくとも二人居たのですよ。相手は同じ年頃の男の人でしたよ。二人はテーブルに腰掛けてコーヒーか紅茶を飲んでいたのですよ。

他にも人が居たのですか?

テーブルに座っていたのは二人だけでした。でも、ちょっと離れたところに人が居たようにも記憶しているのですよ。

一体何をしていたのでござ~♪~ますか?

だから、僕と小百合さんが白いテーブルに座って大仏を見ながら、いろいろと取り留めの無い話をしていたように、そのカップルもお互いに気心が知れているように気兼ねなく楽しそうに話をしているように見えましたよ。

ただ無駄話をしていただけでしょうか?

なぜ、あのような白いドレスを着て周りの世界とはあまりにもちがった“外国”でお茶を飲みながら談話していたのか?僕にだって、なぜなのか断言できませんよ。想像を膨らませる以外には答えようが無いですね。

デンマンさんはどう思われるのですか?

僕は“最後の晩餐”ならぬ、“最後の茶会”だったのではないだろうか?今、考えてみると、そのように思えるのですよ。つまり、華麗で豊かな時代が終わったのですよ。行田の足袋産業は斜陽化していた。すでに繁栄の時代の終焉は見えていたのですよ。その女性は30代の半ばだったかもしれません。一緒に居た男性は夫だったかも知れません。二人はハネムーンにパリに行ったのかもしれません。

女性は、パリで着たドレスを出してきて身につけたのかもしれませんよ。工場も邸宅も人手に渡ってしまった。それで最後の茶会を夫と二人で楽しんでいたのかもしれません。

でも、その邸宅は、いわば風雨に晒されて朽ち果てるような佇(たたず)まいだったのでござ~♪~ましょう?

そうですよう。工場は操業していなくて、廃業に追い込まれていたようです。大きな門もペンキがはげて、かなり傷(いた)み始めていましたよ。でもねぇ、二人の思い出の中では、真新しい邸宅のままだったかもしれませんよ。

もしかして、その二人は幽霊なのでは。。。?

まさかぁ~。。。僕は学校が終えてから通りがかりに覗いたのだから午後3時半か4時ごろでしたよ。晴れ渡っていて、雲もほとんど無くイイ天気でした。芝生の色が鮮やかに記憶に残っていますよ。第一、幽霊だったら、足が無いでしょう?僕の見たその二人には足がちゃんとありましたよ。だいたい幽霊ならば、晴れ渡った昼下がりに出てきませんよう。

それで。。。男の人はどのような服装をしていたのでござ~♪~ますか?

それが。。。やっぱり普段着ではないのですよ。タキシードのようなパシッと決めた服装をしていましたよ。とにかく、アメリカ映画の中でしか見かけないようなカップルでしたよ。その前にも後にも、行田では見たこと無いような、とびっきりハイカラな格好をしていましたよ。

もしかして、デンマンさんが夢を見て。。。その夢を現実と混同していたのではないですか?

もし夢ならば、20年も30年も記憶に残りませんよ。あの鋳鉄(ちゅうてつ)でできた白いテーブルと白い椅子ね。。。これが、とにかく印象的に僕の脳裏に焼きついたのですよ。

そんなモノがですか?

卑弥子さんは、“そんなモノ”と言うけれど、当時小学生の僕はテレビの『名犬ラッシー』にハマっていたのですよ。庭にある洒落(しゃれ)た鋳鉄製(ちゅうてつせい)の白いテーブルと白い椅子は『名犬ラッシー』の中でしか見たことが無かったのですよ。言わばそれは僕にとってアメリカを象徴しているようなものだった。それが、大きな門の隙間から覗いた向こう側の庭にあった。そこにアメリカを覗き込んだような驚きでしたよ。ショックと言った方が的確かもしれませんよ。それほど衝撃的に小学生だった僕のオツムのスクリーンに焼きついてしまったのですよ。

それほど衝撃的だったのですか?

そうですよ。アメリカは僕にとってテレビの中の世界だった。言わば夢の世界だった。その夢の世界が大きな門の向こう側にあった。僕が知らずに毎日通っていた道の傍らに別世界があったのですよ。

どれぐらい覗いていたのですか?

どんなに長くても5分以上は覗いていませんでしたよ。

カップルが居たのは門からすぐ近くだったのですか?

門から20メートルほど離れていましたね。

デンマンさんが覗いていることは気づかれなかったのですか?

気づいている様子は全く無かったですね。楽しそうに夢中になって会話している様子でしたよ。

今でもその場所はあるのでござ~♪~ますか?

もう、20年近く前にその場所は取り壊されて新しい建物が建っていますよ。

行田のどの辺にあったのでござ~♪~ますか?

本町(ほんちょう)通りにあったのですよ。この上の地図だと125号が本町通りです。僕が小学校の頃の面影はほとんど無くなってしまいました。“徳樹庵(とくじゅあん)”という居酒屋がありますが、ここにあったと思うのですよ。

今は居酒屋になっていますが10年ぐらい前は、この店は洋食屋だった。まだ僕のオヤジが生きていた頃で、僕が帰省した時には家族でこの店に食べに行ったものですよ。タバスコが食卓にあって、オヤジが“こういう物は初めて見るなぁ~”と言って興味深そうにカレーに振りかけて食べていたことがあった。今、思い出しましたよう。

面白いお父さんでしたのね?ところで、小百合さんと一緒にパスタを食べたと言うお店は、上の地図ではどこにあるのでござ~♪~ますの?

大長寺の隣に赤い丸がつけてあるでしょう?ここがパスタの店ですよ。

大仏からすぐ近くでござ~♪~ますの?

すぐですよ。ほんの目と鼻の先ですよ。2007年の11月、この大仏の前に初めて白いテーブルと椅子を見たとき、小学生だった時のあの衝撃が再び僕のオツムに蘇(よみがえ)ったのですよ。


『上流社会 (2008年8月28日)』より

思い出しましたわ。確かにデンマンさんと白いドレスの女性について話したのですわ。でも、その女性がどうだとおっしゃるのでござ~♪~ますか?

小百合さんに何とか、その当時の行田の上流社会の痕跡でも見せる事ができないか?。。。僕は考えましたよう。。。せめて、昔を偲ぶことができるような喫茶店で小百合さんと一緒にチーズケーキを食べながら話そうと思ったのですよう。

つまり、白いテーブルとイスがあった場所の近くに喫茶店があるかどうか?デンマンさんは探したのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。でも、残念ながら、見つける事ができなかった。“徳樹庵(とくじゅあん)”がその場所なんだけれど、喫茶店じゃなくて居酒屋なのですよう。

それで、どうなさったのでござ~♪~ますか?

その向かいにパシオス(PASEOS)のビルが建っている。

昔を偲ぶ事ができるような喫茶店はないから、このビルならば、しゃれたカフェでも入っているだろうと思った。

パシオス(PASEOS)って何でござ~♪~ますか?

卑弥子さんは関西の人だから知らないんだねぇ。パシオスと言う店は、株式会社田原屋(たわらや)が展開する衣料品専門店なのですよう。関東・中部を中心に支店を持っている。婦人・紳士・子供服・服飾・肌着・リビング用品・生活雑貨を扱うチェーンストアですよう。

パシオスってフランス語ですか?

僕も初め、そう思ったのだけれど、PAragon SElection for Original Style(一人一人に逸品の一品)の都合の良い文字を集めた造語ですよう。

ビル全体がデパートになっているのですか?

いや。。。違うのですよう。1階には中村屋というスーパーが入っている。2階3階4階をパシオスの店が使っているようです。

。。。んで、しゃれたカフェがあったのですか?

ありましたよう。高級志向のカフェではなかったけれど、カフェテリアと言うか簡易食堂のようなものがあったのですよう。カウンターの向こうにおばさんが二人いて、うどんとかサンドイッチのようなものを作ってくれるのですよう。

。。。んで、チーズケーキはあったのでござ~♪~ますか?

運が良かったというのか、ガラスケースの中に一つだけ残っていたのですよう。それを半分に切ってもらって小百合さんと一緒にコーヒーを飲みながら食べたのですよう。

それで。。。どこが「デジャヴ」なのでござ~♪~ますか?

あのねぇ~、僕と小百合さんが居たのはパシオス(PASEOS)のビルの5階です。テーブルが8つぐらいあって、フロアーの8割ぐらいはゲームコーナーになっていた。ちょっとうるさい。静かに落ち着いて話をするような場所じゃない。でも、お客さんは僕と小百合さんだけしか居なかった。

デンマンさんは、そのカフェで初めてコーヒーを飲みチーズケーキを食べたのでござ~♪~ますか? 

そうです。パシオス(PASEOS)の3階まではあがった事があった。でも、カフェに行った事はそれまでに一度もなかった。とにかく、行田の町を3階以上の高さから見た事がなかった。僕は窓辺に歩いていって外を見た。実に天気の良い日で、まさに秋晴れと言うにふさわしい天気だった。午後3時半ごろだった。

それで。。。?

僕は窓の外を見て驚いた。

なぜ。。。?

リスボンの光景が広がっていた。ポルトガルの首都リスボンの甍(いらか)の波—薄茶色の屋根瓦の波、そして白壁が僕の目にありありと見えている。

それで。。。?

小百合さんが僕のそばにやって来た。そしてその光景の中に混ざり合ったのですよう。

マジで。。。?

「過去に実際に体験した」という確固たる感覚が僕にはあったのです。夢や単なる物忘れとは異なるのです。まさに既視感(デジャヴ)だったのですよう。

でも、デンマンさんは小百合さんとリスボンに行ったことは無いのでしょう?

もちろん、小百合さんと一緒にリスボンに行っ事など無いのですよう。外国ではカナダで出会っただけです。でも、夢で見たわけでもなく、白昼夢でもない。記憶が「呼び覚まされる」ような強い印象を伴って僕の目の前に蜃気楼(しんきろう)のように現れた。実際には一度も体験したことがないのに、すでにリスボンで体験したことのように感じたのですよう。

そのような事が実際にあるものなのでござ~♪~ましょうか?

卑弥子さんだって、そう思うでしょう?。。。信じられないでしょう?。。。去年、僕がこの「デジャヴ」を体験した時に、その事を小百合さんに話しても、おそらく卑弥子さんのような反応が返ってきたはずですよう。だから、僕は何も言わなかった。到底、説明できないと思ったから。。。でも、小百合さんがこの記事を読めば、僕が異常に興奮しながら窓の外を見ていた様子を覚えているかもしれません。

でも、どうしてそのような事が起こったのでござ~♪~ましょうか?

1年前のことを思い出して、じっくりと考えてみた時に、僕には思い当たる事があった。

それは、何でござ~♪~ますか?

目の下を見れば見慣れた行田の町並みが見えるから、急にリスボンに変わってしまったわけじゃない。。。でも、パシオス(PASEOS)のビルの5階から見る光景が、かつて、ジューンさんと見たリスボンの屋根瓦の波にそっくりだった。

上の地図で言うと125号国道のはるか向こう—長野中学と進修館高校のあたりと、忍川(おしかわ)を挟んで、その西側の新興住宅地の屋根を見ているのですよう。5階の高さから生まれて初めて見る光景だったのですよう。

。。。んで、小百合さんは、どのような反応を示していたのでござ~♪~ますか?

無関心に近かった。チラッと外を見ただけですよう。僕が驚きながら見ている遠くの光景など、小百合さんにしてみれば、さほど珍しい景色でもない。それよりも、「今度来るときには三男を連れてこよう。。。ここならば、ゲームをして遊ぶ事もできるから、グズル事もなく、もう帰ろうよう、なんて言う事もなく、わたし、のんびりできそうだわ」。。。そのような事を言ってましたね。

デンマンさんにとって、なぜ、それほど驚きだったのでござ~♪~ますか?

自分が生まれ育った町を5階の高さから見たら、まるで別の町なのですよう。長野中学と進修館高校のあたりが、まるでリスボンの町の屋根瓦の波のように見えた。

でも、リスボンの町の写真では海が見えますわ。

だから空の色が海に見えたのですよう。

でも、小百合さんにとっては、珍しい光景でもなかった風景が、どうしてデンマンさんにだけ、そのような驚きの光景になって見えるのでござ~♪~ましょうか?

もちろん、僕が裏表まで知っていると思っていた生まれ育った町が、5階の高さから見たら、全く想像もしていなかったリスボンの屋根瓦の波と白壁。。。、その風景に重なった。

でも、どうして、リスボンですのォ~?

これまで知っている町並みでは、リスボンの屋根瓦の波が、最も良く似ていたからですよう。

ただ、それだけの理由でしょうか?

いや。。。やっぱり、あの白いドレスの女の影響もあるのでしょうね。ちょっと左手を見れば、“徳樹庵(とくじゅあん)”が入っているビルが見えるのですよう。

そこにはかつて、あの白いドレスの女性が住んでいた邸宅があったのですよう。小学生の僕はフランスと言えばエッフェル塔だけしか知らず、その時、なぜかイメージとして、その女性がエッフェル塔の前に佇(たたず)んでいたイメージが僕のオツムに現れたものでした。

判りましたわ。

卑弥子さんに何が判ったのですか?

どうしてリスボンの町並みがデンマンさんに見えてきたのか?

どうしてですか?

そのリスボンの町並みはジューンさんと一緒に行って見たのでしょう?

そうですよう。。。

だから、今度は小百合さんと一緒に行きたいというデンマンさんの願望が、そのような幻影を生み出したのでござ~♪~ますわ。

【デンマンの独り言】

う~♪~ん。。。
卑弥子さんは源氏物語だけしか知らないと思っていたのですが、男の、いや。。。人間の深層心理についても、かなり研究しているようですよね。
驚きました。
確かに、無意識のうちに小百合さんとリスボンに行きたいと言う願望があったのかもしれません。
それで、ほんの些細な事。。。たとえば、屋根瓦の色だとか、白壁。。。そういうものが増幅されてジューンさんと見たリスボンの風景に、僕が見た行田の風景が重なったのかもしれません。

ジューンさんが立っているのはサン・ジョルジェ城 (Castelo de São Jorge)です。
この城は、リスボンの東にある山の頂(いただき)に美しくそびえる古城です。
今から1500年前のユリウス・カエサル(シーザー)の時代にローマ人の手によって初めて築かれたのでした。

城までは、市電を「カテドラル前」で降り、そこから路線バスに乗ってゆくと楽です。
石畳の細い急坂を登って行くバスの車窓から外を眺めると、
もうそれだけでも充分な生(なま)のアトラクションを見ているような気分になります。

城からの眺めは非常に素晴らしく、南にテージョ川、西にリスボン市街を見渡すことができます。
ところで、この川はスペイン語ではタホ川(El Tajo)、ポルトガル語ではテージョ川(O Tejo)です。
イベリア半島で最も長い全長 1,008kmの川です。
上流側の910kmがスペインにあり、河口側の98kmがポルトガル領にあるのです。
それで、川の呼び名も違ってくると言うわけです。

このサン・ジョルジェ城から、沈みゆく夕陽を眺めるのは感動的でした。
人影もまばらな日没前、城の見張り台に立つと、静寂の中に「ヒュー」という風の音だけが聞こえ、一瞬、ジューンさんと僕が1500年前にタイムスリップしたような気持ちになったものでした。

そのような事がパシオス(PASEOS)の5階の窓から、はるか北の方、進修館高校の辺りを見た時の光景に重なったのでした。
その時、そばには小百合さんが居たのでした。
にっこりと微笑(ほほえ)む小百合さんを見た時、僕のまぶたのスクリーンには次のようなイメージが再びはっきりと浮かんできたのでした。

僕にとって“徳樹庵(とくじゅあん)”のある場所は、言ってみれば“ミステリー・スポット”なのです。
小学生の時に見た白いドレスを着た女の人のイメージが、このあたりを歩いていると不意に思い浮かんでくるのです。

そうなのです。マジで、このようなイメージが思い浮かんでくるのですよう。
あなたには信じられないでしょう?

でもねぇ、海外を放浪して、さまざまな景色になじんでいると、ふいにロマンとデジャヴが結びつく事があるのですよう。
だから、あなたも、暇があったら、海外放浪してくださいね。

ええっ。。。?そのような暇もお金もないのォ~?

でもねぇ、昔の人は言いましたよう。

なせばなる なさねばならぬ何事も

ならぬは人の なさぬなりけり

貧乏旅行をしようと思えば、金がなくてもできるのですよう。
そうすれば、そのあとで、あなたにデジャヴが、お金には代えがたいロマンをもたらしてくれるのですよう。
信じてねぇ~。

とにかく、あさっても、面白い話をしたいと思います。
あなたも、どうか、読みに戻って来てくださいね。
じゃあ、また。。。

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

卑弥子さんとデンマンさんのやり取りを

楽しく読ませてもらいました。

食べ物のお話もでてきましたね。

わたしはフランス料理とイタリア料理が好みです。

これはイタリア料理のバヴェッティーネです。

焼穴子、あさりと松茸に、

たっぷりの芽葱(ネギのスプラウト)が

あしらってあります。

おいしそうでしょう?

食べた瞬間、京都の老舗(しにせ)で味わうような

上質の和食を連想させる優しい味わいです。

イタリア料理の後のデザートは、

フランス風で締めくくりたいですよね。

これはクレームエペスです。

クレームエペスと言うのは、

フランス・ノルマンディー地方の生クリームの一種です。

乳酸発酵させた爽やかな酸味と芳醇なコクが特徴です。

クリーミーなヨーグルトといった感じの味わいです。

エペス(epaisse)とはフランス語で

「厚い」「濃い」という意味の形容詞で、

その味わいを表現しています。

どことなく懐かしいキュートなテイストです。

しかも、フレッシュな巨峰との相性が抜群ですよ。

もっと楽しいグルメのお話は

次のリンクをクリックして読んでくださいね。

■ 『仔牛とロマン (2008年5月14日)』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。

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